ぐちり、ぐちゅり――ぞりぞり、くぷっ、くぱくぱっ……ずるろろろぉっ♥
「ぅっ、ぐ、うぁ……っ! あ、っ、うぅんっ……やめ、っは、あ――っ」
脳へと届く淫猥な音。耳の奥と腋の下を柔らかな舌が這い回る感触。それだけで絶頂してしまうほどに膨れ上がった強烈な昂奮を、絶え間なく蠢き敏感な部位を嬲り抜く舌でいつまでもいつまでも煽られ続ける。
触れられることすらなく射精を引き出された時以上の陶酔で蕩けた脳が、耳の中へと閉じ込められた音にぐちゃぐちゃにかき混ぜられ、舌先の微細な動きと鼓膜の震えに従って為す術なくイかされ続ける。
弱い炭酸の泡が弾けるような甘く心地よい脳イキのさざ波。理性を舌先で揺さぶられ続けながら、それでも必死に意識を手繰り寄せるルミアは、しかしその感覚を確かなものにすることはできなかった。
「そ、の足を、どけなさ――ぁ、ぅあぅっ! く、ぅんっ……や、踏まな、ぁ、ああぁ……――っっっ♥♥」
切っ先を床へと押し付けさせるように、一体の人形に肉棒を踏み躙られていた。小さな人形の軽い体重をしっかりと認識させるように、ペニス全体を捕らえて体重をかけてきている。
意地悪く弱点を責め抜いてくる舌とは対照的に、技巧も何もなくただ乱暴に弱すぎる性感帯を踏まれるだけの恥辱。足裏を押し返して反り返ろうとする怒張をねじ伏せ、頭を垂れることを強要する踏みつけ。いくつもの舌に絡め捕られた天使はそれだけの責めですら跳ねのけることすらできず、全身を震わせて魔力の満ちた精液を溢れさせてしまう。
ただただプライドを踏み躙るだけの挑発的な愛撫をその身に受けることしかできないまま、天使の心はかき乱されていく。
『くすくすくす……♥ 天使様のおチンポ、まるでお人形の足に負けちゃってるみたい♥』
「っ――……!!♥」
人形遣いの嘲笑が暗い空間に響き、舌で塞がれた耳の先、熱情に溺れた天使の脳へと届いた。冷めやらぬ喜悦に翻弄される心を意地悪な言葉で締め付けられ、ゾクゾクと冷たい恍惚感が背筋を駆け抜ける。目覚めたマゾヒズムを刺激する声に心を蝕まれ、自らの足元に広がる白濁へさらなる穢れをぴゅくりと撒き散らしてしまった。
無機質な人形の冷たい瞳と、箱の外から見下ろす人形遣いの視線が意識へと刺さりだす。自らの痴態を、被虐に震える姿を、人形の足に支配される情けない姿を、いくつもの瞳が映している。熱くなりきった思考は過敏なほどにその気配を感じ取り、本能的に身をよじって逃げようとしたルミアを、
「――ひ、っぁうああ、ぁ、~~~~~っっ!?♥」
――人形の足が容赦なく踏みつけた。
情けない嬌声をあげ仰け反って悶絶するルミアの陰茎を、軽く小さな足が踏み込み床へと縫い留める。強烈な刺激に跳ねる腰を抑え込み、身の程を思い知らせるがごとく情けない服従の角度で固定する。
腰を揺すって逃れようとするたび芯をとらえ直してぐりぐりと無遠慮に踏みしだかれ、腰の奥を駆け抜ける屈辱と快感にゾクンと体の芯が震える。絶頂を続ける脳と官能が共鳴し、ずくんと下腹部で快感が爆ぜ――
「ぅくっ、は、ぁ、うあぁぁっ……♥ こんなっ、足っ、足なんかでっ……あ、ぁ、あああぁぁっ――……~~~~~~~!!!!♥♥♥」
ぴゅっ、ぴゅるっ――どぷっ、とぷとぷ……びくんっ♥ びく、びくびくっ――びゅくっ、びゅくくくっっ♥♥
