XaiJu
ぼるてえじ
ぼるてえじ

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小さくなった男の子をブラジャーに閉じ込めるなんてリョウ先輩は変人じゃなくて変態です!

「はぁ、はぁ……っ、ここなら……誰もいないよね……」 喜多さんの荒い息遣いが、頭上から降ってくる。 僕たちは今、駅の改札を出て少し歩いたところにある、人気のない高架下の物陰にいた。 満員電車での地獄のような結合事故から、数十分。 その間、僕は喜多さんの体内で、彼女の体温と鼓動、そして内壁の脈動を全身で受け止め続けていた。 「ごめんね、新入りくん……今、出すから……」 スカートの裾がめくられ、外の冷たい空気が入り込む。 だが、今の僕にはその寒さすら心地よかった。 パンツのゴムが引かれ、震える指先が侵入してくる。 ヌチッ……、クチュ……。 「んっ……ぁ……♡」 喜多さんの口から甘く切ない吐息が漏れた。 無理もない。僕の体は今、自分の射精した白濁と彼女の愛液でドロドロのローション状態になっている。 それを摘み出そうとする指の動きは、意図せずとも彼女の最も敏感な部分を刺激してしまう。 「……っ、取れた……」 粘着質な音と共に、僕は外の世界へと引きずり出された。 夕闇の中で見た喜多さんの顔は、耳まで真っ赤に染まり、瞳は潤み、どこか陶酔したようにトロンとしていた。 その指先には、僕と彼女の混ざり合った体液が糸を引いている。 「あ……ごめんなさい、喜多さん……。あんな綺麗な体を、僕なんかの体液で……」 僕は喜多さんの手のひらで小さく丸まり、震えながら何度も心の中で謝罪した。 尊敬するバンドメンバーを、不可抗力とはいえ汚してしまった。 しかも、あんなふうに感じさせてしまった。 その事実は、僕の純粋な心に消えない罪悪感を刻み込んだ。 それから、喜多さんは僕をハンカチで包み、誰にも見つからないように自宅へ連れ帰ってくれた。 筆舌に尽くしがたい気まずさと共にお風呂で綺麗に洗ってもらい、結束バンドのグループLINEで事情を説明してくれたらしい。 そして、翌日。 ライブハウス「STARRY」。 「――なるほど。事情は分かった」 ドラムの伊地知虹夏先輩が、テーブルの上に置かれた僕を見て、深刻そうな顔で頷いた。 隣には、相変わらず挙動不審な後藤ひとりさんと、どこか他人事のようにポテトを食べている山田リョウ先輩がいる。 「と、とりあえず……新入りさんが元に戻る方法が見つかるまで、みんなで協力して守らないと……ですね……」 「そうだね。喜多ちゃん一人に負担かけられないし、交代でお世話しよっか」 虹夏先輩の提案に、場の空気が引き締まる。 問題は誰が預かるかだ。 「私は……ごめん、明日から家の手伝いが忙しくて、つきっきりは難しいかも」 「あ、あの! 私も……む、無理です! 家族に見つかったら……パ、パニックで潰しちゃうかも……!」 後藤さんがブンブンと首を横に振る。 喜多さんは昨日の今日で、精神的にも限界だろう。 「じゃあ、私が預かるよ」 不意に、低い声が挙がった。 山田リョウ先輩だ。 彼女は指についたポテトの塩を舐めとりながら、切れ長の瞳でじっと僕を見つめていた。 「リョウ? 大丈夫? あんた、面倒くさがりじゃん」 「んー……まあ、面白そうだし」 リョウ先輩がボソッと呟いた本音を僕は聞き逃さなかった。 だが今の僕にとって、それは救いの言葉に聞こえた。 (リョウ先輩なら……) 彼女は変人と言われているけれど、常に冷静沈着だ。 喜多さんのようにドジを踏んで事故ることもないだろうし、後藤さんのようにパニックになることもない。 「じゃあ、今日はリョウにお願いするね。……リョウ、新入りちゃんは一応バンドメンバーなんだから、変なことしちゃだめだよ?」 