こちらの作品の続編になります。

夕暮れで赤く焼けた街並みを、ネオンのけばけばしい光が塗り替える。 ここは風俗特異点『ネオカブキチョウ』。 性風俗の経営によって、この特異点で流通している魔力を帯びた特殊な貨幣を一定額貯めることで聖杯が顕現して回収することができる、そんなふざけた特異点である。 カルデアに所属している人類最後の...

こちらの作品の続編となります。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2015年の新宿歌舞伎町を元としつつもポルノ産業が全てを支配する街へと変貌した特異点。 カルデアはこの特異点を、風俗特異点『ネオカブキチョウ』とファイリングした。 狂気にもよく似た性欲が渦巻くこの特異点では、昼夜を問わず...
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風俗特異点、ネオカブキチョウは今日も変わらず、薄汚い欲望が渦を巻くような色欲の街だった。
二十一世紀の歌舞伎町をモデルに生まれたこの街では、ソープランドやデリバリーヘルス、アダルトビデオなどの性風俗産業が隆盛を誇っており、本来は『ケガレ』であるかのように扱われていた『セックス』というものが存在感を強めて大手を振っている。
高くそびえ立つ摩天楼によって太陽は遮られているかのようだが、昼夜を問わずにケバケバしいネオンが光り輝くこの特異点は、まさに眠らない街と呼ぶに相応しい退廃の都だった。
そして、この特異点を解決するには特異点のルールに従うしかない。
人類最後のマスターの藤丸立香率いるカルデアは、新たに多角的性風俗企業にして総合アダルトエンターテイメント企業、『カルデア・オン・デマンド』を、ネオカブキチョウの行政が行っているスタートアップ支援施策を利用して起業したのである。
そこからは破竹の快進撃だ。
この特異点内で用いられている通貨である『ネオカブキチョウコイン』を荒稼ぎして、特異点修復はほとんど時間の問題というレベルまですでに至っていた。
この快進撃の秘密があるならば、それはカルデアに所属している数多の見目麗しい女性サーヴァントたちをそのまま女性キャストとして採用していることはもちろんだが、なによりも、立香がその股間に宿している『マジカルチンポ』による力が大きいだろう。
人理焼却の際に滅んでしまった、人類史に存在する全ての『雄』たちの無念と欲望が流入して、魔術的に変貌したこの男根の大きさは、ゆうに40センチを超えている。
女性の細腕をも超える太さの長大なチンポは、ただ形が規格外というだけでなく、神霊であっても抗えない強烈な魅了の力を持っていた。
召喚された全ての女性サーヴァントたちはこのマジカルチンポで犯され、その津波のように襲いかかる快感によって、単純なサーヴァント召喚で結ぶ『魔術的な主従契約』とは別の、明確な上下関係が含まれた『性奴隷契約』を結ばせる仕組みなのである。
こうすることでサーヴァントは霊基の強度を増し、プライドの高い英霊であっても『服従』という言葉が似合うほどに立香へと強い敬意を抱くようになるため、カルデアの戦力と結束が強まるというメリットも大きい。
そのメリットを思えば、女性サーヴァントの肉体が立香好みの『爆乳デカ尻ボディ』に改造されがちなのは御愛嬌というものだし、そのおかげでネオカブキチョウでAV女優や風俗嬢としてコインを稼ぐこともできているため、その倫理的な問題は見逃していただきたいというものだ。
そして今、立香は『オーナー兼男優』として女性サーヴァントたちをそのマジカルチンポで管理し、時には『再調教』する女衒のような存在として活動していた。
このマジカルチンポの力によって、立香率いるカルデア・オン・デマンドはネオカブキチョウの覇権を握ることに成功したというわけである。
「おほぉぉ……ぉぉぉ~~……❤ ふぐぅぅ、んひぃぃ……❤」
そんな立香の日常だが、実のところ、このネオカブキチョウ特異点に訪れたからと言って大きな変化は生まれなかった。
ここは立香の私室として用意された広めのマイルームだ。
