パンツに馴染んだ姉妹達(パンツ化)【R-18】
Added 2020-02-21 11:08:40 +0000 UTCpixiv側へ掲載した「変身金儲け姉妹」の続き話です。
2人の姉妹はどのようにパンツ状態で再会するのでしょうか?
-------------------------------------------------------------------------------------------
(いい加減おうち帰りたい……いくら好きな人と一緒だからって、パンツのままだなんてー……)
璃香ちゃんがパンツとして璃久君の家にお届けされて、早数十日。
璃香ちゃんは立派なパンツとして、璃久君にすっかり使い込まれていました。
「璃香ー! 愛しの璃香ー! 僕の大好きな璃香ー!」
(もう止めてー……あたし、一生戻れなくなっちゃうよぉー……)
璃香ちゃんは璃久君の家にお届けされて以来、ある事に気付きました。
それはとても強い想いでパンツとして扱われると、パンツのまま元に戻れなくなると言う事。
璃香ちゃんは隙を見て逃げようと何度も戻ろうと試みましたが、変身が解ける事はなかったのです。
それで璃香ちゃんはきっとそうなのだろう、と悟りました。
(あたし、璃久君と結婚したかったのにー……せっかく、両想いだって事も分かったのにー……)
『パシャ!』
(やっ、もう恥ずかしいからこれ以上は撮らないでー……)
璃久君はこのパンツが璃香ちゃん本人とは知りませんが、相変わらず妄想で璃香ちゃんと結び付けます。
「うおおー! 璃香が僕の股間を包み込んでるみたいで最高だー!」
『パシャ! パシャ!』
(こんな姿、撮らないでー……)
璃久君は股間をもっこりと膨らませて、男のブツで突き上げた璃香パンツを写真で沢山撮っていました。
「もっとおしりにも食い込ませちゃえー!」
(うぷっ、臭いー……男の人のおしりって何でこんなに臭いのー!?)
璃久君がまるでふんどしのようにパンツを食い込ませると、おしりの臭いがもろに璃香ちゃんへ伝わります。
いくら好きな人のおしりでも、部位的に臭い物は臭いのです。
「どうだ璃香!? 僕のおしりに顔を埋めてる感想は!」
(臭いだけだよぉ……)
『パシャ! パシャ!』
「いい写真が沢山撮れた! 後ろしか写さなければ女の子みたいに見えてすっごく興奮する……」
まだ小学4年生の璃久君は、男の子と言えども可愛らしいおしりをしています。
本当におしりしか映していないと、まるで女の子がパンツを穿いているかのような写真に見えます。
「よーし、今日もぱんつったーに後ろ撮りの写真を投稿しちゃうもんねー! これがまた興奮するんだよね……!」
そうなのです、璃久君はパンツ投稿専門のSNSへ投稿する為、沢山写真を撮っているのです。
男のブツが写っている物は自分用、後ろから撮った写真は投稿用にしています。
「愛しのパンツと2ショットなう! っと!」
(やーん、あたしのこんな恥ずかしい姿、ネットに沢山載せないでー……)
大満足の璃久君とは真逆に、璃香ちゃんはもう顔から火が出る程羞恥心が爆発しそうでした。
パンツとして穿かれるだけでも恥ずかしいのに、そんな姿を全世界に拡散されてしまっているのです。
「おぉ、早速凄い勢いで拡散されてる……やっぱりこのパンツの可愛さ、凄いみたいだねー!」
(恥ずかしい……瑠香お姉ちゃーん、助けてー……)
「ああ、何だか璃香を感じる気がする。やっぱりこのパンツ、きっと璃香の物だったに違いない!」
(ご本人だよぉー……何でこんなに勘がいいのぉ……)
「璃香ー! 愛しの璃香ー! 今出してあげるからな!」
『ドピュ! ドピュドピュ! ドバァ!』
(うぇー……もうやだぁ!)