「分かってるよ。……大事にする」 リョウ先輩の手が伸びてくる。 その手つきは意外なほど優しく、僕の体をふわりと持ち上げた。 「よろしくね、新入り」 至近距離で見るリョウ先輩の顔は、整っていて美しかった。 ダークグレーのセーターに、白いシャツと細いリボン。 その落ち着いた服装と雰囲気は、昨日のパニック続きだった僕の心に、一時の安らぎを与えてくれた。 リョウ先輩の家は想像以上に大きかった。 お金持ちとは聞いていたけれど、まさかこんな立派なお屋敷だとは。 僕はリョウ先輩の手のひらに乗せられたまま、長い廊下を移動し、彼女の自室へと連れて行かれた。 「ここが新入りの部屋」 部屋に入ると、リョウ先輩は机の上に何かを置いた。 透明なプラスチックの箱。 蓋には空気穴が開いている。 「えっ……これって……」 見覚えがある。 ホームセンターのペットコーナーでよく見る、カブトムシや爬虫類を入れるための虫籠だ。 (うそでしょ……僕、ここで飼われるの……?) 昨日の喜多さんの袖やパンツよりはマシかもしれないけど、人権という概念が消え失せている気がする。 僕が引きつった顔で見上げると、リョウ先輩は「ふっ」と小さく笑い、僕をケースの中に下ろした。 「気に入るといいけど」 「……あ」 着地した感触は硬いプラスチックではなかった。 ふかふかの絨毯だ。 恐る恐る顔を上げ、ケースの中を見渡して驚いた。 そこは完璧な部屋だった。 サイズ感がぴったりのドールハウス用のテーブルと椅子。 壁には小さな照明まで取り付けられている。 殺風景な虫籠だと思っていた場所は、ミニチュアの高級マンションのようにリフォームされていたのだ。 「これ……リョウ先輩が用意してくれたんですか?」 「ん。昔使ってたやつ、引っ張り出してきた」 リョウ先輩はそう言うと、ピンセットで小さな皿をテーブルに置いた。 湯気が立っている。 細かく刻まれた温野菜と柔らかい肉料理だ。 さらに、お風呂代わりだというマグカップには、適温のお湯が張られている。 「すごい……! 至れり尽くせりだ……!」 昨日の過酷な高温多湿の服の中や満員電車とは天と地の差だ。 僕は久しぶりのまともな食事を摂り、マグカップの露天風呂で汗と汚れを洗い流した。 温かいお湯が、強張っていた心と体を解きほぐしていく。 (リョウ先輩って、変人とか言われてるけど……実はすごく優しい人なんだ) お風呂から上がり、用意されていたタオルで体を拭いていると上から巨大な指が伸びてきた。 リョウ先輩の人差し指だ。 「……新入り、ちっさいね」 ツンと頭を撫でられる。 その指先は少しひんやりとしていて、動きはとても優しい。 ただただ静かで、穏やかな接触。 「……よしよし。いい子にしてなよ」 無表情だけど、その瞳の奥には、小動物を愛でるような純粋な色が宿っている気がする。 僕はその指の感触に、心から安堵した。 (ここなら安全だ……。もう、あんな事故や、誰かを汚してしまうような悲劇は起きないんだ) 「じゃあ、そろそろ寝ようか」 リョウ先輩が部屋の電気を消し、デスクライトだけをつける。 そして、ケースの隅に、折りたたまれた真っ白な布を敷いてくれた。 「これ、ベッド代わり。フカフカだよ」 「ありがとうございます!」 僕はその白い布の上に寝転がった。 驚くほど柔らかく、弾力がある。 そして何より、すごく良い匂いがした。 喜多さんのフローラルな香りとは違う、もっと石鹸に近いような清潔で落ち着く香り。 (ふあぁ……) 極度の緊張から解放され、強烈な睡魔が襲ってくる。 僕は白い布に顔を埋め、泥のように深い眠りへと落ちていった。 「ん……ぅ……」 目が覚めると、視界一面が薄暗い肌色だった。 ふかふかの白い布団の上で、僕は大きく伸びをする。 