そのマイルームに備えられたキングサイズのベッドに腰掛けた立香と、裏返ったカエルを連想させる無様なポーズでアヘ顔を決めているアルトリア・ランサーの姿は、つまり、カルデアでも見慣れた光景だということである。
コポコポという音が聞こえてきそうなほどに大量の精液がドロリとアルトリアのオマンコから流れ出ており、立香の規格外の巨根チンポが粘液でべとついていた。
このことからも分かる通り、二人はセックスをまさに今終えたばかりなのである。
「アルトリア、今日はよく頑張ったね。ご褒美のイチャラブセックスは久々だったけど、満足できたかな?」
「あへぇっ……おほぉぉ……きゅぅぅんぅ……❤」
かつてはブリテンの騎士王としてその名を轟かせていたアルトリア・ペンドラゴンが、『聖槍』を主装とした姿の彼女は、このカルデアでのマジカルチンポを介した性奴隷契約によって、その姿をさらに卑猥な形に変化させている。
そのバストは脅威の115センチでカップ数はMカップというド迫力の爆乳、ヒップもまた104センチという大ボリューミーなデカ尻のドスケベボディなのである。
しかも、今日は普段の銀鎧でもなければ青のレオタード姿でもなく、金色のマイクロビキニに同色のロンググローブとソックスを身に着けた、布地がほとんどないドスケベ衣装である。
立香はそんなドスケベ牝のアルトリアを犯し尽くした状態で話しかけるが、アクメ失神寸前の牝が言葉を返すわけもなかった。
騎士王と謳われた大英雄をハメ潰せられるほどに、立香のマジカルチンポとは『最強』なのである。
「ったく……返事しろよ、バカ牝っ!」
バチィィィィンッ!
「あひぃぃぃぃぃっ❤ も、申し訳有りましぇぇぇん❤ 気持ち、気持ちよかったですっ❤ バカ牝へのお仕置きマンコビンタまで、最高に気持ちいいですぅぅぅっ❤」
そして、立香は返事をしなかったアルトリアを咎めるように、ボタボタと精液が流れ落ちるオマンコへと平手打ちをした。
その瞬間、衝撃と同時に強烈な快感に襲われたアルトリアは、仰向けに倒れていたことでその頭部と爪先だけで体を支える、ブリッジ状態になってしまう。
先ほどまでのガニ股でアヘ顔を浮かべながら倒れ込んでいた姿も無様だったが、ブリッジになってオマンコから潮を精液混ざりで吹いている姿はそれ以上の無様さだった。
マジカルチンポと性奴隷契約を施した証である、下腹部に刻まれた『淫紋』がピカピカと光っているのもまたなんとも官能的である。
「さすがですね、我が夫。そこの愚妹をこれほどまでに無様な牝に落とすとは」
「うむ。我が弟子にして我が主に相応しい。牝を側に置くことでその雄々しさが際立つな」
そこへドアが開き、二人の美女が入ってきた。
アルトリア・ランサーと同じくモルガンとスカサハであり、当たり前のように金色のマイクロビキニにロンググローブとソックスを合わせた、なんともポルノチックな衣装に身を包んでいた。
その美貌も、ドスケベボディも、そしてそのサーヴァントとしての『格』もアルトリア・ランサーに勝るとも劣らないトップサーヴァントだが、そんな二人もまた例外ではなく立香の性奴隷なのだと主張しているかのようだった。
このマジカルチンポが持つ暴力性に振り回されない、そんな善性と狂気を宿している立香ではあるが、さすがにこのような三人の美女が自身の『性奴隷』なのだとアピールしてくると悪い気もしないものである。
「滑稽な姿ですね、アルトリア……いえ、笑っているわけではありません。むしろ、羨ましくすら思っています。我が夫が持つ雄としての魅力を思えば、『私ならばこのようにならない』なんて口が裂けても言えない言葉ですから。そして何よりも……ふふふ、私も貴方にこうしてもらいたいと、今もオマンコを濡らしてしまうほどなのですから」
モルガンはアルトリアへと冷めたい笑みを向けつつも、立香のチンポに熱い視線を注いだ。
かつては異聞帯である妖精國の女王だったモルガンだが、召喚されたことでマジカルチンポに屈服し、立香の妻を自称するようにさえなっていた。
このネオカブキチョウでもまた、カルデア・オン・デマンドの『秘書室』の室長として常に立香の傍らに寄り添う、カルデアでも有数の忠実さを持つ性奴隷である。
