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包〇粗ち〇アナウンサーがセクササイズ伝道師になる話~入局編⑥【終】

⑤→ https://teopi.fanbox.cc/posts/8279903 ============= 包茎粗ちんアナウンサーがセクササイズ伝道師になる話~入局編⑥【終】 ============= 「――ゴメン、遅れて」 焦った様子で俺の向かいの席に腰を下ろしたジェイクは若干顔色が悪く見えた。ありがたいことに、昼休みの時間が少し過ぎた食堂には俺たち以外に誰もいなかった。 「大丈夫。俺こそ、急に呼び出してゴメン」 「ううん……」 落ち着かない様子のジェイクはこっちと目を合わせてくれなかった。昨日のことが事実だと考えると俺もジェイクに対してかなりの気まずさがあったが、そんなことを気にしている場合ではなかった。 「早速なんだけど……昨日の事を確かめたくて……。その、なんか昨日の記憶が曖昧でさ……皆で休憩をするまでははっきり覚えてるんだ。俺がトイレから戻ってくると梅沢くんが寝ちゃって、ジェイクも眠そうで、すぐに寝ちゃって。で、俺も急に眠気に襲われて……その後……」 そこで俺は言葉に詰まった。あんな出来事についてどうやって問いただせばいいんだ? 「……やけに立派なソファーに座らされて、スーツ姿の男たちに囲まれてた……?」 言葉を発したのはジェイクの方だった。 「じゃあ!ジェイクも!」 「……きっと、オレもタツミくんと同じことを覚えてると思う」 「……ってことは、やっぱりあれは……」 ……夢ではなかった。俺は、俺たちは本当にあいつらに身ぐるみを剥がされ、弄ばれたということか。 「――ジェイクはどこまで……どこまで覚えてる?」 答えを聞くのが恐ろしくて声が少し震えてしまった。 「……オレは……」 ジェイクは周りに人がいないことを確かめてから、小声で続けた。 「……褌を脱がされて……タツミくんが目の前に連れてこられて、ちょうどそこで記憶が途切れてる……」 俺の顔には一瞬にして全身の熱が集中した。 「――連れてこられただけなんだね!その後はなにも覚えてないんだよね?!」 「……う、うん」 見られたのはかなり痛いが、その先を覚えていないのならまだマシ、か……。 「タツミくんは?どこまで覚えてるの?」 「お、俺は……俺も同じぐらいかな、二人のおっさんにジェイクの前まで引きずられて、そこで……」 「そっか……」 とてもじゃないが、その先のことをジェイクに言うわけにはいかなかった。 「……これからどうする?」 俺が尋ねると、ジェイクは薄っすら涙ぐんだ目で一瞬こちらを見たが、すぐにまた下を向いてしまった。 「……まず、俺たちみたいに記憶が残ってる同期がいるか、さり気なく探ってみるのがいいかも。でも、それからは正直オレもどうしたらいいのか、分からない……」 「確かあいつらの一人が言ってたんだ、これまでも同じ方法で新人の『品定め』をしてきたって。記憶をなくすように薬を飲ませたとか……。だから、被害者は俺たちだけじゃないかもしれない……」 となったら、これはとんでもなく大きな事態に発展してしまうかもしれない。 「とりあえず、他のみんなの様子を窺いつつ話を聞いてみよう。また今夜、通話で話すって感じでどうかな?」 「うん、分かった。ジェイク、大丈夫?」 俺より参ってしまっている様子のジェイクがさすがに心配になってしまった。 「あ、あぁ、ゴメン……なんか、ちょっと気持ちの整理がついてなくて。オレ、先に行くよ。じゃあ、また今夜」 「うん……」 その後、俺は何人かの同期に昨夜のことをさり気に聞いてみたが、おかしなことを覚えている者はいなかった。梅沢くんは元から酒に弱いため、上司たちに飲まされて記憶をなくしたのだと納得していたし、竹井くんにいたっては晩餐会で上司たちの相手をさせられたという架空の記憶が植え付けられていた。俺たちがいったいどんな薬を盛られたのか恐ろしくなったが、間違いなく原因は休憩中のあの水だった。おそらく内服量が少なかった俺とジェイクだけは記憶隠蔽の作用が弱かったということだろうか。 その夜、ジェイクも「あの出来事」を覚えている同期を見つけることはできなかったと話した。 