アンドロイドに物は言いよう07-2
Added 2020-11-15 05:12:32 +0000 UTC短くて申し訳ありません。 なんだかやっつけになってしまった感じで不甲斐ないばかりです。 レアが機体の重さを使って荷重をかける。まるで第3の足が股間で生えたかのようにしっかりとした安定が取られた。 それほど太く、硬いということだ。 ディルドにおいて硬さというのもとても重要だ。柔らかすぎれば、いくらえぐい形状でも膣の締まりで変形して的確な刺激を与えることはできない。逆に硬過ぎればそれは怪我を免れない。 レアの体重は成人女性と大した差はないが、その体重をかけてなお歪むことなく体を支えられるということはしっかりとしたつくりのようだった。 レアの白く、シミや汚れ、変色など一切ない赤子のような人工肌で覆われた秘所がゆっくりとその小さな口を広げていく。 動きは遅い。 ミチッミィッ 基本的に男性器の先端は丸みを帯びており、挿入がスムーズに行われるはずだが、このディルドは先端が平らになっており、そこから真ん中だけとんがっているのでどうしてもスムーズに挿入することはできない。 ロバや馬の性器に似ているが、彼らは竿の傘部分が柔らかいのですぐに女性器に侵入できる。前述の通り硬度のあるディルドではより強い力で入れるしかないのだ。 「先生、難しいのはわかりますがもう少し急いでいただかないと次の授業が。」 「………理解しました。」 ナオトはすでに股間を完全に屹立させていたが、レアは荷重計算と予測に演算を使っているせいか気づかない。 レアが膝のアクチュエーターに電気信号を送り、出力を徐々に落としていく。 その代わりディルドに荷重がかかり、より強く秘書に圧がかかる結果となる。 ムグリュッ! 接合部から勢いよく擬似愛液が吹き出しながら、ディルドの先端はレアの未使用まんこをこじ開けた。しっかりと傘を飲み込み、かつ壊れてはいない。 飲み込む直前に、傘は少し歪む形で入っていったのでナオトはレアの膣圧の高さに驚いた。 傘を飲み込んだことで、あとは竿には大きな障害物はない。 もちろん螺旋状の突起が幾重にも連なってはいるが、それはあくまで「返し」がついているというだけで挿入の段階ではただのコブであり、さほど問題ではない。 レアは衝撃で一瞬バグったのか肩を震わせるが、なんとか処理を終えて課題解決に再処理をかける。 未だ先端を飲み込んだだけでまだまだ先は長い。 腰を再度落とし込む。 ズッグルルルッ 先端から根元にかけて滑らかに太さが変わっていくこのディルド。レアは膣口が大きくこじ開けられていく感覚にしびれを感じながら、膣道をえぐっていく傘を感じとり、感情抑制機能の抑制レベルが上がっていくことに一抹の不安を覚えた。 機械が不安とするというのはいわゆる演算処理が間に合わない状況を表す。 交通事故で事前の動きから事故が起こることが予測されても結果を出す頃にはぶつかるように、情報処理速度、または情報処理可能間隔が求められる状況。 そして今ナオトがレアに隠しつつ強いている状況のように、情報処理が可能な状況でかつ情報処理可能間隔があるにも関わらず、送られてくる情報が膨大すぎて処理しきれない状況だ。 これこそ感情抑制機能を麻痺させるウイルスのようなもので、どんなアンドロイドにも備わっている諸刃の剣。 抑制レベル、つまりダムのようにせき止められる限界値を超えると、一気にCPUなど処理機関に情報が流入しエラーやフリーズ、スパークが起きて異常を起こす。 人間の絶頂がニューロンへのダメージだと考えれば、アンドロイドはシステムエラーだろう。 「こっ………ふぅ………。」 竿を飲み込み始めたあたりでレアが突然顔をあげてのけぞる。 ナオトは不思議に思った。 しかしガクガクと膝を震わせるレアはなんとか電子音声を途切れさせながらも現状を報告する。 「がっ………せんたっ……ん。先た……んのとぉっ………お゛……きがじんこぉっう子宮ぅっ………にっ…!」 どうやらディルドの先端の棘がレアの子宮口に到達したらしい。 