璃香ちゃんは立派にパンツとして、毎日璃久君とこんな感じで過ごしていました。
「ふぅ……今日もいっぱい出た。そういえば璃香ちゃん、最近学校に来なくなったけどどうしちゃったんだろう。何かあったのかな」
(当たり前だよぉ……あたし、ここにいるもん……)
璃香ちゃんは一応、毎日学校には行っていました。
「よーし、明日もこのパンツ、学校に穿いて行っちゃおうかなー! もう毎日興奮して楽しみ……早く洗って乾かそーっと」
璃久君に穿かれる形で、毎日一緒に学校へ行っていたのです。
(こんな生活、もうやだよぉ……早く元に戻って瑠香お姉ちゃんやお友達に会いたいよぉー……)
「よーし璃香、今綺麗に洗ってあげるからね。そして明日も一緒に学校へ行こうね!」
璃香ちゃんは元に戻れない限り、もはやこの運命からは逃れられそうにないです。
「璃香、どうしたのかしら……もう何十日も帰ってこないだなんて」
一方璃香ちゃんのお姉ちゃんの瑠香ちゃんは、ずっと帰ってこない妹の事を心配していました。
「やっぱり、何かのトラブルに巻き込まれているのかな……こんな事なら送り先の住所、控えておけば良かった」
瑠香ちゃんはこんな事態を想定していなかったもので、送り先の住所情報を破棄してしまっていたのです。
なので妹が何処へ送られたのか、今何処に居る可能性があるのか分からないのです。
「璃香が心配で仕事も手付かずだよ……どうしよう、璃香にもしもの事があったら……」
瑠香ちゃんは学校の廊下を歩きながら、頭の中は妹の心配でいっぱいでした。
「あれ、トイレ故障中? 2階のトイレを使ってくださいだって?」
瑠香ちゃんは休み時間にトイレへ向かっていたのですが、どうやら3階の女子トイレは故障中のようです。
「仕方ない、2階へ行くしかないみたいね」
瑠香ちゃんは中学年の教室がある2階へ降りて行きました。
『ゴチン!』
「わっ、ごめんなさい!?」
「いたたた……」
妹の心配で頭がいっぱいだった瑠香ちゃんは、良く前を見ずに歩いていた男子生徒とぶつかってしまいました。
「君、大丈夫? 怪我は無い?」
「あ、大丈夫です」
(その声! お姉ちゃん!? お姉ちゃんなの!?)
何と瑠香ちゃんのぶつかった相手は璃久君でした。
しかし瑠香ちゃんは璃久君の顔を知らず、妹がそこに居る事にも気付きません。
仮に気付いたとしても、この状態で妹を助ける術なんてないのです。
魔法が使えるからって、何もかもが万能と言うわけではありません。
「はっ! 璃香!?」
(お姉ちゃん!? あたしの声、届いたの!?)
「……気のせいよね。私、疲れてるのかしら」
姉妹のシンパシーなのでしょうか、瑠香ちゃんは一瞬何かを感じ取ったようです。
しかし疲れのせいだと思ってしまい、気のせいだと思ってしまったようです。
(お姉ちゃん! あたし、ここに居るの! お姉ちゃんってばー!)
「璃香さんって、まさかあなた、璃香さんのお姉さんですか?」
「ええ、そうよ。私、璃香のお姉さんの瑠香よ」
「そうでしたか……最近璃香さん、学校へ来なくなったんですけど何かあったんですか?」
「え、えーと……じ、実はね、璃香は今大きな病気に掛かっちゃって……暫く入院してるのよ」
「そうだったんですか……先生は何も言ってませんでしたけど」
「皆を心配させないように、きっと黙っていたのよ」
瑠香ちゃんはとっさの思い付きで、妹は入院中と言う事にしておきました。
まさか璃香ちゃんの事を聞かれるだなんて思ってもいなくて、瑠香ちゃん自身も戸惑っているのでしょう。
(お姉ちゃんー! ねえ、助けてー! あたし、ここだよ!? ここに居るんだよー!? ひゃっ!?)
璃久君はそーっとポケットに手を入れ、大きく膨らんだアレの位置を調整しました。
もしかしたら璃香ちゃんが叫んでいるから、僅かながらパンツの状態にも影響が出ているのでしょうか?
