・長崎県に旅行いってきたよ!の記事です。写真がめっちゃ多いです。
・そもそもこの旅行は何なのかというと、ぼくの誕生月である10月の個人的な恒例イベントで、毎年この時期に行く旅行というもの。
・ある年には鹿児島
・またある年には広島へ。
・長崎はぼくが住んでいるところからは果てしなく遠いので、大坂空港で乗り継いで向かう。大阪に着くまで「まっぷる」で長崎の情報を収集する。
・「旅先でこういう雑誌を開くのはダサい」と思っていた時期がぼくにもあった。行った先で気の向くままに歩いてみるのが旅というものなのだと、それがかっこいいんだと思い込んでいた。でも今は、より多くの体験をさせてもらうためには絶対に多くの情報を持っておいたほうがいいという学習をしたので、毎度図書館で借りるようにしている。
・大阪空港に到着。ここでクソバカすぎるミスをやらかす。すぐ乗り継ぎがあるというのに、何を思ったのか空港の出口を出てしまったのだ。結果、預けた荷物だけが長崎へ行ってしまい、ぼくは大阪にとり残されてしまった。次の長崎行きまで4時間のロスが発生した。
・4時間……………………さっき「まっぷる」を見ながら目論んだ計画は音を立てて崩れた。
・しょんぼりしながらイートインのたこ焼きをほおばっている時、突然ひらめいた。
・そうだ、
・「太陽の塔」に行こう!!
・かつての大阪万博のシンボル。まじまじと見たことは一度もなかったし、今は内部が復旧して、見学をできるようになったというので、いつか見に行きたいと思っていた最中だった。空港からモノレールで約40分。行って見て帰ってきたとしても十分すぎる時間が思いがけず用意された。
・太陽の塔、感想を一言で言うと『異様』です。本当に凄い。これほどにも異様な風貌の巨大建築が大阪に実在しているというその事実にも驚かされる。
・岡本太郎の作品を前にすると、「生命のパワー」を突き付けられる感覚がある。おそらく彼は、「絵を描く」「彫刻を彫る」という意識をもっていない。喜びであるとか、怒りであるとか、形はないけど果てしないパワーを秘めた何かを外の世界に引っ張り出そうとしてるのではないのだろうか。結果として、奇抜なものが出来上がる。
・令和になった今もなお確かな存在感を放ち続けているのは、奇抜な風貌ということだけではない「生命のパワー」みたいな極めて普遍的なテーマを見事に体現しているからだと思う。
・内部も見たよ。本当におすすめなのでぜひ見に行ってください。
・ほんとうに異様だ。遠目でもすごすぎる…
・そんなこんなで、次の飛行機でようやく長崎に降り立った。「満席での運行」ってアナウンスしてたし、ギリギリで乗れたっぽい、着いてよかった…。
・レンタカーを借りる。旅先のローカルFMってめっちゃいいよね。必ず聴きます。目的地である長崎市まではある程度距離があるので、「佐世保」へ寄り道をすることにした。
・佐世保にある水族館
・そのまま佐世保で夜ご飯。佐世保バーガーを食べたくて入ったけど、なかった。佐世保には米海軍基地もある影響かアメリカ文化の色が濃い雰囲気がある。メニュー表もわざわざ2言語分用意されているし、道行く人も海外の人ばかりだ。店主が恰幅のいいヒゲを蓄えたトルコ人で、やたらに声が大きくておもしろかった。元気なラーメン屋さんくらいのテンションある。
・「トルコピザ」おいしかった!店主のソウルフードなのだろうな…と思いを馳せながら、こぼれそうな黄身を生地ですくい上げる。「マスターおいしいよ!」「アリガトネー!!」
・ホテルにチェックイン。
・その後は、大好きな路地裏ウォッチング
・いいね~~~~~~……長崎市の路地裏もいい感じっす!旅先では必ずやってしまう。
・ラーメンとおにぎり食べた。大好きななめこ汁も!