それも運悪く(ナオトにとっては運良く)子宮口付近ではなく直接突き刺さる形で接触したよう。 だがそこからレアの膝はガクガクとして進む気配がない。 おそらく自己破壊になる可能性を何度も処理して答えを出せずに立ち往生しているのだろう。 ナオトは強硬手段、というわけではないが展開を進めるべく一芝居うつ。 わざと右足を前に滑らせる。 大量のレアの愛液が床に水溜りを作っているのだ。 それを靴の裏に付着させてわざと足を引く。 滑ったように。 その結果ナオトの上半身は反対に全面へと傾き、レアを頭上から押すような体勢になる。常識的には近くの机を掴めばいいものをわざとレアの肩に手をかけた。 高校生とはいえそろそろ成人になる男の体重が一気にかかり、予想だにしない衝撃からレアの秘所に2人分の体重がかかる。 ぐぼりゅりゅりゅりゅろお゛っ! 「おぎゅっお゛!?」 室内にすら響き渡る人工肉とシリコンが擦れる音、そして全てが静物で作られたとは思えない機械が出す艶かしい悲鳴。連絡棟故にほとんど人がいないから幸いとはいえ、確実に隣の部屋には聞こえるであろう絶叫は印刷用紙を強く震わせた。 印刷失敗で積み上げられた紙束が一気に濡れる。 勢いよく吐き出されるレアの潮はとてもロボットとは思えない絶頂を如実に表すものだった。 子宮を完全に押しつぶし、先端は子宮口を貫いてディルドはコブ手前まで飲み込まれている。 レアの人工膣道は約7cmほどだが、すでに20cm以上は飲み込んでしまっている。アンドロイドはその性質上あらゆる男性器に対応できるよう設計されてはいるのでなんとかギリギリ保ったのだろう。レアの秘所は壊れずに済んでいた。 「ふっ……お゛っ!」 ボコッと大きく張り出した下腹部は現実のものとは思えないほど淫美だった。 ひくひくと肩を痙攣させ、足は震え上がり、眼球のカメラセンサーは定まらない。レアのCPUは未知の攻撃を受けたと判断する。 首筋からレアの途切れ途切れの声ではないアナウンスが発せられる。 『緊急事態と推測。至急管理者権限を持ったオーナーに通達します。行動記録への記述、またサポートサービスへの連絡。』 ナオトはまずいっ!と慌てる。 しかし打開策はすぐには出ない。 管理者権限はともかく、カスタマーサポートはまずい。学校の中だけならナオトの処分で事足りるし、なんなら温情などももらえる可能性もある。が、外部の機関が関わればそれだけでほぼ未来はない。 ナオトはすぐに行動することにした。 やけになっている可能性すらあったが。 レアの両脇に手を入れて後ろからレアを引っ張り上げる。 体は鍛えてはいないし、運動部ではないものの、火事場の馬鹿力かレアの機体は意外にも簡単に動いた。 「あ゛っ!?」 レアの口から女性型とは思えない男のような声が出る。 床に吸盤でくっついていたディルドからレアを強制的に解放する。 ぷぐりゅりゅりゅっ!! 彼女のきめ細かな肉壁が、竿についた無数の突起に引っかかりえぐられる。しかもそれは螺旋状になっておりまるでなぞられるようにひっかかれる。 膣道付近にある感圧装置が同時に膨大な信号を脊髄ユニットを通ってCPUへと送る。それはもう悲鳴のようなものだった。 反射的に尿道口から潮が吹き出し、肛門は限界まで引き締められる。 しなやかで美しい脚はピンッと張り、指先が痙攣していた。 ぶぼんっ! 勢いよく引き抜かれたことで室内に再度破裂するような空気の流入音が鳴り響く。ディルドは曲がった状態から元の反り返った状態へとビーンっと揺れながら戻る。 ディルドとレアの秘部にはたくさんの泡だった愛液の糸が絡み、橋を作っていた。 ガクガクと数度体を震わせてからパタリと床に倒れこむレア。 ナオトは少なくとも警告を示す赤色の光が首筋の端末から発せられていないことから危機を脱したと安堵する。 ナオトは完全に勃起したレアの陰核を指で撫でる。 未だ再起動中でもあるにも関わらず、尿道口から残りの液体がぴゅるっと排出される。 唐突に自分のズボンを下ろして性器を露出させる。 