ハダカじゃないとちゃんと体重測定できないだろ!(後編)
Added 2023-11-04 01:00:00 +0000 UTC(前半)→ https://teopi.fanbox.cc/posts/6839119 ~*~ 待機している男子たちから一瞬笑いがもれた。もう消えてしまいたい――男子はそう言わんばかりに目を泳がせた。彼はコンプレックスの包茎をこんな大勢の前で宣言されるとは思ってもみなかった……。 「じゃあ、今から不正が無いかペニスと睾丸の触診をする。失礼――」 オッサンは男子の肉棒を遠慮なくグイッと掴んだ。1番は急な刺激に腰が引けてしまい、再びギャラリーからくぐもった笑い声が聞こえた。 「ちゃんと真っ直ぐ立って、胸張って前を向く!」 「はいっ!」 オッサンはフニフニの竿を先っぽに向けて揉み、尿道に沿うように念入りに肉棒を触診した。亀頭に辿り着くと次は尿道口を両手の親指でぱっかりと左右に開き、異物が無いかの確認を行った。一目見れば異物があるかどうかなんてすぐに分かるだろうに、おっさんは中々開いた亀頭を離そうとしなかった。その頃には揉みしだかれたペニスは半分勃起しており、滅多に外気に晒されることのない尿道の内壁がスースーしてチンコを疼かせた。最後はだらしなくぶら下がった睾丸の触診が行われた。睾丸に細工がされていないかを確認するため、一つ一つのキンタマが念入りに指でなぞられた。初めての感覚に1番は背筋に寒気が走ったが、なんとか震えは我慢した。 触診はようやく終わり、オッサンは1番の睾丸から手を離した。彼は半勃起状態の男子などほったらかしでなにやら忙しくマーカーで書き始めた。相変わらず列に並ばされた男子達はニヤニヤと1番に視線を集中させ、半勃起状態のチンチンを惜しみなく目に焼き付けた。1番は痛いほどその視線を感じたが、オッサンの指示を待つことしかできなかった。 「はい、終わり。もう戻っていいよ」 ようやく1番は開放された。今度はコーチのことなど気にする余裕はなかった――1番はすぐさま手で勃起途中の肉棒を隠し、「舞台」から降りた。 「そうそう、このカードは無くすなよ、大会に出るときに見せなきゃなんないから」 そう言ってオッサンは1番の名前の書いたカードを彼に手渡した。名前の下には体重と階級、更には「仮性包茎」「竿:小」「睾丸:中」と太いマッキーの線で書かれていた。 「はい、次は2番」 早々に次の男子の測定が始められた。1番は早足で自分の下着が放置された元の位置へと戻った。座って待機している男子のほとんどは勃起を隠しながら闊歩する1番をニヤニヤと見上げたが、なぜか頬を染めて目をそらす者もいた。自分のボクサーパンツを見つけると1番は瞬時にそれに脚を通し、ドカりとその場に腰を落とした。未だ大きさを増した肉棒はパンツの中からでもなお存在を主張していた。 ようやく開放された。これまでに感じたことの無い安堵が1番を脱力させた。体重計の方に視線を向けると、自分がさっきされていたのと同じように2番が陰部の触診を受けていた。 「仮性包茎だろ?亀頭が見えるようにちゃんと皮を剥いて」 2番は亀頭の先まで余った皮をむりゅっと根元に引き寄せ、オッサンのしつこいまでの触診が開始した。1番がいる場所からは少し距離があったが、触診の全貌は隔たり無く見えた。オッサンが亀頭に触れると、2番は咄嗟に腰を引き、「あうっ」と切ない声を漏らした。 「背筋を伸ばす、腰は引かない!」 2番は言われたとおりにしたが、オッサンの指がピンク色の亀頭を擦るたびに2番はビクッと震え、腰が引けてしまった。 「君も包茎だからって皮オナばっかりしてたらあかんよ。だから余計こんな皮が余るんだ。ここまで亀頭が敏感だとまともにセックスもできないよ。彼女いるか知らんけど、恥かく前にしっかりチントレもしとけー。聞いたら先輩とかが教えてくれるだろ」 それは鈴口を広げられながら初対面のオッサンに言われるような台詞ではなかった。だが、周りで様子を窺うコーチやスタッフたちは満足そうに触診に耐える2番を眺めていた。1番から見ても彼らはこの状況を明らかに楽しんでいた。好き勝手にされる男子たちを傍観できることの優越感、そして若い男たちの発育に対しての興味がその理由だろう。 その一方で、待機している男子たちも明らかにその状況を楽しんでいるようだった。さっきまで注目の的だった1番でさえ、いつの間にか2番の股間から目が離せなくなっていた。女と違い、男の性器は大きさをはじめ、形、色、皮の剥け具合、ふぐりのたわみ具合――その外見は実に多種多様だ。そのため、自分のブツを毎日見ているにも関わらず、男子たちは他の男子のそれを観察せずにはいられなかった。 そうして、大学生らの成長途中のカラダのお披露目会及びセクハラ尋問は数時間続いた。中にはなぜか体重計に乗る前にすでにフル勃起している男子もいて、おっさんに「おーおー、元気なやつだなー。オナ禁でもさせられてるんか?」などとからかわれ、それにはさすがのコーチたちも笑いをこらえられなかった。(実際にコーチや先輩の命令でオナニーが禁止されている部もあり、それを知っている部員たちにはあまり笑えない話だったのだが……。) 全員の測定が終わるとようやく男子たちは服を着ることを許され、緊張から解放された彼らはわいわいと騒いだ。だがそれは若干カラ元気といった風で、さっきまでの羞恥心と高揚感を紛らわしているように見えた。ようやく非日常的状況から普段の調子に戻った安心感もあるのだろう。 そんな騒がしい男子たちで賑わった体育館の隅っこでは一人の若い男性スタッフが後片付けをしていた。先ほどまでポケットから覗かせていた豆粒サイズの隠しカメラは大事に仕舞われ、男は何食わぬ顔で他のスタッフと言葉を交わした。男は作業を続けながら、密かに撮影した男子たちの体重測定の映像を早く確かめたくて胸が高鳴った。仕事をしながらの隠し撮りはなかなかに難しかったが、300人もいればアソコが満足に撮れている人数も多いことだろう。 自分で楽しむのは言うまでもないが、映像のクオリティーによってはネットで共有するのもいいかもしれない。裏サイトに投稿するか、はたまたこっち界隈のコレクターに映像を売るか……。男はそんなことを考えながら口元が緩むのを我慢できなかった。 この測定プロトコルはこれから先も続行される見通しで、半年後にはまた同じように全員が大勢の前で裸を晒し、初対面の男たちに性器を揉みしだかれているだろう。スタッフの男は、次の測定では男子の触診をさせてもらえるだろうかという期待を胸に、カワイイ大学生たちを笑顔で見送った。 〆 今回はあえて修正を最小限に抑えて、昔の作品を再投稿してみました。最近の作品よりも大分あっさりした仕上がりですが、楽しんでいただけたでしょうか?レスリングの体重測定はまた書いてみたいテーマなので、次はもっと少人数に焦点を当てた内容にしてみたいですね。 ここまでお付き合いいただきありがとうございました!