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お姉ちゃんに口喧嘩仕掛けて勝とうとした話

小学4年生のある日、お姉ちゃんにどうしても口喧嘩で勝ちたいと思った。


今年から中学1年生になるお姉ちゃんは、さらに身長も伸びて力も強くなった気がする。それに加えて、幼い頃から母に連れられて合気道を習っており、普通の喧嘩ではまず勝てない。


一瞬で押さえつけられて馬乗りされ、抵抗できないまま弱いところを泣くまでこちょこちょされて何度もごめんなさいして反省するまで絶対に許してもらえない。


くすぐったくて苦しくて、終わった後にはその場から動けずに毎回身体に刻み付けられた恐怖でガタガタと震えて泣いてしまうほど容赦の無い躾をされる。


やり過ぎだと抗議したくても、自分に非があってお仕置きが激しくなっているため口が裂けても言い返せない。


家で素直に大人しく過ごしていても、「門限ギリギリでどこ行ってたの?」とか「宿題したの?早くしなさい」とかいちいち小言を言われてしまい、つい「うるさいなぁ!」と強気な言葉を吐いてしまう。


「ふ~ん…私にそんなこと言うんだ?」と冷たい声で脅されると、背筋が凍り付いてガタガタと身体が震えて失言をすぐさま後悔してしまう。


走って逃げようにも恐怖で足が動かないし、そんなことをすれば捕まった時に「逃げた罰」としてより厳しく長くお仕置きされてしまう。


お姉ちゃんには絶対に逆らえないし、勝てない。


だけど、どうにかして勝つ方法は無いのだろうか…。

そこで、ふと秘策を思い付いた。


いつも学校で幼馴染みに散々煽られたり言い負かされている経験から学んで、お姉ちゃんを口喧嘩で倒せばいいのではないか。


どうにかして勝つことができれば、普段理不尽なまでにこちょこちょされることを減らせるかもしれない。


もし負けたら……うぅ…考えたくない……


明日は土曜日。お姉ちゃんは午後から合気道の稽古に行く。その後家に帰ってから口喧嘩を仕掛けるのはどうだろうか。練習後で疲れているだろうし、最悪お仕置きされそうになっても逃げられるかもしれない…。


布団の中で無謀な計画を頭の中で張り巡らせながら、眠りについたのであった。


**

朝の7時頃だろうか。

窓辺からの陽射しが枕元に降り注ぐ。


一瞬、目が覚めて時計の針を見る。

起きようかと思ったけれど、そう言えば今日は土曜日だ。


もう少しだけ寝ていてもいいだろう……


再び瞼を閉じかけた時、部屋の扉がノック無しに開いた音がした。


「ほら、いつまで寝てるの?早く起きなさい!」


お姉ちゃんの声がする……寝起きで頭がまわらず、ついつい強気に言い返してしまう。


「う~ん…うるさい!まだ寝かせてよ…」


「は?うるさい…?そんなこと言うんだ?」


一瞬ヒヤリと後悔して謝ろうとした時にはもう遅い。

布団を無理やり剥ぎ取られて、足首を持たれ小脇に抱えて固定される。


そして、薄いパジャマのパンツ越しに足裏を乗せられて…


「…ぁぁっ!?ま、まって!!やめっ!!ぁぁっ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁぁぁっあはははははははははははははは!!!!!!ぁぁぁぁぁっあはっぁぁっひゃめでぇぇぇっぁぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁっあははははひははははははははははははは!!!!!!!」


「早く起きない方が悪いんだよ?せっかく起こしてあげてるのに生意気な態度取るからこんな目に遇うんだよ?」


お姉ちゃんに冷たい目で見下ろされながら、おちんちんを踏まれて容赦なく電気あんまされてしまう。


股関からビリビリと伝わってくるくすぐったさに、まともに喋れず本気で笑い悶えて泣かされる。


昔は朝中々起きないと、お姉ちゃんにこちょこちょされて起こされることが多かったけれど、最近はお手軽効果的だと分かったのか電気あんまをされることも増えていた。


スラッとして細長いけれど、鍛えられた脚は疲れる素振りもなく男性の急所をねちねち淡々と責め続けて離さない。


「ぁぁぁぁぁぁっお、起きるぅぅぅぁぁぁぁっ起きますからぁぁぁぁぁっぁぁぁっあはっぁぁごめんざぃぃぃぃっぁぁぁぁぁゆ、ゆるひてぇぇぇぇっぁぁぁぁっあははははは!!も、もう勘弁じでぇぇぇぇっぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」


