はじめに、私をフォローしてくださっている方々にお知らせです。
アイコンとヘッダーを変更するにあたって、名前も【兎馬】に変更します。初期に始めた頃より絵柄や方向性が変わってきたため、今更ながら気持ちを切り替えるという意味も込めて変更しました。内容はいつも通りのため、そこらへんは安心してください。
以上、私からのお知らせでした。
と、いうことでね。お久しぶりです。兎馬と申します。
今回は『私の自己流の塗り方講座』という内容で進めさせていただきます。
塗り方、といっても完全自己流ですので、十人十色蔓延る絵描きたちの一人として参考程度に考えていただけると嬉しいです。「この絵柄、塗り方を目指したい!」という方メインに向けて送ります。
初期の頃と比べたら線画が行方不明になったぐらいの変更点ぐらいで、塗り方などはあまり変わっていない(線画がいない代わりに影を濃くするなどの工夫は除く)ため、そこら辺を説明解説できたらいいなと考えています。
では、本編スタートです。
まずは一通りの流れを一言で表します。
①……一番薄い影の色で全体的な影を描く。
②……濃い影二種類で影の色が濃そうなところを描く。
③……全体的に光が当たってそうなところを軽く塗る。
④……光の中で特に光が当たってそうなところを塗る。
⑤……反射光というものがあるのでそれっぽく塗る。
⑥……全体の深み?を持たせる。
⑦……色々調節して完成。
「詳しいこと表記せずに何を言ってんだ?」
それはそう。しかし、ここでアレコレ文字を詰めて説明されても文字の波にさらわれてしまう場合もあるので、それにうまく乗れるように一つずつ丁寧に説明しようと思います。
まず、はじめに”レイヤー”について。
塗り方にあたり、私はあらかじめ決まったレイヤーを作成し塗っています。適宜増やしたり減らしたりしていますが、基本的やらテンプレートといった「お決り」のものがあります。レイヤー順は「反射」が一番上のレイヤーにしています。
・「反射」
合成モード……【スクリーン】
不透明度……【10~50】
・「照り」
合成モード……【覆い焼き(発光)】
不透明度……【100】
・「光」
合成モード……【加算】
不透明度……【100】
・「影」
合成モード……【乗算】
不透明度……【100】
・「深み」
合成モード……【焼き込みカラー】
不透明度……【10~75】
上記のレイヤーを色を塗ってある下地にクリッピングして作業しています。必要であれば新たなレイヤーを追加したり削除したりしています。
「反射」と「深み」のレイヤーにある不透明度は、下地の色やイラスト全体の雰囲気に合わせて適宜変更しています。
そして、次に使用するペンツールについて。
私は水彩ペンを好んで使用しており、上記のレイヤー設定もその影響を受けたものとなっています。人によってはペンツールの相性や筆圧の違いによって、使いにくさが出てしまう可能性がありますので注意してください。私自身筆圧が可愛いので、メモ用紙などに筆圧跡が残りやすい人が私の方法を利用する場合は、筆圧の猛威を抑えて下さいね。
こちらが水彩ペンで使用している設定となります。
・影塗り薄
不透明度……【100】
絵の具量……【33】
絵の具濃度……【75】
色延び……【100】
アンチエイリアス……【右から2番目】
硬さ……【一番左】
ブラシ濃度……【50】
・影塗り濃
不透明度……【100】
絵の具量……【50】
絵の具濃度……【50】
色延び……【0】
アンチエイリアス……【右から2番目】
硬さ……【一番右】
ブラシ濃度……【50】
大体これらで影や光を塗っています。もっといい設定のペンがあると思いますが、その話はひとまず置いときましょう。それよりも、これらの使いどころを説明します。
・影塗り薄の使い方
主に影と光の境目の調節やなだらかにするためです。筆圧を弱くすることによりそれが活きます。筆圧は撫でるように描きましょう。
・影塗り濃の使い方
主にはっきりとした影や光、またその境界線を分かりやすくするためです。線画を描き込まない場合重要になります。
簡略的ではありますが、これらが塗り方の方法の情報となります。これらを踏まえて、今から①~⑦の解説をしていきます。
影の色の設定はどうするのかって? それは別の記事に記載しているので、そちらで参照してください。今、影の色は薄い、中間、濃いの三種類あるんだなぁとだけ頭に入れてくれれば大丈夫です。
①……一番薄い影の色で全体的な影を描く。
一番薄い影を選択し、「影」レイヤーに影塗り薄で適当に塗ります。調節は後で出来るので光が当たる位置などに注意しながら描き込みましょう。
②……濃い影二種類で影の色が濃そうなところを描く。
続けて更に色が濃い二種類で「影」レイヤーに加筆していきます。場合によって影か濃い箇所は影塗り濃で塗りつつ調節しましょう。
③……全体的に光が当たってそうなところを軽く塗る。
下地の色と同じ色を使って、光が当たっていそうなところを影塗り薄で「光」レイヤーに撫でるように描きます。色によっては光具合が分かりにくくなったり輝きすぎたりするので、イラストの雰囲気に合わせた色で調節してください。
④……光の中で特に光が当たってそうなところを塗る。
「照り」レイヤーに描き込みます。そのときはその絵の材質(布や金属、肌や毛皮など)に合わせた描き方やペンツールを使用してください。使用する色は下地と同色ですが、イラストの雰囲気に合わせた色を使用した方がしっくりくる場合があります。
⑤……反射光というものがあるのでそれっぽく塗る。
「反射」レイヤーに影塗り薄で影側に添えてください。使用する色は水色やオレンジ、紫などイラストの雰囲気に合わせたものがしっくりきます。また、はっきり描く、ぼかして描くなどでも見た目が変わるので色々お試しください。今回使用した色は白です。
⑥……全体の深み?を持たせる。
分かりにくいかもしれませんが「深み」レイヤーに下地と同色の色を、影塗り薄で描き加えています。物の中央が濃く、外側に連れて薄くなっていきます。これをすることにより色合いや厚みが変わるような気がしているので行ってます。
この作業は①を行う前にも出来るので、優先はどちらが先でも構いません。やりやすい方が一番です。
⑦……色々調節して完成。
足りない部分、満足しない部分など気になるところを調節したら完成です。
今回は輪郭を若干ぼかすために、結合後ちょっとだけ「ガウスぼかし」で誤魔化しています。
以上が自己流の基本的な塗り方講座です。
アニメ塗りとは違う方法ですので、合う合わないがどうしても発生してしまいます。しかし、それでもここは参考になった、こう工夫してみようなどの進歩の手伝いが出来たのなら幸いでございます。
別記事にて~影の色付け編~がありますので、そちらも見て下さると嬉しいです。全体公開となっているのでビシバシ見れますよ。
また、少し先になるかもですがマッチョやガチムチボディの大胸筋や腹筋、また、なぜか根が這っているサツマイモなどの自己流塗り方も全体公開として記載するつもりでいますので、お楽しみください。
ここまで見て下さってありがとうございます!!