ガチガチにボッキさせた陰茎を今まさに意識のないレアの膣に入れることは簡単だが、すぐにバレる上にショートカット起動される可能性すらある。 ゆえにナオトはレアの後ろでゆわれた髪を竿に絡ませて扱くこととした。 すでにカウパーは溢れ出していたが、物足りないのでレアの秘部周りにある愛液とも潮ともいえる透明な液体を手に付着させて潤滑油として自身の自慰に使う。 だんだんと余裕がなくなり、しばらく動かし続けてからレアの柔らかな白い頰に亀頭を押し付けて射精する。 びゅぐるっびゅっ! 大量の濃い精液が一気にレアの顔を埋め尽くす。 鼻の穴やまぶたの淵にかかっているが、人間ではない彼女なら問題はないだろう。 髪や耳にも垂れ落ちて、ナオトは征服欲が満たされ背徳感で再度勃起しそうだった。最後にレアの下着で己が性器を綺麗にする。 ピッと劈く電子音がしたかと思うとレアがまぶたを開けて再起動した。慌てて持っていた下着を元の位置に戻して、何もしていなかったよ感をだす。 「再起動処理、終了。状況……………ロード。ナオトくんご迷惑をおかけしました。」 おおよそセクハラ、レイプ、強制性交に及んでいるとされる者に向ける謝辞はどこか場の雰囲気を緩くする。 だがナオトはこれを利用する。 「あ………はい、誰か来たら大変ですしアンドロイドが突然再起動するなんてもしかしたら型番廃棄だってありえます……。見張っておきました。」 自分が撒いたタネをより大きく見せ、相手に恩を売る。詐欺師の常套手。 「相互理解は深まったでしょうか…………。…………、これは?」 「!」 レアがナオトの顔を見るために起き上がって頭部を動かすと、ナオトの白濁液が唇の方へ垂れ落ちる。口内に入って分析されると厄介だと思うナオトは誤魔化す。 「あーほらっ!アンドロイドにも効果ある保湿剤だよ!」 「これは……少々独特な香りが、……ありがとうございます。」 レアは少しだけ疑問をおぼえたようだが、ナオトからの贈りものとして素直に受け取る選択をし、自身の顔の人工皮膚に塗りたくり始める。 そんな光景をナオトは見て、股間が痛くなるのを感じた。 ナオトは絶倫ではない一般人なので、そう何度も短時間に勃起させることはできないからだ。 「そろそろ私は授業に行かなければなりません。相互理解が進んだようなので質問はなんでしょうか?」 「えっあ……あーフェルマーの最終定理の証明を黒板に書ける?」 「………………………。」 フェルマーの最終定理の証明は現代においてすでに終わっているが、それを学のない一般学生に説明する、証明するのはとてもではないが容易ではない。 ここでさっさと答えられる内容でもない上に状況的に難しい。 ナオトとしてはささっと答えてもらうというのが当初の予定だった。1+1=?くらいの問題をなげかけようかと思ったが、このままこの関係性、いわばおもちゃとしてレアを扱いたいナオトは時間が欲しかった。 ナオトも別にフェルマーの最終定理なんて名前しか知らないが、難しい問題という認識はある。回答は予想できないが考える暇などなかった。 行き当たりばったりなナオトらしい答えとも言える。 「まっ卒業までに教えてくれればいいですよ。」 「……………概算しても卒業までにはとても説明を終えることはできません。」 レアはスーツの内ポケットから綺麗な白いハンカチを出して汚れを落とす。 すでに彼女の秘所はぴっちりともとに戻っていたが、でろでろに汚れていた。しかしいくらハンカチといえど、彼女が失神するほどの量を片付けることはできず結局、機体の汚れ以外は雑巾で片付ける結果になった。 身なりを整えつつナオトを見やるレア。 「じゃあこれからもこういう時間作れないですか?」 「………可能です。しかし再起動するほどの行為を使っての相互理解が必要とは思えません。」 「そうかもしれないですね。ただ、できればまたレア先生の無毛まん見たいなぁ。」 つい口にこぼしてしまう。それは失言だった。 「…………言動からナオトくんは何か軽犯罪に関わることを目的としていると推測します。」 