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イチゲン
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尻軽キツネのマーガレット(本番)

 これこれ。こういう感覚を求めてきたのよ!  石鹸を使うどころかシャワーもろくに浴びていない。  男の味がすっかり染みついた肉棒の味わい酔いしれる。  初めてアルコールを呑みながらセックスをしたときを思い出す。  どうしようもなく火照って、頭が性欲でいっぱいになってくる。  昔に食いそびれた男の巨根が相手だからか、昔の気持ちが蘇る。  アボカドサイズの睾丸を指でつまびき、ときに下から持ちあげた。 「そ、そんなところに触ったら不味いよ」  これだけでもホセは感じてしまっているのか、だらしない主張をあげる。  マーガレットはしゃぶりついたものに舌を何度もこすりつけて黙らせた。  薄皮に包まれている赤々としたグロテスクな馬型ペニスは干し肉を噛みしめるように舐めれば舐めるほど出汁が滲み出てくる。 「むぼほっほっほっ」  ホセの馬型ペニスを狐の口でしっかりと頬張り、噛みつくように刺激する。  たくましい馬の、全財産を失いながらも生きようと頑張ってきた逞しい肉茎だ。  マーガレットの秘所の疼きは最高潮をとうに超えている。眉を寄せて微笑んでいた。  唾液が漏れ出るかのように濃密なるシロップの雫を、ぽたり、ぽたり、と一秒ごとに垂らす。  しかし自分では弄くらない。  久しぶりの、満足できると確信できる絶頂を指で終わらすなど言語道断。 「マーガレット!」  ホセの声は裏返っていて、いまにも泣きそうだ。 「僕は、経験ないんだよ! 君とは違うんだ」  マーガレットにとってそれは起爆剤だ。落としきったはずの獲物は、性欲よりも理性を優先した。あんなに胸を揉んでおきながら、かまととぶるなど生意気だ。  ペニスを焼けるように熱くみなぎらせ圧倒的な存在感を放っている。  仕事帰りのデスクワーカー、試合後のスポーツマン、どちらをも上回る男が腐ったような生臭さに鼻孔が支配される。この情けない声をあげた男に、マーガレットの欲望がジリジリと炙られていく。興奮に悶えてしまいそうだ。 「遠慮しないで、わたしの経験豊富なフェラで満足させてあげるわよ」  勃起に頬をこすりつけ、鼻を先端に押し当ててあげればホセはあやされた子供みたいに静かになった。強すぎる刺激に驚き、へっぴり腰になっていたみたいだ。  アクセルを踏みすぎた、反省はするがブレーキを踏む気は一切ない。 「もう、社会人から転落して、ホームレス一年もやってたっていうのに態度は柔らかい少年みたい。わたし、そんなあなたが好きよ。おっきいペニスを生やしているところも含めてね」  猛烈な雄臭さ、醜悪とさえ表現できる巨根の側面を笑顔で舐める。自身のペニスにコンプレックスでもあるのか、恥ずかしげに目を伏せてしまう。 「どうしたの? ペニス大きいの嫌い?」 「大きいからって、得したことはないんだよ……」  見立てでは同性にからかわれたのを気にしているか、これが原因で女にフラれたか。 「それじゃあ今日はいっぱい得させてあげる」  自然と微笑み先端をまんべんなく舐め、根本を両手でつかみ肉球を唾液で滑らせる。 「ぬ、ぬめって凄いことになってるよ」 「こういう刺激もいいものでしょう、もっとよくなってくるわよ」  どちらにせよ、大したこともないペニスで意気がっていた男たちよりも謙虚な彼がマーガレットのツボをつついてくれた。あまり認めたくはないが、こういうシャイな相手が好みであるのに、あんなものと自分自身で拒否してきたのかも知れない。 