清楚な先輩の虚構と真実
Added 2020-08-02 10:30:01 +0000 UTC『こちらコンパ参加募集してますー!!!!』 『ねぇねぇ君!サッカーやらない?モテるよ!』 『進入生募集してまーす・・・!鉄道研究会、どうですか・・・えへへ』 『ここまで、長かった・・・!』 苦痛でしかなかった大学受験に蹴りをつけ、ついに憧れだった東京の大学に進学できた僕は、今まで肩に重くのしかかっていた合格のプレッシャー、塾の謎の期待などを吹き飛ばし、入学先の新歓オリエンテーションを楽しんでいた。 最高学府とも言えない平凡な私立大学ではあるが、一応名の知れた学校ではあるので満足はしている。学費を出してくれる両親には感謝しかないし、それだけにここで充実した生活を送らなければならないと思っている。 『でもなあ・・・僕なんて・・・』 しかしながら自分には、少なからずコンプレックスがあった。それは・・・性格の奥手具合と、身体の線の細さ。 高校時代の友達にも中坊と揶揄させるくらいの、身体の貧弱さ。 そして初対面の先輩方の勧誘に何も返事ができない、コミュ障具合。 それらの要素はこの大学生活を機になんとか克服したいと考えていると同時に、不安があった。 『適当にオタサーでも入ろうかなあ・・・ん?』 一人アンニュイ思考に陥りながらキャンパスを歩いていると、気になるサークルを目にした。 文芸サークル。 文芸というコンテンツに大きななじみはないが、在籍中の部員は20人程度でブースにいる先輩方の雰囲気も落ち着いており、直感的に自分に合っていると感じた。そして何より・・・女性比率が多めというという下心もその感情を後押ししていた。 部長と思わしき先輩に、コミュ障の僕が意を決して話しかける。 『す、すいません・・・』 『お!来てくれた!興味ある?』 『は。はい・・・』 『本読んだり、それをプレゼンし合ったり、本を語る合宿とかするんだ。入る?』 『きょ、興味あります・・・』 『そっか~よかった・・・今日全然新入生来なくて・・・じゃこの紙にメールアドレ・・・あれ?ないな・・・”椎名さん”、紙ある?』 『ここです・・・はい、どうぞ』 一瞬、息が止まった。椎名さんと言われていた女性に惹かれて。 大学デビューした女性にありがちな明るい色に染めるなんてことがない、清廉極まる黒髪。 絶対部員がほっとかないであろうほどの端正な顔立ち。 そして・・・あまりにも主張しすぎている、セーター越しの爆乳。 もう、部長の説明など頭に入っていなかった。脳裏に焼き付いているのは椎名さん、それだけだった。 いろいろな手続きを終え、帰ろうと席を立ち、キャンパスに向かっていた途中、声をかけられた。 『すいませーん・・・新入生くん・・・!』 『?・・・ッッ!!!!椎名、さん・・・?』 『?どうして私の名前・・・ああ、部長が言ってたのを聞いてたんですね・・・はい、これ・・・』 『え?』 『ペンケース。ブースに忘れてましたよ・・・』 『あああッ!すいません・・・本当にありがとうございます!』 『いえいえ。気をつけてくださいね』 彼女が踵を返し、煌びやかな髪が揺れる。 仄かに香る清楚な香水の香りに、胸が躍る。 まだ回っていないブースは山ほどあったが、サークルはここに決めよう。 なんたって、あの椎名さんがいるんだから。それに、少しだけ会話をしてみた限り自分にそこまで好感度が低いわけでもなさそうだし。 そんな、薔薇色とはいかないまでも、ささやかな桜色のキャンパスライフを想像しながら僕はオリエンテーションを後にした。 入浴を終え、歯を磨いても、僕の一日は終わらない。 履修登録という、面倒なタスクが僕を憂鬱にさせていた。 友人から楽な講義を聞き、ネットで登録する。やっと受験から解放されたのだからもっと遊びたいのに、妥協できない段取りなだけに余計ため息が漏れる。 『まァ、やるしかないよな・・・』 紙に履修科目を書いて整理しようと筆記用具を取り出し開けたら、見知らぬ小さな紙きれが入っていた。 『・・・?』 ”uinjop11254”という、意味不明な羅列。ツイッターのID?LINE?カカオ? このペンケースを届けてくれたのは・・・椎名さん。 何か、どす黒い願望と期待が渦巻いていくのを感じた。 