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牛帝
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【全体公開】発狂しまくりながら確定申告終了

昨年、悪名高い「インボイス制度」がはじまりました。


どうするか迷っていたのですが、取引先の中の人から、

「インボイスはやらなくてもいいけど、やってもらえた方がベター」

みたいな話を聞いたのと、僕は超がつくほどの新しもの好きですので、あまりの評判の悪さから、毒が裏返ってちょっと興味が湧いてきたこともあり、怖いもの見たさもあって、インボイス制度の登録をいたしました。


そして先日、確定申告の時を迎えたのですが、想像していた以上に大変でした…


「やよいの白色申告」は消費税の「2割特例」に非対応


ここ数年の確定申告は「やよいの白色申告」というアプリを使っていました。


しかし、このアプリは消費税の2割特例(後述)に非対応っぽいので、確定申告受付開始日の直前になって、急にアプリを変えるハメになりました。


消費税の2割特例とは


インボイス制度に申し込むと、消費税の納税が必要になります。


消費税の算出方法は何種類かあるのですが、比較的簡単な「簡易課税」というやり方は、前年度に申請が必要なため、確定申告の時期になって「これでやりたい」と言っても手遅れです。


そんなことは想像もしておらず、簡易課税の申請をしておりませんでした。


よって、選択できる方法は、なんかメチャ面倒そうな「本則課税」?みたいなやつか、「インボイス制度」施行後、数年だけは使えるっぽい救済措置の「2割特例」かの二択だったと思われます。


二択というか、「本則課税」はかなり難しそうな感じで、初の消費税おじさんには無理っぽそうですので、事実上「2割特例」しか選択肢がないっぽい感じでした。


しかし、「やよいの白色申告」は2割特例に非対応だったため、確定申告アプリを変更せざるを得ませんでした。


アプリを「マネーフォワード」にするか「freee」にするかの二択


「やよいの白色申告」以外の確定申告アプリは、事実上「マネーフォワード」「freee」の二択です。


確定申告アプリの乗り換えは非常に面倒なため、一度選んだら、よほどの理由がない限り、乗り換えるのは事実上難しいです。


どちらを選ぶかの影響は長期的なものになってくるため、かなり神経を使う決断になります。


長くなりすぎるので省略しますが、いろいろあって、結局「freee」を選びました。


「freee」の操作を数日で覚えなきゃならない上、複式簿記の知識までいる


「freee」「やよいの白色申告」とはまったく異なるアプリですので、基本的な操作をイチから覚え直さなければなりません。


加えて、青色申告がメインのアプリのため、複式簿記の初歩的なところまで勉強するハメになりました。


時間がある時なら良いのですが、今回はもう確定申告直前ですので、数日で一通り覚えなければなりません。


「やよいの白色申告」のデータをインポートできないので、イチから入力し直し


「やよいの白色申告」では、今回の確定申告用のデータ入力をけっこう済ませていたのですが、「やよいの白色申告」のデータを「freee」にインポートはできないらしく、「freee」側でイチからすべて入力し直しになりました。


消費税とインボイス制度の勉強がいる


今年は消費税とインボイス制度の勉強も必要です。これも数日で終わらせなければなりません。


投資信託の利益はどうなるのか?


加えて、去年から社会勉強として投資信託をはじめたのですが、これを確定申告ではどのように処理するかが謎でした。


調べたところ、投資信託の種類によって、確定申告時の扱い方は全然違うっぽい?感じでした。


素人には正直チンプンカンプンでしたので、投資信託の会社にお電話で問い合わせて確認いたしました。


短期間で一気にメチャメチャ勉強しなきゃならないので地獄


他にも、分からないことが山のように出てきます。膨大な量の調べ物を数日で終わらせなきゃならず、メンタル的に追い込まれました。


ただ、今年はMicrosoftの「Copilot Pro」がありましたので、分からないところはAIのCopilotくんに聞けば、どんな質問でもそれなりの精度で回答してくれます。


あくまでそれなり程度の精度ですので、人間が情報の裏を取る必要はありますが、それでも、あるのとないのとでは雲泥の差で、メチャメチャ助けていただきました。


確定申告で出てくる収支の実測値もメンタルを削る


地味にキツかったのは、確定申告のデータを入力すればするほど、去年の財政状況がいかに絶望的なものだったかを数字で突きつけられます。これにもメンタルを相当削られました。


作業終了まで10日かかり、1キロくらい太る


ひたすら発狂しながらもなんとか終わらせたのですが、10日もかかってしまいました。


また、ストレスからやや暴飲暴食気味になってしまい、体重も1キロくらい太ってしまいました。


インボイスというより、確定申告アプリの乗り換え作業と、消費税の勉強が大変だった


確定申告が終わったいま振り返ってみますと、漫画描きの場合、インボイス制度自体が大変だったというよりは、インボイスの結果として発生した、確定申告アプリの乗り換え作業と、消費税絡みの勉強が大変だったような印象です。


そしてこれらは、開始初年度は大変ですが、2年目以降はそこまで問題にはならなそうな気もします。


ただ、自分の漫画動画の声を声優さんに発注したりなど、お仕事を外注する際にどう影響するかが未知数です。このへんが面倒になる可能性はありそうです。


消費税も、どれだけふんだくられるのかと怯えておりましたが、去年は稼ぎ自体がクソザコだった上、課税対象が10~12月の3ヶ月分でしたので、大した額ではございませんでした。


ただ当然、収入が増えれば増えるほど、消費税の納税額はシャレにならない大金になっていくはずです。


辛かったけど良かった(かもしれない)点


今年の確定申告は非常に辛かったですが、「ピンチはチャンス」の格言通り、大きく進歩できた部分もあった気がします。


・比較的時間に余裕のある時期に、「インボイス導入」という時間と手間がかかる面倒ごとを片付けられた

・確定申告アプリを、シンプルな「やよいの白色申告」から、高機能な「freee」に移行できた

「freee」はおそらく青色申告ベースの設計だし、複式簿記も多少は分かったので、次の確定申告は青色申告にできそう(控除などの特典があるらしい)

・まだ稼ぎが少なくて、仮に申告をミスったとしても、ペナルティ金額が少なくて済む時期に消費税の申告を経験できた。これでいつ年収1000万円を超えても大丈夫(?)


将来的にはインボイスも「マイナポータル」みたいに活用してほしい


数年前、「マイナンバーカード」が登場した時、世間では批判が巻き起こり、あまりにも評判が悪かったため、僕もしばらくスルーしてました。


しかし最近のマイナンバーカードは、「マイナポータル」が充実してきたこともあり、けっこう便利になってきています。


例えば、自分の医療費一覧をサクッとまとめて、確定申告アプリにインポートして、医療費の控除額を秒で算出できたりもします。

(注:控除を受けられるのは年間の医療費が合計10万円以上の場合。去年の僕はそれ以下でしたので控除なし)


インボイス制度を、これだけ反対されてもなお国がゴリ押しするのであれば、将来的には、取引しているところのインボイス番号を元に、各種データをサクッと集めて、AIか何かで集計して、確定申告が秒で終わるようにしてほしいと切実に思います。


こんな事務作業で10日も潰れて、その間仕事ができないのは、僕みたいな貧乏人には辛いものがございますので…

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