XaiJu
ぼるてえじ
ぼるてえじ

fanbox


小さくなった俺はフェルンの太ももやお尻やおっぱいに挟まれたりアソコに入れられたり……

宿屋の窓から差し込む午後の日差しは、穏やかで平和そのものだった。 しかし、その一室には、埃っぽい匂いと、微かな緊張感が漂っていた。 師匠であるフリーレン様が、数日前の迷宮探索の報酬として大量に買い込んできた怪しげな魔導書の山。それを整理するという途方もない作業に、僕とフェルンは追われていた。 「……シュタルク様は、また修業とかこつけて逃げましたね」 フェルンが不機嫌そうに頬を膨らませる。「むっすー」という効果音が聞こえてきそうだ。 彼女は分厚い古書を丁寧に、しかし少し乱暴に分類しながら、淡々とした口調でぼやく。 「あの人は本当に、こういう地味な作業を嫌がります。帰ってきたら、おやつ抜きにしましょう」 「ま、まぁ、戦士に古文書解読は難しいからね……」 僕は苦笑しながら、手元の古い羊皮紙を広げた。 そこに記されていたのは、古代語で書かれた民間魔法の数々。 『服の汚れを落とす魔法』『果実を甘くする魔法』……。 そして、『狭い隙間を掃除するための魔法』。 生活感あふれる、いかにもフリーレン様が好きそうな、くだらない魔法だ。 「……ふむ。これは、質量を一時的に圧縮して、家具の隙間に入り込むための魔法みたいだね」 僕は興味本位で、その術式を指でなぞった。 「やめたほうがいいですよ。解析が終わっていない術式は、副作用が未知数です」 フェルンが視線を上げずに忠告する。 その言葉に従うべきだった。 だが、僕の指先から漏れたわずかな魔力が、古びた羊皮紙のインクと共鳴してしまった。 カッ! 視界が白く染まる。 「あ……っ!?」 「何やってるんですか、貴方は……!」 フェルンの呆れたような声が遠ざかる。 同時に、強烈な浮遊感。 床がせり上がり、天井が空の彼方へと消え失せる感覚。 世界が、ぐにゃりと裏返るような吐き気。 ドスンッ。 全身を強打し、僕は硬い床の上に放り出された。 「うぅ……い、痛ぇ……」 体を起こそうとして、違和感に気づく。 目の前にある壁。それは、先ほどまで整理していた魔導書の表紙だった。 見上げれば、遥か上空に、木製の天井が霞んで見える。 「……縮んだ?」 状況を理解するのに数秒。 僕は、フリーレン様が収集した「くだらない魔法」の暴発によって、身長わずか5センチほどに縮小してしまったのだ。 「……はぁ。貴方も、シュタルク様と同レベルの馬鹿ですね」 頭上から、雷鳴のようなため息が降ってきた。 ゆっくりと見上げる。 そこに聳え立っていたのは、紫色の髪を持つ巨人――フェルンだった。 「フェ、フェルン!?」 「声が小さいです。……ああ、そこにいましたか」 フェルンが屈みこむ。 巨大な顔が近づいてくる。 普段は見慣れた彼女の顔立ちも、このサイズで見ると圧倒的な威圧感だ。 長い睫毛の一本一本が、鋭い槍のように見える。 紫色の瞳は、僕を映す巨大な鏡のようだ。 「……本当に小さくなりましたね。虫みたいです」 彼女は無表情のまま、冷淡な感想を述べた。 「虫って……! とにかく、元に戻す方法を……っ、うぅ……」 言葉の途中で、歯の根が合わなくなった。 寒い。 猛烈に寒いのだ。 小さくなったことで、体積に対する表面積の割合が激増し、体熱が急速に奪われている。 宿屋の床板は、僕にとっては氷原のように冷たい。 「……さ、寒い……」 「……? どうしたんですか。震えて」 「た、体温が……維持できな……」 僕の顔色が青ざめていくのを見て、フェルンも事態を察したようだ。 彼女の眉がわずかに寄る。 「魔力欠乏による低体温症ですか。……縮小魔法の典型的な副作用ですね」 彼女は冷静に分析しながら、巨大な手を伸ばしてきた。 僕を親指と人差し指で「摘まむ」。 「ひゃっ!?」 「じっとしていてください。……冷たいですね。氷みたいです」 彼女の指先は温かかったが、それでも足りない。 空中に持ち上げられた僕は、隙間風に晒され、さらに震えが止まらなくなる。 「こ、このままじゃ……死ぬ……」 意識が遠のきかける。 死因・くだらない魔法による凍死。あまりにも情けない最期だ。 フェルンは僕を掌に乗せ、辺りを見回した。 「……いけませんね。暖炉はありませんし、毛布では隙間風が入ります。ただでさえ小さな体ですから、直接熱を伝え続けないと、心臓が止まってしまいます」 彼女は思考を巡らせる。 その紫色の瞳が、部屋の中のあらゆる熱源をスキャンしていく。 そして、ある一つの結論に達したようだった。 