今回もTwitter等にあげたこちらの漫画のちょっとした小話をメモ書き感覚で書いていこうと思います。
1枚目。原作を読んでない方は初見になるかもしれませんがみはりが通う大学の教授であり先輩でもあるちとせさんとのお話になります。
薬ができあがってまひろに飲ませる前の前日譚みたいな感じです。
薬の造形はアニメ12話のものを参考にしました。
まひろが引きこもったのが2年余りだと認識しているので、正確なところはわかりませんがみはりは高校入学後恐らくすぐに飛び級して半年~1年あまりの期間でこの薬作ったんですよね。
二コマ目の計画書に関しては原作及びアニメ1話に出てきたものになりますね。
薬自体はちとせのおかげで完成したとみはりも言っているので(原作48話)大きなキーパーソンになっていると思われ、私の中ではチート世界救済マシーン的な存在だと思っています。
ここら辺に関しては私も高校や大学で習ったような…と思いながら色々調べ直してまとめたものなのですがとりあえずY染色体があることで男性になるよー位の認識で捉えていただければと思います。
ここに関してはみはりちゃんの言う通りこじつけなのですがおにまいEDの歌詞の
「女の子のパワーで世界は回っている」
がとてもキャッチーなフレーズで大好きなのでねじ込まさせていただきました。
ミトコンドリアイブやY染色体アダムの概念から辿るとそんなことはないと突っ込まれまくると思うんですが、Y染色体はXが変異、欠けたなどの結果男が生まれたという考えも絶対ないとも言えないんじゃないかなあ…と思いつつくどくどと妄想してたら時間が過ぎてしまいましたのでとりあえずフィクションの世界では女の子のパワーで世界を回しちゃおうってことにしておきましょう。
ここは今回のタイトルでもあり、おにまいOPをフルで聴いた場合ラストのサビで出てくる
「観測上で成り立つ 存在X 研究対象です!」
の部分で自分の自己解釈ではこんな感じになったよーってとこを描いた部分ですね。
実際にどのように考え歌詞を書いたかはわからないんですが、性染色体の解釈がこの作品としてもあっているなあと思い使わせていただきました。
ここらへんも専門の人に突っ込まれたらアレなんですが、そもそも性転換の薬自体フィクションなのでこまけぇことはいいんだよ精神でお願いしたいとこです。
本人だけの認識ではあくまでY(男性)であるところを実験による観測で無理やりX(女性)に変えられ、みはりたちの実験のサポートがあって成り立つ存在Xとしての研究対象(まひろ)のことだと解釈させていただきました。
一応みはりが小学生にも戻せたみたいな発言をしていたので、肉体年齢操作に関して恐らくある程度融通が効くみたいなんですけど製作期間考えるとある程度の成果はちとせさんの方ですでに作っていたんじゃないかなあと考えてます。
まあみはりちゃんも色々な薬を出してきていますし先輩のつばささんとかありかさんとかも3日間寝なくていい薬とか出してきてるのでなんでもありだとは思いますが…!
右のコマはOPの一部分ですね。
これはわかりやすいメタファーとしてバナナボート(男性)にしがみついてるまひろと無理やり船に乗せて女性の象徴である月に突き進む((薬で女の子にして女性生活に連れて行こうとしてる)みはりを表している印象的な部分ですが、今回説明のイメージに合いそうだったので描かせていただきました。
ちなみに歌詞の
知りたいどこへ行く自意識 ゆりかごゆられてどんぶらこっこ
このまま永眠 消えてゆく世界の 端っこつかみもがいた
ここに関してはアニメ最終話の男に戻るかどうかの選択部分の心情が込められてるのかなあと思ってます。
ここはみはりちゃんの表情、だいぶ悩んだんですが兄が兄である続けることを疑わない、すかっとした表情にしてみました。
原作4巻おまけ漫画で「みんな変わっていくのかな…」と変化を受け入れようとしてしていたみはりでしたがかえでちゃんの言葉で自分が変えることを選んだところから兄のため飛び級して薬開発した経緯からするにわりと覚悟は決まっていると思うんですけどみはりにとってまひろが兄であることは絶対変わらないところなんですよね。
そう思っていてほしいなってところです。
治験に関しては開発~世に出るまで10数年かかるもので、正規の手続きをふむと色々制約もあり、みはりとちとせ、そしてちとせが個人的に依頼しているなゆたくらいしか実験に関わっている描写がない、そしてちとせが根回しして書類やらなんやらやってることからこの実験は特例かもしくは合法ではなさそうだな~と邪推しちゃいますね。
まひろは悪く言えば薬を使っても世間的にあまり影響が出ず、かつ観測が容易で友人関係で怪しまれず、身内が被検体という事でわりと無理やり通せるという点など条件的にばっちりだったんでちとせ先輩も通したんだろうなと思ってるんですが実際のとこどうなんでしょうね。
そして最後のところ、こうして1話に繋がるってやつですね。
1話でみはりがあのドアを開けてこの挨拶を言う前、はたして何を思っていたのか。それを考えるだけでも想像が広がりますね。
そしてラストシーン。ここもおにまいOP1番のラストサビ部分で
「いくとこまでいってみようか ハッピーエンド!」
のとこですね。アニメ12話の桜が舞い散るラストシーン、よかったですよね。おにまいにとってのハッピーエンドはまだまだ先かもしれませんがまひろとみはりにとっては十分ハッピーエンドのイントロが聞こえるシーンだと思うのでこのまま進んでいく彼女たちをラストに描かせていただきました。
ハッピーエンドに進んでいく彼女達を表現するため二人とも腕を挙げている感じにしてみたんですが、遠目で見ると影も相まって今回のタイトルである「X」の形にもなってます。
これはみはりがいくとこまでいったその観測上で成り立った形でもあるので。
『観測上で成り立つ存在X』解説 了