例によってすぐにイッてしまった島田君は「フゥゥゥ…」と深いため息をつきました。
その様子に、樹里ちゃんはすかさずクスクスと笑いながら返します。
「ねえ、ダーシマ、もう終わりじゃないよね?」と、少しあざ笑うように言いました。
「こんなんじゃぜんぜんイケないよ?もっとちゃんとやってよね?」と、挑発するように肩をすくめてみせます。
島田君は少しムッとしたような表情を見せながら、「別にイってねーし・・・」と低い声で返しました。
その声には、少しだけ拗ねたような響きがあり、樹里ちゃんはさらに可笑しくなったのか、「ふふっ、ほんとに大丈夫?」と笑い続けます。
体位を変えて二人のセックスは続きます、樹里ちゃんの挑発的な態度に対抗するかのように、島田君は無言で再び腰を動かし始めました。先ほどよりも少し荒っぽい腰つきで力を込め、彼女 の膣内にチンポを強めに押し込みます。
「キャンッ!」と樹里ちゃんが思わず声を上げると、彼は「…悪い、じゃあこれでどう?」と少し意地悪そうに言いながら、力加減を調整しました。
「そう・・・最初からそうすれば・・・ンッ!!いいのに・・・」と樹里ちゃんは後背位で突かれながらも、笑いをこらえるように言います。その軽口に、島田君は小さく「…ゴメン」と呟きましたが、心なしか耳が少し赤くなっているように見えました。
セックスを続ける中、彼の腰の動きは少しずつ慣れてきて、樹里ちゃんの気持ちのいいスポットを確実に刺激していきます。部室の中は沈黙と二人の静かな息遣いが心地よく響きました。
樹里ちゃんの息遣いは静かに漏れ続け、しだいに本気の嬌声に変わっていきました。
樹里(クマちゃんより・・・激しい・・・同級生の男子にこんな子がいるなんて・・・)
肩越しにその様子を感じながらも島田君は無言を貫きながら、腰の動きを大きく激しくし、下半身を樹里ちゃんの尻に打ち付け続けました。
「ヤバ…イク…ダーシマ…イッちゃう・・・一緒に・・・一人でイキたくない…イク・・・イッちゃう・・・!!」
樹里ちゃんの可愛らしい必死の呼びかけに興奮が最高潮に達した島田君は
「大場さん好きだ!!好きっ!スキィ・・・」
樹里ちゃんの一番深い奥の奥で欲望を放出したのでした
儀式が終わり、時計の針が11時を指す数分前のこと。お玉様は、学園に近づく邪悪な魂を感じ取りました。それは、学園内を徘徊していた逃亡中の殺人犯のものでした。
「さて…ここまで遊んだらもう十分じゃ。本当に呪いを解いてやるとしようかの」
お玉様は白銀先輩に憑依すると儀式の場から静かに姿を消しました。白銀先輩の身体を借りて、お玉様は殺人犯を追跡するために動き出したのです。
学園内は夜の深い闇に包まれ、静寂が支配していましたが、お玉様の存在はその闇を断ち切るかのように際立っていました。
白銀先輩の身体を使い、お玉様は殺人犯の邪悪な気配を着実に追い詰めました。殺人犯は、自分が追われていることに気づかず、学園内を徘徊していましたが、その運命は既に決定づけられていました。
「これで終わりにしてやる――」
殺人犯が足を止め、周囲を見回した瞬間、背後から冷たい声が響きました。
振り向いた先には白銀先輩が立っており、しかもその瞳には霊の炎が宿り、普段の彼女とはまるで別人の気迫を放っていました。
お玉様の力を宿した白銀先輩は、静かに殺人犯を見据えていました。
その瞳に宿る霊の炎は激しく燃え上がり、もはや後戻りはできない決意を物語っていました。彼女はその力で、殺人犯を焼き尽くす覚悟を固めていたのです。
「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!」
白銀先輩の手から放たれた霊の炎が殺人犯を包み込み、燃え盛る火の中で、殺人犯は抵抗することもできず、その邪悪な魂は浄化されていきました。
すべてが終わった後、お玉様は白銀先輩の体からそっと離れました。
殺人犯は人型の焦げ跡を残し、完全に消滅しました。学園に再び静かな平穏が訪れたのです。
白銀先輩はその場で立ち尽くし、静かに深呼吸をしました。
『これで、気は済んだじゃろう…』
お玉様の声が白銀先輩の頭の中に響き、白銀先輩はその言葉に静かにうなずきました。
その瞬間、樹里の手の中で呪われた指輪が音を立てて砕け散りました。
封じられていた少女の魂は光の粒となり、安らぎの中へと溶けていきました。
その姿は、まるで長い旅路の果てにようやく自由を手にしたかのようでした。
薄明かりが窓から差し込み、学園の宿直室をゆっくりと照らし始めました。静かな朝の息吹が感じられる中、樹里ちゃんは瞼をゆっくりと開けました。
昨夜の出来事がまるで夢のように感じられ、ほんの一瞬、自分がどこにいるのかも分からず、となりで寝ているダーシマを見てから、ぼんやりと天井を見つめました。
窓の外から聞こえる鳥のさえずりが、朝が確かに訪れていることを告げています。清らかなその音は、まるで何かが浄化されたかのように、宿直室の静寂に響き渡っていました。樹里ちゃんは、まだ寝ぼけた頭で思い出そうとしました。あの終わらないように思えた呪いのループから、本当に抜け出せたのだろうか?今、この瞬間が、果たして本物の「朝」なのだろうか?
彼女は床に敷かれたシーツの上でそっと自分の手のひらを見つめました。そこには、昨夜まで指にはめられていた「遡りの指輪」の姿はありません。指輪は粉々に砕け散り、消えてしまったのです。呪いが解けた証拠がそこにあり、樹里ちゃんの心に安心感がじわじわと広がっていきました。自分が求めていた解放の瞬間が、ついに訪れたのだという実感が、胸の奥深くで温かく芽生えてきました。
「やっと…終わったんだ…」
こうして、樹里ちゃんは無事に呪いから解放され、学園に訪れた平和な朝を迎え。
そして安心してから二度寝したのでした。
十数年前、夏休みを控えたワルハラ学園で一人の少女が無残に殺害された。
その事件は多くの人々の心に深い傷を残したが、警察の捜査の結果もむなしく、犯人は見つからないまま時が流れた。
その少女の無念と怨念が宿ったのが「遡りの指輪」の始まりだと語り継がれている。
殺害された少女の最後の思いを、指輪はただひとつ知っていた。
犯人の正体を知る唯一の存在は、その少女と指輪だけであった。
そして、十数年の時を経て、真犯人である学園のOBが再びワルハラ学園に戻ってくることを察知した指輪は、復讐の機会を逃さなかった。
指輪は樹里を巻き込み、ループを繰り返すことでその復讐を果たすための準備を整えていたのである。
ワルハラ学園の霊の親玉であるお玉様に接触するために、指輪は樹里を巻き込むという手段を選んだ。
指輪に宿る少女の無念を晴らすため、お玉様の協力が必要であると指輪は知っていた。
要は、これは仇討ちの物語だったのだ。
過去の悲劇が癒され、学園に新たな平和が訪れた。
その日を境に、「遡りの指輪」は再び静かに姿を消し、二度と現れることはなかった。
終わり