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ラガーマンオイル【後編】

「ハァ、ハァ……パパ......助け゛ッ……!」


 悠真の変化は止まらなかった。腹筋はバキバキに割れて上半身は逆三角形になると、へその周りに濃い体毛が生えて、さらに程よく脂肪がのったムッチリ体型になる。細長い両脚は、丸太のように太くてゴツい筋肉質なものに変化し、ふくらはぎはムチッと膨らみ、日頃から激しいスポーツで磨かれた強靭そうな足腰に変わった。


 悠真は驚きの表情を浮かべるが、その顔にも変化が表れた。目や鼻、口......顔のパーツ一つひとつが崩れるように歪んでいくと、顔の輪郭はエラの張ったホームベース型に。髪型は坊主の黒髪ツーブロックに生え変わり、キリッとした太眉にくっきりとした目鼻立ちの雄臭い成人男性へと変化していた。


「んんん......す、すごい! 大成功だ! 見てよパパ、ぼくの筋肉!」


 悠真は全裸のまま立ち上がり、その身体の至るところを触ってみた。小学二年生のやわらかくて色白の素肌は、ゴツゴツとした筋肉の鎧を覆った、小麦色の筋肉質な皮膚に変わっていた。


「あー、あー。......ちゃんと声もかわってるみたい!」


 悠真の声変わり前の高い声は、成人男性らしい低いものに変わっていた。少年のようにはしゃぐ悠真の屈託のない笑顔を、浩史は見上げる。小柄だった悠真の身長は190cm程となり、浩史の背丈を超える大男へと変わっていた。少年らしい顔つきが、今では年齢は30歳前後の精悍な成人男性になっていた。


「おい、悠真......大丈夫か?」


 これまで浩史は何人ものラガーマン化を見届けてきたが、小さな子供の変化を目の当たりにしたのは初めてであった。あまりの悠真の変貌ぶりに、浩史は驚きを隠せない。そして何より、浩史はその股間を見て、ごくりと唾を飲み込んだ。白くてつるつるだった悠真の小さなチンポが、太く、大きく、多くの毛に覆われたズル剥けの黒いチンポに変化していたのだ。


「うわあっ!? パパ、なにこれ……?」


 その時、悠真の股間にぶら下がったブツが次第に巨大化し、硬直を始めた。彼にはそれが何であるのか分からない。父である浩史に認められたい、褒められたい。その一心ではあったものの、頭の中はまだ純粋な小学二年生の子供なのだ。


「パパ、どうしよう......!」

「......悠真、頼むからその格好、やめてくれないか。俺、お前の親父なのに、なんだかおかしくなっちまう......」


 浩史は頭を掻きむしり、息子である悠真の姿をなるべく見ないように精一杯努めた。しかし、目の前にいるガチムチ体型となった息子の色気ムンムンの姿を見ていると、どうしても自身の性欲がかき立てられてしまう。その太い首、分厚い胸板や肩まわり、しっかり割れた腹筋。とてもではないが、自分の息子とは思えなかった。今すぐに、その身体に顔をうずめたい。目の前の男性が気持ちよくなるところを見てみたい。

 浩史は我慢できなくなり、ゆっくりと悠真に近づき、彼の前で膝を突いた。


「うひッ! ......パパ? なにしてるの......?」


 股間からヌルッと吸い付けられるような不思議な感覚がした。父である浩史が、その巨大なブツをべろりと舐め回しているのだ。目の前で、父が何をしているのか、理解することができない。しかし、悠真はそれが“適切なこと”ではないと直感で判断した。


「パパ……やめ......でも……きもちいい……。。。」

「ハァ、うめぇ……! 悠真のチンポ、すっげぇうめぇ……!!」


 浩史は舌の先で亀頭を突いたり、首を上下に動かして悠真のチンポをしゃぶり続けた。もう、衝動は抑えられなかった。悠真にとっても、こんな快感を味わったのは生まれて初めてのことだった。身震いするほどの激しい興奮、そして“いけないこと”という背徳感もある。しかし、悠真は次第にその快楽に身を委ねるようになっていた。