ツイッター、LINEで検索したら何も引っ掛からなかった為、考えすぎかと意気消沈気味にカカオトークで検索すると、Sという方に繋がった。 『誰なんだ・・・?』 思い当たる人は椎名さんだけではあるものの、友達のいたずらかもしれないし、そもそも自分の記憶があやふやなだけかもしれない。でも。 もしこれが椎名さんだったら。僕に婉曲的アプローチをかけようとしているものだとしたら。 そんあ期待を脳裏の片隅において、コメントを打つ。 『こんにちは。どなたでしょうか』 『ッ!????』 そう打った数秒後に、『夕方 208号室』という返信が来た。 これは・・・自分の大学の教室名。そしてここに記されている番号は・・・あまり講義で使われることのない場所。そう、明日の文芸サークルの活動教室場所・・・。 しかしそれは、既に新入生含めた部員一斉送信メールに記載されているはずで。 この返信が意味する真意は理解できなかったが、何としてでも行かないといけないと思った。 当日。 昼の大学ガイダンスを終えた後、僕は脇目も振らず文芸サークルの活動教室に向かった。 椎名さんがいると信じて。 このサークル、いや、椎名さんという女性の新たな側面が垣間見れると信じて、教室のドアを開けた。 『ここ、面白いですよね~!』 『昨日のドラマ、あのシーンが最高だったなあ~~~』 『今度貸してあげよっか?』 いろんな会話が入り混じって、場をにぎわせていた。 椎名さんは・・・いた。彼女は静かに読書をして大教室の隅で佇んでいた。 ・・・まだ、夕方まで時間はあるので、根拠はないが待つと決めた。 あのカカオトークの相手は何者なのか。 僕に何をさせたいのか。 それを知るために僕は緊張と不安を内包した顔持ちで、華やかな新入生がいる中待機し続けた。 午後4時半。 いわゆる、夕方と呼べる時刻。 僕は心臓を鼓動を加速させ、膝に手を置き待っていた。Sさんの言葉を。 今教室にいるのは、僕と椎名さん、あと2年生の男子部員。 皆静かに読書をしている。 ピポーン・・・・ 『!!!』 唐突に鳴り響くスマホの通知音に即座に反応し通知を確認する。そして。 『!!??????????』 それはカカオトークの通知だった。そこには一枚の写真が添付されていて。 ・・・開いてみるとそれは、ガニ股で腋を見せつけていて、目が手で隠されている女の自撮りだった。 性器と腋はムダ毛で生い茂っており、口元は『私興奮しちゃってます』と宣言しているかの如く歪んでおり、女失格と言えるような立ち振る舞いだった。 ・・・これは、椎名さんなのか。いや・・・ありえない。 今すぐそこで貞淑のオーラを振りまいている椎名さんが、こんな年下に低俗な写真を送り付ける女なわけが・・・ でも、現在彼女以外教室に女性はいない。 その事実が、僕の心臓をわしづかみにした。 『そろそろ講義だ・・・じゃあお疲れ様ですー!』 『お、お疲れ様です・・・』 『お疲れ様ですー』 こうして男子学生がいなくなり、僕と椎名さんだけの空間となった。 互いが読書し、完全な静寂の時間が再び訪れる。 もちろん、僕は読書に一切集中できていなかった。 教室の空調の音が目立つほどの静寂が空間を支配してから十数分。 ついにその静けさが崩壊した。 『・・・・・・・・・・見た?』 ドクンッッッ!!!!!!!!!!! 内臓が張り裂けると思った。なんとか返事をしなきゃと脳をフル回転させるが、言葉が出てこない。 『えッ・・・・見たって・・・・・・・・・・?』 『・・・・・・・・・』 ピローン・・・・ 通知音が鳴り、再びスマートフォンを確認する。 添付されたのは・・・女性器が広げられて思いっきり拡大された写真だった。 衛生状態は非常に悪く、白く濁ったマンカスがこびりつきまくっていた。 陰毛は下品に生え散らかされており、目を逸らしたくなるような性器だった。 『ッ・・・・・・?!』 『・・・・・・・・・・・・こういうの、嫌?❤』 それが、彼女のヴェールが剥がされていく最初の宣告だった。 『!?・・・Sさんって・・・・椎名さん?』 『私ね・・・こうやって年下漁るの好きなの・・・・引いた?❤』 『そんなことはッ・・・でも・・・こんな下品な女が・・・・そんな・・・』 『んふ・・・それが私なの・・・❤今もすっごいムラついてる・・・❤❤』 悔しいはずなのに、幻滅してるはずなのに。 