昨日の地獄が嘘のように、ぐっすりと眠れた。 やっぱりリョウ先輩は優しい。 こんなに快適な寝床を用意してくれるなんて。 僕は感謝の言葉を伝えようと、体を起こして顔を上げた。 「――っ!?」 言葉が喉で凍りついた。 目の前に、巨大な壁が聳え立っていた。 いや、壁じゃない。 滑らかな曲線を描く白く陶器のような肌。 うっすらと浮き出る肋骨のライン。 そして、その下にはほっそりとしたくびれとおへそがあり、さらに下は黒いタイツに包まれた脚が伸びている。 「え、あ……?」 視線をゆっくりと上へ向ける。 そこには、何も身につけていない上半身があった。 スレンダーな体型には似合わない、主張の強い膨らみが二つ、重力に逆らうように上を向いている。 そして、その遥か頭上から、眠たげな金色の瞳が僕を見下ろしていた。 「おはよう。新入り」 山田リョウ先輩だ。 しかも、上半身裸。下は黒タイツとショーツだけ。 「わわわっ! リ、リョウ先輩!? な、なんて格好を……!!」 僕は慌てて目を覆った。 いけない。見てはいけない。 尊敬する先輩の裸体を見てしまうなんて。 僕はパニックになり、自分が寝ていた白い布にしがみついた。 「ん? ああ、それ邪魔だから退かすね」 リョウ先輩の巨大な手が伸びてきた。 僕がしがみついている白い布の端を摘み上げる。 フワッ。 僕の体が宙に浮いた。 その瞬間、僕はそれの全貌を見てしまった。 僕がベッドだと思って寝ていた白い布。 それが持ち上がり、重力で本来の形へと戻っていく。 二つの丸いカップ。 伸びるストラップ。 背中のホック。 「……え?」 嘘だろ。 僕が一晩中、顔を埋めて安らぎを感じていたこの布は。 石鹸みたいないい匂いがすると喜んでいた、この場所は。 「リョウ先輩の……ブラジャー……?」 血の気が引いた。 僕は先輩の下着の中で、あろうことか安らぎを感じて熟睡していたのか? 冒涜だ。最悪の変態行為だ。 「そ、そんな……僕は……!」 絶望する僕を見て、リョウ先輩の口角がニヤリと上がった。 その表情は、昨日までの無関心な先輩のものではなかった。 好奇心に目を輝かせる、マッドサイエンティストの顔だ。 「新入り。ゲームしよっか」 「げ、ゲーム……?」 リョウ先輩は、僕をブラジャーの左カップに入れたまま、冷淡な声でルールを宣告した。 「ルールは簡単。『2回イッたら即、胎内行き』。我慢できたら見逃してあげる」 「た、胎内……!?」 昨日のトラウマがフラッシュバックする。 あの満員電車での、溶かされるような恐怖と、抗えない快感。 またあそこに戻される? 絶対に嫌だ。もう二度と、あんな冒涜的なことはしたくない! 「や、やめてください! 降ろして……!」 「スタート」 リョウ先輩は僕の抗議を無視し、ブラジャーの両端を持った。 ビュンッ!! 「うわあぁぁぁーーッ!!」 急加速。 ジェットコースターのようなGが全身にかかる。 風景が高速で後方へと飛び去り、目の前に巨大な「リョウ先輩の左胸が迫ってくる。 バフッ!! 衝撃と共に、視界が肌色に塗り潰された。 カップの中に閉じ込められる。 逃げ場はない。 バチンッ! 背中でホックが留められる音が、処刑の合図のように響いた。 「ぐっ、苦し……ッ!!」 リョウ先輩は服の上から見るとスレンダーだけど、中身は全然違った。 僕の身長の3倍はある、形の良い豊かな膨らみ。 それがブラジャーの補正力によって、カップの中にいる僕に向かって押し寄せ、密着してくる。 「(ち、近い……!)」 暗がりの中で、目の前にあるものを見て息を呑む。 乳首だ。 ハリのある乳房の頂点にある、ピンク色の突起。 それがツンと上を向き、僕の顔の目の前、わずか数ミリの距離に迫っている。 呼吸をするたびに、鼻先が触れてしまいそうだ。 