新たな力を獲得したマシュ・キリエライト――
だが百万の軍勢たる天使を打倒することはできず、
リリスの元へ辿り着く前ついに捕らえられてしまうのだった。
「くっ……ああ、はああッ……!」
「マ、マシュ……!」
「やっほー、立華。それとキリエライト。アンタたちの命運もついにここまでって感じ? いやホント……ここまでよく頑張ったとアテシは思うよ、マジで。でもさ、頼みのサーヴァントがあの様じゃもうお終いでしょ。同情してあげるよ。あんなのが相棒で・希望だったとか、可哀想を通り越して絶望的じゃん」
「マシュは……まだ……!」
「そうですっ……! 私たちはまだ、負けていませんッ……!! リリス……貴女なんかに――」
(ずぼぉおおっ!!!)
「んっく、ううぅうううううンンンッ♥♥♥!!」
「! マシュ!!」
「はっ、はっ……おおぉオオっ……♥♥♥」
「くくっ……あーあ、ついに始まっちゃったねー♪ あんなにでっかいの咥えこむとか、キリエライトもなかなかやるじゃん♪」
「や、やめさせろリリス……!」
「えー、忘れたの立華? 天使はアテシが従えてるんじゃない。勝手に暴走してるだけ。まあその気になればアテシが物理で何とかしてやれなくもないけど……それをアテシがすると思う? キリエライトに」
「ッ……!!」
天使によるマシュへの凌辱が始まった。
どういう変化が起こったのかは知らないが、天使はその躯体を更に悍ましいものへと作り変え・少女の膣内を激しく蹂躙す。
マスターの少年が見ているその前で。
リリスと呼ばれるサーヴァントが悪辣な笑みを浮かべながら。
少女は。マシュは、その身の純潔……無敵性を喪った。
「く、っ……たとえどれだけこの身を汚されようと、今の私は……決して……挫けることはありません……!」
「あー、そういうのがマジで気に障るってのが分かんないかなーキリエライトは。酷いことされてンだから、怯え、泣き、叫んで、絶望すればいいのにアンタはさー」
(ずぶっ、じゅぶウウッ!! ずぼっ、ずぼっ、じゅぼぼっ!)
「はぐぅッ♥ あっあ、ああッ……♥ んんっ、ンぐッ……あっあん、あッ、んぅああああッ――♥♥♥!!」
「マシュ……!」
「ねーねー、立華。アレ、いつまで持つと思う? あんな化け物に犯されて……マスターも見てる前だってのに、あんな風に叫んで……あれでよくシールダーを名乗れてるよね」
「まだだ……まだマシュは……!」
異形に犯される少女の快楽と苦痛に満ちた悲鳴。
その中でリリスの愉快そうな声が少年の耳朶を打つ。
だとしても彼の気持ちは変わらない。少女――マシュ・キリエライトへの信頼は一切損なわれず、この状況でも一縷の希望を信じて拳を握り締めていた。
「ふぅん、立華がそう思うのは勝手だけど……キリエライト、もう終わりみたいよ?」
「ッ……!?」
「んおっ♥ おおッ♥ い、ぐッ……んんんっ、んぐッ……♥ はあっあ、ダメっ♥ こんな、っ……マスターが見ている前でっ……♥ おおっ、うぉっ♥ い、いくッ♥ おっおっ♥ いくいくっ♥ んイッ……あっあ、はあっ♥ い、ぎ、ますっ……♥ んぅおッ♥ い、い、イっぐっぅうううッッ♥♥♥」
(びゅるるる、どびゅ、びゅるぅうううッッ!!!!)
「おおぉおおおおオオォォオオッッ♥♥♥!!」
(ぶびゅ! ずびゅぅっ! びゅぶるるるッ……!!)
「ほおっ♥ おッ♥ おおっ、んおっ♥ おぉおおッ――♥♥♥!!」
「はっ……はっ……はっ……♥」
「マ、シュ……」
「あらら……キリエライトの奴、気絶しちゃったねー。だらしない、だらしない。まああんだけ激しくイってりゃ仕方ないかー。うんうん、よく頑張った方だと思うよー。おつかれさまでしたー」
天使が吐き出した、おそらくは精だと思われる大量の白濁液に、少女の意識は激しい咆哮と共に喪失した。
それほどの威力、そして快感だったということだろう。
およそ穢れを知らないサーヴァントにとって、敵の……それも異形である怪物の凌辱は凄まじかったに違いない。
「ふふっ、あの様子じゃ……いつかキリエライト死んじゃうかもねー」
「ど、どういう……っ!?」
「言ったはずだよ。あの天使はアテシが操ってるわけじゃない。キリエライトがどんな状態だろうと、それこそ死ぬまで犯し続ける――」
「ッ……!」
リリスの言葉通り、天使は気絶したマシュに向かった再度の抽挿を行おうとしていた。
元より支配者の命令を忠実にこなす機械のような存在。暴走状態にある今もそれは変わらない。死ぬまで自分たちを追跡してきたあの姿を考えれば、これ以上は少女の生命の危機にも繋がりかねない。
「た、頼む……! 天使を止めてくれ……!」
「んー、立華の頼みなら聞いてあげたいけど、キリエライトだしなー。…………でもいーよ♥ アテシのお願い聞いてくれたら……キリエライトのこと助けてあげる♥ 大好きな立華のお願いだしね♥」
怪しく微笑むリリスの誘惑の前に、少年は――
(うっ……私は……気を失って――マスターは、今なにを……)
「えっ……?」
「ほーら立華、もっとアテシに溺れちゃいなよー♥」
「うっ……リリス……!」
「キリエライトのことなんか放っておいてー、アテシとイイことだけシてよー♥」
「ッ……も、もう……出る……! うあああっ!」
(ま、マスターが……リリスと……)
「あーらら、立華ってば気絶しちゃった。ふふ、そういうトコも可愛いけど……♥」
「リリス、マスターに何を……!!」
「あ、ようやく起きたキリエライトー。おっはー。アンタが天使とよろしくやってる間に、立華……アテシのモノになっちゃったから♥」
「!!??」
「さっきの見てたら分かるでしょ? そんな化け物のチンポでアヘってるアンタのことなんか見限って、今はもーとにかくアテシに夢中なワケ。そういうわけだから……立華のことはアテシに任せて、アンタは好きにしてなさい」
「ああっ……ああああッ……!!」
最愛の少年が敵のサーヴァントと行為に及ぶのを見て、マシュの中で何かが確かに揺れた。
それは奇しくも、少女が持つ最後の神秘に影を落とす結果となり――
(じゅぼ! ずぼぼ! ぢゅぷんっ! ぶじゅ、ぢゅぶぅ!!)