「いくらランサーのアルトリアといえども、これ以上のセックスも奉仕もムリだろうな。マスター、『これ』は私が片付けさせてもらうぞ。モルガン……いや、秘書室からお前に報告があるようだからな。安心しろ、その未だ劣情を催している巨根が不満に思うようにはならん。お前が望めば、お前に犯されたいと願う牝がこぞって来るのだから……もちろん、その中には私も含まれているが」
そして、スカサハは性奴隷としてではなく師匠らしい余裕を持った笑みを浮かべると、オマンコへのビンタが決定打となって失神したアルトリアの片足を掴み、粗雑に持ち上げた。
そのまま立香へと色目を使って流し見すると、アルトリアを部屋から運び出していく。
スカサハは立香の魔術においても戦闘においても生存術においても、様々な面での『師匠』ではあるのだが、ベッドの上でとなるとはマジカルチンポでヒィヒィ言わされる性奴隷であることがよく分かる、媚びた視線だった。
マイクロビキニであるために剥き出しとなっている、子宮の位置に刻まれている淫紋もまたそれを証明している。
また重ねての強調になるが、アルトリア・ランサーの無様な姿と、モルガンとスカサハの媚びた姿はマジカルチンポの強さを体現しているようだ。
どんな女傑であっても、このチンポに貫かれれば魂が塗り替えられ、絶対服従の雑魚牝になる。
それがこの世界の絶対のルールなのだった。
「我が夫……いえ、『会長』。スカサハも言っていましたが、早急に報告したいことがあります。どうぞ、この動画を見ていただきたい」
立ち去るスカサハとは異なり、部屋に残ったモルガンが立香に声をかけながらスマートフォン状の端末を操作すると、大きなテレビ画面に一つの動画が再生された。
「これは……武蔵ちゃん?」
再生された動画を映し出す画面には、一人の美しい女性がベッドの上で水着姿で座っていた。
その女性は、宮本武蔵。
とある世界における、かの名高き大剣豪その人であり、同時にカルデアでも上位に入る実力者であり、そして、カルデア・オン・デマンドでも大人気のソープ女優兼AV女優だ。
身長は167センチと日本人女性としては長身の部類に入る武蔵だが、何よりも特徴的なのはやはり、その胸部について大きすぎるほどに実った爆乳だろう。
それこそアルトリア・ランサーをも上回るサイズで、数値にすればなんと120センチという大台に乗ったOカップだ。
もちろん、その爆乳に見合ったヒップサイズは103センチの、後背位で犯した際に腰を打ち付けた感触はたまらないだろうと予感させる見事なデカ桃尻である。
『はぁ~い、マスター……ううん、元・マスター❤ 見てるかな、あなたのセイバーの武蔵ちゃんです❤ 元気にしてるかな、私はとっても素敵な気持ちで胸がドキドキしていますよ❤』
そんな、爆乳剣豪お姉さんな武蔵が画面越しににこやかな顔で話しかけてくる。
それだけならばなんとも魅力的な姿だが、実際は剣呑な雰囲気も放っていた。
『見えますか、この水着❤ 元・マスターの君と一緒に特異点を解決したときの水着です❤ けど……今は、貴方とのお別れを意味する水着になりました❤
日本人の私が、日本人の君のサーヴァントとして戦っていましたが……今の私は、この人、新しいご主人様のボブ様に染められたという意味で……この星条旗ビキニを纏っているというわけですっ❤』
武蔵の顔は普段の人好きのする笑顔と明確に異なる、意地悪げな淫らな笑みに歪んでしまっていた。
そして、身につけているのはただの水着ではなく、アメリカの国旗を模した星条旗型のビキニだった。
赤と白と青、そして星条旗の柄が武蔵の卑猥なボディを包んでおり、同時に日本の偉人である『剣豪・宮本武蔵』がアメリカに染まっているかのような、どこか倒錯的な色気を生み出していた。
『Hello! 久しぶりだね、リツカ! 君のお店を利用させてもらったけど、最高だったヨ! それで……悪いネ、ムサシのこと気に入っちゃって、寝取ってしまっタンダ♪』
そして、その『アメリカに染まった』という表現は事実正しかった。
今、武蔵はベッドの上で可愛らしく『女の子座り』をしており、そして、その背後に筋骨隆々の黒人男性が両腕を組んで仁王立ちをしているのだ。