「璃香ちゃん、早く退院できるといいですね……」
「そうね……じゃあ私はこれで。ぶつかっちゃってごめんね」
「あ、いえ」
瑠香ちゃんは妹に気付かないまま、トイレへ向かいました。
(お姉ちゃんってばー!! お姉ちゃん! お姉ちゃーん!)
璃香ちゃんはずっとお姉ちゃんを呼び続けてました。
お昼休み、瑠香ちゃんは給食を食べ終わると机で溜め息をついていました。
(はぁ……璃香)
「どうしたんだよ、ここ最近暗い顔ばかりして」
「あ、瑠樹(るき)……」
瑠香ちゃんの幼なじみのボーイフレンド、瑠樹君が心配して声を掛けてきました。
「お前、そろそろ誕生日だろ。そんな暗い顔するなって。似合わないぞ?」
「……ありがと」
「これでも見て元気出せよ。な?」
瑠樹君は瑠香ちゃんに向けて、スマホに映った画像を見せました。
「えっ!? この画像どうしたの!?」
「あれ、どうしたんだよ? いつもならこのエロガキー! って怒鳴ってくるのに。今日はやけに食いつくな?」
「そんな事どうでもいいの! この画像、どうしたの!? ねえ、教えて!」
瑠香ちゃんが見た画像は、可愛いおしりに穿かれているパンツでした。
いや、正確には瑠香ちゃんに取っては……大切な妹の璃香ちゃんでした。
「分かった分かった、教えるから落ち着けって。ぱんつったーってSNSで見つけたんだよ」
「ぱんつったー!? SNSって色々な人達が集まったり、画像を投稿したりする所よね?」
「ああ、まあそんな感じの所だな。お前、毎日こんなサイト見てるのかーとか突っ込まないのか。まあ元気になったならいいけどさ」
(ぱんつったー……一応、璃香は生きてるみたい! それが分かっただけでも良かった……)
妹の安否が分かり、もしかしたら妹の手掛かりになるかもしれないと思った瑠香ちゃん。
瑠香ちゃんは大切な妹の安否が分かってホッとしました。
「何だ? 何か安心でもしたか? そんなにこのパンツ、気になるのか? 確かに可愛いもんな」
「え!? ま、まあね!?」
「ふーん、そっかそっか。これ、お店で売ってるのかな」
「さあ……? まさかあんた、欲しいの? このエロガキー!」
「お、いつもの瑠香に戻ったな。良かった良かった」
妹が生きていると分かり、瑠香ちゃんは少し気持ちが軽くなりました。
そして次の日の土曜日、瑠香ちゃんは少し悩んでいましたが……。
「……うん、気持ちを切り替えないと。そろそろお仕事、再開しよう。お金は無限じゃないもの」
妹の事が心配で、ここ少しの間パンツ化のお仕事を休んでいた瑠香ちゃん。
しかし妹が帰って来た時に持て成したい気持ちもあり、お仕事を再開する事にしました。
「璃香に撮ってもらえないから過去の画像流用でいいかな。よし、早速出品っと……」
瑠香ちゃんはすぐに発送できる準備ができているので、すぐにパンツを出品しました。
「え、嘘!? もう売れた!? 2万円……だけど、即決だしまあいいかな」
今回の瑠香ちゃんは2万円で売れました。
妹が居なくて包装をしてもらえないので、早速瑠香ちゃんは住所情報を頼りに落札者の家へ向かおうとしましたが……。
「あれ、この住所ってもしかして……」
何だか以前も見覚えのある住所です。
それに凄く近所の住所で、何となくどの辺りなのかすぐ分かるようでした。
早速瑠香ちゃんは指定された住所の家へ向かいます。
『ピンポーン』
「可愛い可愛いパンツになあれ」
瑠香ちゃんはインターホンを鳴らすと小声で呪文を唱え、パンツに変身しました。
「はい、どちら様で……あれ、誰も居ない? ん、何かが落ちてる」
玄関に出た家の者は、お届け物ですと書かれた紙切れと共に1枚の布を拾った。
「うおっ!? 何で丸裸で!? 早く部屋に持って行かないと……!」
家の者は拾った布切れをポケットに押し込むと、慌てて階段を上がって行った。
「お兄ちゃん、誰か来たの?」
「ううん、誰も来てないよ」
(嘘……まさか、瑠樹にお買い上げされちゃうなんて)
何とパンツを落札したのは、瑠香ちゃんのボーイフレンドの瑠樹君だったのです。
『ガチャン!』
「ふぅ、焦ったぜ……こんなもん弟に見られたら、一体どんな目で見られるか」
(瑠樹、まさか女の子のパンツを集めるような……そういう趣味だったの!?)
