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【8月号】SHOWROOMを退職する!(4800字)

3年勤めたSHOWROOMを退職する男

10/12にSHOWROOMを退職し、肩書が合同会社ラペットテクノロジーズ代表のみになります!

(9/8が最終出社日なので、自分の活動が本格化するのはその日からとなります!)


自分のブログ によると、2018年5月に入社し2021年9月まで働くことになったので3年4ヶ月の勤続でした。SHOWROOMは3つ目の会社ですが人生で一番長く働いた会社でしたね。


SHOWROOMの良かったところ

SHOWROOMの良いところをあげようと思えばきりがないですが、


・基本的に自分の裁量で仕事ができたこと。

・コロナが流行り始めた段階でいち早くフルリモートワークを導入したこと。

・フルリモートワークでも仕事に支障が出ないような高いスキルとコミュニケーション能力を持った人間に囲まれていたこと(チーム開発においては本当に大事)

・周りのエンジニアのレベルが全員高く、一緒に働いていて大きな学びがあったこと

芸能関係の仕事を近くで見れる職場であったこと

・自分のLuppet(+会社経営)の活動を応援してくれたこと

・営業方面に凄い人が集まってて、近くで眺めてて面白かった+参考になったこと


…など、とにかく働く環境としてはトップクラスに楽しく結果を出すぞ~!というモチベーションが湧いてくる職場でした。


振り返れば…自分はSHOWROOMのXR系の第1号エンジニアだったので、0からいろいろな変遷を見れたのが良かったです。

最初は、他社のスタジオを見に行ったり、内製で実験的にVTuberシステムを作ってみたり、あとは人を増やそう!ということで自分がいろいろな人に勧誘かけたり、面接官をやったり。最初は結構ベンチャー感のあるお仕事をしてました。


そしてそういったバタバタも次第に落ち着いてきて、周りのメンバーにコーディングについていろいろ教えてもらったりしつつ、チーム開発をメインで活動し現在に至ります。

本当に良い職場だった…。


辞める理由

というわけで、SHOWROOMの良い所をいっぱい挙げたのですがそれにも関わらずなぜ辞めてしまうのかという話をします。


1.本業と副業を同時に続けることにようやく限界がきた。

Luppetの規模は実はずっと拡大していて、そうした中自分の中で副業のウェイトが次第に重くなっていくのを感じていました。


というのも実はまだまだLuppetでやりたいことの構想がたくさんあります。

なので大きめに休みを取ってLuppet開発に力を入れたいという思いがずっとありましたが、特にここ最近は本業が忙しくなってきて最近ではそれも叶わずなかなかLuppetの作業ができない状態が続いていました。


このままだと、本業の方にも迷惑をかけるし、Luppet開発もできず自分も損するのでまだ完全に崩壊しないうちにSHOWROOM社員としての自分を一区切りつけて思い切って独立しちゃうか、といった感じです。


それまではバランスとれていたし本業+副業で時間が無いながらも充実感を感じてうまくこなしてきたつもりでしたが、本業と副業が同時にウェイトを増してきたので肉体的にも精神的にも押しつぶされ気味になったのが決め手でした。

(根性でなんとかしようとしても限界があるということを知った男)


2.副業の収入が本業を上回っている。

実は以前からLuppet関連で得ていた収入が本業の収入を超えている状態にありました。


そして、本業と副業を同時並行しているととにかく時間がありません。

そのため、お金を使うタイミングがなく、またコロナ禍ということもあり外に出なくなった結果、現在は割とお金が溜まっている状態です。(そもそも本業で得たお金もあまり使うことがなく貯まる一方でした。)


気づけば何年間かニートしていても現在の生活水準が保たれる程度にはお金が溜まっていたので、突然会社を辞めてもまぁ死にはしなそう、じゃあ今度はそのお金で時間を買ってやりたいこといっぱいやろう~ということになりました。



