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男のアレになってしまった女性たちの救出劇 前編

「うわあ……これが、それ、なんですか?」 「ええ。あなたがなすべき仕事です。闇バイトの中では、数少ない、法に触れる可能性が全くないものですね」 「はあ……」 そういって少年が壁を見ると、そこにはにょきっ、と、地面に張り付けられたディルド……否。どう見ても本物のチンポが、どういうわけか地面から生えていて。 「いずれもほかの闇バイトで失敗した女性たちです。いずれもわが社に所属しているかたがたですので、契約にのっとり、こうして救出した次第でございます」 「何をどう失敗すればこんなことに……」 「それについては、申し訳ありませんが、お答えできません」 「は、はあ……」 実際、さして聞きたいことでもなかった。 「というか、救出したって……これ、助かったんですか……? というか、生きてるんですか?」 「どちらの問いに関しても、答えはイエスです。生きていますし、意識もはっきりしていますよ。ただ、助けるというのは、これからの話ですが」 「というと?」 「今からあなたには、彼女たちを元の姿に戻していただきます」 「戻すって……」 そもそも、どういう働き方をすれば、普通の女子たちがこんな姿になるのか。どこからどう見ても、自分にもついている男性器にしか見えない。 「これって……どうすれば元に戻るんです?」 その、あまり聞きたくもない問いに、しかし、説明役の女性は、少しだけ同情したような顔を浮かべつつ。 「しごいてあげてください。精を放出すれば、元に戻れます」 「っ!」 びくっ、と、少年が身構える。後ろを振り向くと、チンコの中にもビクン、と反応したものがいるように見えた。 「い、いやあ……それは……え?」 「ですから、しごいて射精させて下されば、元の姿に戻れます」 なるほど。 聞き間違いではなかったらしい。 女性の説明は続く。 「もちろん。このような姿になってしまったとはいえ、もともとは皆さん、見目麗しい女性です。少なくとも、その辺の男性スタッフに触らせるというのは、あんまりかと思いましてね……顔審査の結果、あなたならいいだろうということになりました」 「は、はあ……ありがとうございます」 恐らくイケメンだといわれたのだろうが、その結果がこの大量のチンポの処理だとなれば、正直複雑な気分である。 「扱い方は、私よりも男性であるあなたのほうが詳しいでしょう。しかしまあ、いま述べた通り、本来女性の方々なので……優しくしてあげてください」 説明は以上です。と、一言終えて。 「さて、チンコになってしまった皆さん。所詮いまのあなたたちはただのチンポ! バイトのお兄さんの態度次第では、永遠にチンコのままです。だったら、今の体を使って、精いっぱいにお兄さんにアピールするべきでしょう」 『~~~!』 とたんに、びくんびくん、と、いくつかのチンポが反りあがる。いわゆる勃起というやつだ。 よくよく見れば、色や形まで、ほんとうに様々なものがそろっている。まったくうれしくはないが。 「さて、私はしばらく席を外しましょう。後のことは頼みましたよ」 「は、はい……やれることはやってみましょう」 総覚悟して、向き直る。たくさんのチンポが、その体をぶるぶると振るわせて、まるでこちらを誘惑しているように見えて。 これが、女性たちが彼女たちなりに、一生懸命自分を誘惑している姿なのはわかっていて。それでも……非常に頭が痛くなるような光景だった。


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