「起きる?じゃあ早く顔洗ってきなさい。もう朝ごはんできてるからね」


パッと手を離され、反動でしばらく動けずぐったりとしてしまう。朝からハードに運動させられた気分…はぁはぁと呼吸を整えてから、ようやく顔を洗いに部屋を出た。


**

ダイニングに行くと、もう既に朝食が並べられお姉ちゃんが席に着いていた。母が拷問師の仕事で家にいない日は、家政婦である麗さんという女性が家事をこなしていた。


メイド服を着た寡黙な人で、くすぐりの腕前もかなり上手。昔まだお姉ちゃんが小学4年くらいだった頃、珍しく何か粗相をしてしまったのか麗さんにお仕置きされているところを見たことがある。


いつも強気なお姉ちゃんが、ひぃひぃと苦しそうに泣きながら何度も何度もごめんなさいしている姿は衝撃的だった。


一体どれほどくすぐったかったのだろうか…お姉ちゃんはそれ以降、淑女のように振る舞うようになった。


「早く座りなさい。冷めちゃうよ?」


「う、うん。いただきます」


今日の朝食はパンやスープ、オムレツ、サラダ、フルーツ等の洋食だった。特に会話も無く、淡々と上品に食事が進む。


あ…そうだ。昨日の夜に考えていた事をふと思い出した。

お姉ちゃんに口喧嘩で勝つ方法…う~ん…何か無いかな。


とりあえず今日のお姉ちゃんの予定を聞いてみる。


「ねぇお姉ちゃん」


「ん?どうしたの?」


「今日何時くらいに帰ってくるの?」


「16時過ぎくらいになるんじゃないかな。どうして?」


「その…話したいことがあって…」


ピタッと持っていたフォークの動きを止めるお姉ちゃん。何か大事な話があると思ったのか、いつもより優しく真剣な表情になっていた。


「分かった。稽古終わったらなるべく早く帰るね。」


「あっ!?いや、そんな大した話じゃないから!」


必死に誤解を解こうとしてみるも、「はいはい。分かった分かった」と言った感じで相手にしてもらえず…。


いつもと違う雰囲気のまま朝食を終えていくのだった。


**

正午になり、お姉ちゃんはお弁当を持って合気道の稽古へと出掛けていった。


一応お見送りをした後、麗さんの作ってくれたお昼ごはんを食べていた。お姉ちゃんに話があると伝えたものの、その内容は特に考えていない。


う~ん…もしも仮に、素直に「口喧嘩で勝ちたい」なんて伝えたら…間違いなくこちょこちょで半殺しにされそう…


よっぽど悩んでいる顔をしていたのか、麗さんが話しかけてくれた。


「…何かお悩みですか?私でよければ相談に乗りますよ。」


「あっ…えっと…その……」


一瞬、素直に話すべきか躊躇してしまう。

だけど、もしかしたら何か言いアイデアをくれるかもしれない。口も硬そうだし…後でお姉ちゃんに告げ口されるとかは無さそうな人だ。ここは一度、悩んでいることを話してみようと決意した。


「大した悩みじゃないんですけど…お姉ちゃんにどうしても口喧嘩で勝ちたいんです!」


「それはどうして?どうして香織さんに勝ちたいと思うのですか?」


「だって…お姉ちゃんに力で勝てないし、いっつも無理やりくすぐられて泣かされるし…どうにかしてやり返す方法は無いかなと思って。それで、もしかしたら口喧嘩なら可能性あるのかなぁ…なんて。」