3.自分のあれこれについてちゃんと自分で責任を取るという覚悟がついた。

自分の人生をちゃんと自分で責任を取るなんて当たり前でしょw的な話なんですが、会社で働いてると無意識のうちに誰かがやってくれているということがあります。

というのを会社員と経営者を同時にやっていて思った次第です。


会社員として働いていれば、安定して一定の給料はもらえるし、各種事務手続きは会社がやってくれるし、法的にも労働者の立場は強いし、家借りたりクレカを作るみたいなことをやる時に便利だし…でかなり恵まれてることを感じます。

もちろんその代わり、週5で8時間以上働く必要があり、自分の時間を会社のために尽くす必要が出てくるわけなんですが…。


昔の自分だとそういう安定して生活のほうが好みだったのですが、最近は「そういうのもひっくるめて全部自分でコントロールしたらどのくらい自由になれるんだろう」という興味が勝ち、自分の行動の責任を全部取る代わりに自由を手に入れようということになりました。

自分が知らないだけでちゃんと理解した上で、自分なりに管理したら意外と楽かもしれないですしね。


4.真の意味で好きなことをできるタイミングがきっと今しかないと思った。

今29歳で、今の彼女とゆくゆくは結婚したり子供が生まれたりなどそういうイベントが待っているだろうなという想像をしているわけですが、そんな感じで何年か先のことを考えたらきっと今こそがこれからの人生のうち一番好き勝手できる時期なんだろうなという結論に至りました。


若く体力があって、背負うものが少なく、自由に使えるお金がある、というコンディションでやりたいことをやったら何が作れるんだろうなという自分自身への興味が出てきました。


twitter post: 1427312188335661064


↑はそういう気持ちのツイートです。


5.作りたくても時間的に作れない…ということに対してもう我慢したくない。

確か去年の9月にVoiceerというUnity Editor拡張を作ったくらいで、Luppet以外に気合を入れて作ったものって無いんですよね。


やる気がなかったことが原因ではなく、むしろ自分としてはやる気全開だけど時間と体力が全く追いついてないのが原因で我慢せざるを得ないという状況でした。

(作業がノッていても、明日の朝起きないといけないから寝なくちゃ…みたいなことがめちゃくちゃストレスでした。)


で、そこに凄いストレスを感じていて今現在でも無理なのに、これから面白デバイスやサービスがガンガン出てくる時代に我慢するのはもっと無理でしょ!というのがあったのでそういう自分の気持ちを大切にしました。

twitter post: 1136141036986568708

実は新卒時代、社会に慣れるために半年くらいものづくりをお休みした期間があるんですが、体調と精神を悪くした経験があります。

マグロがずっと泳いでないと死ぬみたいに、自分もなにか作らないと死んでしまうのかもしれません。


ーーー

twitter post: 1404798010404618242

結局のところ、辞める理由は割とポジティブ寄りです。

ここまでを一言で言えば「時間を作るため」ということですね。そのための準備とタイミングが出揃ったという感じです。

良いことも悪いこともいろんな事が起きるでしょうが、何事も経験なんで楽しみですね。


これから何をするのか

1.Luppetの新機能追加に向けた大規模な修正

これがずっとやりたかったし、このために退職します。


3年弱Luppetを作ってきて、本業+副業でコードを書く時間が普通の人より多かったおかげで、その間に自分のプログラミングスキルが大きく向上しました。


そのため、作った当初はイケてるコードだなって思ったところも今だと各所に負債があることに気づき現在めっちゃ辛い…みたいな状況になっています。

(これが皆さんにどう影響があるかというとアップデート頻度がどんどん下がったり変なバグがでてきたりします。そして新しい機能を入れようとしても昔のコードが邪魔をして無理でしたなんてことも起きるかもしれません。)


そのため、このタイミングで全力でLuppetを改善しようと思います。

Luppetでやりたいことはまだまだ大量にあるぞ!という話は冒頭でしましたが、そのためにはまずコードの掃除をしてより良いものを届けるための下地を整理して将来の発展をスムーズにしていこうかなと思います。


2.遊ぶ

単純にこれまでSHOWROOMでエンジニアやりつつLuppetを作ってる間あまり遊べてないから全力で遊びたい…というのが本心なのですが、今後の自分のためにもいっぱい遊んで新しい素敵なものを見つけたいなとも思っています。