「これってやっぱり、警察に被害届とか出した方がいいのかな……」 俺が訊くと、ジェイクは昼間より大分生気を取り戻した声で答えた。 「オレ、色々考えてみたんだけど、この事は黙っておいた方がいいと思う」 予想外の提案に俺は驚きを隠せなかった。 「――そっ、そんな!こんなの、おかしいよ!」 「うん、オレもおかしいと思う。実際めちゃめちゃムカついてるよ。でも、実際オレたちの話には根拠がなさすぎる」 「そんなこと――だって、俺は覚えてる!あいつらに脱がされたことも、ジェイクの裸――」 ズル剥けの太チンを丸出しにされて、屈辱に目を潤ませるジェイクの顔がふと脳裏をよぎった。 「――ご、ゴメン……ちょっと熱くなりすぎた……」 「いや、いたって正常な反応だと思うよ。もちろん、オレたちの記憶を疑っているわけじゃない。ただ、客観的に見た時、俺たちの証言を裏付ける要素が少なすぎる。十数人いる新人の内、このことを覚えているのはわずか二人。会社側もこんな組織的なセクハラを認めるわけがない。オレたち二人が訴えを起こしたところで、作り話で会社のイメージを潰そうとする当たり屋にしか見えないと思う」 「そんな……」 「それと、同期のみんなのためにも、黙っておいた方がいいと思う」 「……どういう意味?」 「あれを覚えてるタツミくんなら同意してくれると思うけど、オレはあんな屈辱的な思い、他の誰にもしてほしくない。でも、現時点で他のみんなはそのことを覚えていないし、そんなことがあったなんて夢にも思わない。そこで、もしオレたちが訴えを起こせば、他の全員が同じことをされたと公言することになる。記憶をなくした皆の心には疑念が生まれるし、周りにも変な目で見られるかもしれない。セクハラの被害者として見られるって、ものすごく屈辱的な事だと思う。男なら尚更ね」 俺はすぐに納得することはできなかった。ジェイクの言っていることが正しいのは理解していたが、だからと言ってあの忌まわしき夜の全てをなかったことにするのはあまりに己が惨めすぎた。俺は同期に顔射までさせられたんだぞ!もちろん、ジェイクはそのことを覚えていないので、彼の目からすればただ裸にされただけなのだが……。 「……ゴメン、ちょっと一人で考えさせて。絶対に誰にも言わないから、それは心配しないで」 俺はそう言ってとりあえずジェイクとの通話を切った。少し頭を冷やす時間が必要だった。 まさか入局して早々にこんな事態に巻き込まれてしまうなんて……。じわじわと染み渡る最悪な現実に心が折れそうだったが、俺はジェイクの言っていたことに思いを巡らせた。ジェイクはすごいな……こんな状況でも、周りの気持ちも鑑みていた。俺も自分だけではなく、もっと大きなスケールで状況を把握しなければ――その日は、そんな思いを胸に床についた。 しかし数日後、状況は俺たちの予想しない形で急展開を迎えたのだった。 ~ 「きゃっ!なにこれ?!」 デスクで雑務を片付けていると、先輩の女性アナウンサーが急に声を上げた。他の職員が様子を見に行くと彼女は口を覆いながらパソコンの画面を指さし、見開いた眼で俺の方を見た。 「全社員宛の変なメールが……」 先輩の言葉を頼りに社内メールを開くと、一番上に「新人歓迎会の写真です」という題のメールが届いていた。騒ぎの原因はこのメールだろうか?俺が軽い気持ちでメールを開くと、早速メールの本文に写真の上部が表示された。スクロールし、写真の全貌を見た俺は一瞬息ができなくなった。 「――へっ?」 写真には全裸の梅沢くんが映っていた。斜め前から撮られた梅沢くんの股間にはモザイク加工などされているわけもなく、剃毛された彼の小さな男根と立派な金玉が高画質で窺えた。写真の端には褌を手に持った鈴木さんの後ろ姿が映っていた。それは間違いなくあの新人歓迎会の日、褌を締めてもらった時に盗撮されたものだった。 「……なん、で……?」 震える指で俺は更にスクロールした。複数のアングルから撮られた梅沢くんのヌード写真が続き、次は竹内くんの写真に変わった。梅沢くんと同じく褌の締め込み中に撮られた写真らしく、恥ずかしそうに巨根をぶら下げる彼がばっちりと映っていた。眩暈がしたが、俺は更にスクロールをした。