星条旗ビキニ姿の武蔵とは異なりその黒人男性は全裸のままで、その見事なマッスルボディと長大なチンポが尻尾のように股間に垂れ下がっているのが特徴的だろう。
いや、特徴的というのならば、その見事な『Big Black Cock』に、武蔵のリップと同じピンク色のキスマークがいたるところについているのだ。
そのキスマークはペニスだけでなく金玉にも大量についていることからも、武蔵がこのボブに濃密に魅了されてしまったことは明白だろう。
『ごめんなさい、元マスター❤ 申し訳ないけど、このボブ様が新しく作るソープランドにスカウトされちゃって……ボブ様のチンポの方が君よりも凄いから、私、移籍しちゃいまーす❤ 恨むのなら……ちゅぅっ❤ ボブ様よりも私を気持ちよくしてくれなかった、貴方の粗チンと下手くそなテクニックを恨んでください❤』
『オレもこの街に来て色々と遊んだけど……経営者の方にも回りたいと思ってネ! そのためにはキャストが必要だから、色んな女の子に声をかけてスカウトをしているのサ! となると、やっぱりリツカが抱えてるメスが一番だネ! 申し訳ないけど、このままうちで働かせてもらうヨ♪ もちろん、給金なんて出さないけど……構わないよナ、ムサシ?』
『もちろんですともっ❤ だって……このオチンポ様で抱いてくれるんですよね❤ それならお金なんて必要ないない❤ ショタチンポ大好きなんて言ってて、実はおっきなオチンポにビビりまくってただけの雑魚牝をたっぷり可愛がってくださいね、ご主人様ぁ❤』
ちゅっ、ちゅっ、と武蔵は自身の顔の横に添えられた黒黒としたボブのチンポへとキスを繰り返す。
その顔は多幸感に満ちており、そこに不満も屈辱もなく、カメラへと向ける目には歓喜と見下しの色が混じり合っていた。
宮本武蔵という爆乳美女は、藤丸立香という日本人から、ボブという黒人男性に寝取られてしまったのだ。
そして、その『寝取られ報告ビデオレター』はどんどんと続いていく。
『これ、見えるかしら……❤ ふふふ、元・マスターのモノって証拠の淫紋令呪も……こんな風に、ボブ様に上書きしてもらったの❤ スペードマークの中にQの字を書いたタトゥー❤ 街に居る魔術師に刻んでもらったから、ただの飾りなんかじゃありません❤ 黒人様の所有物になったマークを刻んだ女キャストを揃えた、ボブ様のお店に来てくれたらたっぷりサービスしてあげるからね❤』
武蔵のこのビデオレターが『単なる演技』でないことは、その下腹部に刻まれていた『淫紋』が、新たに『Queen Of Spade』のマークが刻まれていることから確定的だった。
『黒い剣に支配された女王』と考えられるそのタトゥーは、黒人のチンポによって服従した『性奴隷』であることを意味している。
つまり、それが淫紋を上書きしていることは、文字通り武蔵という爆乳美女の『支配権』が立香からボブへと移ったことを示していた。
『ボブ様はカルデアの女の子たちを写真見ただけで気に入っちゃったみたいなので、私だけじゃなくてどんどん寝取っていくと思います❤ そうなるとカルデアのお仕事も立ち行かなくなるから……これからは女の子を使ってお金を稼ぐんじゃなくて、額に汗を流して正しい方法でお金を稼いで、そのお金を握りしめて私に会いに来てね❤
そうしたら……その情けない頭をヨシヨシしてあげながら、お母さんのお乳を吸う赤ん坊みたいに、おこちゃまが大好きな授乳手コキをしてあげますから❤ それじゃあ……これからボブ様に愛してもらえる様を、その寝取られチンポをシコシコ擦りながら見学してくださいね、雑魚雄の藤丸立香くん❤』
れろぉぉ~~、と。
舌を大きく出したままボブの長チンを根本から先端までセクシーに舐めながら、武蔵は無双の腕前と讃えられた剣の腕を成り立たせる手を差し出し、そのまま中指だけを突き立てる『ファックポーズ』で言葉を締めくくる。
明確な挑発行為であり、侮辱的な態度だ。
普通の人間ならば、怒りを覚えるか哀しみを覚えるかのどちらかだろう。
「…………武蔵ちゃん」
立香は未だに流れる動画を前にして、その両手で自分の顔を覆い隠して俯いた。
果たして、その顔には先述の怒りと哀しみ、どちらの表情が浮かんでいるのだろうか。
