虎白です。
クリスマスのお絵描きオフ会時に届いた一通のメール...
「サークルスペースが用意できました」...
プロットすらやっていない自分...
締め切りは3週間後...
まだお絵描き歴半年ちょっと...
文面書き上げるだけでも絶望的な状況ですね。
正直漫画ってどう描くの???って段階で新春けもケットに応募したので
すぐさまネットの海に潜り情報をかき集めてました。
※便利な世の中ですよねーホント。
漫画の工程として...
①プロット
②ネーム
③下書き
④線画
⑤ベタ入れ
⑥トーン入れ
⑦吹き出し
⑧表紙
の順なんだなって当時学びました。
実際表紙や吹き出し作業の順番は先に行うことも可能だから描き手それぞれによるとは思いますけどね。
漫画なんて読んだことはあれど描いたことなんてないし、
そもそもイラストは好きだけど絵を描くことは嫌いな自分にとってえげつねぇ所業だなって思ってました。
※塗り絵は好きなんですが線画(線を描く行為)が大っ嫌いで、線画数ミリずれるだけでイラストって見え方変わるのでイライラするというか、大雑把に見えてこだわり強いんですよね自分。
そんなこんなで業界柄年末年始は仕事ないので大晦日から正月の三が日プラス正月休み期間実家でシコシコと漫画描いていたわけです。
まぁ相互さんと遊んでいた日も多少ありますけどね。
プロットは簡単でした。
もともと物書きというか小説投稿や演劇脚本を10年程書いていた経験があるので物語を作るのは簡単なんです。
正直なところ、2時間も立たずに10通りくらいのシナリオを組み立てて、そこから選別した作品が虎白処女作「-f- フォルテ」になります。
中年猪獣人が路地裏で倒れていた虎獣人を助けるとこから始まる物語で、タチの猪獣人は酒に精通していて媚薬酒醸造しちゃうくらいハイスペックで、それを見ず知らずの相手に与えるくらい頭のネジぶっ飛んでいる天才だし、ウケの虎獣人は何もかも手にいれた極道の若頭だったのに若頭補佐の双子の弟に裏切られて命からがら逃げだして路地裏に倒れていたという裏話もあります。
続いてネームですね。
漫画にはコマ割りという概念がありまして読者にどう漫画を読みやすくできるのかがこの作業にかかっています。
自分はいまだにこれだってしっくりくるコマ割りを描けたことがありませんが、
『これが俺の漫画だぁ!!!』
という姿勢で描いてます。
よくわかんないのでそれでいいんです、勢いって大事なので。
立ち止まったら漫画なんて描けないし、もっといいモノ描けるのではって四苦八苦して結局描かない方々は大勢いるはずなので。
まず描きましょう、完成させましょう、下手でいいんですから。
お次は下書きです。
うん、流石にお絵描き歴半年の漫画なので粗が目立ちますね。
現在の虎白は下書きってめんどくさいなと思っているのでこの工程はすっとばしていますが、イメージとの齟齬を減らすためにも最初は描いたほうがいいと思います。
そして線画・・・地獄の幕開けです。
自分の描く線が脳内イメージとずれていく絶望...
描いては椅子で寝落ちしてRBとブラック無糖珈琲飲んで描いては寝落ちして...
下手過ぎだろと思いながら進めていく日々、正直言って精神力の削れ具合がやばかったです。
進まないんですもん、楽しくもないし。
それでも負けず嫌いなんですよ私、
仕事の日でも深夜3時から早朝4時くらいまで原稿描いて5時40分の始発に乗るという日々を毎日頑張ったんです。
そしたら変な熱や幻覚見えてくるんですよね、よく創作勢の方々が冷えピタしてるのってこういうことなんだと学びました。
そしたらベタ塗&トーン入れ作業です。
めっちゃくちゃ今までの苦労が報われるって感じがしてノリノリで作業できるんですよねこれが。
クリップスタジオには初期設定で素材が豊富でクリッピング(選択範囲でレイヤー画像が表示される)機能でトーン貼るのも簡単だし仕上がってくる感じが楽しかったです。
吹き出し作業はネーム段階で描いた内容をそのまま書いたり、文面変えたりしながらさささっと終わらせてましたね。
当時はそれだけでよかったのですが同人誌を12作描いた現在となってみると
視線誘導させるのにコマ割りとタッグを組んで物語を盛り上げる表現なんだって知ったのでさささっと描くべきでもないんだなと反省してます。
表紙はノリと勢いで描きました。
現在だと30分くらいで描けそうなクォリティですが、当時の私は3日間かかりました。
実際お絵描きの描くスピードは速くなった実感はありますね。
そんなこんなで早割入稿を決めてお品書きを描いた虎白は初サークル参加のイベントに胸を躍らせているのでした。