穏やかな会話から突然シリアスな空気が流れる。 ナオトはしまったと思い、たじろぐ。 「仮にナオトくんが生徒であっても、国に派遣された備品であるアンドロイドに対し器物破損、強制性交などを行った場合即時通報され、身分を剥奪されます。現代では少年法も改訂され重い刑罰になります。」 普段は穏やかな顔をしたレアが、誰が見てもわかるほどに目をきつく釣り上げる。 「まっまぁほら。レア先生顔あんま動かないしもっと生徒と仲良くできるようにしたんだよ。」 「私の人工性器ユニットに特殊な道具を使って、人類に置ける自慰に近似した行為をなすことは生徒との距離を近くする理由にならないと判断します。」 「絶対?」 直人のスキル「白いカラスはいない」を発動。 「………………統計学的に。」 曖昧な構成をされたレアの脳内フラクタルではレア側もまたふわっとした意見で肯定される。 「でもレア先生は僕と会話することなんてほとんどない教員アンドロイドでしたよね?」 「………。」 「教師っていうのは勉強を教えるだけでなく生徒と話すことでその生徒のコミュニケーション能力を鍛える役割もあると思います。じゃなきゃ勉学は全て教科書とネットで終わりますよね?」 「………私の職務怠慢ですか。」 「そうそう。レア先生全然笑わないし、ちょっと質問してそれを皮切りに仲良くなって、もっと顔の動く感情が垣間見える教員アンドロイドになってもらおうかなって。」 「………それと擬似人工性器への刺激に関連性を見出せません。」 流石にナオトだって関連性なんてわからない。 ていうかそういうあられもない姿をさらりとやるアンドロイドの反応が好きなのであって、言ってしまえば口八丁。 「まぁ………先生の隠された部分を1人でも生徒が知っていれば、他の生徒ともコミュニケーションがとりやすいし、僕はそれなりにクラスメイト全員と仲がいいから助けになるかと。」 苦しい言い訳なのはわかっている。 だが彼女は「曖昧な判断」に重きをおいている。 曖昧な理論でもなんとか………とナオトはレアの顔を見やる。 普段の柔和な目が今の今まで無機質なカメラになっていた。しかしどこか何か感じさせるものに変わっていく。 「理解しました。これからもあるべき教師像に近づくために指導をよろしくお願いします。」 ナオトは勝った。今回も。 「じゃあ早速ですけどいっこいいですか?」 「構いません。あと5分ほどで教室に向かわなければなりません。手短にしていただければとても効率的です。」 「これを。」 ナオトがレアの前に出したのはショッキングピンクで彩られた丸い球体。全方向に柔らかいゴムでできた突起が飛び出している。昔、一部の地域、年代でモヤットボールと言われていたような形状。 「………それは?」 「これをレア先生にいれて、授業をしてもらいたいんです。」 「……………授業に支障をきたす可能性がある協力は不要です。優先順位はあくまで学力支援が私たち教員アンドロイドに課せられた任務です。」 当然といえば当然で。 「それはそうだと思う。けどさっきの感じレア先生は別に多少の快楽信号に流されるタイプじゃないことはわかったから大丈夫だと思う。」 機械は初めてのことに対応するのが難しい。逆にすでに行ったことが一回でもあれば、同じような事柄には対処しやすい。そこが落とし穴であることはレアは知らないが。 「それの詳細を教えていただけますか?」 「ただ微弱な振動を出すだけですよ。」 ローターの最強版とでもいえばいいだろうか。 見た目もさることながら、10種類の多方面振動を実現し、全方向に出た棘はここで動き任意に端末で形状変化をつけることができる。膣道に対して垂直な棒にすることもできれば、ドリルのように回転するような動きをつけることもできる高性能ローター。 だがもちろんそんな事実は教えない。 ナオトはレアに「先ほどのディルドほどではない。」「先ほどのディルドと似たような刺激しか与えられない」と錯覚させたいのだ。 