XaiJu
さとる
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固められ行く世界④

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いよいよ、僕が献上される時が来た。

家族と別れ、全裸になり、黒い首輪をつける。黒い首輪は、個体識別用の物らしい。

首から下は、ツルツル。脱毛済み。高校で全員一斉に行われた。

識別番号順に列となり、船の前に並ぶ。

番号と名前を確認され、石化光線を浴びる。そして、光のエレベーターに乗り、船内へ、というのがこれからの流れだ。

順番に石化する僕たちの列を遠くからその家族が眺める。自分の息子や弟がカタメール星人に献上される。そのことに誇らしげに眺める父親や兄。大事な息子が行ってしまうと涙する母親や幼い兄弟たち。

10年前、兄が固められるのを遠くで見ているときは、母は泣き、父は嬉しそうだった。僕は、もちろん大好きな兄と会えなくなるから、大号泣だった。

きっと今回も、両親は同じ感じだろう。にいちゃんはきっと誇らしげに、妹は泣いてくれるかな?でも、にいちゃんが帰ってきたんだ。妹は兄がしっかりと面倒見てくれるだろう。


順番に列が進んでいく。あと10人くらいだろうか。

今は、近所のよく遊んだ兄弟だ。

弟は2つ下の15歳。兄は俺と同級生だ。

まず弟が石化する。

小学生くらいの時に一緒に遊んだのが最後だろう。今は中学3年生。

聞いた話によると、バスケ部。昔と比べて、背も伸びたし、筋肉も付いている。それにちんこも立派に育っているが、背はすでに170後半ありそうなのに、勃起して石化したのに12cmほど。皮も半分被っている。遠くで見る家族のためという名目で、大きなスクリーンにこの様子は映し出されているため、かなりダメージの大きな公開処刑だろう。快感と屈辱か、半泣きで石像になっている。

光のエレベーターが石像の頭上より降りてきて、彼を連れていく。

次にその場所に、僕の同級生、今の石像の兄が立つ。

こっちは弟と違い、身長160cm後半くらい。よく弟に身長持ってかれたといじられたり、剣道部なため面を打たれすぎたせいだと謎の言い訳をしたりしている。

真っ直ぐな性格で、普段は坊主頭である。ただ、今は最後に切ってからだいぶ経つのか、毛がボサボサである。

光線を受けるときは、列の方を向く。

だから、今彼の仮性包茎だが、ずんぐりと太く立派な萎えたちんこが見える。

確認が終わり、カタメール星人が光線銃を向ける。光が照射されると、「あっ」という小さな声をあげ、体の端から順に中央に向かって石化する。

黒い髪の毛が白いものになり、肌の色が白くなる。

それに比例して、徐々に勃起していく。すでに18cmはありそうなちんこ。しっかりと皮は剥けている。肌の色が順に白く代わり、最後はちんこのみ。毛の生えていない根元から順に亀頭に向かい、白が侵攻する。

そして、動かない恍惚の表情をした石像に変化しきった。


順番が進み、次は僕の番だ。

緊張で胸が高鳴る。全裸で首輪姿の僕が、スクリーンに映し出される。僕の後に献上される人たちの視線が自分の全裸に注がれている気がする。

みんなに見られるのがわかっていたから、野球でそれなりに鍛えたから、そんなに恥ずかしくない体のはず。ちんこも決して小さくない。一緒に献上される友人たちと行ったAV観賞会で、自分の勃起も小さくないことも知っている。皮も剥けて、立派なはず。両親を心配させないためにも、胸を張って、石像になろう。

心残りがあるとしたら、童貞なこと。献上されて戻ると、ゲイになって、女の子を心の底から愛せなくなると言われている。だから、献上される前に彼女作って、セックスして、可能なら愛の結晶としての子供を作ることが一応は推奨されている。

同級生の男子も、まだ15歳の男子も、童貞捨てて、同級生の女の子と子供すら作っている男子は大勢いる。

それなのに、僕はまだ童貞だ。実際、統計上ここにいる男子の3割は童貞だから、圧倒的少数派ではないけど、女の子とヤッてから来たかった。顔は悪くないと思うんだけど、真面目に野球に没頭しすぎたのが良くなかったのかな。

前に石像になった男子の立ち位置まで進み、列の方に向き直る。

首輪のIDをチェックされ、カタメール星人が僕に光線銃を向ける。いよいよだ。

行くぞの声で、光が照射される。途端に体が動かなくなるのがわかる。

まず指だ。手足も体も、徐々にフラフラ動かせたのができなくなる。ああ、気持ちいい。全身が外側から内側に愛撫される感じがする。勃起しちゃう。

視界が徐々に白くなる。見えなくなるのではなく、色が白くなる感じ。瞬きもできなくなると、視界が固定される。鼻も快感で半開きの口も徐々に。

石化が進む場所がとにかく気持ちいい。何かに吸われる感じ。キスってこんな感じ?大きな口に舐められている感じだ。

首・脚・腕、いずれも動かなくなり、胴体が石化する。胸と腹・背中が順に石化し、お尻が穴が舐められる感覚で動かなくなる。

そして、ちんこだ。そそり立つ勃起。多くの見ず知らずの男女に見られている。17cmくらいの平均よりは大きい自慢の品。根本から吸われる感じだ。ピンク色の亀頭も白い石膏像のようなものになる。石化する瞬間、思わず逝きそうになったが、逝けなかった。その感覚が絶えず残るのだから、体は悶々し続ける。

光が頭上から降ってくる。浮遊感がして、浮かび上がる。

さよなら僕の家族たち。また10年後。頑張って、変わらないで戻ってきたい。



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