先日の実験の結果は非常に良かったため、
今回は本格的に人間ではできない実験を行う
首を絞めるではなく、一瞬で首の骨を損傷させ神経を破損させた場合の顔の動きを観察する
人間なら死んでしまうが、鬼の娘なら一瞬で回復するため鬼の娘がいるこの機会でしか試させない
「今日も前回と同じ実験??」
実は前回の実験後にもかかわらずまだ協力してくれるとのことだ
だましたから絶対に断られると思っていたが、報酬が良かったことと、何より落ちる感覚に少しハマったらしい・・・
今回は前回より少し過激なことをするため、当然内容は伝えていない
「実験開始」
「きゅっ・・・」
不思議な短い声が彼女の口から洩れる
前回の数倍の力で一気に締め付け首の骨に巨大なダメージを与えられている状態
一瞬で目が回転し、白目に
「ぐるん」と音が聞こえてきそうなくらい綺麗に瞳だけ上転
既に失神しているようだ
前回とは違い一瞬で意識を刈り取られてしまったため、目を大きく開けてしまったまま瞼が固まってしまった。
ただし、瞳だけは反射で瞼の裏に逃げ込もうとしている
それにしてもやはり鬼は頑丈だ・・・ここまで強い力で絞めつけているのに白目を剥いただけで首の骨は折れていない、神経だけ圧迫されて意識のみ昇天してしまっている状態だ
そして、前回同様。さらに少しずつ瞳が揺れながら上に向かっている。
このままでは完全に白目を剥いてしまう気がするが、一旦は様子見
それにしても大きく目を見開いて白目を剥いている顔はなかなかにすごい・・
舌が大きく出てきた
筋肉の硬直が和らいだのか、小さな舌を大きく垂らしている
瞳は相変わらず戻ってくる気配はなく、瞼の裏に隠れようと必死だ
そして完全に瞳が隠れ白目に
前回とは違い、薄目ではなく大きく目を見開いた状態にもかかわらず瞳を完全に隠して完全な白を表現させている
失神までに時間をかけるかかけないかでやはり若干様子が違ってきているようだ
そして泡を吹く
口に溜まった唾液が痙攣とともにあふれ出す
さらに痙攣しているのか目玉も瞼もぴくぴく動いており、白目を剥いているにもかかわらず、薄く出た血管だけ横に揺れている
これ以上瞳を上転させることはできないようだ
今回はこれくらいにしておこう
いくら鬼といえども、この状態を長く続けるのは少し危険と判断
次回以降も協力してもらいたいし、次回の実験にむけて構想を練るとしよう