竹内くんの後は堂々とズル剥けチンコを晒すジェイクのヌード写真、そして――。 「……嘘、だろ……」 そこにはフルチンの俺が映っていた。全身を見ると小さすぎる陰部の寂しさが更にあからさまだった。盗撮されているとも知らずに過去の俺は全裸でムカつくほど間抜けな表情を浮かべていた。顔に熱が集まるのを感じながら、俺はヤケクソ気味に高速でスクロールを続けた。次々に他の同期の高画質の全裸写真が映し出され、どれだけスクロールをしてもメールの最後までたどり着けなかった。 恐る恐る画面から顔を上げると、他の先輩たちもそのメールを見ているらしく、みんなパソコンの画面に釘付けだった。あまりのショックに俺は席から立ち上がることもできず、硬直したまま手汗を握ることしかできなかった。その場にいる全員の視線がこちらに向けられているような気がして、俺はそれからしばらく顔を上げることが出来なかった。 ~ 件のメールが局の全社員に送信されてから二十分後、社内メールへのアクセスがブロックされた。しかし、それはメールを個人アドレスに転送したり画像を保存するには十分すぎる時間で、瞬く間に事は外部の報道局にリークされた。 その頃は、ちょうどパワハラや社内のいじめ問題が社会的に注目され始めた時期で、この「新人男性アナウンサー全裸盗撮事件」はここぞとばかりにあらゆるメディアに取り上げられた。メールに添付されていたヌード写真は早々に報道各局の手に渡り、週刊誌には顔と陰部にモザイクをかけた俺たちの写真がデカデカと印刷された。 同期の数名が匿名で訴えを起こしたのを皮切りに、警察も速やかに捜査を開始した。細かい捜査の進展や参考人の証言を俺や同期たちが知ることはなかったが、最終的に主犯格として罪に問われたのは社長と彼の秘書の二人だった。社長の私用のパソコンからは俺たちだけでなく、過去の新人歓迎会で盗撮されたと思われる多くの男性社員のヌード写真が保存されており、言い逃れができない状況に追い込まれた。彼の秘書の事務所からは盗撮に使われた隠しカメラが多数見つかり、秘書自身もカメラの設置を認める供述をした。 あのメールを社員に誤送信した職員はもちろん、総務の桑原さんも犯行について認知していたらしいが、全ては社長の命令によるものだったとして罪に問われることはなかった。言うまでもなく社長は退任を余儀なくされ、新しい社長を役員の中から選出する運びとなった。こういった事例を防ぐことが出来なかったテレビ局側にもある程度の責任があったと認められ、訴えを起こした同期たちは非公開の額の賠償金を局から受け取り、「全裸盗撮事件」はひっそりと終焉を迎えた。 しかし、俺は到底これで万事解決とは思えなかった。まず、俺たちの裸が会社の人間、果てには無数のメディア関係者にも晒されてしまったのは取り返しのつかない事実だった。事件が発覚してからしばらく、俺はまともに同僚たちの顔を見ることすらままならなかった。そしてなにより、あのメールには夜の晩餐会の写真は一つも含まれていなかった。そもそも写真など存在していたのか、そして社長が関与していたのかも分からず仕舞いだった。なんにせよ、おっさんたちに裸にされ、体を弄ばれたあの夜のことは、相変わらず俺とジェイクだけが覚えている幻のままだった。 もうこれ以上あの日のことで煩わされたくない。次第にそんな気持ちが芽生え、俺はジェイクと同様、あの夜の出来事を口外しないと決めた。俺はすでに、憤慨することに疲れてしまっていた。 ~ 俺は社員寮の風呂場にきていた。初めてここに越してきた時のように、深夜の脱衣所には人っ子一人いなかった。服を脱ぎ、籠に入れ、俺はフルチンで佇んだ。確か、あの時は――。 「こんばんわー」 振り向くと、あの時と同じようにジェイクが笑顔でこちらに近づいてきていた。 「ジェイク、おっす」 「ここで会うのって久しぶりじゃない?タツミくんは最近どう?」 「まぁ、中々大変だけど、頑張ってるよ。そっちは?」 「ううーん、オレもそんな感じかな。やっと仕事に集中できるのは嬉しいかも」 事件からしばらく経ち、俺たちはようやく正常な社会生活を送れるようになっていた。時々ふと己の裸体が公になってしまったことを思い出して一人で悶絶することもあったが、幸いそれについて茶化してくるような非常識な同僚はいなかった。 