前回の本でFANBOXでの同人誌公開が追い付いた為、こちらでも発売月の更新と併せて公開していくことにしました。
是非本編をご覧の後、下記の解説記事をご覧くださいませ。
それではどうぞ
「昔々のそのまた昔」
子供に絵本を読み聞かせる形で始まる本作ですが、そのセリフは弊サークルの過去作「弱体化TSドラゴンさんの受難」の主人公、メイが担っています。
読み聞かせを聞いている子供はメイとシルの子供ですね。
既存作品を時系列順に並べると、TSドラゴンさんとTS巫女さんは最古のお話に該当します。
既に絵本になっているので相当昔のお話。
そして視点は絵本の中に入り、本編が始まります。
主人公は数多の神を屠ってきた英雄。その英雄が最後の神を討ち取らんとしていましたが、圧倒的な力量差を前に一瞬で負けてしまいました。
目を覚ますと色々な違和感を感じ、手を胸にむけてみると、そこにはたわわなおっぱいが実っておりました。
なんだこれはと、初めて神に問いかける主人公。
神は屈強な英雄を堕としたらどうなるのかに興味がありました。
無力な女の子に変え、己の巫女にしたら、主人公はどう変化していくのか。それを見まもるために契約を迫りますが、主人公は当然拒否します。
神はヒトの感情が解らないので、好みの姿にしてあげたのにどうして?と的外れな疑問を投げかけます。
それに怒った主人公は、神の顔面に魔法を放とうとしますが、契約をしていなくとも神の管理下にある主人公は、魔法の発動を止められてしまい、調子に乗らない方が良いと忠告されます。
肉体的に無力になってしまった主人公は、神の威圧感に圧倒され、恐怖し、正面からでは勝てないと悟ってしまいました。
恐怖にあてられた主人公は、浅はかにもその夜にだまし討ちを仕掛け、案の定見破られてしまうことに。
一瞬にしてベッドに押し倒された主人公は、お仕置きと称した女の身体での初セックスを体験することになるのでした。
神も言っていますが、女の交尾を経験して、主人公の心にどんな変化が現れるのかを見ることが目的でした。
初めての挿入で、痛みと共に強い屈辱感を味わう主人公ですが、めげずに脱出しようとしたところで、Gスポットにガツンと一撃。
昼間の威圧で既に身体が屈服してしまっている主人公は、意志とは関係なくそのイチモツを受け入れてしまっているんですね。
そうこうしているうちに快楽に呑まれていき、意識もブラックアウトしていきました。
目が覚めた主人公は、もう半ばヤケクソ状態で(今回は好き放題された恨みという意味も込めて)神を殺しにかかりますが、水やりをしていたジョウロで難なく防がれてしまい、そのまま青姦される羽目に。
その後も幾度となく挑んでは、頭が真っ白になるまで犯されまくりました。
この間がおよそ1,2週間くらいでしょうか。
毎日毎日セックス三昧の日々を送るうちに、体も心も蝕まれていきました。
そしてある日の事。
無意識のうちに出てしまった「もっと」という台詞。
神を殺し、神の管理下から民を救うはずの英雄が、快楽に溺れかけてしまっている事を自覚し、どうしたらいいかいよいよ分からなくなってしまいました。
襲って来ないことを不思議に思った神は、主人公を探しに外へ。
家のすぐ脇にある湖で黄昏ている主人公は、神が肩に触れようとしたところで、触るなと精一杯の抵抗を見せます。
これ以上あの神の顔をまともに見てしまったら、いよいよ自分の心が壊れてしまう。
水面に映る変わり果てた自分の姿を見て、主人公はそう確信してしまいました。
しかしもうどうしようもなく、身体も口も勝手に動いてしまう。
俺はいったいどうしたらいいという問いかけに、神もまた、己の変化を口にし始めました。
最期の神はヒトに興味があり、数多の神の中で唯一人里に降り、彼らの姿で、大昔から彼らを観察し続けていました。
必要のない交流をし、必要のない食事をとり、必要のない睡眠を真似、ヒトを理解しようと頑張っていました。
しかしいつまでたっても分からず仕舞いで、気が付けば他の神々は主人公に殺されている始末。
そこでついに主人公が最後の神の前に現れ、神は初めて『2人で』の生活を始めました。
神は人々に寄り添って生きていましたが、傍に誰かがいたことはありませんでした。
人々が警戒することを案じて住処も人里から少し離れた小屋に住み、ヒトの生活を営みながらも、過度な接触を避けていました。
主人公との二人暮らしが、たった1,2週間であるにもかかわらず、神に大きな変化をもたらしていました。
初めて感じた「楽しい」という感情に希望を見出し、神もまた、さらなる理解に踏み出すためにと決心します。
もう他の神はいないし、このひと時を続けるためならば、最後の神は人間になってしまおうと。
こうして神を殺すという大義名分をも失った主人公は、神のヒトに堕ちよう宣言にあっけを取られたまま、勢いにのった告白にOKしてしまいます。
ここで神の目にハイライトが灯りますが、この時点で心を得た=人間になりました。
そうして、もう何も壁が無くなった二人は、一晩中イチャラブセックスに励むのでした。
中途半端に気を遣って、うるさい!!の一言と共に騎乗位で始めた時は、主人公はきっとこう思ったことでしょう。
こいつの事は嫌いだが、こんなやつに気を許して愛液だらだらにしている自分はもっと嫌いだと。
神が人に堕ち、主人公が女として生きていくことを決めた朝。
思い出したように、神が問いかけます。
君の名前を教えて欲しいと。
主人公の本名はガリウスといいますが、神に負けた元の自分は既に無く、夫となった元神に名付けて欲しいと返します。
そこで出てきたのが「メイ」という名前。
過去作「TSドラゴンさん」でも、TSしたドラゴンさんは、シルに対してメイと名乗りました。
TSドラゴンさんより遥か昔の出来事ではありますが、このドラゴンさんはこの神とメイの子供にあたります。
元神と元英雄が結ばれ、ドラゴンが誕生しちゃいました。
本作は、TSドラゴンさんのご両親のお話だったのでした。
親子そろってTSしちゃうだなんて……!
ちなみにドラゴンさんはこの世界全てのドラゴンの祖ですので、正確にはドラゴン族を生みだした夫婦でもあります。
微妙に残っていた神の遺伝子と英雄の遺伝子が合わさって最強の種族が産まれたお話でした。
めでたしめでたし。