~2日目~
・長崎の町中には路面電車が行き交っており、市内の散策は車ではなく路面電車を使うのがセオリーらしい。まっぷるで知った。よし、今日は運転はせず一日中長崎の町を歩き回るぞ!
・8時30分、コメダ珈琲で朝食。地元の個人店へ入りたい気持ちももちろんあるけど、そもそも朝早くから開いてる店というと言わずと知れたチェーン店しかない。そういうものだ。それでいい。ミルクの量ウケ狙ってます?これ笑うとこ?
・今回の長崎旅行最大の目的地の開館時間を待つ。
・それがここ。【原爆資料館】だ。
・毎年個人で行ってる誕生月旅行には、ひとつテーマを設定している。それが【負の歴史を知る】というテーマである。
・鹿児島県知覧。数多くの若き隊員が「特攻」に飛び立った最前線の地である。開聞岳(かいもんだけ)を眼下に、ここで見る最後の日本の景色を胸に、飛び立っていったのだという。
当時の特攻平和会館へ行ったレポ漫画があります。よかったらどうぞ。
↓

当作品は、2020年ぶんかまが鹿児島の知覧を訪れた際のレポートとその後の出来事を漫画にしたものです。お馴染みのファーソナがまだ存在しませんのでそのまま人間の姿で描かれています。最終、ぼくなりの答を出していますので、是非最後までご覧ください。 ↓ ↓ ↓
・広島原爆ドーム。かつてこの地で何が起こったかは言うまでもない。
・別に「負の歴史を知ってどうしたい」、という目的があるわけではない。こればかりは本当に直感。「若いうちに知らないといけない気がする」という直感でしかない。今では考えられないほど狂っていた時代があったという事実を受け止めて、背筋を伸ばしたいのかもしれない。自分がちゃんと生きていくためにも。
・この記事では旅全体のことを書きたいので、資料館のことはクローズアップしませんが、しっかりと目に焼き付けてきました。
・でも入口のことだけ聞いてほしい。資料室に続く道がらせん状のスロープになっていて、下へ降りていくほどに、「2000」「1995」「1990」「1985」「1980」…と壁の文字が過去へ遡っていく演出になっている。かなり、ゾッとする演出だった。一番下まで降りて現れる「1945」の先が、資料室へと続くのである。
・資料館の後は町を歩いた。原爆に破壊された町の名残が各所に残っている。写真は原子爆弾落下中心地。
・平和祈念像――上を指差しているのは上空で炸裂した原爆の恐ろしさを、水平に伸ばした腕は平穏な世の中への祈りを、折りたたんだ右脚は「静」落ち着いた心を、ひざを立てた左脚は「動」困った人を助けに行く精神を、瞑った目は犠牲者への悼みを、屈強な肉体は人々を護る安心を、表しているそうです。すごい、西洋と東洋の精神が複合したかのようなこんな深い意味が込められていたとは…。
・ぼくの横には、ローソンでハピろう!みたいなテンションで記念写真を撮ってるご婦人がいた。
・爆発で吹き飛んだ一本足鳥居と鐘楼。このまま町に遺ってる。
・原爆資料館と、それに関係する地を巡り終えて13時30分。最大の目的を終えたので、ここからはいかにも観光らしい歩き方をすることに。
・町中にも路面電車内にも、黄色の帽子を被った小学生たちが大勢いた。様子を見るに、県外からの学習旅行で探検学習か何かをしてるっぽい。
・電車内で、小学生と地元おじいちゃんの会話が聞こえてきた。
おじいちゃん「どこから来たんだい?」
小学生「どいつ!」
ぼく(おもしろっ)
・小学生は見るからにクソガキといった感じのデブ。隣に座ってたやせ型の男の子が「長野っ…」とフォローしていた。
・「NO SKATEBOADING」Tシャツを着ていたらスケボーを抱えた人が来たので嬉しくなって撮ってしまった。
・世界遺産の大浦天主堂。「信者発見」の奇跡があった地。
・めがね橋。アビーロード的な写真を撮ろうとしてるアジアの観光客。
・こんなナチュラルに二宮金次郎置いてあるんだ。
・日本の玄関口と言われていただけあり、建築様式がとにかく異国です。かっこいい。
タコライス食べた。
・かわいいコラボやってた。思わずステッカー買っちゃった。
・港。すげえイカした雰囲気。ここ日本?
