夏の暑さも影を潜め、段々と肌寒く感じる日も増えてきたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
イラストレーターのくれいしです。
第0回の投稿から期間があいてしまい大変申し訳ありません…!
当時を思い起こしながら記事をまとめていると涙や汗や変な汁が溢れたり溢れなかったりと、なかなか難航してしまいました。
遅ればせながら第1回SALLA.R制作ちょこっと話を始めたいと思います。
記念すべき第1回はもちろんこの物語の主役である「SALLA.R」についてのお話です。
というか当然ながら制作ちょこっと話のほとんどがSALLAちゃんについての話になるので、今回はその本当に最初の出会いのお話を語っていけたらと思っています。
僕の彼女との出会いは2018年8月9日に届いた一通のメッセージがきっかけでした。
当時の僕はイラストレーターとして活動していたわけでもなんでもなく、完全に暇な時間を埋めるための趣味の一環としてイラストを描いていました。
当然仕事募集用のメールアドレスなども公開していなかったので、イラストについての依頼が自分のもとに来るとは夢にも思っていなかったのです。
そのメッセージが原作者の湖池さんから届いたのは、なんとメールでもpixivやTwitterのDMでもなく、「お題箱」という匿名でTwitterの絵描きに対してリクエストを送るサービスでした。
メッセージの内容は詳しくは公開しませんが、具体的に信頼できると判断できる要素があまり無く(依頼をした湖池さんにとってもこのお話は大事な大勝負でしたので、あまりむやみに情報を公開したくなかったようです)アヤシイ感じが満載でヒエッ…と声を出したのを覚えています。
「いや仕事依頼も受け付けてないし他の手段もあるのになんでここにこんなメッセージを…?」と面食らったのは確かです。
しかし
「お願いしたいのは【12歳のフィンランドの少女】です。」
と最後に添えられた一文が少し目に留まりました。
「フィンランドの女の子ということ以外何もわからないけど、まぁ話を聞くだけなら…」
と同じく何者であるかも全くわからない湖池さんとコンタクトを取りました。
メッセージでのやり取りもそこそこに通話での企画説明があり、その際提供していただいた資料の中に彼女の姿はありました。
↑SALLAの原案。好みのブランドや取り巻く家具などの設定がされている。
当時、2018年といえばVtuber黎明期、主に企業所属の3Dモデルの動画投稿型のVtuberが主流であり、そこに現在のスタンダードである2Dモデルのライブ配信型Vtuberが徐々に現れ始めたという時期でした。
その頃から多種多様な容姿、年齢、設定のVtuberが続々とデビューしていましたが、僕の記憶では実際の世界に存在するようなリアルさを伴ったVtuberはあまり多くなかったように思います。(そもそも所謂Vtuberの認識として近未来的、AIや電脳空間上の存在、というような要素が強かった)
そんな中お話のあったこの「SALLA.R」は、美しい映像とストーリーを企業のような体制ではなく個人でやりたい、というものでした。
今現在人気を博している生配信主体のVtuberは皆個性的かつエネルギッシュで面白く、多くのVtuberファンがそうであるように僕も好きな方がたくさんいます。
しかし、自分がその当時「こういう子が見たい、こういう子がもっといてほしい」と強く求めていたのはまさにSALLAのような子でした。
見る人を引き込む物語やメッセージ性があり、強い“実在”を持ったVtuber。
バーチャルで非現実的な存在であるからこそ現実に存在するかのように描きたい。
そんなところに強く魅力を感じ始めていました。
とはいえこの時点ではSALLAの重要な芯の部分はしっかり決まっていたものの、全てがまだまだ不透明な状態。
しかも自分は一人の女の子をデザインするという経験もまったくなく、不安しかありません。
それでも僕が「この子をなんとかこの世界に連れてきてあげたい、そしてこの子の魅力をみんなに知ってもらいたい!」と思うには十分でした。
こうして僕は「12歳のフィンランドの少女」に「SALLA.R」という姿を与えることになるのでした。
続きはもう少し具体的なデザインの話になってくる予定です!
そちらは申し訳ありませんが支援者様限定で見ていただけますと幸いです。
気になる方はぜひファンプランにご加入いただけますと喜びます。
(次回は【ファンプラン】以上の支援者様限定公開の予定です。)
それではまた次回でお会いしましょう!
くれいし