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ぼるてえじ
ぼるてえじ

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相対的に巨大……じゃなくてガチで巨大なフウロママ!

「じゃじゃーん! 持ってきたわよ、改良型!」 平和な午後のフキヨセジム。 カミツレさんが、謎のダイヤルがついたドライヤーのような機械を掲げて入ってきた。 嫌な予感しかしない。 「えっ、カミツレちゃん。それ何?」 「部分膨張マシンよ! これなら全身を小さくするんじゃなくて、胸とかお尻とか、ピンポイントでボリュームアップできるの。フウロ、最近『もう少し胸に張りが欲しい』とか言ってなかった?」 フウロさんの目が輝いた。 乙女心につけ込むのが上手すぎる。 「えっ、本当に!? やるやる! ちょっとだけ試してみたい!」 フウロさんはワクワクしながら部屋の中央に立った。僕はその足元で「やめた方がいいんじゃ……」と声をかけようとしたが、もう遅かった。 カミツレさんがニヤリと笑い、機械の銃口をフウロさんに向けた。 「じゃあ行くわよー。出力……ええい、面倒くさいからMAXでいいわよね?」 「えっ、ちょっ……!?」 ボチュウゥゥゥゥンッ!!!! 爆音と共に、視界が真っ白に染まった。 次の瞬間。 メリメリメリッ! ガシャアアアン!! フキヨセジムの高い天井が、紙細工のように突き破られた。 瓦礫がパラパラと落ちてくる中、僕は呆然と見上げた。 そこにいたのは、雲を突き抜けるような、全長50メートル級の超大型フウロさんだった。 「……え? あ、あれ? 視線が高い……?」 大空に響き渡る声。それはもう声ではなく、大気の振動だ。 フウロさんが困惑して足踏みをする。 ズシン!! ズシン!! それだけで震度5強の揺れが発生し、僕は床の上でポンポンと跳ね飛ばされた。 「きゃあああ! 何これー!? 下が見えないよぉ~!」 パニックになったフウロさんが、バランスを崩してよろめいた。 巨大な柱のような両足が、内股になってガクガクと震える。 そして、その震源地にいた僕の頭上に、健康的な肌色をした二つの大陸が迫ってきた。 「あっ、倒れる倒れるっ……んっ!」 フウロさんは転倒を防ぐため、とっさに両足をギュッと閉じた。 そう、僕を真ん中にして。 ドォォォォォンッ……!! 「ぶべらぁっ!?」 世界が肌色に塗りつぶされた。 右から迫る巨大な太ももと、左から迫る巨大な太もも。 その二つの間に、僕は虫けらのように挟み込まれたのだ。 ムギュウゥゥゥゥゥ……ッ!! 「く、苦し……ッ!?」 これは挟まれたなんてレベルじゃない。地殻変動だ。 ビル数階分の高さがある太ももの肉壁が、僕の全身を容赦なくプレスしてくる。 骨が砕けるかと思ったが、彼女の太ももは驚異的に柔らかく、そして弾力に満ちていた。 まるで高級マシュマロのプールに、高圧力で押し込まれたような感覚。 「ん~? なんか内腿がモゾモゾするなぁ……。 バランス悪いからかな? よいしょ、よいしょ」 フウロさんは僕が挟まっていることに気づいていない! 彼女は体勢を立て直そうと、閉じた太もも同士をグリグリと擦り合わせ始めた。 ズズズッ……! ニュルンッ……! 「ひ、ひぎぃぃっ!! フウロさぁぁん!!」 巨大な筋肉のローラー。 太ももの摩擦熱だけで火傷しそうだ。 汗ばんだ肌が僕の身体に吸い付き、上下左右に揉みくちゃにする。 逃げ場なんてどこにもない。 視界は真っ暗。鼻腔を満たすのは、濃厚すぎる彼女の汗とフェロモンの嵐。 「あはっ、なんかここ、気持ちいいかも♡」 フウロさんが無邪気に太ももに力を込める。 その瞬間、内転筋の山が隆起し、僕への圧力が限界点を突破した。 「あ、ああっ……! 潰れるっ……出るッ!! 出ちゃうううッ!!」 生命の危機と、脳髄を焼き切るような快楽のオーバーロード。 僕は巨大な肉の峡谷で、圧死する恐怖に震えながら、強制的に限界を迎えた。 ドクンッ!! ドピュウゥゥーーッ!! 「んぐぅぅぅーーッ!!」 僕の身体から、熱い白濁が勢いよく迸る。 けれど、それは巨大なフウロさんの太ももにとっては、ほんの僅かな湿り気にすぎない。 放出の瞬間も、彼女の容赦ないすり潰しは続き、僕は白目を剥いて痙攣し続けた。 「……ふぅ。やっと立てた」 フウロさんがようやく足の力を緩め、太ももを開いた。 ポロッ。 僕はぺちゃんこになったガムのように、地面へと転がり落ちた。 