メラルーとイチャイチャするまでの話
Added 2023-06-11 09:40:05 +0000 UTC青空の下で微笑んだ。 砂漠地帯の日差しを浴びた。 そのとき。一生の不覚が起きた。 口が裂けても言えない失態を犯した。 ゴンッ! バケツを棒で殴るような音を耳にし、膝をついてしまった。 何が何やらわからなくて、状況を整理しながら地面を眺める。 拠点で腹ごしらえをし、これから一狩りに行くぞと勇んでいた。 一歩を踏み出した瞬間――後頭部に衝撃を受け、目を回してしまう。 モンスターのものに比べれば、なんてことのない一撃に過ぎなかった。 運悪く防具を頭につける前。折り悪く意識外から攻撃を受けてしまった。 さらに打ちどころが悪かったのだろう。うつ伏せに倒れ、痙攣をはじめた。 その後に自分を見下ろす小さな影を見つめ、頭蓋を鈍器で叩かれたと知った。 死にかけた昆虫のように震え、我ながら無様な醜態だったとおもう。 これが原因でネコタクの世話になった上に、「どうして倒れていたにゃ?」と聞かれる始末。口をつぐんでいたところ、仲間内では火薬の不始末か、毒なり麻痺なりの肉を焼いて食べたのではないかと噂され最悪だった。しかし、メラルーに不意打ちを受け昏倒。ネコタクに回収され治療を受けていたのを知られる。 いったい、どちらが情けなく恥ずかしいものだろうか? 甲乙つけがたい。だから沈黙を選ぶ以外の考えに、たどり着けなかった。 視界に確かに黒い毛皮が見えた、あの不吉な闇色は間違いなくメラルーだ。 私怨をいだいてからは、気に入っていた黒が嫌いになり防具の色も変えた。 別のハンターが機嫌よく黒いものを身に着けていたり、黒い武器を得意げに振り回していたりする姿にだって腹が立つ。みんなに嘲笑われている気がして、居心地が悪かった。 メラルーのにゃんにゃん棒に後頭部を打たれ、ネコタクに運ばれてきた。 モンスターでも、事故でもなく、メラルーのにゃんにゃん棒というのが嫌だ。 別にメラルーやアイルーが弱いとは思っていないが、あれのせいでネコタクの世話になり意識不明に陥ったハンターはかつていない。前代未聞に違いないし、恥以外のなにものでもなかった。 二度とあんな不覚を負うものか。 そう決めていたのに、二度目が起きた。 後頭部に肉球を模した武器がクリーンヒット! ゴォンッ! 釣り鐘でも打ったみたいに、それはもう震えが止まらない音が出て、気絶。 途中で息を吹き返し、ネコタクがコーナリングをするとき、振り落とされた。 ネコタクのアイルーコンビは顔を見合わせ、どうしようか悩んでいたところ。 何か好きなものを買ってあげるから、今日のことは内緒にしてくれるよう頼んだ。 アイルーコンビは目をキラキラとさせ、上機嫌に尾をあげ、何度も頷いてくれた。 命拾いしてからは、二度と不覚をとるものか、いや、メラルーに思い知らせてやるのだと私怨を晴らそうとした。 まず、記憶を頼りにしたところ、メラルーは単独犯だった。 一度目も、二度目も、必ず後頭部を目掛けて一撃を見舞ってきた。 そして薄れゆく意識の中。目に入れたのは緑色の布で口を覆ったメラルー。 いずれも同じで、意識を失っているかをチェックするため前足でつつかれた。 首のあたりを入念に、コンコン、と爪先でノック。甘くみられたものである。 マタタビを持っていけば済む話かもしれない。 アイテムに執着したメラルーといえど、マタタビには抗えない本能を持っている。 しかし、一度ならず二度までも、後頭部をぶん殴られて気を失ったのだ。やり返さないと気がすまなかった。今度は後頭部に鉢金をつけ、にゃんにゃん棒の直撃を受けたフリをし、捕らえてやると心に誓っていた。 砂漠地帯。 熱い熱い日差しが降り注ぎ、岩肌が陽炎を放っていた。 乾いた砂の香りを肺腑に詰め、二度も殴られた場所にたち、背伸びした。 背後に意識をむけていれば飛びかかってくる気配。触れる瞬間に軽く前かがみになる。 ごっ 三度目の正直だ。 