真剣だけど、穏やかな表情で聞いてくれる麗さんに気付けば思いの丈を全て話してしまっていた。


一通り最後まで言葉を聞いてくれた麗さんは…


「香織さんが嫌いなんですか?」


「えっ…?う~ん…いや…お姉ちゃんのことは別に嫌いじゃないけど…」


「だったら逆に、日頃の感謝を伝えてみてはいかかですか。きっと、喜んでくれると思いますよ。」


「えぇ~…そんなの恥ずかしいよ」


最初はお姉ちゃんに口喧嘩で勝つことだけを考えていたけれど、そもそもどうして勝ちたいと思ったのだろう。


麗さんと話していると、別にお姉ちゃんのことが嫌いなわけでも、特別何か勝ちたいと思える理由があるわけでもなかった。


人が勝ちたいと思うのは、相手と同じ土俵に立っている時だけだ。お姉ちゃんの背中には__遠く及ばない。


また麗さんは、「もし仮にただの口喧嘩をしたとしても、勝ち目は無いしこれまでよりもきついお仕置きが待っているからやめた方が賢明」だと忠告を加えてくれた。


お姉ちゃんが帰ったきて、「やっぱり話はない」なんて伝えても、きっと"こちょこちょ拷問"されて無理やり白状させられるだろう…。


となれば、麗さんの言うとおり"感謝を伝える"方がいいのだろうか。…何を言おうか、考えるだけでも身体がソワソワとしてくすぐったい感覚に襲われる。


お姉ちゃんが帰ってくる夕方までの間、時々麗さんと話ながら悶々と考えていた。


**

16時を少し過ぎた頃、玄関のドアが開いた音がした。


「ただいま~」


お姉ちゃんの声がして、出迎えに行ってみる。


「お姉ちゃんお帰りなさい」


「…珍しいね。話があるんだったよね?先にシャワー浴びてきていい?2階のソファーで待っててね」


「う、うん。わかった」


今日はいい天気で外も暑かったのだろう。

お姉ちゃんはシャワーを浴びにお風呂場へと向かって行った。


2階に上がり、半円の中央には陽当たりの良いちょっとしたスペースがある。1人掛けのソファーと丸いテーブル。よく母やお姉ちゃんがここで本を読んでいた。


日が陰り、柔らかいオレンジ色の光に身を包まれる。


しばらくして、「お待たせ」とお姉ちゃんと麗さんがやってきた。シャワーを浴びて、半袖のシャツとハーフパンツというラフな格好のお姉ちゃん。


麗さんは机に冷たいジュースとおやつを用意してくれて、軽く僕に目配せをしてから去っていった。


今日の朝とは違い、お姉ちゃんは気分が良いのか珍しく優しい雰囲気を感じた。


「それで~?私に話ってなにかな?もしかして…好きな人でもできた?」


「ぶふっ…!?ち、ちがうよ!!」


珍しくからかうような意地悪なことを言われてびっくりとして咳き込んでしまう。


ジュースをごくごくと飲んで、一旦気持ちを落ち着かせてから意を決する。


「お姉ちゃん…その…い、いつもありがとう…朝起こしてくれたり、心配して気にかけてくれたり…本当にありがとう」


お姉ちゃんは驚いたように目を見開き、すぐにまた優しい表情になった。


「そう…そっか…私の気持ち伝わってたんだね。まだまだ反抗期かと思ってたけど、成長してるんだね。私の方こそ、ありがとうね♪」


何だか顔から火が出るほど急に照れくさくなって、結局はついついお姉ちゃんに反抗的な言葉が出てしまう。


「う、うるさい!ばーかばーか!本当は口喧嘩で勝ちたかっただけだし!やーい!騙されてやんの!!」


「そっか~♪そんなこと言っちゃって…そんなに私に構ってほしいんだ?お仕置きしてほしかったんだね?」


ニヤニヤと妖しい笑みを浮かべながら椅子から立ち上がり近付いてくるお姉ちゃん。


逃げる間も無く抱き締められるようにして椅子から下ろされ、カーペットの敷かれた床に優しく押し倒される。


お腹の辺りに馬乗りされて、手首はそれぞれ1本ずつ上から床に押さえつけられる。


そして、至近距離で顔を覗き込まれてしまう。


「ぐっ…は、離せよぉぉ…ばかぁっ!!」


「口が悪いのは変わらないんだ?じゃあお仕置きしてあげないとね~?」


お姉ちゃんにじっと目を覗き込まれる。

お風呂上がりの髪の毛から、シャンプーの良い匂いがした。


ぼーっとしている内に、今度は両手を万歳で押さえつけられて腕の上に乗られる。太ももと膝の裏で挟み込むような形で人力拘束され、上から顔を見下ろされてしまう。


そして、指先はゆっくりと腋の下へと近付いていき…


「ひぃぃっ!?や、やめろぉぉっ!やだっ!こ、こちょこちょはいやぁぁっ!ぁぁぁっ!?ぎゃぁぁっ!?あはっぁぁぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁっひゃめでぇぇっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっあはははははははははははは!!!!」