僕の愚息は我慢汁を垂れ流していると確信できてしまった。 『ねぇ・・・嗅いでよ・・・私のアソコの臭い・・・❤』 『ッ・・・ここでですか・・・?やばいですよ・・・!いつだ誰が来てもおかしくないのに・・・』 『大丈夫よ・・・来ないって・・・❤ねぇエッグいマン臭嗅いでよ・・・嗅げ・・・❤嗅げ・・・❤風呂入ってない不衛生マンカスビッチリまんこ臭嗅げ・・・❤』 彼女は椅子に座りながら、足を広げ腰をカクカクさせ、僕を誘惑した。 これが・・・椎名さんの正体だった。 これほどまでに女性は性欲を隠せてしまえるのか。 『だ・・・誰か来たらすぐ教えてください・・・』 『フーーーッ❤んフーーーーー・・・・❤早く・・・・❤』 お互いなだれ込むように教室のドアから一番遠い席に移動し、彼女は椅子に座り股を広げ、僕は机にもぐりこんだ。 瞬間、もうこの時点で酸性の性器臭が濃厚に香った。 『い・・・いきますよ・・・❤』 『ふーーーーーーーーーッ❤ふーーーーーーーーーーーーッ❤』 下着越しに鼻を彼女の性器に固定し、思いっきり呼吸する。 すううううううううううううううッッ❤ 『すうーーーーッ❤おええええッ❤くっさ❤すんすんッッ❤すううううッ❤最悪な臭いッ❤すんすんッ❤』 『おおおおおおおッ❤嗅がれてるッ❤後輩にまんこ嗅がれてるッ❤やっべッ❤ォォん❤オオオん❤はっず❤はっず❤』 臭いという形容では収まらないレベルの性臭が鼻腔を蹂躙した。こんな綺麗で清廉なルックスをした人が放つとは到底思えない、下劣極まりない不衛生臭。 『すーーーーーーッ❤すんすん❤すーーーーーー❤くっさ❤下着越しでくっさ❤すーーーーー❤』 『ォおおおおッ❤やっべえッ❤嗅がれてる・・・❤あーーー我慢できないッ❤下着脱ぐッッ❤おオオオんクンニしてッ❤』 他に誰もいない大教室で三年生女子が、新入生に性器の臭いを嗅がせる。 それは、ひどく異様な光景だった。 そして・・・最後の防波堤である下着がついに取り払われる。 むっっわあああああ・・・・❤❤ 『オオオん❤はっず・・・❤本当の性器臭バレる・・・❤あーはっず・・・❤』 むせ返すような、女の嫌な臭いを凝縮させた、最低な臭い。 腐ったチーズのような臭いと、周りに付着してる大量の恥垢がクンニリングスを躊躇わせた。 しかし・・・僕のペニスは膨張を緩めることはない。 『そんな貞淑ぶって・・・なんて不潔な性器ですか・・・❤毛もボーボーだし・・・』 『クンニしてぇん・・・❤してッ❤しろッ❤きったないの舐めろ❤んフッ❤フッ❤』 彼女はもうカマトトぶることなく、ガニ股ダンスで僕を誘惑する。 僕が彼女に抱いていた憧れや恋慕などはとうになくなっており、ただ下劣な卑しい女がそこにいた。 『んじゅるるるるるるるうッ❤くっさ❤んじゅるるうッ❤っじゅぱ❤じゅぱ❤』 『オオ・・・おオオオオォォオオオオオオオオアアアォォォんッッッ❤❤ォ・・・・んべええッ❤たまんねッ❤たまんねえええええええッッッ❤❤』 教室に、獣の咆哮が鳴り響いた。 学生が健全な志を持って学問に没頭する場で、僕らはクンニリングスに勤しむ。 尋常じゃない背徳感が、僕らの興奮を加速させた。 『んじゅるるるるるるッルルルル❤じゅぱッ❤んじゅるるるるるるッ❤』 『クリチンポやっべええええッ❤ォ❤ォ❤イグ❤ォ❤ォ❤ォ❤イグイグイグイグッッ❤』 『くっさ❤んじゅるるる❤フー❤んれろろろろろろろ❤』 『ォオオオオオオガチでヤバッッ❤やっべええええッッ❤イッッッグ・・・オオオッ❤』 ブッショォオオオオオオあああああああッッ❤❤❤ 白く濁った潮が大量に噴射され、教室を汚した。 彼女は大きく頭を仰け反り痙攣しながら舌を出し、オーガズムに耽っていた。 新歓で見せた物静かな雰囲気など皆無で、ただただ滑稽な色狂いに憐憫を覚えた。 大量の潮のせいか、あたりは濃厚な性臭で充満していた。 『フーーーー・・・・❤フ・・・・・❤んフ・・・・・❤』 『はァ・・・・は・・・ッ❤掃除しなきゃ・・・❤』 『フーーーーー・・・・❤チンポほっしい・・・❤チンポ・・・❤チンポ・・・❤』 『ここではやばいですって!見られたら停学とか・・・最悪退学なんてことも・・・』 『んふ・・・❤ねぇ、多目的トイレ、いかない・・・?』 