全身ベトベト、意識朦朧。 しかし、地獄(天国かも?)はまだ終わらない。 「あー、びっくりした……。ちょっと疲れちゃったから、座って休もうっと」 頭上から、呑気な声が降ってくる。 空が……急に暗くなった。 見上げると、地平線を覆い隠すほどの巨大な桃色の球体が、ゆっくりとこちらに向かって降下してきていた。 「……え?」 そこは、僕がいる場所だ。 「あー、びっくりした……。ちょっと疲れちゃったから、座って休もうっと」 頭上数百メートルから、のんきな独り言が雷鳴のように降り注ぐ。 太ももの地獄から生還したばかりの僕は、フキヨセジム前の広大な滑走路の上で、空を見上げて絶望していた。 太陽が消えた。 いや、違う。 地平線の彼方まで広がる巨大な桃色の天体が、僕の頭上に降臨しようとしているのだ。 それは、フウロさんのお尻だった。 「に、逃げ……間に合わないッ!!」 僕は必死に走った。 けれど、相手は全長50メートル級。 彼女にとってのちょっと座る動作は、僕らにとって広範囲を壊滅させる隕石の如き一撃。 視界の全てが、つるりとした滑らかな肌色に覆い尽くされる。 ズドオォォォォォォンッ……!!!! フキヨセシティ一帯が揺れに襲われた。 アスファルトが悲鳴を上げ、粉塵が舞う。 そして僕は―― 「ぶぐぅぅぅぅッ!!?」 音もなく、光もなく、完全に世界から消滅した。 本来なら、ミンチになって即死しているはずだ。 しかし、奇跡が起きた。 フウロさんのお尻があまりにも、あまりにも柔らかすぎたのだ。 数千トンはあるはずの彼女の体重。 けれど、その脂肪は極上のウォーターベッドのように流動的で、アスファルトと激突した瞬間、僕の身体を包み込むようにムニュムニュと変形した。 僕はコンクリートの地面と、彼女の巨大な臀肉の隙間にある、わずかな窪みに奇跡的に収まっていた。 (い、生きてる……!? でも……!!) 「ん~っ、やっぱり地べたに座ると落ち着く~♡」 ズシッ、ズシッ、ムギュウゥゥ……! フウロさんが座り心地を確かめるように、お尻をモゾモゾと動かす。 そのたびに、頭上の肉の天井が波打ち、僕を更なる深淵へと押し込んでくる。 暗い。熱い。そして臭い! パイロットスーツ越しではない、直座りだ。 閉じ込められた空間には、彼女の健康的なお尻の匂いと、籠もった熱気が充満しており、僕は酸素の代わりに高純度のフェロモンを吸わされ続けている。 「ふぅ……。カミツレちゃん、あたしどうなっちゃったの~?」 彼女がリラックスして脱力した、その瞬間だった。 ドスゥゥゥン……ッ!! お尻の筋肉が緩み、重力に従ってさらに沈下してきた。 さっきまで確保されていたわずかな隙間が、容赦なく埋められていく。 「ぎ、ぎにゃあああッ!! 重いッ! 今度こそ潰れるぅぅぅッ!!」 これぞ座られるという快感の頂点にして終点。 上からは大空の女神の全質量。下からは硬い滑走路。 僕はサンドイッチの具材のように、ペラペラになる寸前まで圧縮された。 「く、苦し……ッ! でも、柔らか……ッ!!」 極限の圧力。 けれど、肌に触れている部分は驚くほどスベスベで、温かい。 巨大美女の尻の下敷きになるという、男の本能を直撃するシチュエーション。 生命の危機を感じているはずなのに、僕の愚かな下半身は、圧力鍋に入れられたように暴発寸前まで膨れ上がっていた。 「よいしょっと。……ん? なんかお尻の下、ゴリゴリする?」 フウロさんが違和感に気づき、あろうことか僕がいる一点に体重を集中させてグリグリと踏み潰しにかかった。 「そこッ! そこはダメェェェッ!!」 ビクンッ! ビクンッ!! ピンポイント爆撃。 逃げ場のない密室で、数千トンの重みによる強制的な前立腺刺激。 「あ、ああっ……! 圧力が……すごいッ!! 出るッ! 無理やり出されるぅぅぅッ!!」 ドピュウゥゥゥーーッ!! 本日二度目の決壊。 滑走路の冷たい地面と、フウロさんの熱いお尻の狭間で、僕は白目を剥いて絶叫しながら盛大に果てた。 出したものは一瞬で圧力によって押し広げられ、僕はお尻の下で自分の出した白濁まみれになって失神した。 「……気のせいかな? ま、いっか♡」 フウロさんは気にする様子もなく、そのままくつろぎ続けた。 滑走路には、巨大なハート型のクレーターと、その中心で幸せそうにプレスされた僕が残されていた。 滑走路のクレーター中心で、お尻プレスによりペラペラになっていた僕。 薄れゆく意識の中で、天の声が響き渡るのが聞こえた。 《ちょっとフウロ! あんた、彼氏を踏んづけてるわよ!!》 