フューチャー・パンクの本名は犬神陸。(いぬがみりく)
父親はギガオオサカ府警の警察官であり、現在はマル暴に配属されている。父親(というより犬神家)からはすでにかなり前から勘当されており縁切り状態。
・犬神陸の生い立ち
ギガオオサカの犬神家に生まれる。
幼稚園の頃の夢は警察官であり、父親に憧れていた。その頃は犬の見た目であり、父親からも将来を期待されていた。(犬家系は警察ルートに入ることが多く、大抵のイヌ族は警官になることが多い)
第二次性徴期を迎えた頃から陸にツノのようなものが生えてくる。陸自身も困惑していたが、薄々自分の体に犬ではない血が混じっているのではないかという気はしていた。何も言わない母親に痺れを切らし、父親が陸のDNA鑑定をし、結果、陸は母親が海外にいた時期に別の男(魔族)と関係を持っており、その男との子であることが判明。自分の息子ではないことが発覚する。
母親と父親は不仲になり家庭内が荒れ始める。父親は完全に陸を他人扱いし、母親も自分の保身をして言い訳を繰り返し、そこに陸の反抗期も重なり、人格形成の多感で繊細な時期に家庭が崩壊寸前となる。ある夜、父親と殴り合いの喧嘩になり、父親から「お前を息子と思ってない」「犬神家の人間じゃない」と言われ陸はその足で家から出ていき、実質勘当、縁切りの状態となった。
以来犬神家とは全く関わっていない。
陸は出ていった夜、ひとまず友人宅に居候し、日雇いのバイトなどもやることがあったが「いい仕事がある」と持ちかけられた話に乗っていくうちに悪い方向に流れていき、またそういった話は稼ぎもいいのでみるみるダークサイドに落ちていった。「犬神」と呼ばれることが嫌であった陸は本名で呼ばれないよう適当に思いついた言葉『フューチャー・パンク』を名乗るようになる。仲間からは『FPさん』と呼ばれている。下っ端の時は忠犬のように愛嬌よく兄貴分に従い、取り入り、大変可愛がられていた(世渡りがうまい)。本人から過去の話をすることはない。(犬神陸は勘当されたときに死んでおり、自分の中ではもう葬った存在だからである)
この間まではギガオオサカの自身の事務所で闇金業をやっていたがギガオオサカ府警のガサ入れが入ったため、船でギガントーキョーまで高飛びし、現在はギガントーキョーの知り合い(テブリングループのサカマキ、プルユ)と共にいることが多い。今はプルユのマンションに居候している。
・サカマキとの関係
警察関係者の多いイヌ族を警戒するサカマキがなぜFPと親しくしているのかというと、前リーダーワタアメコが「危険薬物を売るグループを作りたい」と言っていた時その立ち上げにFPが関わっており(資金援助、薬物関係のノウハウを知る人物と繋げるサポートなどを行った)、付き合いが長くなるうちに一度だけFPが自身の生い立ちを口にしたことがあり、サカマキの洞察力で彼が嘘を言っていないことを確信したからである。が、サカマキは基本的に誰に対しても鋭く相手を見ており、FPのこともフラットに見て懐に入り込みすぎないよう適切な距離を保って付き合っている。(サカマキは淡々と相手を見ており、誰に対しても一定の距離を保っている)