アンアンと喘いでいる媚びた声が画面から響く中で、立香はゆっくりと顔を上げる。
そして、その武蔵が寝取られたことに対する表情を露出していった。
「————『また』、寝取られちゃったんだ…………」
そこに浮かんでいたものは怒りでも哀しみでもなく、純度100%の『呆れ』だった。
そう、この宮本武蔵という爆乳美女が、藤丸立香から別の男へと『ご主人様』を『乗り換える』のは、なんと今回が初めてではないのだ。
「このボブという男は武蔵を一日貸切プランで購入しましたが……武蔵の雑魚マンコは相変わらずですね。恥知らずめ。我が夫に抱かれて淫紋を刻まれる栄誉を賜りながら、少しチンポがデカくてセックスが上手い程度の男に長時間レイプをされるだけで寝取られるとは。カルデアの恥部です、いい加減、契約を打ち切って強制退去の処置をすべきだと進言させてもらいます」
頭を抱えている立香とは対照的に、モルガンはその動画へと絶対零度の目を向けていた。
カルデアの牝の中にも寝取られやすさというものがあり、武蔵はその寝取られやすいタイプの最たる人物であるために、立香へと高い愛情と忠誠を捧げているモルガンにとっては許しがたい存在なのだ。
もっとも、モルガンといえども絶対に寝取られないとは言わない。
武蔵ほどあけすけに乗り換えたことを宣言しないかもしれないが、それでも淫紋をQoSのタトゥーに書き換えられてしまう可能性は存在するのだ。
この快感に対する耐性の異常な低下は、ネオカブキチョウの特異点による影響も大きいが、立香が持つマジカルチンポによって引き起こされる『牝堕ち』の弊害とも言えるだろう。
「いや、イイよ。ボブさんのことは俺も知ってるけど、セックスが凄い上手いのは事実だしさ。メイヴちゃんとかキアラさんも気に入ってるし、ちょっと悪ぶってるけど気のいい人だし。これだって、正直なところただのお遊びだよ。ネオカブキチョウで流行ってる、『NTRバトル』ってやつだね」
そして、頭を抱えたくなりつつもさほど問題視をしていないのは、この寝取ってきた相手であるボブという人物が立香の知人だったからだ。
このネオカブキチョウに最近訪れた(あるいは、招かれたと表現すべきか)ばかりの黒人男性で、かなりのセックスの腕前を持っていることは、カルデア・オン・デマンドでも有数の性技と快感耐性を持つメイヴとキアラのお墨付きである。
「それにしても……セックスが弱いなぁ、武蔵ちゃんは。ボブさんも相当性豪だって聞くけど、いくらなんでも弱すぎるよ」
画面の中では徹底的に武蔵がボブに犯されていた。
それを呆れたように見つめながらも、立香はモルガンから差し出されたドリンクに手を付ける。
立香はこのボブと『セックスを通じた友人関係』を築いており、それこそ新たに性風俗関係の店を作りたいということで、カルデア・オン・デマンドもボブへと条例的経済的な様々な観点からも支援をしていたほどだ。
そんなボブに武蔵を寝取られた。
それに対して立香は、それを恩を仇で返したとまるで思っていない。
むしろ、この『寝取られビデオレター』はボブなりの過激な『恩返し』なのだろうと思っていた。
「生意気な男の子や、こっちを馬鹿にしきったチャラ男ならいつも通り寝取り返した後に制裁をするけど……ボブさんなら、むしろ『その程度じゃ負けないよ』って応えてあげないと。君の友達は雑魚な寝取られ男じゃないんだぞ、ってね!」
立香はポキポキと音を立てるように肩を回す。
このネオカブキチョウではセックスが全てで、『女性キャストを不当に引き抜かれた』などと騒ぎ立てても、『あいつ、寝取られたのか』と笑われるだけである。
そんな風潮もあってか、むしろ寝取られによるキャストの引き抜きは『NTRバトル』という流行のスポーツと化しているほどだ。
つまり、所有権を賭けた寝取り合いなどネオカブキチョウでは日常茶飯事なのだ。
なんともホモソーシャル的な文化であるが、セックスが経済と社会、関係性を動かすこの世界観を、NTRバトルというスポーツは如実に示しているのだ。
「そういうわけで……来たぞ、マスター。ボブなる男からの贈り物だ」
そんな声とともに、ガチャリと扉が開く。
アクメ失神したアルトリア・ランサーを外へと運び出したスカサハが戻ってきたのだ。