彼女はゆっくりと視線を僕に戻し、何かを決意したように小さく頷いた。 「……仕方がありません」 「え……?」 「緊急措置です。私の体温を分け与えます」 フェルンは近くの椅子に深く腰掛け直した。 そして、履いているロングスカートの裾に手をかける。 「……他に見ないでくださいよ。変態」 そう小声で呟くと、彼女は躊躇いなくスカートを捲り上げた。 バサッ……。 僕の目の前に現れたのは、光り輝くような白い太ももだった。 健康的で、適度に肉付きが良く、内側は柔らかそうな脂肪に満ちている。 血管が透けて見えるほどの白い肌からは、湯気が立ち上るような熱気を感じる。 「こ、ここが一番体温が高くて……両手が塞がっていても、貴方を固定できる場所です」 フェルンは少し顔を赤らめながら、早口で説明する。 「魔導書を読んで解除魔法を探すには、両手が必要です。ポケットでは布越しで熱伝導が悪すぎますし、落とす危険があります。……合理的判断です」 言い訳のように聞こえるが、彼女の瞳は真剣そのものだ。 「さあ、入ってください」 「え、ちょ、待っ……!」 「問答無用です」 フェルンは僕の抵抗など意に介さず、巨大な手で僕を太ももの間へと運んだ。 目前に迫る、圧倒的な肉の壁。 ムワッとした熱気と、彼女特有の甘い匂い――石鹸と、わずかな汗の香りが混ざった「女の子の匂い」が、僕の嗅覚を強襲する。 「……冷たい足ですね。覚悟してください」 彼女の目が、サディスティックに細められた気がした。 「――んっ!」 次の瞬間、僕は彼女の内腿の、最も柔らかく温かい場所へと押し込まれた。 右も左も、上も下も、すべてが彼女の肌色に染まる。 「うわあぁッ!?」 グニュリ。 そんな音が聞こえてきそうな感触。 フェルンの太ももの肉が、僕の体を包み込むように変形し、密着してくる。 逃げ場はない。 冷え切っていた僕の体に、彼女の高温の体温が濁流のように流れ込んでくる。 「……っ、冷たい。……くすぐったいです」 頭上から、少し我慢するようなフェルンの声が降ってきた。 彼女は僕を挟んだまま、太ももを閉じる。 ギュウゥゥ……。 圧力が強まる。 僕は完全に、彼女の太ももという名の肉の檻に囚われたのだった。 世界が、白と肌色に塗り潰されていた。 ほんの数分前まで、僕は極寒の床の上で凍えていたはずだ。しかし今、僕を取り巻く環境は一変していた。 そこは、灼熱の熱帯雨林だった。 「……ん、しょ……。少し、座り直しますね」 頭上遥か彼方から、地響きのような声が降ってくる。 ゴゴゴゴ……という重低音とともに、周囲の肉壁が大きく波打った。 フェルンが椅子の上で体勢を整えたのだ。 そのたびに、僕を左右から挟み込んでいる太ももという名の巨大なプレス機が、容赦なく圧力を増す。 「ぐぅぅ……っ! く、苦しい……!」 「静かに。……暴れると落ちますよ」 フェルンは涼しい顔で、手元の魔導書に目を落としているのだろう。 だが、挟まれている僕にとっては、それは天変地異に等しい。 彼女の太ももは、見た目の滑らかさとは裏腹に、芯にしっかりとした筋肉の弾力を秘めていた。 普段、魔法使いとして後衛にいる彼女だが、長い旅路を歩き抜いてきた脚だ。 その肉付きの良さは伊達ではない。 表面はマシュマロのように柔らかく、吸い付くような湿り気を帯びているのに、奥に行くほど逃げ場のない壁としての硬度が増していく。 「はぁ……はぁ……」 息をするのも困難だった。 何より強烈なのは、その匂いと湿度だ。 ロングスカートの内側という密閉空間。 そこに閉じ込められた熱気は、逃げ場を失い、僕の周りに滞留している。 清潔な石鹸の香りに混じって、彼女自身の甘く、少し酸味のある濃厚な体臭――フェロモンとしか言いようのない芳香――が、僕の鼻腔を侵犯し、脳髄を痺れさせていく。 先ほどまでの低体温症はどこへやら。今の僕は、彼女の体温と自身の興奮で、茹で上がった蛸のようになっていた。 ペラリ。 ページを捲る音が、雷鳴のように響く。 フェルンの読書は続いていた。 彼女にとっては単なる読書中の姿勢維持に過ぎない動作が、僕にとっては拷問であり、同時に極上の快楽でもあった。 彼女が文字を追うリズムに合わせて、無意識に足に力が入るのだろう。 太ももの内側の筋肉が、生き物のように蠢く。 むぎゅ……、ずずず……汗ばんだ皮膚と皮膚が、僕という異物を介して擦れ合う音。 右の太ももが僕の背中を押し上げ、左の太ももが僕の胸を押し下げる。 全身の皮膚という皮膚が、彼女の極上の柔肌に愛撫されているような感覚。 「……っ、ん。……くすぐったいです」 不意に、肉壁がビクリと震えた。 