「あぁッ……パパ、もっと、はげしく、おねがいぃぃぃ!! あッどうしよう、なんかでそう! でちゃうぅぅ!!」


 悠真は、浩史の口から溢れてしまうほど大量の雄汁を放った。全身を貫くような快感と達成感が、悠真の身体に訪れる。するとその瞬間、彼の頭脳に痺れるような強い電流が走った。


 浩史はその様子を固唾を呑んで見つめていた。射精することで、ラガーマンの肉体に見合った新しい『記憶』が流れ込んでくるのだ。このようにして、ラガーマン化は最終段階へと突入する。


 まだ7歳である悠真の記憶に、ラガーマンとしての人生が上書きされていく。小学校を卒業し、中学校でラグビーという競技に出会う。そして高校や大学ではラグビー一筋の人生を送り、上下関係の厳しい体育会系の部活の中で、仲間と共にインターハイ出場に向けて青春の日々を送る。やがて就職し、商社リーマンとして活躍しながら、今でも社会人チームに所属してバリバリにラグビーに打ち込んでいる……という、全く新しい記憶が、悠真の脳にインプットされていく。


「……ん? あ、俺、何やって!? し、失礼しましたッ!!」


 悠真はいかにもラガーマンという体育会系の口調と喋り方になって、顔を真っ赤にして浩史の口からその巨根を引き抜いた。


「親父、大丈夫か!?」

「あ、ああ、大丈夫だ……」


 悠真には、浩史のことを父であるという認識はあるようだ。その雄らしい雰囲気や仕草、喋り方に、浩史は見惚れてしまう。目の前で全裸になっているラガーマン体型のその誠実そうな青年は、自分の息子である悠真なのだ。その事実を思うと、浩史の興奮はより一層かき立てられた。


 悠真は自身の股間に目を落とした。そこにある彼のブツは、勃起を続けていた。彼はそれを見つけると、思い立ったようにニヤリと口元を緩めてこう言った。


「俺、親父にこんなチンポしゃぶってもらってたなんて……おかげでスッキリしました」

「あ、ああ......わるかった、つい......」

「そしたら今度は、俺が恩返しする番っすね」

「え?」

「親父、ケツ出してくれないか?」

「......お、俺がか?」


 浩史は困惑するが、悠真が力づくでパンツを脱がせてくるので、その力強い腕力に抗うことはできなかった。悠真がそのゴツゴツとした男らしい長い指で浩史のケツマンをほぐしていった。


「や、やめ......ア゛ぁんん! 俺、息子に掘られちまうのか?///」

「そろそろ挿しても大丈夫そうっすね…… これでどうっすか?」


 浩史の引き締まったケツマンに、悠真はそのブツを挿入した。ゆっくりと、時に激しく、緩急をつけながら悠真は呼吸を荒くして腰を振り続けた。


「お前、それどこで覚えた......?!  あひん! 俺、息子に犯されちまう! あぁ、ダメだ、もっと激しくやってくれぇ!!」

「あー、親父のケツマン、スゲエ! あーイク!イクッ!!」


 二人は同時に白濁とした雄汁を放ち、そのまま果ててしまった。悠真はぐったりと浩史の背中に身を預け、そのまま二人は眠りについてしまった。



*



「んん......」

「親父、起きたか?」


 浩史が目を覚ますと、先ほどまで交わっていたラガーマン体型の爽やかな青年ーー息子である、悠真が服を着て立っていた。筋肉のせいでピチピチのポロシャツと短パンを履いて、浩史が目覚めるのを待ち続けていた。


「親父、もっとこれで仲間増やさねえか?」


 悠真は手に大きなケースを持っていた。ケースの中には数多くの小瓶が敷き詰められている。それらはもちろん、ラガーマンオイルであることは浩史にはすぐ分かった。


「お前、それどこで......」

「親父、早く着替えて、とっとと遊びいこうぜ」


 悠真ははにかんで玄関へと向かった。浩史は悠真の広くて逆三角形の肉体を見ながら、愛おしい気持ちが増してきたのか、悠真の大きな背中に身を寄せた。


「さすがは俺の息子だ。考えることは一緒だな......その前に、もう一回、ここで遊ばないか?」

「さすがは俺の親父だな」


 その一室で、二人の男の喘ぎ声が再び響き渡った。



(終)

ラガーマンオイル【後編】

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