「瑠香、明日誕生日だもんな。何だかこのパンツに凄い食いついてたし、偶然オークションで同じ柄のを見掛けて良かった」
(え、もしかして瑠樹……私の為に?)
「瑠香、最近元気無かったけど喜んでくれるかな?」
どうやら瑠樹君は瑠香ちゃんの誕生日プレゼントとして、瑠香ちゃんが気になってたパンツを購入したようです。
「パンツをプレゼントするのもどうかと思ったけど、どうせ俺のイメージはエロガキだもんな。瑠香が喜んでくれればそれでいいや」
(瑠樹……そんなに私の事、考えてくれてたのね。嬉しい)
「瑠香、これで元気になるといいな。大金飛んじまったけど、瑠香の笑顔が見れれば2万なんて安いもんさ」
(瑠樹……うん、後でこの2万分は何かしらの形で瑠樹に還元しよう。必ず)
瑠樹君の意外な優しさを垣間見て、瑠香ちゃんはとても暖かい気持ちになりました。
「でも何でこのパンツ、丸裸で届いたんだろう。それに何だかいい匂いがする……何だかまるで、瑠香の匂いみたいな」
(えっ!? 嘘、わ、分かるの!? あたしの……匂い)
突然そのような事を言われて、瑠香ちゃんはとても恥ずかしくなってしまいました。
「いつも感じてる瑠香の匂いだもん。間違える訳がない、このパンツ、瑠香の匂いがする。となると……」
(気付かれた!?)
「このパンツの出品者って、まさか……瑠香なのか!? そういえば瑠香、両親居ないものな……」
(何だ、私の正体じゃなくてそっちだったのね……)
瑠香ちゃんはこのパンツが自分自身とバレたのかと思い、内心ヒヤヒヤしました。
「もしかして瑠香、あの時凄い食いついてたのって……欲しいんじゃなくて、自分のパンツだったからとか!? そうなのか!?」
瑠樹君は溜め息をついてしまいました。
「何だ、欲しかったんじゃないのか……そういう事だったのか。じゃあこのパンツ、買い損じゃないか。しかも瑠香の物を俺が……」
(正確に合ってるわけじゃないけど、そこまで推測できるなんて……瑠樹ってば凄い)
「返すわけにもいかないしなぁ……はっ!? まさか住所で俺が買った事バレたんじゃ!?」
(バレてるけど、動機が動機だから……私は、いいよ)
「うーむ……こうなったらやけだ! 俺が使ってみるか!」
(え、ちょっと待って。何でそうなるわけ)
「俺のエロ魂に火が付くぜ……! うおおー! 瑠香のパンツー!」
瑠樹君は凄い勢いで、パンツのクロッチ部分を鼻でくんくんしてきます。
(な、ななななな!? 何でー!?)
「うおおー! 瑠香ー! 俺の愛しの瑠香ー!」
(きゃあー! やめてえ……!)
瑠香ちゃんは恥ずかし過ぎて、顔から火が出てしまいそうでした。
「瑠香ー! 瑠香ー!」
『くんくん』
(何でこうなってるわけー!? それにそんなに叫んだら、他の家族に聞こえちゃうよー!?)
「家の壁が超防音対応で良かったぜ! テンション上げ放題でも大丈夫だ!」
(テンション上げるつもりなのー!?)
「瑠香のパンツなら、このパンツを瑠香自身だと思えば……瑠香ー! 好きだー!」
(きゃあー! 私を被らないでー!)