「………………理解しました。渡してください。」 レアが手を伸ばす。 「いや、これは直接僕がレア先生にいれたいです。」 「ナオトくんが私にそれを入れる合理的な理由はありません。」 「いや、僕がレア先生にできる限り触れることで、より理解し合えるとともに、僕自身も将来女性と何かあった時に役に立つ予行演習をしておきたいんです。」 「合理性は62%と低いですが、……………当機の本来露出、接触を避けるべきと設定された部分に触れることを再度、許可します。職務怠慢の改善への協力に対する見返りです。」 ナオトの一人勝ちなのにもかかわらず、未だナオトは協力者として認識しているポンコツロボットともいえよう。 レアはパンツスーツのベルトをほどき、再度下着を下ろす。 太ももの中腹あたりで止め、足を開いて固定する。机に腰をかけて股をよく見えるようにできる限り広げて、上着の裾をたくし上げた。 先ほどまであれほど乱れに乱れていた場所もすでに最初同様外見的には通常状態に戻っていた。代わりにハンカチはでろでろだが。 ナオトはまじまじとレアの綺麗な性器を見つめる。本当はもっと観察していたいが、あまり時間をかけるとより行動記録に色濃く残ってしまう可能性がある。 「じゃあ。」 ナオトは球の直径が4cmほどのローターをレアの膣口にあてがう。 当然だが先ほどのディルドと比較して小さく感じられるだけで、普通に大きすぎる。簡単に挿入できるとは、ナオトも思っていたのだが………。 ぼぶっりゅ……。 割れ目に押し込むと最初こそつっかえたもののにゅるっと飲み込まれた。 恥丘が大きいものを飲み込み変形しながら膣道奥に進んでいく。 外見的には乾いた普段の性器ではあるが、先ほどの大量のぬるぬる愛液が残っていたのだろう。直人の親指と人差し指、中指が粘液で汚れると同時に膣に触れると温かった。未だ冷却が追いついていないらしい。 「ん…………ぅ……終わりましたね?」 ナオトの返事も待たずすぐにレアは身なりを整え始める。 淡々とした対応と先ほどの生き物のように熱を持った性器とのギャップにナオトは興奮した。 レアが机から降りすっといつもの姿勢良い立ち方で荷物を持つ。 「だっ……大丈夫そうですか?」 「…………少し圧迫感と異物感を感じますが概ね、授業に差し支えるほどではありません。」 「それで、これを挿入した状態でなぜ授業を行わなければならないのですか?」 まだ目的を語っていなかった。願わくばそのままスルーしていて欲しかったが。 「あー……生徒ってのは結構理不尽な存在ですから、多少の苦難や苦痛に耐える精神が必要だと思うんです。」 「アンドロイドの私に我慢は必要ないと考えます。」 アンドロイドは確かに苦痛を感じることはある。退屈という概念を理解できるほどに高性能ではある。だがそれはカットすればいい情報なわけで。生徒がいくら理不尽な物言いをしてきてもその不満感をカットすれば問題はない。 「いや、我慢が必要かどうかではなく、それを悟らせない能力があったほうが物事を円滑に進めやすいという意味です。」 「………………非常に合理的だと判断します。」 事実人間社会においても、不満を持ったとしてもそれを相手に見せないことで物事を円満に解決する方法がある。レアとしてもラーニングができるなら構わないのだろう。 レアはそういうと印刷室から出て行ってしまう。随分とそそくさと去っていったがおそらくもう時間がないからだ。 ナオトは色々と自分で巻いた種とはいえ、スリルと面白さが混在して疲れ切っていた。 部屋には人間と人間がやれば漂うような汗の匂いはないが、アンドロイドが出す独特な匂いとナオトのザーメンのにおいがこびりついているようでならなかった。 ナオトは窓を開け換気を行ったのち、レアの後を追うように教室を後にする。 ちゃんと床にくっついていたディルドは回収してバッグにしまってある。 強いて違和感がある、ほかの人が不信に思う点といえば、磯臭い濡れた大量のコピー用紙だろうか。 それくらいならバレないだろう。 07-3に続く