鉢金をつけた頭は、にゃんにゃん棒の威力を防ぎ、前かがみになることで勢いを減らす。 また首筋に毛むくじゃらな足が触れる。つんつんっと、ゴミでもつつくみたいな仕草だ。 苛立ち、その足を握りしめ逆さ吊りにする。 「にゃーーーーー!?」 驚き藻掻いたって、許してやらない! にゃんにゃん棒をひったくり、脇に投げ捨て口を覆った緑の布を引っ剥がしてやる。 片足を握りしめられたメラルーは目を白黒させ、見るからに狼狽する。良い気味だ。 胸がスカッとするものの――――捕まえた先にどうするか、無計画だった。 憎しみにとらわれていて、しかし、暴力を振るうのは可愛そうだと躊躇した。 「迫真の演技だったにゃ」 こちらの躊躇を見透かしたふうに、メラルーは嘲笑った。声の高さから雌らしい。ますます言えない秘密になってしまった。そう口を苦くしていたところ。 「三回目だから、これまでと同じで潰れた虫みたいになってる。そうおもっていたのにゃ」 イラッとした。 潰れた虫みたい、自虐でそうおもっていただけに、張本人に言われるのは腹立たしい。 片足を掴んでいるのに、マヌケを捕まえたのは自分だと主張するような挑発的な目つき。 意識不明に近しい状態以外で、この盗人を見るのは初めてだ。じっくり観察してみよう。 白い三角形の耳。毛並みのほとんどは黒いが、顔や手足は白くメリハリがある。腹回りにある肉球の模様は見慣れているつもりだが、このメラルーのは一際に濃い。群れで横並びしたとしても、目に入れてわかるほど色が強い。 「それで、どうするのかにゃ?」 自分を害するわけがないといった確信を持っている。 あるいは二度も昏倒させたバカな人間に、負けるわけがないといった自信か。 いずれにせよ腹立たしい思いを晴らす方法を考えていたところ……膣に、目がむく。 片足を握りしめたまま、そのふわふわの毛にも興味が湧いて、悪い好奇心が現れる。 せっかくだからと、物陰に連れ込み、足をひらかせ、それこそじっくりと観察した。 「にゃ! にゃ! にゃっ!!」 メラルーは暴れるが、ちからはそう強くなかった。 仰向けにし、足を強引にひらかせると、毛並みの境目が浮き彫りになる。 羞恥心に目を潤ませ、足を振るたび「にゃ!」と焦った姿に――そそった。 生唾を呑む。嫌がるメラルーが可愛らしくて、天日干しの匂いに、甘さを混ぜた香りに鼻をくすぐられて、気がつけば骨付き肉の両端をつかむかのように口へ運んでしまう。 細いメラルーの足をめいいっぱいに開かせ、ちろちろと舌を這わせる。 とにかく暴れるメラルーであるが、焦っているせいで手は空間を切るだけ。 舌に毛がつき、ふわっとした。野性味のある匂いがして、木の実のようだ。 唾液が毛にまざり、匂いにまざって、悪いことをやっている自覚が湧いてきた。 ぬるぬるとした質感の液。潮っぽい感じがするのに、少々の砂糖を混ぜたように仄かな甘さがあった。黒い毛並みを掻き分けながら、足をひらかせ、何度も舌を這わせていく。 「にゃあっ!?」 指を一本。軽く挿入しただけでメラルーはのけぞってしまった。 何事かとおもっていたが、すぐにわかって、ニヤリと意趣返しの笑み。 「イっちゃったんだ?」 メラルーは自らの顔を手で覆い隠し、首を横に振っていた。 かわいい。嫌味なく純粋におもう。復讐や仕返しとか、どうでもいい。 ただこの魅力的な生物を、心ゆくまで楽しみたい。興奮に背を押されて舌を使う。 肉の隙間にめりこんだ舌が、ぬるっとした汁に包まれながら奥へと滑りっていく。 メラルーの緊張や不安が肉の壁に伝わり、締めつけられるが、それでも侵入する。 へんたい、バカ、弱いハンター、など罵倒を浴びせられても大半は聞こえていない。 「い、いやにゃあ」 勃起しているのに気づかれた、尻尾の先がズボンに触れて、知られてしまった。 恥じらいながらも、欲に急き立てられた体は正直に舌を使い蜜を味わっていく。 やがて、ふたたび濡れた指を、今度は二本。さらに奥まで挿入していった。 