「こちょこちょこちょこちょ~。たまにはスキンシップの優しいくすぐりしてあげる♪嬉しそうに笑って可愛いね?」


「ぎゃぁぁっう、うれひくなぃぃぃっぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁっか、かわいい言うなぁぁぁっばかぁぁぁぁぁっへんだぃぃぃっぁぁぁぁっ!!!!」


薄いシャツの上から腋の下を容赦なくこちょこちょ~♪と愉しそうにくすぐられ、顔を覗き込まれながら首筋をねちねちと細長くて器用な指先で責められる。


お姉ちゃんは手加減しているつもりなのかもしれないけど、敏感な身体を笑い狂わせるのには充分すぎるほどのくすぐったさを送り込み続ける。


しかし、いつも本気でお仕置きされている時のような、背筋の凍り付く威圧感や恐怖は感じない。


お姉ちゃんの優しい声のままくすぐられるのは何だか恥ずかしくて、いつもより余計に身体がくすぐったいと感じてしまう気がした。


「あひっっぃぃっぁぁぁっね、姉ちゃんひゃめてぇぇっぁぁぁぁぁっほ、ほんとにくひゅぐっだぃぃぃぃっぁぁぁぁっあははははははははは!!!!!」


「え~?でも何かいつもより嬉しそうな顔してるよ?私にこちょこちょされるの嬉しい?好き?もしかして…こちょこちょされたかったからいつも生意気な態度取ってたのかな?じゃあこれから毎晩くすぐって寝かしつけてあげよっか?」


「ぁぁぁぁっひゃらぁぁぁっそ、それは勘弁してぇぇぇっぁぁぁぁぁぁっひぃぃぃっもうおかひくなるぅぅっぁぁぁぁっあはははははははははははは!!!!!」


お姉ちゃんも何だかいつもと違うスイッチが入ったのか、まるで幼馴染みのようなからかう口調で言葉責めをしながらくすぐってくる。優しい声なのに手つきだけは段々容赦なく、ねちねちと精神を追い詰めていくような"拷問"こちょこちょに変わり始める。


自由な足をバッタンバッタン床に打ち付けたり、腰をクネクネと動かして必死にくすぐったい指先から逃れようとする。


しかし、両腕をしっかりと挟み込まれながら体重かけて押さえつけられて無駄に体力を消耗するだけで終わってしまう。


シャツも胸の辺りまでめくられて、素肌を直接こちょこちょ~♪とくすぐられる。


お腹をわしゃわしゃとくすぐられたり、脇腹のくすぐったいツボをもみもみと刺激され、敏感な神経の集まった腋の窪みをこれでもかとカリカリ素早くこちょこちょされる。


顔はすっかりと涙や涎でぐしゃぐしゃになり、段々笑い声も荒い呼吸が混じり始めた頃、ようやくくすぐっていた指先が離れていった。


「ひっ…ひっ…はひっ…げほっ、ごほっ…ぅぁぁっ…はぁっ…はぁっ…ひっ…ひぬ……」


「よしよし、よく頑張ったね♪」


恥ずかしくて情けない顔を上から覗き込まれながら、優しく頭を撫でられて甘やかされる。


お姉ちゃんのくすぐりは怖くて怖くてたまらないのに、たまにこうして優しくされるとつい気を緩めて甘えてしまう。


呼吸が落ち着くまで看病された後、お姉ちゃんは麗さんを呼んだ。


「汗かいてるから麗さんがお風呂にいれてあげて。たっぷり優しくこちょこちょしながら身体も洗ってあげてください」


「はい。承知しました。」


麗さんにお姫様抱っこのように持ち上げられ、抵抗もできずにお風呂場へと連行されていく。


数分後、お風呂場からは絶叫のような笑い声が鳴り響いていた。


すっかりと一日分の体力を使い果たし、お姉ちゃんと一緒に夕飯を食べた後、部屋に戻って21時には寝てしまった。


明日は日曜日…幼馴染みの家で遊ぶ約束をしている。


今度は幼馴染みに向けて、今日の口喧嘩の"作戦"を試してみようと思いながら__。


続きのお話

幼馴染みに口喧嘩の秘策を仕掛けた話

前回のお話 ___________________ 穏やかな夢を見た。 暖かい陽の中、芝生の上で見覚えのある女の子とくすぐり遊びをしていた。微笑むように顔を覗き込まれながら、指先が身体のあちこちに触れてこちょこちょとくすぐりまわる… 「んんっ~…ひゃはっ…んんっ…んぁぁっ!?ぁっっひゃぁぁぁっあはっぁぁ...


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