・2日目のラストは、「長崎県美術館」。これは現地についてから知ったんだけど、企画展で「ブラックジャック」原画展をやっているという。大喜びで入場してきた。
・有名すぎるあのページやこのページの原画実物が展示されていた。「おこがましいとは思わんかね」の原画も展示されていて、マジで感動した!!写真は物販で購入した特殊印刷原稿。右のページもうんと好きなので意識して探したけど実物の展示はなかった。
・歩いた
~3日目~
・最終日。この日組んでた予定もかなり楽しみなものだった。
・軍艦島クルーズ!波が穏やかだったので上陸もできたのは本当に嬉しい!
・波が50㎝以下でないと上陸ができないとのことで、7月なんかは14回の航海のうち4回しか上陸ができなかったらしい。ガイドの人も「おめでとうございます!」と言ってた。
・すげ~~~~~
・こんなに狭い島におよそ5000人が住んでいたというのだから驚きである。世界一の人口密度を謳っていて、その記録は今も塗り替えられていないそうだ。
・アクブロの使い方を覚えたのでここぞとばかりに撮ってます。でもピントは合わないし指は写ってるしでヘタクソです。これは別途道具が必要になるな。
・廃墟のエモさ、はもちろんあるものの、軍艦島がいかにすごい場所であったか、どれほど当時の日本を支えてきたか、暮らしが裕福であったか、そういう生活の背景を現地に降り立って知ることができてよかった。単なる廃墟島ではないのだ。写真は「軍艦島デジタルミュージアム」にて。
・帰港中の船から。本当に『軍艦』すぎる…
・最終日にしてようやくこれを食べられました。長崎ちゃんぽん!
・あとは皿うどんね。とても美味しかったので2皿ペロリでした。
・グラバー園。長崎観光ではあまりにも定番の地です。港がかなり近かったので最後に行くことが叶ってよかった。
・衣装の貸し出しサービス。カワイイ。これを着てお出かけしてる人もたまに見かけられて「ありがとう」の気持ち。
・カステラ。タコライス・ちゃんぽん・皿うどんと来たので、定番グルメは一通り楽しめたかな。
・BANZAIサイダー。その時代にヒットした炭酸飲料水を復刻したものらしい。飲み歩きおいしかった。
・時間いっぱいまで遊んで長崎を後にした。
・レンタカーを返却して空港に着く。次は乗り継ぎをミスらないぞ…と心に決めて保安所のゲートを抜ける。人は失敗から学ぶ生き物。
・乗り継ぎ地の大阪。往路ではしょんぼりしながら食べたたこ焼きをまた頬張って、この日の日報に手を付けた。
・空の上で、それを完成させた。
・今年も旅に出られてよかった!次はどこに行こうか、考えている。
・旅に出る度に感じるのは、その果てしなさだ。今回の長崎にしても、長崎市内の散策がメインだったけど、もっと離れた五島列島とか、雲仙とか他にもある。佐世保には行ったけどまだ全然回れていない。「長崎に行ってきた!」とは言えまだまだ多くの見所が他にあるのだ。気が遠くなる。
・でも、それでこそなのだと思う。知れば知るほどに、知らないことが倍に増えていく。気になることが他に出てくる。もっと見たい場所が現れる。そうして自分の無知を知る。まるで町全体にやさしく殴られる感覚だ。だから、旅はいいのだ。
・また何処かの町で、やさしく殴られると思います。
ぶんかま
ぶんかま
2024-11-05 05:37:21 +0000 UTCあああ
2024-11-05 05:05:08 +0000 UTC