瑠樹君はテンションが上がり過ぎたのか、頭に瑠香パンツを被ってしまいました。
「ひゃっほーう! エロガキだからこんな事もやっちまうもんな! 瑠香のパンツを頭に被っちまったぜ!」
(いやあーん! もう私お嫁に行けなーい……!)
「瑠香ー! 好きだー! 結婚してくれー!」
(恥ずかしいってばー……)
ただのエロガキのボーイフレンドだと思っていた、幼なじみの瑠樹君。
しかし瑠樹君は、瑠香ちゃんの事を凄く大好きな超変態だったようです。
(こんな瑠樹、見たくないよー!)
「うっ、出る!」
『ドピュ!』
(うぇー!?)
瑠樹君は瑠香パンツのクロッチ部分を股間に押し付け、盛大に白い液体を出しました。
(うぅー……これ、精子!? やだぁ……)
「まるで瑠香が俺を受け止めてくれたようだ……」
(本当に受け止めてますよー!?)
瑠樹君はまさか瑠香ちゃんがこんな事になっている、だなんて夢にも思わず……。
「ふぅ……ちょっとトイレに行ってくるか」
『ガチャン!』
(か、解放された……? 瑠樹には悪いけど、今のうちに元に戻って……)
瑠香ちゃんは元の姿に戻ろうとしました、が……。
(え、嘘、戻れない! 何で!? 何でなの!? まさか、璃香も同じ状況に遭って……)
瑠香ちゃんは何故妹が戻ってこないのか、分かった気がしました。
(璃香……ずっとパンツとして使われているの!? 璃香は一体何処に……)
『コンコン』
「お兄ちゃん? 居る?」
(あれ、ドアの外から誰かの声がする……何だか聞き覚えのある声?)
「宿題教えてほしいんだけど、入ってもいい?」
『ガチャン!』
「あれ、居ないや。トイレにでも行ったのかな」
瑠香ちゃんは入ってきた子の顔を見て、ピンときました。
(この子、昨日廊下で会った子だ! あの子、瑠樹の弟さんだったんだ……)
璃香ちゃんの事を気に掛けてくれていたので、瑠香ちゃんは璃久君の顔を良く覚えていました。
「あれ、ベッドの上に何かある……え!? このパンツって!?」
(わわっ! 瑠樹ったら! パンツしまい忘れてるよ!?)
「僕の使ってるパンツと同じだ! うん……間違いない」
璃久君はズボンを下ろし、穿いているパンツを確認しました。
璃久君の下半身からは、同じ柄のパンツが露わになりました。
(え、瑠香お姉ちゃん!?)
(嘘!? 璃香なの!?)
(うん、あたし、昨日廊下でお姉ちゃんの声が聞こえたからずっと呼んだのに、気付いてもらえなくてー……)
(この子、ずっと璃香の事を穿いてたんだ……じゃあ学校でも?)
(うん、昨日も私、穿かれていたんだよー……)
(そうだったんだ……ごめんね、璃香、気付いてあげられなくて。私、お姉ちゃん失格だね……)
(ううん、いいの。もう会えないかと思った、こうしてまた会えたから……それでいいの)
何と璃久君は瑠樹君の弟で、瑠璃姉妹は思わぬ所でパンツとして再会しました。
(私も良かったよ……璃香が生きてて。ところで璃香、元に戻れないの?)
(うん、どうも強い想いでパンツとして扱われると戻れないみたいなのー……)
(そっか、だから私も戻れなかったんだ……)
(お姉ちゃん、昨日は学校に居たよねー? 今日ここに来たばかりなの?)
(うん、さっき来たばかりだよ……あ、璃香!)