「続き、やっていくわよ」  尾を立て、こしをくねらせながらマーガレットは改めて馬ペニスに口づけをする。  ちゅぅっと先端をすするように刺激した。それだけでホセは肩をもちあげてしまう。  つぎは狐の鼻をそっとあて、先走りや唾液が鼻孔に入るのも構わず、じっくりと二分ほども円をかいた。 「鼻でこするのも、悪くないでしょう?」  マーガレットは強烈な臭いに鼻をツーンと突かれていた。  鼻を押し当てながら舌をそよがせ、ぬめりのある体液を口に運ぶ。 「あはぁぁっ」  ホセの喘ぎが耳に飛び込み、ぴくりっと動かす。この素っ頓狂な嬌声がまた胸を高ぶらせてくる。 「声はあげても暴れないホセ。とっても可愛いわよ」  育ちすぎたキュウリさながらにゴツゴツとした馬ペニスに甘える。  塩気……苦味……雄の臭い……嗅覚と口腔を絶え間なく満たすものが、ホセの体温が上昇するにつれ威力を増していく。 「どんどん熱くなって、臭くなってる。あなたも感じる? この自分の男らしさを」 「うあっ」  先の穴に舌先をつけ、上下にさすればホセの膝が浮いた。  指で玉袋をつまみ小指から親指にかけ、すべての肉球で内側の重量をたしかめる。 「さっきより大きくなってない? 出したくてたまらないのね。一年も溜めてたのなら、これだけギンギンなのも納得できるわ」  今朝、手入れをしなかった毛並みに臭気や湿ったものが浸透していくのを肌で感じ取る。 「んじゅぅ! じゅるっ、なんて大きくて逞しいの、口で妊娠しちゃいそうよ」 「に、妊娠だなんて……」 「だいじょうぶよ、ゴムもってるから騒がないで、ものの例えよ」  鼻や額。口の横に至るまでが先走りまじりの汁を塗りたくられて、毛が寝転がってしまう。女が愛液を垂らすみたいに、ホセのカウパー液は溢れ出てくる。  ホセは口こそ嫌がっているが素直に反応し、逃げようともしなかった。 「んちゅっ……ちゅっ……ちゅぅっ…………じゅぶっ……ぷはっ」  舌の面積を余すところなく使っての愛撫は尿道を塞ぐようなめ、口先を密着させ汁をすすりあげる動きと交互におこなわれた。 「んふ。ねえホセ。次は何をするとおもう?」 「僕はこういうの初めてで……」 「本当にわからない?」 「頭が沸騰していて考えられないよ、恥ずかしくて、たまらなく心地良い。ああ、でもパニックを起こしかけてる。でも、マーガレットのすることに期待してて、待ちわびてしまってる」 「正直なのはペニスだけじゃなくてよかった。突き飛ばされたらやめるつもりだったけどホセは受け入れてくれて嬉しい」  もちろんまじりっけなしの嘘だ。抵抗されたらそれに相応しい作法でセックスをするつもりでいた。  しかしホセはペニスを硬くさせたまま、照れたのか瞬きを忘れていた。 「さてと、つぎはどうしちゃおうかしらねぇ?」  マーガレットはじっとホセと見つめ合う。 「こういうとき、言うことがあるわよね?」 「え、そ、そんな」 「仕事の返事みたいに感情で勢いをつけるのよ。そうすれば、あとは簡単でしょう」 「だけど、僕は」 「できないわけないでしょう。言えるまで、待っててあげる」  意味深な上目遣いで、数十秒の間をおいた。  ホセの視界はペニスで半分に裂かれていて、その向こう側に半分になったマーガレットの顔がある。刺激を絶やさぬよう、つん、と数秒ごとに鼻で血管をなぞられる。 「ま、マーガレット、おねがいだよ、僕も気持ちがいいことをしたい……」 「ええ。やってあげるわよ、わたしも心臓バクバクして、待ちわびてたのよ」  やがてうっすらとした笑みになると、口を思い切り開いて、獲物にかぶりつく肉食獣のごとく勢いで巨根を頬張ってしまった。 「う、ああっ! マーガレット、顎が痛くなるよ!?」  