「うぅ……動けない……」 ブラジャーはジャストサイズで、隙間なんてどこにもない。 僕はリョウ先輩の左胸と、ブラのパッドの間に完全にサンドイッチにされた。 トクトクという心音と、ダイレクトな体温が、僕の理性を焦がし始める。 「触れちゃだめだ……これ以上、誰かを汚したくない……!」 僕は手足を縮こまらせ、必死に乳首との接触を避けようと身を固くした。 だが、ゲームはまだ始まったばかりだ。 「じゃあ、行ってくる」 リョウ先輩が家を出て、電車に乗り、下北沢まで歩く。 その間ずっと、僕は左胸のブラジャーの中に閉じ込められていた。 そして今、STARRYのフロアに到着したようだ。 「おはよう、リョウ。……あれ? 新入りちゃんは?」 「家族に預けてきた」 虹夏先輩の声に、リョウ先輩が平然と嘘をつく。 心臓の鼓動がドクンと大きく鳴ったのが背中越しに伝わってくる。 僕は今、先輩の心臓のすぐ隣にいるんだ。 「そっか。まあリョウの家なら安心だね」 (安心じゃないです虹夏先輩! 僕は今、リョウ先輩の下着の中に――!) 叫びたいけれど、声を出せばリョウ先輩の社会的地位が終わる。 僕は声を殺し、じっと耐えるしかない。 だが、ただ存在していること自体が、過酷な試練だった。 プルンッ……、フワッ……。 リョウ先輩が歩くたびに、カップの中の世界が激しく揺れる。 スレンダーな体型からは想像できないほど、リョウ先輩の胸にはハリがある。 豊かな肉の弾力が、歩行のリズムに合わせて、僕の全身に波のように押し寄せてくる。 「っ……、うぅ……!」 目の前には、薄暗がりの中で存在感を放つ、ピンク色の突起。 先輩の敏感な乳首だ。 上向きにツンと尖ったそれが、揺れのたびに僕の顔面を掠める。 (だめだ、当たっちゃう……! 避けなきゃ!) 僕は手足を踏ん張り、必死に体を反らせて距離を取ろうとする。 こんな神聖な場所に、僕の唇や鼻が触れるなんて許されない。 それはバンドメンバーとして最大の不敬だ。 しかし、ブラジャーは容赦なく僕を押し戻す。 パッドの圧迫と胸の膨らみが、僕を逃がさない。 ムギュッ。 「んぐっ……!」 まただ。 鼻先が乳首に埋まる。 熱い。体温がダイレクトに伝わってくる。 そして、甘いミルクのような匂いと、制汗剤の香りが混じり合い、脳を麻痺させにかかる。 (落ち着け……落ち着くんだ僕の体……!) 必死に理性を保とうとするが、下半身は正直だった。 カチカチに勃起したペニスが、ブラジャーの生地を押し上げ、先輩の胸の下部に当たってしまっている。 最悪だ。僕は尊敬する先輩の胸の中で、なんて卑猥な反応をしているんだ。 「……ん」 頭上からリョウ先輩の微かな声が漏れた。 気づかれたか? 僕の体温の上昇と、硬くなった部分の感触が、先輩の肌に伝わってしまったのかもしれない。 「ねえ、新しいアー写のポーズ思いついたんだけど」 唐突にリョウ先輩が口を開いた。 脈絡のない言葉に外にいる虹夏先輩たちが「え?」と反応するのが聞こえる。 「ポーズ? 急にどうしたの?」 「いいから見てて」 不穏な予感がした。 カップの中の空気が、ピリリと張り詰める。 リョウ先輩の胸筋が、グッと力を増した気がする。 「こう」 ギュウウゥッ!! 「がはっ……!?」 世界が圧縮された。 リョウ先輩が、両腕を胸の前で組んだのだ。二の腕の力と、寄せられた胸によって、ブラジャーごと胸が強烈にプレスされる。 「ぐ、ああぁぁぁーーッ!!」 逃げ場なんてない。 3倍サイズの巨大な乳房が万力のように僕を締め上げる。 さっきまで必死に避けていた乳首が、今や僕の顔面に深く、深くめり込んでいる。 頬に、瞼に、唇に。 先輩の敏感な先端が、容赦なく押し付けられる。 「ちょ、リョウ先輩? 