拡声器を通したその声は、巨大なフウロさんの耳にも届いたようだ。 「……えっ!? ウソッ!?」 ズゴオォォォォンッ!!! フウロさんが慌てて飛び退いた。 その衝撃波だけで、僕は木の葉のように空高く舞い上がった。 「ご、ごめんねえええっ!どこ!? 生きてる!?」 巨大な手が空中で僕をキャッチした。 指紋の溝一つ一つが、僕の身体より深い。 彼女は僕を顔の高さまで持ち上げると、涙目で安堵の息を吐いた。 「よかったぁ……! ペラペラだけど生きてる! ごめんね、痛かったよね? 怖かったよね?」 フウロさんの巨大な顔が近づいてくる。 吐息が台風並みの暴風となって僕を襲う。 「お詫びに、あたしがヨシヨシしてあげるからね! ほら、おいでっ♡」 彼女は償いの気持ちでいっぱいなのだろう。 僕を、自身の最大の武器であり、最高の癒やしスポットである胸の谷間へと招き入れた。 ……いや、招き入れたなんて生易しいものじゃない。 全力で押し付けたのだ。 ドムゥゥゥゥゥンッ……!!!! 「ぐべぇっ!?」 世界が白と肌色に染まった。 目の前にそびえ立つのは、エベレスト級の山脈が二つ。 フウロさんの豊かなバストは、50メートル級になってもその弾力を失っていなかった。 むしろ、質量がとんでもないことになっている。 「よしよし、怖くないよ~♡」 フウロさんが僕を胸に抱き、スリスリと身体を揺する。 彼女にとっては優しい抱擁。 しかし、谷間に挟まれた僕にとっては、肉の海で発生した肉の渦潮に巻き込まれているのと同じだった。 ボヨンッ!! ムニュンッ!! ズズズゥゥ……!! 「く、苦し……息が……ッ!?」 左右から押し寄せる脂肪の塊が、僕の呼吸を完全に遮断する。 ここは深海だ。 酸素の代わりに肺を満たすのは、濃厚すぎるミルクのような甘い匂いと、発汗による熱気。 溺れる。快楽の海で溺死する! 「あはっ、そんなに激しく動いて、甘えん坊さんなんだから♡」 僕の必死の抵抗を、彼女は喜んでいると勘違いした。 そして、さらに愛情深く、強く、強く抱きしめた。 ギチチチチチチッ……!!!! 「んっー♡ ちっちゃくて可愛い~!」 谷間が完全に閉じた。 僕の身体は、巨大なマシュマロの断層に挟まれ、原形を留めないほど歪んだ。 全身の骨がきしむ音と、フウロさんの巨大な心音が混ざり合う。 ドクン! ドクン! と響く重低音は、もはやライブハウスのスピーカーのようだ。 「あ、ああっ……! もうダメッ! 脳みそ溶けるぅぅぅッ!!」 視界ゼロ。呼吸ゼロ。あるのは圧倒的な幸福感と絶望感だけ。 三度目の限界が訪れた。 ドピュウゥゥゥーーッ!! 「んぐぅぅぅーーッ!!」 白目を剥いて絶頂。 僕の儚い射精は、広大な胸の谷間をわずかに湿らせただけで、そのまま巨大な肉の波に飲み込まれていった。 薄れゆく意識の中で最後に見たのは、どこまでも広がる、柔らかな肌色の天井だった……。 「……っ!! はぁっ、はぁっ……!」 ガバッ! と、僕は勢いよく上半身を起こした。 心臓が早鐘のように打っている。全身汗びっしょりだ。 「……え?」 キョロキョロと周囲を見渡す。 見慣れた天井。いつもの寝室。 そして隣には―― 「んん……? どうしたの? 急に大きな声出して」 目をこすりながら起き上がったのは、人間サイズのフウロさんだった。 彼女は心配そうに僕の顔を覗き込んだ。 「すごい汗……。悪い夢でも見た?」 僕は彼女の姿を凝視した。 天井を突き破っていない。僕を踏み潰せるサイズじゃない。 ああ、よかった。夢オチだ。 「……フウロさんが巨大化して、僕が太ももとお尻と胸で潰される夢を見たんだ……」 僕が力なく答えると、フウロさんはきょとんとした後、プッと吹き出した。 「あははっ! なにそれ、変な夢!」 彼女は笑いながら、僕の頭を優しく自分の胸に引き寄せた。 フワッ……。 「ほら、おいで。 あたしはいつだって、キミを優しく包んであげるだけだよ?」 鼻先をくすぐる、いつもの甘い匂い。 夢の中のような暴力的な圧力はない。 柔らかくて、温かくて、僕が一番安心できる、等身大の彼女の感触。 「……うん。やっぱり、こっちのサイズが一番いいや」 僕は彼女の胸に顔を埋め、心から安堵した。 夢の中でのスリルも悪くなかったけれど、やっぱり現実は最高だ。 フウロさんは「よしよし」と僕の背中を撫でながら、再び穏やかな寝息を立て始めた。 フキヨセジムの朝は、今日も平和だ。


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