ホセは驚愕と喜悦の混ざった、不思議な目つきでシーツを握りしめる。鼻の穴をふくらませ、威嚇に怯える草食獣といった風貌をさらすが、すぐ目をとろかせてしまう。 「んじゅるるる! んぐんむぅぅ! んぐぅぅ、んぶ、ぶ! ふっふっふっふ……」  巨根の半分ほどが、マーガレットの口に収められる。  いくら狐の口が長くシャープであるからといって、巨根を収められるサイズではない。 彼女は口だけにとどまらず、喉までも使いホセの一部を食道のあたりにまで収めてしまった。 「うああっ! これ、つよすぎる! マー……ガレット、ちょっとおさえて」  両耳を手のひらで潰される。しかし構わず首まで上下させペニスをしごく。  喉に先端がぶつかり、唾液が逆流する。のけぞった茶色い肉体を見つめているとゾクゾクっと背筋が加虐心で震えてしまう。男を捕食するのはヤリチンどもと遊ぶのとは一味も二味も違う高揚感をもたらしてくれた。 「んじゅぶちゅちゅちゅっ!」  あのとき引き止めればよかった、これで人生が変わってたかも。  ついマーガレットは変なこと考える。興奮のしすぎでおかしくなっているのかもしれない。 「んじゅぶびゅびゅ! ぶちゅちゅぶっ、ぶぶちゅぶちゅず、ずるうぅ」 「うっ、うぅ! うっ、ああっ」  目を閉じ、マーガレットの頭を握りしめるホセの頬はすっかり赤みがさしていた。 「すご、い! 口でされるのが、あっ、こんなにいいなんて……!」 「ぶじゅぶじゅるっ、ずる、ずっ! ずじゅっるっ」  マーガレットは鼻から唾液に先走りをこぼしながら、口からは倍以上の汁をこぼす。呼吸がしづらくなろうとも、性欲を優先させる。  顎の裏側、舌の全体、歯に触れる竿の形状。  下顎にふれるとすっぱ臭い汗が伝わる特大の玉袋。  それらすべてが口から中に、視覚に嗅覚を満たされる。 「んじゅるぅぅ! ンじゅっ! ずじゅっるるるっるっるっる! ずぶっちゅっ! ぷはっ!」  剣を鞘から引き抜くかのように、マーガレットの喉に詰められたペニスがずるりと飛び出す。唾液だらけで、先端からはぶびゅっと先走りを飛び散らせ、ますます部屋に男の淫気を撒き散らす。そればかりかマーガレットの胸元から鎖骨周辺にかけて、ねっとりした先走りでコーティングされてしまった。 「こんなにドロドロになるカウパー初めて出会ったわね。おいしい」 「そ、そんな……きたないよ」 「だからこそ、おいしいのかもね」  くすっと表情を緩ませれば、ホセは恥ずかしさで身を縮めた。 「あーあ、でも本当にべたべただわ」  彼女自身の唾液もあわせ、毛並みの隙間で泡が弾け、粘った半透明が臭気を発する。 「喉から出したのに口と食道がドクドクしてる。声を出すたびにペニスの感触が蘇ってきて新鮮だわ。こんなにいいペニスを持ってるんだから、もっと誇っていいじゃない」 「よ、喜んで良いのかな……マーガレットのフェラチオも、すごいよ」  ホセは両手を額に当て、熱気を吐き出している。あがりっぱなしの体温から生み出されるそれは、煮立たせた鍋の蒸気さながらだった。 「ありがとう。でもね、いまは息継ぎしてるだけ、次は出るまでしてあげるわ」  さっきとは違って、あぁぁん、と口の中を見せながらゆっくりした動きで呑む。 「ああ、ああ、ああ……」  ホセは伸ばされた舌を観ただけで先走りを増やし、真っ赤な顔で緊張する。  はむっと頬張ってから、つぎは最初と同じく素早い動作で刺激していった。  今度は子種をバキュームするような吸引をもって、先程以上に刺激を強めた。 「うぁぁ! 尿道が、狭まって、なかが、うああっ」 「んじゅっ! ずじゅるるる! ずずずっ! ずぶっ! ずぅじゅぅう!」  先端が後頭部から出てしまいそうなほど深々と、泡を吐きながら首を上下させる。 