この人の痴態劇は、まだ終わりを見せることはないらしい。 『ォオオオオオオオオオオオッ❤ォオオオオオオッ❤ォ❤ォ❤ォ❤』 『あああッ❤はああッ❤ァッ❤椎名さんッ声大きいッ❤』 『すんげッ❤すんげッ❤すんげええええええッ❤』 クンニ後、僕らは恋人のように手を繋ぎ、誰も使う気配のない大学敷地内トイレにしけこんだ。 交尾開始からもう数十分。使用率が極めて少ないのもあってか換気扇もまともに稼働しておらず、トイレ特有の臭いと僕らの交尾臭で多目的トイレはとんでもないことになっていた。 『オオオッ❤アーーーー出ちゃう・・・ォオオオオオオオ・・・・・❤』 じょろろろろろろろろ・・・・❤ 『えッ・・❤こ、この人は・・・ッ!』 『ォォオオオオッ❤もっど突いてッ❤突いてッ❤突いてッ❤オオオん❤』 彼女の放尿で、湯気が立つほどの淫猥臭が立ち込める。 それでも・・・僕らの交配は終わらない。 『行きますよ・・・・ああああああッ❤(ジュヌルルルルルルルルッ❤) 『ォ・・・ォオオオオオオオゥ・・・・すっご・・・・チンハメさいっこう・・・はーと』 パンッ!!!ぱちゅんッ❤ぱちゅん❤ぱちゅん❤ぱんッ❤ 『オオオ❤おおお❤チンポ❤チンポ❤チンポ❤そっちもマンコ連呼しろッ❤オオオ❤チンポ❤チンポ❤チンポッ❤チンポッッッ❤』 『マンコッ❤マンコッ❤ああああッ❤マンコッ❤マンコッ❤マンコッ❤マンコッ❤』 性器を馬鹿みたいに連呼し、互いに打ち付け合う。 大学内の行動とは思えない、低俗な行為だった。 『チンポッチンポッ❤オおオオオやっべえええチンポッ・・・・はッ!???』 『ッ!!!!!』 ガチャッ・・・ 『ふーーートイレっと・・・』 『お前次講義ある?』 『統計学・・・まじだりーわ』 『あれはしんどいわ・・・飯島だろ?』 一番よくない事態が起きた。人が二人、男子トイレに入ってきた。 僕達がいるのは多目的であり男子トイレではないが、すぐそばにあるので少しでも声を上げれば即バレてしまう。 『(椎名さん・・・どうしましょう・・ッッッ!?)』 『(してん❤してん❤ふッ❤ふッ❤くっさいマンコピストンしてんッ❤)』 この人は、この女は。 すぐそこに人がいるというのに、腰を振り性運動を促した。 どこまで・・・下劣なんだろう。 そしてこの状況に自身のペニスが今日一番固くなっている事実に吐き気がした。 『(この人は・・・・・ああああッ❤)』 ぺたんッ❤ぺたんッ❤ぺたんッ❤ 『・・・・・ッ❤❤❤・・・・・ッ❤❤❤』 『・・・・❤・・・・・・❤』 音を抑えた、ゆっくりなピストン。 僕らは必至で理性を抑えながら、交尾を再開した。 ジャアアアアアアア・・・・ 『あ~~~~だりーな・・・』 『せやな・・・w』 二人組の手洗いが終わり、トイレから出ていく。 『❤・・・・・・行った?』 『・・・❤行きました・・・❤』 『めっっっちゃ興奮した・・・・❤オオオん❤オオオオォォオオオオオオオオッ❤』 『僕もです・・・あああああッ❤まんこッ❤まんこッ❤まんこッ❤』 『チンポッ❤チンポッ❤チンポォオオオオオオオオオオオッ❤』 パンッ❤ドッチュンッ❤ドッチュンッ❤ドッチュンッ❤ドッチュンッ❤ 懲りない性の獣二匹が、人間が去った途端交尾音を全開に響かせる。 椎名さんを軽蔑する資格なんて、僕にはなかった。 だって・・・今が人生で一番気持ちがいいと心から思ってしまったから。 『お前サークル決めた?』 『う、うん・・・一応』 『どこ?』 『文芸サークル』 『あそこ女子みんな地味じゃね・・・?まあいいけど』 ポポーン・・・・ 『あッ・・・ちょっとごめん・・・先言ってて』 『おう、席取っとくわ』 『うん』 数日後、僕は当たりまえのように登校し、講義ガイダンスを受けに来た。 当たり前のように起き。 当たり前にように電車に乗る日常。 しかし、そんな当たり前の中に邪悪な非日常が芽生えたのを、誰も知らない。 『夕方 401号室』 カカオトークにある、簡素な文。 その真意を理解しながら、僕は友達の後を追った。
Comments
普段は清楚な先輩がガニ股剛毛腋見せ汚臭えっち……これは大学に苦労して入った甲斐があろうというもの……これは後輩くん、先輩でしかもうヌけませんね……。
屋根が高い
2020-08-02 22:07:33 +0000 UTC