「あっ♥ ああッ♥ んぐ、んはあッ♥ ああっ、んぉおッ♥ はっはっ、んんンッ……んひぃッ♥ あっあ、オッ♥ おおっ、ぅおおッ♥ んあっ、あッ……ダメっ……はあっあ、んッ、ぐぅうううッ♥♥!!」
「あんだけ膣内に出されといてまだ孕んでないとか、やるじゃんキリエライトー♪ でもさ、今ちょっと揺れたよね。僅かでも疑心を抱いたそんな状態でシールダーやれると思ってる? 子宮の『護り』、喪ったんじゃない?」
「はああっ、うあああッ♥ んっ、ふぅぅうッ♥ おおっ、オッ、おおおおッ――っ♥♥♥」
リリスの言う通り、少女の最後の防壁――子宮を護っていたその加護が確かに弱まっていた。
怪物の精を幾度浴びれども決して堕ちることのなかった結界。
それが、いま壊れようとしている。
「ううあっ、あッ……私は、まだっ……♥ 心は、まだっ……負けるわけには……!!♥」
「無駄ぁ、無駄ぁー♥ もう何をしたって無駄だって。アンタはアテシに『負けた』の。その事実を抱いてさっさと終わりなさい!」
(ぼじゅっ! じゅぶぶ! ずぼ、じゅぼぉ!)
「おほぉっ♥ おおっ、ほオオっ♥ あッあ、はああっ……! うっあ、い、ぐぅうッ……♥ ダメ、これっ……もうっ……イっ……♥ おっ♥ あっあ、イグッ♥ おまんこ孕まされてイグっ♥ シールダーの護りが破られるっ♥ マスター、すみませッ……おおッ♥ 私、もうっ……お、終わっ……堕ちッ……♥ は、孕ませて……いっくぅううゥゥゥゥッ♥♥!!」
(びゅるるるう、どびゅ、びゅびゅる、ずびゅぅううう!!)
「おおおっ♥ ほぉおっ♥ おっほおッ♥ んぅおおおぉぉオォォオオおおオッ♥♥♥!!」
「はっ、はっ、はっ……ぁへ、……ぇへへ……♥♥♥」
「はい、キリエライトしゅーりょー。安心してよ。立華はちゃーんとアテシが護っといてあげるからさー。アンタはそこで化け物の苗床にでもなってなさい。アテシ、もうアンタに興味なくなっちゃったから♥」
リリスの嘲笑がこだまする中、少女の最奥にしっかりと化け物の種が到達す。
決して破られることのなかった純白の護り。
それが音を立てて崩れ落ちていき――
その後――特異点は崩壊した。
しかし今でも、理の通じなくなったその世界で快楽の声が響いていた。
「おおっ、オっ……♥ あっ、はああっ……ん、ぐぅうッ……♥ あっ、あ、またっ……♥ また、産まれっ……♥」
「あ…………マシュ…………」
「もー、立華ー。またキリエライトなんか見てー。あんなの、もう何回も見た光景でしょ? どーでもいいじゃん☆ ほらほら、今はアテシのことだけ見て……もっと気持ちイイことしよっ♥ ねっ♥」
「あ……うん……」
「い、ぐっ……♥ んぉおおッ♥ おおっ、ほぉおおッ……♥ 産まれ、るっ……♥ また、産まれちゃいますっ……♥ あっあ、見て……ください、マスターっ……♥ わ、私っ……あ、またっ……♥ んんおおッ♥ おおっ、オっ♥ い、い、イクっ♥ お腹すごく揺れて、っ……おほっ♥ あっあ、キモチ、これっ……い、いぐっ♥ いぎますっ♥ いくいくいく、イっくぅううううッ♥♥♥!!」
(ずりゅりゅ、ヂュぼぉおっ……!)
「おほぉぉおおおぉぉおッッ……♥♥♥」
「はっ、はっ……あ、マスター……わらひ、っ……♥」
「うあっ……リリス、もうっ……!」
「んっ、いーよ立華っ♥ また出してっ♥ ナカで出してっ♥ そろそろアテシのこと……孕ませちゃっていいからっ♥ んっ……好きっ♥ 立華、好きっ♥」
「ああ、俺も……リリスのことが……!」
「あっ、あああっ……(マスターは……もう私に……見向きもしてくれないんですね……)」
リリスと少年が愛を交わす中、マシュは静かに絶望に暮れる。
敗北したパラディーン。今となってはマスターの意識を引き付ける……そんなことすら叶わず、ただただ静かに目の前の光景を眺め続けるだけだった――
31日
2025-06-05 23:04:58 +0000 UTC