「す、吸いすぎだよ! ストローじゃないんだから!」  すいあげながら、類まれなる大きさを誇るペニスを、根本まで飲み干すような深い深いイマラチオで、ホセの熱さ硬さ臭さを粘膜の隅々で賞味する。 「んじゅっ! んじゅずじゅるっ! ずじゅるるるるっ!」  ホセの熱く脈打つ異物がマーガレットの喉を塞ぎ、唾液がどろりと分泌される。  泡立った唾液に半透明のさらりとした汁状のよだれが、ホセの竿をつたい睾丸や股ぐらを汚していく。その液体が垂れていく感触でさえも眉間をりきませる快感があった。 「で、でる! もう我慢がっ」  しゃぶりついているマーガレットを引き離そうとするホセは根本を気張らせ、射精を引き止める。するとマーガレットは露骨に眉を寄せ、「うぅぅ!」と不満の唸りまであげるのだった。 「だって、出しちゃうから」  鈴口から濃厚な先走りが後から後へあふれてくる。  マーガレットは粘り具合と風味から正体を知る。長らくに渡り射精せず、古臭くなったドロドロの精液だ。  ずじゅるるる! ずじゅぅぅぅぅぅう!! 「うああっ! うっ! うぅ!」  ホセのペニスは最大勃起から徐々に肥大化し、血管をゴツゴツと際立たせた。  ずっ! ずじゅぅぅぅぅうううっぅ! ずっずっずっ! ずぢゅぅぅうぅう!!  残り少ない飲料をストローで吸いあげ、唾液にふやかした干物を吸引すればこんな音があがるだろう。 「ん! んぢゅぢゅうっ! ぢゅっ! ぢゅぢゅぢゅぅぅ!!」  口腔粘膜をいっぱいにされ、唾液を下品にすすりあげる。  ホセは本気のしゃぶりつきに声もあげられなくなり、両手で顔を覆い隠していた。  首を限界までそらしてしまっている。そんな様子にマーガレットは笑みを深めた。  喉奥で脈動するペニスの巨大さを堪能し、舌で根本の裏側を、顎下で睾丸の境目を味わう。さらに鼻で恥毛の香ばしさをスンスンと嗅いだ。 「んじゅうううう! ぢゅっるっるっるっるっ! ずっぢゅううう!!」  ホセは身をこわばらせる。  爆発寸前になったペニスは、しかし彼の意思でせき止められていた。  ペニスに気道を塞がれ気味のマーガレットは流石に息が苦しい。  両手の指を玉袋に近づけ、親指で固定した人差し指を弾き、ピンっと微かな痛みを与えた。 「っ!」  限界にほど近いホセは、その刺激までを捌き切る余裕なんて持ち合わせていない。  一気に、食道の奥へ流動食さながらの粘り気を誇る青臭いものが、常人ならば嘔吐するであろう勢いで注がれる。腐ったシチューを程よく温め、喉に流し込まれるような不快感であろうが、マーガレットにとっては御馳走だ。喉に感じるへばりつき、重み、容量を超えて口の隙間から流れ出てくるそれらも、可能な限りすすりあげていった。  ごくりっ……ごくりっ…………ごくりっ……………………ごくりっ  ゆっくりと、しかし確実にザーメンを喉に滑らせていく。  予め多量の唾液が流れ出ていた口は、喉も泡立つくらいに潤っていた。  水に溶いた粉類みたいに濃厚なドロドロであろうとも、すぐ中和する。 「んぅぅ…………ぷはっ! 窒息するところだったわ、ホセのザーメン濃すぎ! 煮詰めたシチューより粘ついてたわ」  口周りにへばりつき、粘った雫を垂らしかけるのは黄ばんだ白濁。  ホセの長年溜め込んだものを呑み、舌で拭うマーガレットは指を頬張る。 「ん、こんなのきっと二度と味わえない。だけど濃すぎると風味が損なわれるの、やっぱり良い食生活をして、射精して活発な玉袋のほうが、味わいが豊かになるの」 「ふぅ……ふぅ……ふぅ……ふぅ…………」  荒々しい息をつきながら、ホセはちらりとマーガレットを見て、目を点にする。  しゃぶり終わった女が淫らに微笑み、自分の出したものを舐めている!  