XaiJu
negipoyoc
negipoyoc

fanbox


【10月号】個人事業主と会社とお金の話(4300字)

めでたいことに、合同会社ラペットテクノロジーズが第3期を迎えます!

(frame embed)


起業前に税理士さんに相談はしていて「5年は続けると良いですよ」って話があったんですが、個人的にもそのくらいは続けていきたいですね。

(たぶんこの5年というのは退職所得計算の仕組み的に5年1ヶ月以上勤務(≒会社を継続)することが有利だからかなと思います)


変なことしなければあと3年は余裕を持って継続できる状況にはあるのですが、変なことしないと会社やってる意味無いし、退職所得のこと考えて会社やるのもよくわからないのでいろいろやっていこうと思います。



前回のFanboxで、「独立をする覚悟をしたきっかけの話とか、個人事業主で良かったのになんで会社作ることになったのかとか、会社作る流れとか。会社員やりながらでも並行してできることっていっぱいある」って書いたのでそういう話を中心に書いていければと思います。


(税金の話も書いていますがあくまで自分の理解であって、間違ったことを言っている可能性もあるのでちゃんと調べたり税理士の方に相談してくださいね。)


会社員やりながら個人事業主をして思ったお金の話

自分はなんでものづくりしているかというと、「やってて自分自身が楽しいから」が一番なのですが「幸せになりたいから」というのももちろんあります。


会社員と税金の話

幸せになるには生活に余裕があると嬉しいし、要はお金がいっぱいあるといろいろ融通が効いて嬉しい!ということなのですが、お金に関して今まで個人事業主と会社代表をやっていて思うのは以下です。

(frame embed)


例えば個人事業主は、自分の事業に応じてある程度経費が認められるし、家で仕事していれば家賃按分という形で家賃を一部経費で落とせます。

また、小規模企業共済に加入して、一定の条件下で個人事業主の収入を有利な税制の元に受け取れるようにプールする制度もあります。


会社員はこの点が無いのがまずもったいないなと思う点ですね。

それと会社員をやっていると、税制を知らなくてもなんも不自由なく生きていけるような税金の支払い制度がおそらく意図的に作られているので、昔の自分がそうでしたがあまり自主的に税制について勉強しようと思わないかなと。


この税制の勉強ってすごく大事で、例えば自分は日本がだいぶ貧乏になってきてるし巻き返しするの難しくない…?という雰囲気を感じているのですが、それをふまえて今よりもヤバい税制を敷いてくる可能性が高そう…と個人的には思っています。

こういう時に税のことを理解してうまく対処する方法を知っておかないとそれに気づかず国に搾取されちゃうことって普通にあると思うんですよね。


この点、個人事業主だと税金って自分の収入に直結するので税金のことはまぁまぁ勉強するようになるから気づきやすいのかなと。(確定申告のときに必要だし。)



ここまで会社員の不利な点ばかり書きましたが一方でめちゃくちゃ良いところもあります。

・一方で会社が保険と年金を半分負担してくれるところ

・安定して給料が払われること

・社員の立場が強いので、正社員は安定していること

・会社によっては社会的な信用力が強い

の辺りは本当に良いところですね!



会社員と個人事業を兼任すると何が良いのか

今までの話でピンと来た方もいるかもですが、兼任をすることで両方の美味しいところを取りやすいです。


会社員として:

 保険料や年金を負担してもらいながら安定してお給料を得る。社会的な信用力を担保する。

個人事業主として:

 →会社員の給料や個人事業の所得を経費や小規模企業共済で守りながら、自分自身の挑戦をする。


ということができます。

これは実際に自分でやっていたけど、メリットを両取りできるこの構えは本当に強くて、実このパターンは成功者インターネットウォッチしてて本当によく見ます。

(frame embed)


個人事業が成功したら、会社をやめて個人事業に専念してやりたいことをいっぱいやりながら幸せな生活をすることができます。

一方で仮に個人事業が失敗しても、個人事業を廃業してまた本業を頑張ってチャンスをうかがう時間を取れば良いし、その暮らしの中で個人事業のアイディアが浮かんだらまた始めれば良いので、生活水準を落とさずに何度も挑戦ができます。


成功するには何度も挑戦することが一番大切ですが、それがしやすい環境を整える形としてはかなり適した形なんじゃないかなと個人的には思っています。

(frame embed)



あと自分の場合は、会社員も個人事業のどちらもプログラミングのお仕事だったので、お金の話以上にスキルアップのスピードも尋常じゃなかったです。

副業で勉強した新しい技術やアルゴリズムが本業で活かされる場面が多かったので、本業にも良い影響が出たし当時の会社員時代の給料もかなり昇給しました。

(frame embed)



会社員と個人事業兼任のデメリット

これまで自分が感じてきたデメリットとしては、(散々この話をしていますが)とにかく時間が無くなるということです。本業も全力でやりながら副業も全力でやってると、実質週7で仕事することになります。

去年のFanboxのどこかに書きましたが、10:00-19:00(会社) 22:00-26:00(個人事業)という暮らしをずっと続けていたので体力と根性が大量に必要でした。


本業がめちゃくちゃ忙しくて残業しなくちゃいけなかった時期には、やりたいゲームとかイベントとかはだいぶ我慢した覚えがあります。アニメもそんなに見なくなってしまったかも。


そんな感じで毎日高ストレス状態だったわけですが、幸いにもプログラミング書くのが趣味であり仕事だったのと、自分が本当にやりたいことを将来やるためには今このレベルで心が折れてるようじゃこの先どこかで折れるから絶対負けちゃいけないって思いこんでなんとかなりました。(根性)



