今回は軽くスクリーンショットを取りながら描いていたので、そちらを使用しながら解説していきます。
今回は神里屋敷の門を通っている綾華、というアイディアが前提にあったので、脳内でイメージしていたものを描き起こしました。
とりあえず綾華の位置は中心かつ正面の向きが良かったので、綾華から描いたあと、それに合わせて背景を埋めています。
また、今回の構図は影となる屋敷の門の下と、奥の明るい背景のコントラストというのが裏テーマだったので明暗のシルエットは特に気をつけるように描き進めていきました…!
背景のイメージを固めるために人物よりも背景を先に描き込みました。
こうすることで、背景の雰囲気に合わせて人物を描き進めることができます。
特に今回のイラストは人物を目立たせるイラストというよりはシチュエーションを大事にしたかったので、この形をとってます。
また、↑の画像は屋根を描き込んでいるんですが、思い直して屋根の描き込みを消しています。
それが↓の画像。
こうすることで、後ろがごちゃごちゃしすぎず、かつ日が当たる部分のシルエットが出てかっこよくなったかと思います。
人物の色の仮置きをしてイメージを固めます。
この時も光と影のシルエットが映えるようなイメージを保ちつつ進めます。
この時やってしまいがちなのが、目や黒い部分のコントラストをつけすぎて結局どこを見せたいのかわからなくなってしまうやつ…。
今回見せたいのは光のシルエットなので、目の部分や胴体の甲冑を黒くしすぎないように気をつけて塗ります。
また、神里家の武士さんたちはこの時点で描いた線画を完成までそのまま使います。
綾華の線画を描き起こしました。
後ろ髪や服の柄などは塗りで形を取ります。線が空いている部分は塗りの邪魔になりそうだったのであえて抜いています。
綾華の塗り分けをしました。
影や描き込みは、カラーラフ時に描いたレイヤーを一旦そのまま持ってきます。
肌周りを描き込みました。
そのまま全体を描き込んで、加工をいれました。
青っぽい爽やかな感じはどうかなと思い色々と試しましたが、カラーラフを見返して当初の目的から外れかけていることに気づきやめることに…。
もう少し落ち着かせてみた方です。
青い方より彩華に目が行く感じになったと思います。
更に、周りに舞っている桜を描き込み、綾華にあたっている光を強調してくすみを少しとります。更に周りに置いていた青緑っぽい光の加工も外しました。
これで完成!
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普段は人物メインのイラストを描くときには背景をぼかして人物を強調するような描き方をすることも多いのですが、最近は背景のモチーフのシルエットを大事にするように気をつけています。
そうすることでより構図に深みも出るし、かっこよくなるなあと…。
ここ1〜2年くらいは、シチュエーションや雰囲気よりも人物の魅力を優先して描いていこうという流れで描いていました。
ひとを描くのがとにかくうまくなりたかったのと、構図の基本の基本から学び直そうみたいなところがあったので…。
ですが、以前よりも構図や色のコントロールが効くようになってきた感覚があるので、今年からはまた少しずつシチュエーションに重きを置いたイラストを増やしていきたいなあと考えてます。もちろんキャラの魅力も両立しながら…!💪
5月いっぱいまでは全体公開の予定です。
質問などありましたらコメントやマシュマロなどいただけると嬉しいです!
それでは!