腕組んでるだけじゃなんか可愛くないですよー」 喜多さんの呆れた声が聞こえる。 腕組み。 外から見れば、ただクールに腕を組んでいるだけに見えるだろう。 だが、その内側では一人の小人が肉の圧力に押し潰されそうになっている。 「くっ、だめ、だ……!」 圧力が高まるにつれ、摩擦も限界を超える。 勃起したペニスが、ブラのパッドと先輩の肌の間で、逃げ場を失って擦り上げられる。 痛いほどの快感。 そして、乳首に顔を埋められているという背徳的な視覚情報。 「(ごめんなさい……! 汚してしまう……!!)」 理性の堤防が決壊する。 我慢なんてできるはずがなかった。 ビクンッ、ビクビクッ!! 「あ、ぐ……ッ!!」 熱い白濁が、勢いよく吐き出される。 清潔なブラジャーのパッドと、リョウ先輩の美しい乳房のアンダーバスト付近に、僕の罪の証が飛び散る。 「はぁ、はぁ……ッ」 腕組みが解かれ、圧力がふっと緩む。 僕はぐったりと、汚れたパッドの上に崩れ落ちた。 生温かい液体の感触が、先輩の肌と僕の体を繋いでいる。 やってしまった。 あんなに汚したくないと誓っていたのに。 自分の欲望のままに聖域を汚染してしまった。 「……ふーん」 頭上から、冷ややかな、しかしどこか楽しげな声が降ってきた。 リョウ先輩には分かっている。 今、自分の胸の中で何が起きたのか。 ヌルリとした不快な感触が、彼女の肌に伝わっているはずだ。 「あと1回」 死刑宣告のようなカウントダウン。 僕は絶望と自己嫌悪の中で、ただ小さく震えることしかできなかった。 リョウ先輩の冷酷な宣告が、ブラジャーの中で反響する。 まずい。完全にまずい。 僕の下半身はまだ熱を持っていて、敏感になっている。 このままここで揺られ続けたら、次の腕組みで確実に終わる。 (逃げなきゃ……! また胎内に入れられる前に!) 僕は決死の覚悟で、ブラジャーのパッドをよじ登った。 上へ。外へ。 幸い、先輩は演奏の話をしていて、腕組みを解いている。 今しかない。 「ごめんなさい、リョウ先輩……!」 僕はカップの縁から身を乗り出し、暗い服の底へとダイブした。 重力に引かれ、体が落下する。 ブラジャーの拘束から解放された安堵も束の間、僕は新たな闇へと飲み込まれていく。 ヒュンッ……! 風を切る音。 お腹のあたりを通過し、さらに下へ。 服と肌の隙間を滑り落ちていく。 ズボッ!! 「うぐっ……!?」 落下が止まった。 しかし、そこは床ではなかった。 左右から迫る、圧倒的な圧力。 僕は何か、ものすごく「狭い」隙間に挟まって止まっていた。 「ここ……は……?」 暗闇の中で手探りする。 壁だ。左右に肉の壁がある。 喜多さんの時のような柔らかい脂肪の壁じゃない。 もっと反発力のある、ゴムまりのような弾力と、奥にある骨の硬さを感じる。 そして、鼻をつく匂い。 汗と、下着の繊維の匂い、そして……微かに香る、アンモニアのような刺激臭に近い、人間の生理的な匂い。 「ねえ、もし服の中に虫が入ったらどうする?」 頭上から、リョウ先輩の唐突な質問が降ってきた。 「え、虫ですか? 嫌ですねぇ」 「私なら潰すかな」 虹夏先輩と喜多さんが怯える中、リョウ先輩は淡々と続ける。 「例えば、お尻の中とか」 「――ッ!!」 心臓が止まるかと思った。 お尻。 その単語が出た瞬間、僕の状況認識がカチリと噛み合った。 この左右の肉壁。奥に行くほど狭くなる形状。 そして、この独特の閉塞感。 僕は今、リョウ先輩のお尻の谷間に挟まっているんだ。 「う、嘘だ……!」 あんなにスレンダーで細身に見えるのに、お尻の肉付きは想像以上だ。 無駄な脂肪がない分、筋肉が引き締まっていて、谷間の密度がすごい。 左右のお尻が、万力のように僕を挟み込んでいる。 (いけない、ここは……女性の恥ずかしい場所だ……!) ブラジャーとは違う本能的な忌避感とそれ故の背徳感。 