まぁでも逆に言えばこのくらいかもしれません。会社員と違って個人事業は自分が頑張れば頑張るほど自分に返ってくるので頑張りがいはあると思います。

逆を言えばこの地獄の期間を耐えきったおかげで、今は相当メンタルが強くなったのが良かったですね。今の生活を送るために通らなくちゃいけない道みたいなものだったのかもしれないです。

個人事業主をやめて会社を作ってよかったこと

合同会社ラペットテクノロジーズは今も昔もずっと自分ひとりしか在籍していないいわゆる1人会社です。

でもそれって個人事業主と対して変わらなくない?ということなんですが、その辺りの話をしようと思います。


法人を作ると違う点としては、自分自身とは別に法人格が発生することです。

個人事業主だと事業を行ってもその人自身に紐づくわけですが、法人を設立すると個人格と法人格が発生します。


これによって、起こった良いことでいうと以下の2つが大きかったですね。

・節税

・信用力の向上


節税:

よく「個人事業で儲かったから節税のために会社を作る」って話がありますが、まさに法人格が作られることがここに作用してきます。


個人事業だと事業収入は全て個人に紐づくことになりますが、所得税が取られることになります。自分が個人事業でLuppetをやっていた時は会社員の給料所得と個人事業所得があったので、全て課税所得となって凄い額の請求が来ました。


一方で会社を興したあとは、会社員の給料所得は所得税で取られながらも、Luppet等の収入は法人税で払うことになったので、個人事業時代よりも課税はやや平和になりました。


所得税は累進課税なので所得が多ければ多いほど税金として取られる額がでかくなっていきますが、自分が個人事業主だった時代では会社と個人事業の両方を合算して計算することになってしまったわけですね。

一方で法人を作ったことで、自分個人の給料にかかる所得税と法人の事業所得にかかる法人税で分離できたことで、税率を抑えることができたということです。


自分の場合を例にわかりやすく言うと

個人事業時代:「(会社員給料収入+個人事業の事業所得)*所得税率」

 起業後時代:「会社員給料*所得税率+法人の所得*法人税率」

となり、例えば個人事業の事業所得による所得税率が法人税率をゆうに上回るほど儲かると会社を作ったほうが良いので、「個人事業で儲かったから節税のために会社を作る」というところにつながっているのかなーというのを、実際に自分で道をたどってみてわかりました。



信用力の向上:

会社を作ってから、やっぱりお問い合わせが増えたなというのを実感しています。

「海外の会社からLuppetでこういうことできませんか?」とか「いっしょにこういうことできますか」的なビジネスのお問い合わせが来るようになったのも会社を作ってからですね。

あとは、会社を作ったことで自分からお問い合わせをしたときにも、先方からすごく丁寧に対応してもらえることも増えました。


自分がやっていることは個人事業と大した差はないわけですが、こういうことが実際に起こると会社を作っておいて本当に良かったなぁと思うわけです。

節税も大事なことですが、自分としては信用力の向上のほうが大きかったですね。


従業員なしの1人会社でも大変だったこと

やることが増える

法人を作ると法人格が新たに発生するよという話をしましたが、それに伴っていろいろやらなくちゃいけないことが増えます。

・法人の登記住所の確保

・銀行口座作る

・クレカ作る

・いっぱい書類を書く

・年末調整とか保険とか年金とか


会社を作って1年目って当然ながら社会的な信用が0なので、住所・口座・クレカを作るのがけっこう大変です。

自分の場合は、審査が通りやすい銀行とかクレカ会社とか事前に先輩から教えてもらって作ったのでなんとかなりましたが何も知らないでやったら結構面倒だったんじゃないかなと思います。


書類も今までいっぱい書いてきました。まぁでも一個一個調べてやれば問題ない程度ではあったので書類苦手マンでもなんとかできそうではある。


お金かかる

・何も収入がなくても維持で年7万円かかる。

・税理士さんに案内してもらわないとわからない制度や書類が多いので(個人的には)必須

・ソフトウェアについては個人利用よりも高いお金を払う場合がある


維持費が結構かかりますね!まぁでもある程度収入があればなんとかなるレベルではあるのでそこまで問題ではないのかも。

税理士さんとは顧問契約を結んでいて毎月顧問報酬を払っていますが、それを余りあるほどいろんな情報を教えてくれたり、代理で手続きをしてくれたりで大助かりしているので個人的には必須です。


会社関連でその他

個人事業主→会社を作るタイミング

正直法人作るのって無理してやるものじゃないと自分は思っていて、節税がしたいとか事業を拡大させたいから仕方なく作るくらいがちょうどよいんじゃないかなと思っています。

あとは社長って肩書はかっこいいので、それを手に入れるくらい?


自分は個人事業主時代に所得税の高さにびっくりして、このお金をLuppet改善のために使えると素敵だな…と思って会社を作った感じです。


会社を作る流れ

会社作るのが簡単すぎてあまり覚えてないんですが、確か個人事業主時代にお世話になっていた税理士さんから社労士の方を紹介してもらって、その方の案内の通りに書類を書いたりはんこを押したりしたらできてた気がします。


社長になるのは簡単って話がよくネットにありますが、アレは本当だと思いますね。



独立をしようと思ったきっかけ

これ書こうと思ったのですが、8月号に書いてたのを今思い出したのでこっちを見てね!


ーー

というわけで今月は以上となります!

結構堅実に歩みを進めて会社設立まで至ったと自分で思っていますが、似たような人がこれを読んで何か参考になれば幸いです。


LuppetもTwitterでポロッと話したとおり、いろんなことができるようにリニューアルを進めているので来月はその辺りを中心に報告できればと思っています!

今月もご支援ありがとうございました!



【10月号】個人事業主と会社とお金の話(4300字)

More Creators