しかも、その肩には巨大な木箱が担がれており、そんな木箱をスカサハが乱雑に立香の前へと置いた。
そして、釘打ちされているその蓋を素手でもぎ取って箱を開けていく。
原初のルーンを容易く使う魔境の叡智を持つ知恵者であるスカサハだが、同時に『力こそが全て』というケルト的価値観を持ったゴリラ美女でもあるのだ。
「…………あ、あはは♪ ど、どうもどうも、お久しぶりです……マスター……」
「武蔵ちゃんだね」
「武蔵ですね」
「武蔵だな」
その木箱の中には、手足を折りたたまれた宮本武蔵が『梱包』されていた。
箱の中から武蔵はすでに引きつった笑みを浮かべており、動画の生意気さとは対照的である。
「すごい匂いだなぁ、相当な精液の量……やっぱり、ボブさんはヤる人だなぁ。それに……その肌、霊基にも影響を受けてるんだね。水着剣豪の時に敵として出てきた、もう一人の武蔵ちゃんにそっくりだよ」
そんな卑屈な笑みを浮かべる武蔵が現れると同時に、その箱からはツンと鼻を刺すような生臭い精液臭もまた閉じ込められていた。
事実、武蔵の体はべっとりと精液に塗れており、そして黒人男性のボブに堕落させられた影響か、抜けるような美白肌がすっかりとこんがりな褐色の小麦肌に日焼けしてしまっていた。
もちろん、その下腹部に刻まれたQoSの魔術的タトゥーはそのままであるし、挑発するように星条旗ビキニ姿のままだった。
「これは、そのですね、本当に……出来心と言いますか……い、いえいえ、正直なところあの真っ黒なオチンポ様は非常に素敵で、今もまたすぐにでも抱かれたいとは思っていますし、ご主人様と媚びているのも本心なのですが……えっと、マスターへの言葉はちょっと気が大きくなりすぎただけで! 決して、決してマスターを貶めるつもりは……その……なかったというか、ボブ様と比較する相手を作ることで余計に興奮するのでスパイスにさせていただいただけというか……」
そんな風に木箱の中から早口で言い訳がましく言葉を並べ立てる武蔵は、明らかに立香のじとっとした軽蔑と呆れの視線に怯えきってしまっているではないか。
ビキビキと勃起をしているチンポの気配を感じているのだろう。
このあとに続く『お仕置きセックス』、あるいは『寝取り返しセックス』というべきか、とにかくどんな名前になるにしても相当にハードなセックスに、耐えられる自信がないために慈悲を乞うているのだ。
「わからんでもないぞ、武蔵。この私もあの見事な黒槍は実に興味深い……一つ手合わせを願いたいところだな。もちろん、貴様のような無様を晒す気はさらさらないがな」
「師匠はそういうフラグ立てないでいいよ、結局、ある程度の雄相手には負けちゃうタイプなんだからさ」
「ほぎゅぅぅんぅ❤ やめっ、ふ、不意打ちパイ揉みは卑怯だろうがぁ❤」
「ほら、おっぱい揉まれただけであっさりイッちゃう雑魚牝なのは一緒じゃん。師匠と武蔵ちゃんは、結構お仲間だと思うよ」
そんな武蔵の言い訳にスカサハは澄まし顔で同意を示しつつも、自分ならばこんな無様は晒さないと実に偉そうに胸を張った。
しかし、立香が雑に手を伸ばしてその爆乳をマイクロビキニ越しに揉みしだいただけで腰砕けになっている様子からも、もしも今からボブにセックス勝負を挑めば、武蔵の二の舞いになるだろうということを予見させるには十分すぎる雑魚牝っぷりだった。
武蔵もスカサハも、結局はこのネオカブキチョウが持つ魔力と立香のマジカルチンポによる調教の合せ技で、搾取されるべき牝として熟成されているという意味では同種なのである。
「さて、武蔵ちゃん」
「ひゃ、ひゃいぃ……」
「言い訳無用です、それにボブさんと俺を比べて俺が格下って発言……マジで腹立つ。しっかりと、武蔵ちゃんは俺のセイバーなんだって書き換え直してあげるからね!」
「ひ、ひぃぃ~~~んっ❤」
武蔵へと語りかける立香の顔は、寝取られたばかりだというのに、実に嬉しそうに歪んでいた。
調教とご褒美、そして、お仕事のための撮影セックスばかりの日々に新たな潤いが生まれたからである。
こうして、宮本武蔵の所有権を上書きし直す、寝取り返しセックスは始まっていくのだった————。
(続)