顔が熱くなる。 ここから出なきゃ。 そう思ってもがこうとした瞬間、リョウ先輩が動いた。 「バンド活動には体力も大事だよね」 「え、なんで急にウォーキングしだすの?」 ズシン、ズシン……! リョウ先輩が、フロア内を大股で歩き始めた。 それが地獄の始まりだった。 ゴリッ! ムギュッ! ゴリッ! 「あがっ、ぐぅ……ッ!!」 歩くたびに。 左右のお尻の筋肉が、交互に収縮と弛緩を繰り返す。 右足が出れば右のお尻が締まり、左足が出れば左が締まる。 その谷間にいる僕は、巨大な石臼に放り込まれた豆のように、左右から交互にすり潰される。 「くっ、はぁ……ッ!」 痛い。苦しい。 でもそれ以上に快感が鋭い。 お尻の動きは僕の全身をくまなく愛撫してくる。 骨ばった坐骨が、時折ゴリッと当たって、勃起したペニスを芯から刺激する。 「んっ……」 リョウ先輩の小さな吐息が聞こえる。 分かっているんだ。 僕がここでお尻に揉まれて、苦悶していることを。 彼女はそれを楽しむために、わざと大股でお尻の筋肉を意識して歩いている。 (耐えろ……耐えるんだ……!) ここでお尻の肉に負けて射精したら、即ゲームオーバーだ。 胎内行きだ。 僕は歯を食いしばり、波状攻撃のように襲い来る肉の圧力に耐え続けた。 「じゃあ、今日はもう帰ろっか」 「うん、お疲れー」 永遠にも思えるウォーキング地獄が終わった。 メンバーが解散する気配がする。 リョウ先輩の足が止まった。 「はぁ、はぁ……助かった……」 筋肉の動きが止まり、僕は谷間の底で安堵の息をついた。 耐えきった。 あとは家まで、このままじっとしていれば……。 ガサッ。 不意に、スカートが捲られる音がした。 光が差し込む。 そして、ニュッと巨大な指が侵入してきた。 「ここまでよく頑張ったね、新入り」 リョウ先輩の声だ。 指が僕の体を摘む。 (出してもらえる……!) 僕は歓喜した。 これ以上汚さずに済む。 ゲームオーバーにならずに済んだんだ。 「……頑張ったご褒美あげるよ」 「え?」 リョウ先輩の指は、僕を外に出すのではなく、横へとスライドさせた。 僕の体は、片側のお尻の肉に強く押し付けられた。 グリグリグリ……ッ!! 「あぁっ!? やめ……そんなっ……!!」 指の圧力と、弾力のある生尻の間で、僕はサンドイッチにされた。 円を描くように。 僕の敏感な部分を、お尻の肉に擦り付けるように。 執拗に、正確に、急所を攻め立てられる。 「んっ……そこ、イイ……」 リョウ先輩の声が、楽しげに弾む。 逃げようとする僕の動きすら、摩擦のスパイスにされてしまう。 「だめ、です……出ちゃ……っ!!」 我慢の限界だった。 ブラジャーで攻められ、ウォーキングですり潰され、最後にこの手動プレス。 耐久力なんてとっくに尽きていた。 ビクンッ!! 「あぁぁぁーーッ!!」 二度目の敗北。 僕の体から、再び白濁が噴き出す。 リョウ先輩の綺麗な指と、引き締まったお尻の肉に、僕の罪の証が塗りたくられていく。 「……ふふ。2回目」 動きが止まる。 僕は涙目で、自分の汚した先輩のお尻を見つめた。 終わった。 約束通り、僕はまた、あの場所へ送られるんだ。 絶望に染まる僕を、リョウ先輩は冷ややかな、しかし実験の成功を喜ぶような目で見下ろしていた。 山田リョウ先輩の自室。 昨日、あんなに安らぎを感じたこの場所が、今は処刑場のように冷たく感じる。 「……2回イッたね」 リョウ先輩が、僕をつまみ上げたまま淡々と言う。 お尻の谷間で暴発した白濁は、すでに半乾きになって肌に張り付いている。 汚い。惨めだ。 「うぅ……ごめんなさい、許してください……!」 「許さないよ。ルールはルールだもん」 リョウ先輩は椅子に座ると、履いていたローファーを脱ぎ捨てた。 