メラルーが跳ねる。首をふりながら身を左右にふりまわし、イってしまう。 頂点から降りてきたメラルーは、息をあらげ、くたぁっと物静かになる。 短い間に二度目であったからだろう、その息遣いからは疲労が滲む。 体から力が抜けてしまったのか。手が投げ出されて、バンザイをしていた。 そんなメラルーの膣は、とろりと蜜を垂らし、三本の指が一気に入ってしまう。 「っ!!?」 目をチカチカと光らせて、メラルーは首を横に振った。 降参する?と視線で問えば、睨みつけられる。だから指を曲げ、内側をこすり蜜を引っ張るよう壁をえぐった。 「にゃ――ニ、アアアッッ!!?」 肩を縮こまらせ、面白いくらい震えていた。 舌をこぼし、身動ぎし、捕まえたときよりも目を白黒とさせる。 かわいい。だから、もっとイジメてやりたい気持ちが強まった。 人差し指から小指までを合わせ、杭に見立てて、突っ込んでいく。 にゅうっと肉が伸び、壁が左右からぎゅうと圧迫する。 メラルーは顎を閉じて、目を固くつむって、感じまいと堪えてみせた。 手首を右に左に反転させ、ドリルのようにしてやればメラルーは達した。 ぴゅるっ、と奥から蜜が飛ぶ。ヒクヒクと壁を悶えさせていて、口からはよだれを溢れんばかりに垂らしてしまっていた。 「やめるにゃ変態!」 たしかに、そのとおりだった。 これまで以上に、口が裂けても言えない行為をしていた。 しかし、ここまできたのだから、止めるつもりもなかった。 何しろ下半身は大変なことになって、やめられるわけがない。 「俺がいま、何をしたいとおもっているかわかるか?」 メラルーの尻尾のつけ根にズボンの膨らみをなすりつけた。 ぎょっと身を引きつらせ、暴れようとしたが膣をいじられ上手く力が入らない様子。 どうやら、こういった行為に不慣れらしい。ますます都合がよくて、ズボンを脱いだ。 熱く脈打った肉棒。表面は弾力があり、奥は芯が通ったように固く漲っていた。 いま、二度も背後から奇襲を仕掛けたメラルーを相手に、肉棒を突き立てようとしている。 「もう十分にゃ……十分だろうにゃ」 メラルーは懇願している。怯え耳を下げた。 それがかえって、エロティシズムを引き立てる。 小生意気な毛むくじゃらの盗人。それがこんなにも肉棒に血を送っていた。 「いやだ」 両足をしっかり掴み、左右にひろげ、大事なところを、おっぴろげにさせていた。 これだけでも溜飲が下る気持ちではあった。しかし、もうそんなのはどうでもいい。 メラルーは唾液をすすりあげ、まるで意を決したように目を閉じていた。身を硬直させていて、あたかも待ち望んでいるみたいにおもえた。きっと錯覚だろうが、抵抗をやめた演技とも限らない。油断せず、毛並みに肉棒をあてながら、その肉の割れ目に腰を前進させていく。 ちいさな腰に、人間の腰を重ねて、一気に突き立てていった。 「はいってしまった……メラルーの穴に、俺のが全部……!」 にゃあ、せめて、ゆっくり、と何か聞こえたが、止められようはずがない。 クーラードリンクを一気飲みしたい。日陰の中で乾いた風を浴びながら発汗。 メラルーの濡れたオアシスに、自らの肉棒を突き立て、抱きしめてしまった。 足を開かせていては逃げられるかも知れない。そうおもって、熱い毛玉を腕の内側に閉じ込めた。噛まれようと暴れようと、絶対に逃してやるものかと、腰を突き出す。 「にゃあああ!!」 首筋に木霊する悲鳴。拒絶するような絶叫が、なんとも愛らしかった。 尻尾を指で摘み、尻をもちあげる。もう片手で背を抱え、腰をくっつけた。 「すごい……ちょっと狭いけど、ぐにょぐにょしていて、こんなに柔らかいなんて」 メラルーは腕から脱出を試みているが、肉棒を突き立てて、掴んでいては不可能だろう。 いたずらごころが芽生え、腰を左右に振ってみた。 「にゃっ! ゆるさ、にゃぃぃ!!」 憎しみのこもった声。なんて可愛いのだろうかと歪んだ感情に支配された。 憎さ余って可愛さ百倍とでも言えばよいのか。