足裏で押さえつけられたペニスから、漏れだすように精液が吐き出される。きつく踏み付けているせいで中途半端な勢いながらも、舌責めと足コキの不規則なリズムにあわせて脈動と吐精を繰り返す陰茎が、天使の魔力と獣欲をたっぷりと含みどろどろに煮え滾った濃厚な白濁を床へと広げていった。
絶頂中も怒張を踏み躙る足の重さに、吐き出した精液ごと足裏で蹂躙されることへ悦びを覚えてしまっていることにプライドが傷付けられる。脳から、ペニスから炸裂し続ける快感で真っ白に染まる感覚が、魔力を吐き出すたび末端から人形遣いの呪力に絡め捕られる。このまま受け入れてしまえば、この天使の身は人形遣いの玩具と堕とされてしまう。けれど、力のない人形ごときにこうして嬲られるたび、心の穢れた欲望がどうしようもなく満たされる……。天使として覚える屈辱と危機感を、かつて大淫魔に植え付けられた淫らな感情がこの被虐的極まりない快感を渇望し、どうしようもなく鈍らせている。
「や、めっ……ぅくっ♥ 私の身、に、ぁっ、な、何を……っ――ぁ、ぅ、……ぅぁ……っ♥」
こりこりこりっ♥ くぷ、ぐりゅ、ずろろろろっ――ちゅぷっ♥ ちゅっ、れろれろ、ぎゅっ、ぎゅっ――ぐぽぉ……♥ るっ、ぎゅぽっ、ぎゅぽっ、るろっ、るろろぉ……っ、――ぐぱぁ……♥♥
ふぅー……っ、ふっ、はぁぁぁ――……♥ ちゅっ、にぢっ、にちちっ――じゅる、ぐぱぐぱっ、ぐぽぉっ……るる、るろぉぉ――、るるぅ、るろろろ……♥ ……、っ――♥♥
この上ない弱点として開発された両耳が、蠢き舐る舌に、偽物の吐息に、鼓膜近くまで埋め塞がれ凌辱される。危機感を頼りになんとか手繰り寄せた理性も、ルミアの弱点をあらゆる方法で愛撫し尽くす人形たちの耳舐めで瞬く間に蕩かされ、魔力を練ることすらできないほどに無力化されてしまった。屈辱的で満たされる惨めな屈服射精の真っ只中、官能と恍惚と多幸感とが絶え間なく耳から脳へと流し込まれ続け、忘れられないほどの深い快楽を刻み込まれる。絶頂の混濁にある意識のさらに深いところまで、舌で耳を嬲られる官能と感触が焼き付けられてしまう。
「ぁ、は、うあぁ……っ♥ 魔力、漏れっ……だめ、も、やめ――は、っく、んあぅ……っ」
ルミアの声を遮るように人形の足にぐりぐりとペニスが踏み躙られ、甘い声とともにぴゅくりと精液が迸った。ルミアの振りまく芳しいメスの匂いに、白濁の水たまりから立ち昇る青臭い精臭が入り混じり、閉塞的な空間がひどく淫靡な香りで満たされていく。
精を搾り取られるとともに魔力が体から失われ、人形たちに吸い上げられていく。快楽と魔力の喪失で抵抗力を削がれるにつれ、全身に人形遣いの邪な魔力が浸透していく。人形たちの淫戯に翻弄される天使の心が、抵抗すら許されぬままに打ちのめされていく……。
---
――くちゅ、くち、ちゅくちゅくっ……にち、にぢにぢっ。ぐちゅ、ぐぽっ、くちゅり……♥
「ん、ふ、ぅっ――ぅ、ぁ、ん、んぁぅっ……♥」
粘ついた水音。噛み殺した甘い蕩け声。湿った肌と肌が擦れる音。妖しい雰囲気が立ち込める中、天使は人形たちの肉体に挟み込まれ、ゆっくりとゆっくりと弄ばれる。
見上げるほどになった背丈。ルミアをも凌ぐほどに大きく膨らんだ爆乳。人形遣いの魔力を注がれ若干ながら背の縮んだルミアに対し、小さく弱い存在だったはずの人形たちは天使の濃厚な魔力をたっぷりと吸収して圧倒的な肢体へと成長を遂げていた。