彼にとって天と地がひっくり返るような衝撃だった。ありえなくて驚いた。 「あら、先端からペニスに、また垂れちゃってる」  黄ばんだ白濁のひとしずくがカウパーとともに流れ睾丸の境目に落ちる。  先程に下顎で散々につついてあげたせいか、袋は蕩け形を崩している。 「ま、まだ口でするのかい?」 「そうよ。残すなんてもったいないもの、いただくわよ」  熱々のスープを冷ますふうに息を吹きかける、ふぅ、すぅ、ふぅ、すぅ、口から吐いては鼻で芳しさを堪能する。 「ねえホセ。こんなのはどうかしら?」  雄に魅了された雌そのものの仕草で、玉袋の境目に舌をあてがいペニスの先端までをずるるるっと唾液をなすりつけた。 「ああっ! 出したばっかりなのに、もっとしてほしくなる……口でしてもらうのがこんなに、気持ちよすぎるなんて!」  ホセは針で突けば破裂しそうなくらいガチガチだ。  狐の口の長さに加え喉の、胸元にまで達するペニス。  こんな凶悪な代物でヴァギナを突き立てられたらどうなってしまうのか。  想像するだけで発汗し、毛穴という毛穴がぶわっとふくれあがってしまう。  臍の下に淫らな欲求が火花をあげ、くすぶった空気を鼻から出してラブジュースをシーツに垂らす。 「あ、あんっ……」  触れてみれば、ぬちょり、と音が聞こえてきた。 指があたるだけで、子宮がキュンっとして胸が締めつけられる。 気がつけば尻尾はもちあがり、ヴァギナはひらき、乳首は勃起していた。  ずっとそうであったのに、意識すればするほど飢えの度合いがわかった。  耳がたれさがって、さも切なげになる。きっと目は殊の外に潤んでいる。 「ねえホセ。おねがい、わたしオナニーばっかりで、セックスはご無沙汰なの」  バックで乱暴に掘られたいともおもったが、彼は初めて、挿入しやすいほうがいい。  心臓が彼のペニスみたいに脈打ち、それこそ破裂寸前になった。頭がジクジクと痛む。  これから彼に犯される。想像するだけで最高潮に達しかけた。  これから彼に犯される。それが現実となるまで、数分とない。  心臓が素早くなり、限界とおもった体温がさらに急上昇していく。  大好きなオナニーで、大した快感が得られず悶々とする日々の終わりだ。  欲求不満に苛まされていたヴァギナは、訪れる快感を期待しヒダをうねらせる。  頭の中で次々に弾ける脳内麻薬。欲望を叶えてくれるホセと、視線をあわせた。 「ホセ。今度はあなたからきて」 「それは、いったい、ま、まーがれっと……」  尻尾が潰れるのも構わず仰向けになる。  両足をひろげ、汁だらけのヴァギナを開放する。  両手を側面から伸ばし、境目に指を立て左右にひいた。  ぐ、ぷぁぁ  尻軽であるが男性との関係は断って久しい。  鍛えられているのか玩具を咥えても伸びたり色あせたりはしなかった。  赤みのあるヴァギナの粘液をジュースで滴らせ、無防備で差し出した。 「………………」  精液臭くなったペニスを片手に、立ち膝でホセは寄ってくる。  先端を手で位置調整し、ヴァギナの入り口にあてれば溜め息つかれた。 「ふぁぁぁ」 「あつい、おおきい、かたい、最高のペニスよ、ああんもう、焦らさないで腰を突っ込むのよ」 「こ、こうかな? うっ!」  ホセも正常な判断力がすっかり失われていた。  挿入した矢先に、一気に腰を奥の奥までつきたてにかかった。  強引に、力任せに、女を味わおうと業突く張りな挿入が果たされる。  すべてを受け入れたマーガレットの下腹は、すこしだけ彼の形が浮かんでいた。 「ふあぁんっ……ホセのペニス……いいわよ……こんなに大きいのが、ヴァギナに詰まっちゃってる。ふああん」  感嘆の吐息をあげ、そこを撫でてみる。へそのすぐ下に先っぽがあるみたいだ。  