璃久君はズボンを上げてしまい、璃香パンツも姿を隠してしまいました。
(大丈夫だよーお姉ちゃん。声、届いてるよー)
(そういえば学校でもズボンの下に穿かれてたのに、声届いてたみたいだもんね)
『ガチャン!』
「あ、璃久! 俺の部屋で何やってるんだ!?」
「あ! ごめんお兄ちゃん、勝手に入っちゃって……あの、宿題教えて欲しくて……」
「あれ、俺これ出しっぱだったっけ……お前、俺のこれ見やがったな!?」
「落ち着いてお兄ちゃん! ほら、僕のこれ見て!?」
璃久君は慌ててズボンを下ろしました。
「璃久、お前……」
「実は僕も、同じパンツを穿いてるんだ……お揃いだね」
璃久君は少し恥ずかしそうに言いながら、ズボンを再び穿きました。
「璃久、良く2万も持ってたな!?」
「え、これ2万で買えたの!? 僕、2万5千円出したんだよ?」
「なっ……璃久、そんなに金持ちだったのか……」
「うん、お小遣い全部溜め込んでたから……でも買って正解だったよ。パンツから好きな子の匂いがして」
「璃久もか!? 俺のパンツも何だか好きな子の匂いがしてよ……もしかしてこれ、魔法のパンツなのかもな!?」
(まあある意味合ってる気はする……)
(うん、そうだねー……)
確かに文字通りで言ってしまえば、魔法のパンツなのでしょう。
「お兄ちゃん、このパンツ穿くと凄く気持ちいいんだよ。女の子のパンツが皆そうなのか、このパンツが特別なのかは分からないけど」
「そうか、じゃあ俺も後で穿いてみるかな……」
「お兄ちゃん、宿題教えてもらうのは後でいいから。じゃあごゆっくり……」
(あ、璃香……!)
(お姉ちゃん……!)
『ガチャン!』
璃久君が行ってしまい、再び姉妹は別々になってしまいました。
(……うん、でも璃香が同じ家に居ると分かったんだ。私も少しは安心していいの……かな!?)
「うひょー! マジでこれ気持ちいいな! 女の子のパンツ最高じゃねーか!」
(ぎゃあああ! 私瑠樹に穿かれてるー! 男に穿かれちゃうだなんてー!)
瑠香ちゃんは違う意味でとても安心できなさそうでした。
そしてこの後、璃香ちゃんがされたのと同じ目に遭うのでした。
それから半年程の月日が経ちました。
「璃香ちゃん、まだ学校に来ないんだ……」
「俺の幼なじみの瑠香も、突然行方不明になってからもう半年だ……」
璃香ちゃんは入院している事になっていて、瑠香ちゃんは突然の行方不明扱い。
大好きな人を失った2人は、それぞれ絶望の気持ちでいっぱいでした。
(もう半年経っちゃうんだー……)
(うん、パンツとして扱われてきたけど、思った以上にあっと言う間だったね……)
(あたし、もう精子の乾いた跡が凄いよー……)
(私も同じ……璃香、私達もう一生このままなのかな?)
(パンツのままボロボロにされて、そのまま一生を終えるなんてやだよぉ……)
いくら再会できたからって、結局戻れないままでは何も意味がありません。
人間としてすら認識されず、ずっとパンツとして扱われ続けてきたのですから。
(お姉ちゃん、あたし元に戻りたいよぉ……)
(うん、私も……こんな事になるなら、もう詐欺でのお金稼ぎ何てやめるから……だから)
「瑠香、会いたい……こんなパンツなんかよりも、本物の瑠香がいいんだ」
「璃香ちゃん、会いたいよ……パンツなんかあっても、璃香ちゃんが居なくちゃダメなんだ」
皆の気持ちが1つになりました。すると、突然瑠璃姉妹に異変が起こり……。
『ドシーン!』
「うおっ!? 何だ何だ!?」
「体が重いよ!? 何これ!?」
突然瑠樹君と璃久君の上に重いものが圧し掛かりました。
「あれ、私達……」
「嘘ー、戻れたよー!?」
「え、瑠香!?」
「璃香ちゃん!?」
「何処から入って来たんだ!? って俺、パンツ穿いてねえ!?」
「わー! 僕も下半身丸出しだー!? どうなってるのー!?」
瑠香ちゃんはあまりもの突然の出来事に、慌てて声を荒げました。
「魔法でどうにかなってー!」
