哺乳網有毛目ナマケモノ亜目ミユビナマケモノ科に分類される世界一動きの遅い哺乳類。
中南米の熱帯雨林に生息し、食事、睡眠、交尾や出産までも樹にぶら下がったまま行うなど生涯のほとんどを樹上で過ごします。
原生哺乳類では珍しい変温動物で、外気に合わせて体温を変化させることにより代謝を抑えています。
あまりにも動かないため野生の個体には毛にコケが生えてしまう程ですが熱帯雨林ではこの緑がかった身体が身を隠すのに役立ったり食料にもなるそうです。
前足が非常に発達している反面、後ろ足は弱く地上では前足のかぎ爪を地面に引っ掛け胴を引きずりながら進むしかありませんが、泳ぎは驚くほど得意で長い腕を器用に使って泳ぎます。
死んでも握力は弱まらず、木の枝につかまったままであることが知られています。
また、ミユビナマケモノには首を270度も回転させられるという哺乳類にはあまりない強みがあります。