腹の毛並み、脂肪と筋肉の内側に硬いゴム質な弾力。内蔵を加熱する体温がある。  マーガレットはこれだけで渇望が埋め尽くされ、心身ともに満たされる胸中に至った。 「ふぁぁぁん、ホセぇ、きゃっ!」  名をあげた瞬間だった、彼の性格から同意を求めて動くと思った。  しかし、一息でペニスが抜ける手前まで腰をひき、子宮を打たれる。 「ん、もう、ホセも男なのね。尻軽相手に夢中になって、わたしの魅力も捨てたもんじゃないわねアンッ?!」  素早く力強い。雄々しさのある腰使いで、粘膜癖をゴリゴリ擦られた。  開いた足に、馬ペニスが直進しては後退する。ヴァギナが巨根を呑んでは吐き出す。  ぶちゅ、ちゅぶっ、ラブジュースが奏でられて、ペニスとヴァギナが糸を引く。 「ふぅ! ぶふぅぅ! ふ! うぅう!」  暴走する機関車の汽笛を彷彿とさせる鼻息だった。  マーガレットに全身を押しつけ、腰を曲げさせるほどのピストン運動。 ホセは全身をかがめるようにして、マーガレットの体を抱きしめてきた。  馬ペニスが出入りするごと、二人の間には甘美なる刺激が神経を駆け巡る。 「あああん! もっとぉ! ホセッ! もっとよ! もっとぉ!」 「ふぅぅ! ふっ! ふ! ぶっ! ふぅぅぅう! ふぉぉおうう!!」  生臭いフェロモンを漂わせながら唾液と熱気を吐き出し、唸り声をあげた。 「ああんっ!」  マーガレットの網膜に真っ白な光が現れ、一瞬だけ視界が闇に支配されたかとおもえばヴァギナが締まる。体中が引き締まり、視界が戻ればホセが汗だくで腰を振っていた。  いつ以来か思い出せない絶頂を噛みしめる間もなく先端で子宮を押しあげられる。 「うっ! ふああんっ!」  背と尻に敷かれた尻尾が歪な形になる、鼻がひらき奇妙な表情になった。 「ふっ! ふぅぅ! ふっ、あああ! ふうぅぅぅ!」  そう息を荒げる干せもまた表情を変化させていた、目をつむり額を強張らせる。 「ああんっ! なか、かきまわしてぇ! ふああっ」  両足を曲げシーツに爪を立て握りしめる。身が反り返るのにホセの両腕で止められた。  肉壁のすべてがホセを締めつけても、ペニスの動きは弱まるどころか全くの逆だった。  刺激を受けすぎて痙攣しっぱなしのヴァギナは、内側の筋肉がちぎれんばかりに硬直している。降参を示すかのようにラブジュースをどろどろと流し、粘膜を赤く充血させてしまっていた。 「ふかっ、いぃぃ! いいわよぉ! ホセ! これ、もっとちょうだい!」  ぐっと腰を深く突き立てられる、玉袋とマーガレットの距離がなくなった。  先端が子宮口をくぐり抜けるのではないか。突き破られやしないか。マーガレットは奥歯を噛み締め奇妙な表情のまま大口を開け、息をしぼりだす。 「ふっふああ! ふああんぁぁん!」  舌が痙攣し、頬を引きつらせ、奥を突き上げられるたび体中が浮かぶ錯覚が起きる。  前後され擦れあう女と男の粘膜が奏でる性の興奮に浸るが、ホセは少しも収まらない。 「あぁっ! また、イク! イクイク! イクのぉ!!」  マーガレットは声をふりあげ、聴覚と喉奥からも快感を受けぶるぶると小刻みに揺れた。  余裕がなくなり性欲一色に変わったホセの表情は、りきみすぎてシワだらけになっていた。 「ふぅう! ふぅうんっ! ふぅぅうっ! マーガ、レットォ! ふうっ!」  咆哮さながらの熱息を鼻からふきだし、ホセは一年も溜めてきた濃厚なるものを玉袋から上に上にと蓄積させていく。 「もう、限界っ! ふぅぅっ! 出すよ、君のヴァギナに、すぐっ!」  言って、ホセ自身が息を呑む、他人の胎内で射精するなど夢にもおもわなかったといった雰囲気を醸し出していた。しかし、初めてであるがゆえに劣情を催したのか、マーガレットを抱いた腕に力がこもった。 