『ふっ、ふっ……はぁぁ……ん……ちゅ、ふぅ……っ♥』
「っ――ぅ、ぁ……っ!」
耳元に浴びせられる熱く湿った吐息。煽情的な艶を多分に含んだ悩ましい声。耳の中で弾ける口付けの水音。
淫魔の立てる”音”という名のゆるやかな媚毒が、敏感すぎるルミアの耳を、鼓膜を揺さぶり冒し、じんわりと脳へ浸透していく。
甘い痺れにも似た官能がじんじんと耳から広がり、その軌跡がゾクゾクとした恍惚となって追いかけてくる。
『アナタの頭の中、快楽で染め上げてあげる』
「う、ぁ……やめ、っ――!!」
れろ……ぴちゅ、ぉり……くに、ぐちゅ……っ♥
右の耳を舌に、左の耳をグローブ越しの指に。耳の穴奥深くまで唾液たっぷりの舌と指に犯し貫かれる。
ぐにぐにと蠢く舌に柔らかく耳穴を舐め上げられ、濡れそぼった膣襞を押し広げるように弄ばれる。
ぬらぬらと濡れ光る指に耳穴を塞ぎほじくられ、尻の窄まりを穿たれるようにぎちぎちと嬲られる。
挿入された舌と指が波打ち快感をもたらすたび、耳の中で淫らな水音が反響して脳を犯す。必死に歯を噛み締めて耐えようとする天使の意思を裏切って、官能の一撃ごとに全身からは力が抜け落ちていく。
強く水音が響くたび、びくん、と天使の肢体がのたうつ。まるで電撃でも浴びせられているかのように全身を痙攣させ、その度に甘い声を溢れさせる。もがいていた動きはやがて緩慢なものになり、淫魔の豊満な胸に背を預けながら弱々しく身悶えするばかりとなっていった。
――ぐちゅり、ぐちぐちっ、ずろろろっ……♥
「ぅ、ぁ……ああぁぁっ――」
やがて蓄積された快感が溢れた。びくん、と全身を強張らせ、かすれそうな切ない声を響かせる。絶頂に震える体が真っ白な官能で満たされる。スーツで受け止めきれなくなった愛液が股間から滴り落ちていく。
『ねえ、もっとイってみせて? もっと気持ちよくイきましょう? ……ん、ちゅ……れろ……♥』
官能へと誘う甘い囁き声。なおも耳を愛撫する水音。性感帯ほどに弱くされてしまった耳から送り込まれる、繊細で濃密な妖しい快楽。緩やかだったゾクゾクは耳からの刺激で膨れ上がり、狂おしいほどの劣情となって全身を満たす。
指先がびくりと強張る。触れられてもいない下腹部が熱を帯びて震える。鼓動が早まり、汗が、愛液が溢れて止まらない。
『……ふふ♥ 天使様のメスの匂い、すごいわぁ……♥ ちゅっ、ちゅぱ、じゅるる……っ♥』
「あぅ、っ……く、ぅぅ、ぁ……っ♥」
コントロールを失った魔力を耳から吸い上げられていく。抵抗する力を奪われていく屈辱、体から力が抜けていく喪失感。エナジードレインと耳吸いの官能が混ざり合った危険で抗いようのない多幸感が、天使の脳を快楽漬けにしてどうしようもなく陶酔させていく。
ぐちゅぐちゅと水音を響かせながら行われる、耳へのドレイン・ディープ・キス。魔術ひとつでルミアの自由を奪う強大な淫魔の舌先で、抗う力が舐め溶かされていく……。
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淫魔に捕まったところ
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おまけ・モノクロ版
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おまけ2・なんかフェチい色味になったやつ