一緒にいると、胸が踊るのだ。 「にゃっ! にゃあ……!!」 根本までギリギリ詰めきれない。ほんのすこしの物足りなさを覚えるが、メラルーの最奥に亀頭がしっかり触れて、ぐりぐりと先端を擦りつけられる。 「動くよ」 「や、にゃ……」 前後に動かし、刺激を貪った。 やわらかくって、ぐにょっとした肉質。 どんなモンスターからも得られない、メラルーから贈られる淫らな刺激。 腕を後頭部にまわす。恋人を抱いている気分だ、熱さで狂ったのかもしれない。 お尻をしっかりと抱えて、下から幾度となく上に目掛け、突き立てメラルーを犯す。 愛液がぬっちゃりと糸を引いている。太腿に生暖かさが加わり、毛並みの摩擦が聞こえてくる。 「っ!? っ!!」 ズンッ、ズンッ、と最奥にふれるたび、メラルーは喘ぎを噛み殺す。 声をあげないくらいの力加減がいいのだろうか。ためしに力を抑えてみる。 すると寝入った猫さながらに身を丸めて、抱きついてきた。生意気なやつを手球にとった気になれた。 「これくらいでいいか?」 メラルーは答えない、胸に爪を立てようとしないのが不思議だった。 剥き出しの粘膜と粘膜をさすりあい、温かさと柔らかさに酔いしれる。 酒を呑むのと、狩りを終えたときよりも、ずっとずっと気持ちがよかった。 「わっ……!」 どくどく、どくどく、どくどく……どくんっ 気がつけば出していた。調子に乗って、最初に勢いをつけすぎた。 メラルーの胎内に注いだ。すると、息遣いが代わり、胸板に吐息が吹きかけられる。 鼻から、口から、熱くてくすぐったい空気の流れ。興奮を示す、いやらしく荒い息だ。 おもえばメラルーを相手に童貞を捨てた。このメラルーも初めてなのだと予想がつく。 「この……ニンゲンのくせに……」 にゃあ~、と不機嫌な喘ぎをあげられるものの、とろけてしまっていて、迫力は皆無。以前にアイルーコンビの口止め料としてマタタビをプレゼントしたときの反応。あれと大差ない。こっちは雌であるからか、ずっとずっと、興奮を誘ってくれる。 ちいさいながら奥行きはあるようで、精液が一滴も垂れず、溜まっていた。 それでも腰をまた動かしていけば、奥から白濁と愛液が調合されたものが突き出されてしまう。ねばっとひろがり、メラルーの毛の隙間から皮膚にまで染みついていく。 「ッ!」 今度は腕で腰を掴み、腰の動きにあわせてみた。 腰を引けば上にもちあげ、腰をあげれば腰を下げる。 この生意気なメラルーが騎乗位をしてくれているみたいで、優越感に浸れた。 「よくも、こんな……! あっぁ!?」 俺は悪くないんだ、心で叫ぶ。 二度も後ろから襲いかかって荷物を奪い、淫らなものを見せてきたから、こうなってしまっただけ。 「おまえ、かわいいよ……もっと、俺としてくれよ」 唐突な告白に面食らったのか耳を垂れ下げ顔を隠してしまった。 意外と乙女らしい。もっと、囁きかけたらどうなるのか興味深い。 「かわいい、かわいいな。最初に出会ったときから思っていたんだけど、二回もぶん殴られて、ショックだったぞ?」 腰を掴み、何度も上下させる。腰を強く打ちあげてみると、泡をふき痙攣した。 深い絶頂を味わっていた。いまので何度目かはわからないが、両手では数えきれないだろう。 「こうやって抱きしめたらおもったより可愛い。俺こういうメラルーが、タイプだったみたいだ。生意気で、おマンコを締め付けてくれる、いやらしいメラルーが好きだ」 ボソボソと、しおらしく垂れた耳に何度も言った。 口を動かすほどに、膣を動かされる。メラルーは言葉に責め立てられ、身を熱く焦がしていた。毛皮に火がつきそうなくらいに、血を巡らせている。 「この……ちょうしのいいことをいう、にぃぃあぁぁ!?」 膣の周りを指で撫でて、首筋を撫で回してみる。 ぞわっと毛を逆立てるメラルーは、目をきつく閉じ身震い。 閉ざされた瞼からは涙が滲み、すぅっと毛に吸われていった。 