ジャンルである前に音楽①
Added 2025-01-31 06:57:16 +0000 UTC今日はなんとなく最近思うことを頑張って言語化して書いていきたいと思います。
細分化が進んでいるダンスミュージックにおいて忘れがちなこと。
それはジャンルの前に音楽を作っているということです。
実際どの音楽ジャンルにおいても、全員音楽を作っているという事実は変わらないですよね。
というのも、実はたまに個人で作曲をオンラインで教えたりしているのですが、
「ジャンルとしては成立してるけど音楽として退屈な」曲になってしまうことが多々あるからです。
サンプルパックからとってきたそれっぽいドラムの音、ベースの音、How to make動画で学んだ当たり障りないフレーズ…。
結果としてそれっぽいの作れてる感じだけど、音楽として何も印象に残らないね。みたいな感じです。
そして、ジャンルとしてそれっぽいのを作るだけなら今後はAIのほうが良い曲作れます。
もう音楽なんてこの世に溢れすぎているので、「交換可能品」みたいな音楽を作るのはどんどん意味がなくなっていきます。
アーティストとして交換不可能な存在になるためにはどうすればいいと思いますか?
ずっと前に似たようなことを言った気がしますが、音楽として一番重要なのはメロディとリズムなんです。
メロディのセンスはコード進行や和声に発展し、リズムのセンスはグルーヴやサウンドデザインに発展していきます。
もちろん、その音楽ジャンルならではのサウンドも重要ではありますが、最終的に脳に記憶として残るのはメロディとリズムなんです。
すぐに忘れ去られてしまう音楽でなく、何年も繰り返し聴かれて感動を起こすような音楽を作りたいのであれば、メロディとリズム(と、歌であれば歌詞)を印象的にする必要があるのです。
シンプルこそ最強の武器
全てのダンスミュージックの使命は「人を踊らせること」だと断言するのは言い過ぎでしょうか?
実際言い過ぎかもしれませんが、そのジャンル名が示す通り、多くのメインストリームの曲にとってはそうだと思います。
そして、これを実現するために、複雑な装飾は全く必要ありません。
1. 構成がシンプルで
2. メロディが印象的であること
これだけで何年も語り継がれる名曲になります。
この二つが曲を印象付ける最強の組み合わせであることは間違いありません!
体が反応する音
主役となるリードの音色は「聴いた瞬間に体が反応する音」である必要があります。
シンセでも、サンプル素材でも、人の声でも何でも構いません。
以下の三項目を意識するとよりリードとしての存在感が増します。
1. 音色の個性
高音だけでなく、中域・低域まで訴えるリッチでユニークなサウンドが効果的です。
特に中音域。
一音鳴らしただけで曲全体を思い出させるような、象徴的な音にしましょう。
2. 動きの演出
- ピッチベンドで飽きさせない工夫をする
- LFOでゆらぎを加える (人間的にする)
- ディレイでリズムに奥行きを出す (音の層)
3. Fx
- フィルターで音色変化をつける
- ディレイ・リバーブでリズムに厚みを加える
- 無音の瞬間を意図的に作る
これらの調整を行うことで、たった1音鳴らしただけでも消えない記憶を作り出すことができます。
なおかつメロディがキャッチーで覚えやすければ、それだけで何度も再生するに値する価値を生み出します。
リズム
リズムはメロディと同等レベルに重要なのですが、
メロディほど重視されていない気がします。
全ての音がリズムに貢献しているかを常に確認しましょう。
簡単に
1. メインリードとドラムだけの状態を作る
2. それだけで十分踊れるか確認する
3. 本当に必要な要素だけを少しずつ追加
みたいなイメージで作り始めるとスムーズに進みやすいです。
ここらへんは言語化が難しいのでまた次回…。
次回は実際に僕がフレーズ等を提示して、実際にメロディづくりをやってみようと思います!
ではまた〜〜
あと、もし僕の個人オンラインセッションに興味がある方は気軽にDMしてください!