唾液と愛液を絡めた指が耳の穴を塞ぎ、前と後ろ両面から押し付けられた乳房が肌を舐め上げる。たわわに育った乳果実の心地よい柔らかさと存在感で情欲を煽られながら、内腿をゆっくりと優しいフェザータッチで撫でまわされる――たったそれだけの、ゆるやかで遠回りな責め。人形に犯される快楽を、脳と体、心の奥深くまで刻み込まれたルミアにとっては、たったこれだけの責めですら耐えがたいものだった。
「あ、ぁっ……んっ、く、ふっ……ぅ、んっ――ぅぁ……っ♥」
にちっ、くちゅり……♥ ぢゅくっ、ちくちゅくちゅくっ、ちゅぽっ♥ ぐちゅ、ちゅ、ぴちゃ……ぐぽ、ずろろろぉ――♥
耳の穴を指先が広げ、入り口を優しくなぞり、浅い場所へと出し入れする。淫らに光る体液が馴染むようにゆっくりとぬめりを塗り広げ、それから優しく奥へと挿入し――入り口を塞ぎ、音と感覚を支配する。
ぎちぎちに耳中を満たした指がもたらす圧迫感、滑らかな体液ローションを纏い耳壁を削っていく指の腹。柔らかな舌先とは異なる、膣穴を愛撫されているかのような耳穴愛撫。舌では再現できない機敏で小気味よいリズムから、耳舐めの時も行われていた弱い部分を的確に責め立てる圧迫責めまで、器用に動く指先から繰り出される広い緩急にルミアは翻弄されていた。
むにっ、むにゅうぅ……♥ ぎゅっ、むぎゅっ、ふにふに――ぐにぃぃ……♥ もにゅっ、にゅくにゅく、にゅぎゅぅ……♥
耳から流し込まれる官能に喘ぎ揺らぐ体を、人形の豊かな乳房が押しとどめて包み込む。そのまま体を押し付け、胸がひしゃげるほどに身を寄せ、前後から挟み込んで乳房に沈める。身をよじろうとも抵抗ごと柔らかく包み込み、官能の深みへと呑み込んでいく。
乳房で押しあうように身を寄せられ、乳首ごと押し潰されたまま柔肌を擦り合わせる乳肉マッサージ。汗に濡れた背中を舐め上げながら心地よい柔らかさに深く沈められる乳クッション。ルミアの背中全体を覆えるほど圧倒的なサイズの乳房に体を前後から愛撫され、手や舌では得られない包み込まれるような官能に全身から力が抜けてしまう。暖かで柔らかで深いおっぱいで体を揉み上げられ、体の芯まで蕩け落ちてしまうような甘い悦びに思考が支配されていく。
「ぅ、ぁ、っ、あぁ……っ♥ み、み……胸っ……♥ と、溶け、……んく、っ――♥♥」
とぷ、とぷとぷとぷ――ぷちゅっ、ぴゅるるっ……♥♥
乳房と指に力を吸い上げられながらも最後の力を振り絞って射精をこらえていた内腿を撫でられた瞬間、触れられてもいないペニスがゆるやかに精を漏らし始めた。
幾度も搾精されてなお潤沢な魔力を含んだ精液が、反り返った怒張の切っ先から力なく溢れては竿を伝って床へと滴り落ちる。射精に伴う甘い痺れが爆乳愛撫でもたらされる脱力感と混ざり合い、抗うための力が、魔力が、意志力が、快楽の熱に焙られるまま加速度的に溶け落ちていく。
天使の心が甘く絆され、人形の乳房に深く取り込まれていく……。
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「は、ぅ、っ……♥ こ、の……離しな、さ……っ」