そして、黒い靴下に手をかける。 (え? 靴下?) スルリと脱がされたそれは一日中学校生活を送った後の、温かくて湿った黒い布の塊だった。 リョウ先輩はそれを裏返すこともなく脱ぎたての履き口を広げた。 「スムーズに入れるには潤滑が必要でしょ」 「じゅ、潤滑……?」 「ここに入って。……自分の体液で、ローションになりなよ」 「――っ!?」 意味を理解した瞬間、戦慄が走った。 抵抗する間もなく、リョウ先輩の手が離される。 ポイッ。 「あぁぁぁーーッ!!」 僕は暗黒の穴へと投げ捨てられた。 長い落下。 行き着いた先は、袋小路――靴下のつま先部分だ。 「うっ……くさ……ッ!!」 着地した瞬間、強烈な臭気が鼻を突き刺した。 臭い。 これはただの布の匂いじゃない。 リョウ先輩の足から出た汗、皮脂、そして一日中靴の中で蒸らされた湿気。 それらが濃縮された鼻が曲がりそうなほどの蒸れ臭だ。 「げほっ、げほっ……! 出して……!」 「いい匂いでしょ? 嗅いでなよ」 残酷な言葉と共に、視界が塞がれる。 リョウ先輩が、僕が入ったままの靴下を、再び自分の足に履き始めたのだ。 ズボボボボッ……!! 「ぎゃあぁぁぁーーッ!!」 巨大な足の指が入り口から迫ってくる。 プレス機だ。 生温かい足の指が、僕の頭上から押し寄せ、靴下の底へと僕を押し潰していく。 「ぐっ、苦し……重い……ッ!!」 逃げ場なんてない。 僕は靴下の先端と、リョウ先輩の足の指の間に完全に挟み込まれた。 さっきまでの匂いが、密閉されたことで何倍にも濃くなる。 熱気。湿気。悪臭。 これは地獄のような責め苦だ。 「……ん」 リョウ先輩が、靴下の中で足の指を動かした。 グニョッ。 親指と人差し指が、僕の体を挟み、こねくり回す。 「ひっ……! 足の指で……!」 ヌメッとした感触。 リョウ先輩の足は汗ばんでいて、それが僕の肌にネットリと絡みつく。 指の腹が、僕の顔を、胸を、そして敏感な股間を、執拗に撫で回す。 「やめて、ください……僕は道具じゃない……!」 必死に訴えるが、厚手の靴下越しでは声など届かない。 リョウ先輩はただ、足の指の感触だけで僕を確認し、弄んでいる。 足の裏で踏みつけられ、指の間で挟まれ、転がされる。 (汚い……でも……) 悔しいことに、体が熱い。 この強烈な臭いと、足指による屈辱的な愛撫。 尊敬する先輩の一番汚れているかもしれない場所に閉じ込められているという背徳感。 それらが、脳髄を痺れさせるような興奮に変わっていく。 「(だめだ……感じちゃだめだ……!)」 でも、リョウ先輩の足汗と、僕自身の脂汗が混ざり合い、摩擦がヌルヌルとした快感へと変貌していく。 もう、止められない。 「あっ、んぐぅ……ッ!!」 限界だった。 生理現象としての射精。 本日、三度目の暴発。 ビクンッ、ドピュッ!! 「あぁぁぁーーッ!!」 狭い靴下の中で、熱い液体が撒き散らされる。 自分の精液。 リョウ先輩の足汗。 そして、全身から吹き出る脂汗。 すべてが混ざり合い、靴下の中はドロドロの沼のようになった。 僕はその中で、全身ベトベトになりながら、無様に喘ぐことしかできない。 「……ふーん。仕上がったみたいだね」 リョウ先輩が足を止めた。 靴下越しに、ヌルリとした感触が伝わったのだろう。 僕は完全に尊厳を破壊された。 もう人間じゃない。 ただ、これから先輩の体内に挿入されるための、生きた玩具へと作り変えられてしまったんだ。 靴下が脱がされ、外の光が差し込む。 ドロドロになった僕を見て、リョウ先輩が満足げに笑った。 「ん……いい粘り気」 靴下の入り口が広げられ光が差し込む。 リョウ先輩の指が底に溜まっていた僕をつまみ上げた。 全身が糸を引くほどヌルヌルだ。 