「あ~、メラルーとするセックスが、こんなにいいなんて……」 これが子作りなのか、いまメラルーの膣で肉棒を出し入れしている。 愛液が睾丸から太腿にまで滴って、雌の匂いをぷんぷんとあげていた。 「俺はすごくいいよ。おまえは?」 胸板に額をおしつけられて、何度も叩かれる。 いますぐに離せと言われているようにも、優しくしろと言っているようにも受け取れてしまう。自分で思っている以上に、このメラルーとするのにハマっていた。もしかしたら人間では満足できない体になってしまったかもしれない。 「あ……!」 毛並みを抱き寄せながら、どくどく、どくどく、どくんっ、どくんっ、と精液が迸ってしまう。水が噴き出すみたいに、メラルーの中に二度目の体液が放出されてしまった。 砂漠の砂が水分を吸収するみたいに、彼女の奥に吸いよせられて開放感を味わう。 熱い毛むくじゃら。愛しい毛むくじゃら。生意気で奇襲の得意な泥棒猫。 「俺は、心まで盗まれてしまったのか?」 「……キショいにゃ…………にゃあああああ!!?」 心を傷つけられたので、また腰を動かした。今度は、しつけるように乱暴で、八つ当たり気味の腰使いだった。 あのメラルーに仕置をしてから、黒色や白色に苛立つことがなくなった。 初めてのセックス。メラルーとの繋がりを経て、今度は自分から、例のメラルーを探し回ってしまった。 何度も褒めちぎったり告白したり、熱烈にアプローチを仕掛けた。 やがて腹の肉球について話したところ。コンプレックスだったらしい。 仲間内からもからかわれて、必要以上に傷ついてから意地になり、単独行動をするようになったとか。激しい喧嘩をしたらしく、仲間との関係も悪くなってしまったそうだ。 本当に好きなのかと聞かれて、何度も撫でて舌を這わせ、また繋がった。 何度も繋がって、一緒に過ごすようになって、彼女から求めてくれるようになる。 しかしハンターと生活するのは気に入らないらしく、こちらから彼女の住処へ厄介になった。ときおりハンターの生活をしながら、彼女と荒野で過ごすのが、なんとも楽しい。ふたりだけの蜜月を共有しながらの日々。いつか自分の家に招き、共に暮らしたいと打ち明けたら「どうでもいいにゃ」と尾を立てながら一蹴された。 彼女の秘密の住処は涼しい日陰で、炎を焚かなければ寒いくらいだった。 いまも焚き火が音をあげ、周囲を照らしてくれる。影が踊り、肉が踊った。 腹回りを撫でる。硬いしこりがって、表面のふわふわとした毛並みが心地よい。 「にゃ……」 丸く膨れたメラルーの肉球模様……人間とのハーフが、この内側に宿っている。 いま内側を蹴られた。手頃な石に腰掛け、後ろから繋がり、何度も腹を撫でてやる。 ボールを詰めたみたいに大きい。この孕み腹を抱えて歩く彼女は、本当に見ていて気持ちがよくなる。重そうで、すこしでも辛さが和らがないものかと撫で続けた。 「いたわるなら……こうび、やめるにゃ……」 拒否するような声をあげながらも、妻の顔はとろけていた。 もっとしてほしいのだと尻尾をあげて、腕を握りしめて離さない。 「頭を殴られたような衝撃だ。襲われてよかった」 「相変わらず……アホなやつにゃ……」 蔑む口調とは真逆。彼女の顔はにっこりとしていて、青空の日差しのよう。 何度か不思議なアイルーを目に入れたことがある。もしかしたら、こういうことがあったのかもしれない。 「俺のこと好き?」 孕み膨らんだ乳房を指でなぞりあげ、ほのかに母乳をにじませる。 ミルクの匂いに性欲をくすぐられ、ますます腰を激しくしてしまう。 ごつん、ごつん、と自分の後頭部を殴られたときみたいな音をあげて、彼女の奥を貫いた。そして子供のいる袋をノックする。その振動がたまらないのか、彼女は母乳をちょろっと飛ばす。 何も言ってくれないものの、首をひねって口づけを求める。 だから何も言わず、その小さな口に唇を落とす。ふわっとした毛並み、太陽と荒野の砂の香りに、母性のあふれるミルクの香ばしさ。 口づけをしながら、どくどく、どくどく、と奥に注ぎ込んだ。