いろんなものづくりを体験しましたが、やっぱり大企業がやりたがるような高尚な目的を持つアプリって結局資本があるところにパクられたり民主化されて終わりというのが本当によくあるんですよね。(めちゃくちゃつまらない)

自分がそういった高尚な精神を持った人間ではないのでそういう性質のアプリ・サービスを作ることにモチベーションがそこまで持てないなということを自覚しています。

それよりは、傍から見たらキモいけどめちゃくちゃ楽しいこととか、めちゃくちゃおもしろいけどお金にならないこととか、お堅い人がなかなか参入してこないところに浸かって面白いなと思うものを作るのが本当に大好きです。



この辺りSHOWROOMで働いてて影響を受けた話がありまして

SHOWROOMってエンタメのお仕事が密接に結びついた場所なんですが、であれば社員もちゃんとエンタメを体験しないとダメだよねって考えがあり、確かにそうだよな…ってすごく納得して遊びに対する考え方を変えました。


何かの遊びのためにアプリを作るならまず作る人自身が遊んでないと結局できるものがトンチンカンになってしまうこと(※)は常々感じていましたが、会社の方針としてそれが言語化されてたのは良かったなぁと思いました。

(※例えば、オタクじゃない人がオタクはこういうの喜ぶっしょwって適当にアプリ作っても何も刺さらない物ができる現象のやつです。)



あとはLuppetを作ったときもMikuMikuSoineのときもそうだったんですが、自分の中の異常なこだわりやら愛やらが、最後のところで他の人と差別化できる要因になるということをすごく感じていて(例えば技術的には同じものを使っていたとしてもそういう事が起きます。)、そういう自分が心の底から素敵だなと思えるものをどんどん見つけに行きたいよねという気持ちもあります。



会社員やめたら平日昼間から時間が空く無敵の存在になるので、何かしら誘っていただければとってもうれしいです!

(ワクチンはもう2回打ってるので比較的安全な人間かと思われます。)



3.面白そうな話に協力する

今の所Luppetしか具体的にやることは決まっていませんが、一方でずっとLuppetというのも味気ないなと思っています。


今までの職歴として、Luppetのようなトラッキングアプリが作ることができますし、前職でVTuber運営をする際に1人エンジニアで技術的なことを全般任されていたりだとか、美術館向けのVRアプリを作って1ヶ月以上の現場運用の知見があったりだとか、3年間SHOWROOMでチーム開発もやってきたのでそういうこともできますし、何かと小回りが利く人間かなと思います。


この辺りも何かあれば、気軽にTwitterのDMなどいただければ幸いです。

(おまけ)また会社員に戻るか

今の気持ちでいえば、とりあえず自分の時間を過ごすことに全力という感じです。とりあえず2021年内はとんでもないことが起きない限りは戻らない予定です。

2022年以降はコロナが対策が済んで情勢にも変化があろうと思いますので、その時判断しようかなと思っています。


本業の隙間のわずかな時間で、0からソフトウェア開発して宣伝したり営業したり商標取ったりリーガルチェック通したり起業して経営したり、中国本土向けのアプリ対応で中国のサーバにAPI立てたり中国本土でビジネスをしている会社と協力してアプリを販売したりなど、なかなか普通のエンジニアはやってないようなことをしている自覚はあるので、そういう経験をもっと深めてから会社員に戻ることは考えています。

(きっとそういう謎経験がいずれどこかの会社で役に立てるはず。)


ーーー

以上です。

今月も読んでくださりありがとうございました!

そして来月からいろいろ始めていくつもりなので応援よろしくおねがいします!



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Comments

3年とちょっとのSHOWROOMお勤めお疲れさまでした! ねぎぽよしさんのおかげで推し🍸をはじめにーてんぜろやSHOWROOM、たくさんの推しに出会えたといっても過言ではありません。 また自分でも3Dモデルを作って動くという経験ができたので感謝しています! 応援しております!

もずめ

ポジティブMAXです!自分もそういう結末を迎えられてよかったなと!

流れを読むととってもポジティブで良かったと思ってます


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