自分の精液、リョウ先輩の足汗、そして脂汗。すべてが混ざり合い、僕は完全に原型を留めない汚物のような見た目になっている。 「うぅ……汚い……僕はなんて姿に……」 「汚くないよ。最高の玩具」 リョウ先輩は僕を目の高さまで持ち上げ、観察するように目を細めた。 その瞳には慈悲も羞恥心もない。 あるのは、純粋で冷酷な、子供のような好奇心だけだ。 「いい感じに滑りそうだね。……じゃあ、さよなら」 リョウ先輩が、僕を股間へと運ぶ。 抵抗する気力なんて残っていない。 黒タイツとショーツは既に脱ぎ捨てられている。 目の前に、薄いピンク色の秘部が露わになる。 「ひっ……!」 喜多さんの時とは違う。 事故じゃない。明確な意志を持って、そこへ入れられようとしている。 ヌプッ……。 「あ……」 抵抗感は皆無だった。 全身を覆う粘液が驚くほどスムーズな侵入を許してしまう。 リョウ先輩の入り口が、僕の頭を、肩を、そして胴体を、ズルリと飲み込んでいく。 チュルンッ……!! 「んっ……入った」 世界が閉じた。 再び、あの熱くて狭い肉の牢獄へ。 「ぐぅ、うぅ……ッ!!」 熱い。 喜多さんの時と同じ、火傷しそうなほどの体温と湿度。 だが、決定的に違うことがある。 リョウ先輩の内壁は、意思を持って動いている。 ギチチチチッ……!! 「がはっ……!?」 締め付けられた。 リョウ先輩が、お腹に力を入れ、膣内の筋肉を意図的に収縮させているんだ。 まるで、中に入った異物の形や硬さを確かめるように。 全方向からプレスし、こねくり回してくる。 「(苦しい……! 潰れる……!)」 「んっ……! はぁ……っ、なんか、すごい……」 頭上から、リョウ先輩の声が響いてくる。 いつもクールな彼女の口から漏れる、甘く切ない喘ぎ声。 それが僕の鼓膜を震わせ、脳を溶かしていく。 「あ、中が……うごめいて……!」 先輩の内壁が、僕の形に合わせてうねり、吸い付いてくる。 僕という異物が、先輩の深淵を汚していく。 その背徳感と、物理的な圧迫快感。 もう、僕の意識は限界だった。 「だめだ……また、イッちゃう……!」 「んんっ! ……イクッ、中に出して……!」 リョウ先輩の膣壁が、激しく痙攣した。 強烈な締め付け。 僕の全身を搾り取るような収縮。 ドクンッ、ドクンッ!! ビクンッ!! 「あぁぁぁーーッ!!」 四度目の絶頂。 リョウ先輩の胎内で、僕の全てが白く弾け飛んだ。 熱い肉壁に包まれながら、僕は意識が遠のくほどの快楽と、深い絶望に沈んでいった。 ……どれくらい時間が経っただろうか。 僕は全身の力が抜け、リョウ先輩の秘部から排出され、太ももの上に転がっていた。 賢者タイムの虚無感。 心身ともにボロボロだ。 「……はぁ。なるほどね」 リョウ先輩が、乱れた息を整えながら身を起こす。 そして、枕元にあったスマホを手に取り、画面を僕に向けた。 「これ読んでさ。……一度、やってみたかったんだよね」 薄暗い画面に表示されていたのは、電子書籍の小説サイト。 内容は小人の男性を女性器の中に入れる小説だった。 「え……?」 思考が停止した。 リョウ先輩は、性欲や愛情で僕を受け入れたわけじゃない。 ただ、この小説を読んで、「実際に試してみたかった」。 それだけの理由で。 僕をブラジャーに入れ、お尻で潰し、靴下でローションまみれにし、胎内へ沈めたのか。 「そ、そんな……理由で……」 「面白かったよ。新入り」 リョウ先輩は満足げに笑い、動かなくなった僕を指先でツンとつついた。 僕は反論する言葉もなく、ただ絶望の淵で、彼女の好奇心の犠牲になった事実を噛み締めるしかなかった。 僕の純粋な心は、完全に粉砕された。


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