瑠香ちゃんが強く念じると、2人はうとうととし始め……。
「あれ、何だか眠い……」
「僕もー……」
兄弟揃って眠りに就いてしまいました。
「璃香、今のうちに逃げるよ!?」
「う、うん! 瑠香お姉ちゃん」
人間に戻った瑠璃姉妹は何とか脱出に成功して、無事に家へ帰る事ができました。
「はぁ……はぁ……戻って来れた……」
「お姉ちゃんー! あたし、もうダメかと思ったよぉー!」
「私も……でも本当に良かった、無事に戻る事ができて」
それ以来、瑠璃姉妹に与えられた不思議な魔法の力は発動しなくなりました。
恐らく、魔法の力はもう役目を終えたと言う事なのでしょう。
翌日学校へ行くと半年の入院、半年の行方不明が問題視されていて、瑠璃姉妹の家には使用人が住む事になったのです。
お金の問題も解決して、瑠璃姉妹はもうパンツに変身する必要もなくなったのです。
「ねえ、瑠樹? あの……昨日の事だけど」
「昨日? えっと……何かあったっけ? ヘックション!」
「え、覚えてないの? それよりも瑠樹、風邪引いたの?」
その後、瑠樹君も璃久君も、2人がパンツから戻った部分は記憶から消えていたようです。
「ハックション!」
「璃久君、風邪?」
「うん、ちょっと昨日冷やしちゃってね……」
璃香ちゃんの事を心配していた璃久君は、クラスに復帰した璃香ちゃんに勇気を出して声を掛けてきました。
今となっては2人共仲良くお喋りできる程の仲となりました。
そして半年程も経つと、瑠璃姉妹はそれぞれの相手と空白の時間を埋めるかのように……次第に、お付き合いする程までの仲となりました。
----- 以下BAD END差分
月日はあっと言う間に過ぎ、もう半年程も経ってしまいました。
璃久君が学校の先生に確認した所、璃香ちゃんが入院している事実はないと知られてしまいました。
そして瑠香ちゃんは突然行方不明になってしまった、と言う事になっています。
瑠璃姉妹揃って、もう半年も消息不明になってしまっているのです。
「瑠香ー! 愛してるー!」
「璃香ー! 愛しの璃香ー!」
兄弟はまるで狂ったかのように、毎日2人の事を想いながらパンツで自慰にふけっていました。
(私、もうこんなにボロボロだ……)
(あたし、どうなっちゃうんだろうー……一生このままなのかなぁ……)
兄弟は日々パンツ使いが荒くなり、半年もすれば布地も擦れて糸はほつれ、ゴムもブカブカになってました。
パンツとして構成する生地が完全にダメになってしまい、2人は元に戻れたとしても体がどうなっているか分かりません。
「あ、穴が空いちゃった……」
あまりにもパンツでアレを扱き過ぎたようで、しまいにはいつもアレで突き上げていた部分に穴が開いてしまいました。
(私の体、穴を開けられちゃった……)
(これ、もう二度と戻れないのかなぁ……)
「あ、クロッチ部分も破けちゃった……」
「高いお金で買ったパンツだけど、さすがにもう捨て時かな……」
(体、切れちゃった……)
(きっとあたし、もうダメなんだぁ……)
翌日、2人はゴミの日に出されて捨てられてしまいました。
その後2人は焼却炉へと運ばれ、パンツとして生涯を終えようとします。
(璃香、あたし達……もうおしまいなのかな)
(お姉ちゃん……)
(ごめんね、大切な妹なのに守ってあげられなくて。こんなお姉ちゃんで、ごめんね……)
(ううん……お姉ちゃんは、悪くないもの……)
瑠璃姉妹は自分らの境遇と運命を怨みました。
もっと生きたかった、もっと楽しい事をしたかった、もっと恋愛をしたかった。
でも、もう何一つ叶いません。
しばらくすると焼却炉に火が付き、周りの物がどんどんと燃えて行きました。
2人の体にも火が着き、もうすぐ跡形も無く消えて灰となってしまいます。
(璃香……あたし達、ずっと一緒だよ)
(うん、お姉ちゃん……)
もう痛みすらも感じなくなってしまった2人は、灰となって……そして、天国の両親の元へと行きました。