あれから幾度もの吐精とドレイン、人形化の呪いの進行を経て、人形たちの尋常でないほどに成長した乳房の中へと天使の体は埋められていた。
ルミアの体を文字通り挟み込むほどの巨大な乳房、それを支える人形の体格――初めは膝立ちをしてようやく目線が合うはずだった人形たちは、子供ほどに縮んでしまったルミアをねじ伏せて弄べるほどの体格に成長し、捕らえた獲物を逃さないようその乳の中に閉じ込めている。
ルミアの魔力を取り込んだ人形の体は様々な特性を獲得していた。人肌の温もり、女体の柔らかさと滑やかな肌、そして――
「んぶ、っむぅ、んむううぅっ!?」
――爆乳の谷間に閉じ込められたルミアの頭を、人形の胸から放たれる瘴気混じりのフェロモンが覆った。
ルミアの体液を、魔力を吸収して獲得したそのフェロモンは、他ならぬルミアの劣情を煽るのに特化したものだった。発情したメスの蒸れた匂いにも似た、甘く妖しい濃厚な匂い。匂いを嗅ぐたび脳が髄まで痺れ、吸い込むたびに胸の内から劣情の熱が膨れ上がる。胸の谷間に籠った熱と匂いとが幾度もの絶頂で蕩けた脳を燻し、快楽でくるんで支配していく。
乳房に閉じ込められたルミアに、人形のフェロモンから逃れる術はなかった。全身の感覚に桃色のもやがかかるような感覚。体の芯が甘く痺れ、意識はどろどろに混濁させられていく。重く大きな乳房に挟まれたままのペニスがひとりでにひくつき、体の奥で渦巻く劣情と魔力を吐き出したいと震える。乳房で押さえ込まれた腰が絶頂の予感にがくがくと震えだす。
ぎゅっ、ぎゅむ、むにゅっ……ぎゅ、うぅぅ……っっ♥♥
「う、ん、ぅ、うぅ……――っっ♥」
とぷ――ルミアの腰を抑え込む人形が乳房を僅かに締め付けた瞬間、天使の呻くような蕩け声とともに、谷間から濁った体液が溢れ出てきた。
天使の体液で濡れた乳房が圧倒的な密度と重量で肉棒を包み込み、容赦なく舐め上げて責め立てる。乳房の中で犯され、乳房の中に精を吐き出し、腰を跳ねさせてなお乳房の中に閉じ込められたまま、フェロモンで発情させられた天使は快楽の沼に溺れもがき続ける。
「っ――はっ、はっ……は、あぁぁ……、っ♥♥」
絶頂による脈動も痙攣も、吐精の勢いも小さくなってきたのを見計らい、人形は乳房を開いて天使の頭を外気へと解放した。
その瞬間、むわぁ……と濃厚すぎる匂いが周囲に立ち込め、ルミアの蕩け切った表情がさらけ出された。汗と涙と涎、フェロモンが液体化したぬめる瘴気液に濡れ、歯の根も合わないほどに力のない情けない発情顔。腰を捕らえる谷間も白く穢し、ルミアという天使が人形たちに敗北してしまったこと、この人形たちがルミアを捕らえる檻として完成してしまったことを表していた。
『――ふふ、素敵な姿。もう私の”糸”もいらないみたいね』
力なく喘ぐ天使の姿に、人形遣いは満足げな声を漏らす。丹念に刻み込まれた快楽で思考も体も支配され、回復した魔力はそのまま精液となって人形たちに搾り取られ、容易く打ち倒せていたはずの人形たちにねじ伏せられてしまうほどに弱体化させられ――逃れる術を奪われたルミアは、快楽の中でただ喘ぐことしかできない。
『私のコレクションへようこそ、素敵な天使様? これからもずっとずっと、私のお人形として遊びましょうね……♥』
閉ざされた箱の中、無力な人形へと堕ちた天使の、力ない蕩け声だけが響き続ける……。