「へへっ、相変わらずジェイクはガードが固いね」 「えっ?」 タオルでしっかりと股間を隠すジェイクは、まるで初めて会話を交わしたあの夜のデジャブだった。 「俺なんかよりずっと立派だし、堂々と見せてもいいと思うけどな」 「あ、あぁ……」 ジェイクの表情が少し曇ったような気がした。 「あっ、ごっ、ゴメン!あんなことがあったのに、何言ってンだろ、俺」 しまった、せっかく色々あって仲良くなれたのに、距離感がバグった発言をしてしまった。こんなだから俺は友達が少ないんだ……。 「……いーよ、タツミくんなら……」 「……えっ?」 ジェイクは俺に向き直り、陰部を隠していたタオルを取り払った。俺の目の前で憧れの同期は素っ裸になっていた。 「――タツミくんになら、オレ見られても構わないよ」 突然の出来事にどうしたらいいか分からず、俺はついジェイクの男の証をじっくりと見つめてしまった。 「いやぁ……覚えてないぐらいガキの頃に割礼されてさ、フィリピンでは皆やるのがあたりまえらしいんだ。その結果がこのツートンチンコなんだけどさ、日本って割礼してるやつなんて全然いないじゃん?だから子供の頃に結構からかわれたりして、それで隠すのが当たり前になってたんだ」 照れくさそうに笑うジェイクを見て、俺も恥ずかしくなってしまった。 「でも、まぁ、タツミくんは色々あった仲だし、いっかな、的な?へ、変な話してゴメンね」 そうか、今までずっと隠してきたってことは、この話を打ち明けたのは俺が初めてだってことか……。その事実が、俺は信じられないほど嬉しかった。 「……お、俺も、ジェイクになら――」 「ん?」 思考が追い付く前に、すでに体が動いていた。俺も前を隠していたタオルを肩にかけ、生まれたままの姿でジェイクに仁王立ちして見せた。 「――見せてもいい、かな。情けないムスコで申し訳ないけど……」 「……お、おぉ……」 驚いた様子のジェイクは俺の股間を見下ろした。くっ……!これ、想像以上に恥ずかしいぞ……!無言でこちらを見るジェイクに俺はちょっと不安になってしまった。 「……あ、あれっ?もしかして俺、間違えちゃった?」 「えっ?あっ、いやいや、嬉しいよ。あれっ、嬉しいっていうのもなんか変か。なんて言ったらいいんだろう……」 ジェイクは言葉に困っていたが、なんだか楽しそうだった。 「っていうか、チンコ見せ合える関係とか、オレとタツミくん完全にマブダチじゃん!」 「そっ、そうなのかな?」 「そうだよ!」 「そうか……マブかぁ……」 それも悪くない。全然悪くない。 「ほらっ、風呂入ろ!隠さなくていいから気が楽だー」 「そうだね」 「あれっ?タツミくん、ちょっと勃ってない?」 「えっ?!いやいや、勃ってねぇし!」 「えー?ホント?チンチン前向いてるよ」 「小さいと自然と前向くんだよ……って、変なこと言わせるなって!」 他に人がいないのをいいことに、俺たちはチンコをブラブラと揺らしながらくだらない話で盛り上がった。それから俺たちは、二人だけの時に限ってタオルで前を隠さなくなった。俺はジェイクと裸を見せ合う度にどこかこそばゆい気持ちになったが、そんな感覚すら嬉しくて堪らなかった。ジェイクも同じ風に思ってくれていればいいな、なんて勝手な願望を打ち明けるつもりは毛頭なかったが……。 (「包茎粗ちんアナウンサーがセクササイズ伝道師になる話~入局編」【完】) 〆 ここまでお付き合いありがとうございました!一番最後の脱衣所のシーンを書きたくてこの物語を書き始めました。チンコにコンプレックスを持った者同士が仲を深めてお互いに見せ合う展開、男同士で完全に心を開いた感じが堪らなく好きなんですよね。こんな状況を物陰から覗いていたい人生でした。 「入局編」が終わり、次はいよいよ「本番編」に移りたいと思いますが、もしかしたらその前に箸休めを挟むかもしれません。正直まだ色々と未定です!自分で考えていたよりも大分長くなってしまった「入局編」でしたが、「本番編」も楽しんでいただけるように頑張って書いていきます。これからも応援よろしくお願いします! ―ておぴ


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