「ふあああっんっ!」  マーガレットの両足がピンっと伸ばされる。またしても絶頂した。  テクニックも思いやりもない単純なピストン運動で数回も上り詰めた。  毛に絡む体温や臭気。肌にまとわりついた爛れるような高温。内蔵を沸騰させる欲望の炎……五感でセックスを楽しむのは、いったいいつぶりだろうか。初めて以来かも知れない。 「あっ! ふあああんっ! ふあっ! ふっ! ふぅぅっ!」  マーガレットは額を汗ばませ、狐の耳を伸ばし、首から上をぶるぶる波打たせた。顔中の毛が逆立ちもした。眉間にしわをつくりながらも妖艶なる笑みを浮かべて、シーツをがっしりと掴んで雌臭を全身から漂わせる。 「いい! 出して! わたし、もうイってるの! ホセもイって!」  手を彼の背に回して、肩甲骨のあたりをマッサージする。  ガチガチになった肉体をちょっとほぐせば、それは股間にも伝わると知っていた。 「ああっ! マーガレット……僕もイってしまうよ!」  ぎくりっとペニスが禍々しくうねるのだった。  根本から血管をバキバキと浮かせ、先走りを滴らせた。  根本に詰まっているのは、あのシチューを煮詰めたようにドロドロとしたザーメンだ。袋の底から煮えたぎり、発射の瞬間を今か今かと待ちわびているように、竿が筋を浮き上がらせ前後しながら上下に跳ねている。  それがいま、ついに最高潮に導かれた。  ヴァギナが収縮し、その圧力によって射精が開始される。  シャンパンのコルクを抜くかのように、尿道からザーメンが殺到していた。 「はあっ! ふあああっ! ふっ! 射精、するっ」  ホセはマウスピースでも齧るみたいに奥歯を食いしばって、溢れんばかりの力でマーガレットを抱き寄せる。きつね色の腹は、へその上までもがペニスの形が見てていた。  ドビュッ! ドビュウッ!  内側で爆ぜる濃厚な、濃厚すぎる煮立たせザーメン。  マッチを擦られるみたいに子宮全体が、一瞬で熱くなる。  下腹部を微かにふくらませる。尻軽を腹一杯にするのに十分な量があった。  全身が緩むまでの数分間。射精は終わらず、半透明なラブジュースと濃厚な黄ばみザーメンが溢れかえって、二人の股ぐらはぐしょぐしょに汚れてしまっていた。  やがて、息が整った二人は仰向けでベッドにいて、天井を見つめている。 「よかったでしょう?」 「すごかった……どうしていままでやらなかったんだろうって惜しむくらいにね」  ふぅっと息を吐いたホセの言葉が可愛らしくって、その首筋に指を這わせてからかってあげた。 「ゴムしなかったから、ホセの赤ちゃんが生まれるかも」 「!?」  仮にマーガレットでも、背後で銃声がなれば今のホセみたいに凍りつくかも知れない。 「なんて顔してるのよ。冗談にきまってるでしょ、避妊はちゃんとするわ。男とは何度もやってるんだから、万が一はきっとないわよ」  言い終わったあとにマーガレットは気がついた。  もしかしたら、いまのは照れ隠しだったのかも知れない。  昔の感情を思い出させ、彼の肉体に熱狂させてもらえた。  惚れたわけではないにしろ、好ましいのは間違いなかった。 「ホセ。あなたわたしとつきあってみない?」 「……それはちょっと、考えてみるよ」 「それは残念。だけどセックスはしてもらうからね」 「は、ははははは……お手柔らかにね」  ホセは仰向けのままマーガレットから目をそらす。彼女の口はニヤリと歪んで、目は意味深に細められているからだった。 「これからが楽しみね。わたしの欲求不満の解消に乾杯」  マーガレットはグラスに蒸留酒を注ぎ、一息に呑み干した。


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