頭上から、不機嫌そうな声が降ってくる。 「あ、ご、ごめん……! でも、きつくて、身動きが……」 「動かないでくださいと言ったはずです。……貴方は本当に、じっとしていることもできないのですか」 フェルンは「むすー」っと頬を膨らませているに違いない。 彼女はお仕置きのつもりなのか、それとも単に滑り落ちないようにするためか、太ももをさらに強く閉じた。 「――っぐぅぅぅぅッ!!」 圧力が倍増する。 肋骨がきしむ音と、血液が逆流する音が聞こえる。 しかし、その苦痛以上に、僕の下半身には耐え難いほどの刺激が走っていた。 彼女の内腿の、最も柔らかく敏感な部分。 そこに、僕の股間が完全に埋没し、圧迫されていたのだ。 逃げ場のない密着。 彼女の体温、汗の湿り気、そして圧倒的な質量の圧力。 それらが複合的に作用し、僕の雄としての本能を強制的に覚醒させていく。 (だ、ダメだ……こんな状況で……!) 理性では分かっている。これは治療だ。彼女は善意で僕を温めているだけだ。 だが、本能は正直だった。 恐怖と、支配される喜び。 巨大な少女の股間で、玩具のように弄ばれているという背徳感。 僕の股間にある小さな突起は、鋼鉄のように硬くなり、ズボンの布地を突き上げていた。 「……ん?」 フェルンの動きが止まった。 太ももの内側に、異質な硬いものが当たっていることに気づいたのだろう。 彼女の視線が、魔導書からゆっくりと、自身の太ももの間へと向けられる気配がした。 「……シュタルク様と同レベルですね」 絶対零度の声。 軽蔑と、呆れと、ほんの少しの羞恥が混ざった冷たい響き。 「ち、違うんだフェルン! これは不可抗力で……!」 「言い訳は結構です。……治療中になんて破廉恥な。変態」 彼女はそう吐き捨てると、しかし脚を緩めることはしなかった。 むしろ逆だ。 彼女はページをめくる手を止め、空いた右手の人差し指を、太ももの間に差し込んできたのだ。 「ひっ……!?」 巨大な指先が、僕の頭上から侵入してくる。 それは正確に、僕の硬直した下腹部を捉えた。 「……お仕置きが必要ですね」 「ま、待って! 何をする気……!?」 「ゾルトラークで消し飛ばしてもいいんですが……部屋が汚れるので」 フェルンは無表情のまま、人差し指の腹で、僕の股間を太ももの肉に押し込むようにプレスした。 「ぎゃあああッ!?」 太ももの全体的な圧迫に加え、指先によるピンポイントな加圧。 逃げ場のない二重の責め苦。 彼女の指紋の溝が、僕の敏感な先端を容赦なく擦り上げる。 「くっ……う、あぁッ! フェルン、そこ、強すぎ……ッ!」 「うるさいです。……イメージしてください。貴方はただの汚れた染みです」 「な、何を……っ!?」 「魔法の世界では、イメージが全てです。……貴方は今、私の太ももの間で、無様に果てるだけの小さな存在……」 彼女の言葉は、呪詛のように、そして甘美な誘惑のように僕の脳に染み渡る。 そうだ。僕は彼女の太ももに挟まれた、ただの虫けらだ。 彼女の機嫌一つで潰され、汚され、捨てられるだけの存在。 その認識が、最後の引き金となった。 「あ、あぁ……ッ! フェルン、ダメだ、もう、出るッ! 出ちゃうッ!!」 「……出しなさい。変態」 彼女が指先に、とどめとばかりに力を込めた。 太ももの筋肉が収縮し、万力のように僕を絞り上げる。 「い、いくぅぅぅぅぅぅッ!!!」 視界が真っ白に弾けた。 僕の小さな身体が、彼女の巨大な太ももの間で弓なりに反る。 ビクン、ビクンと激しく痙攣する下腹部から、熱い生命の奔流が勢いよく噴き出した。 ドピュッ、ドピュッ……! 僕の放った白濁した熱は、彼女の純白の太ももに飛び散り、あるいは指先に付着し、その神聖な領域を汚していく。 「……っ」 フェルンがわずかに眉をひそめ、太ももをビクリと震わせた。 僕の放出したものの熱さが、彼女の肌に伝わったのだろう。 僕は意識が飛びそうなほどの絶頂の中で、彼女の肉壁に顔を埋め、だらしなく痙攣し続けた。 彼女の汗と、僕の出した液が混ざり合い、ヌルヌルとした不快かつ最高に幸福な泥沼となって全身を包み込む。 しばらくの間、荒い息だけが部屋に響いていた。 僕は力尽き、彼女の太ももの間でぐったりと横たわっていた。 フェルンは、汚れた自身の手指と太ももを冷ややかな目で見下ろしている。 「……最低です」 その一言は、どんな魔法よりも重く、僕の胸に突き刺さった。 しかし、彼女はまだ僕を解放しなかった。 その理由はすぐに判明する。 廊下の方から、ドタドタという慌ただしい足音が近づいてきていたからだ。 「――おーいフェルン! 部屋にすげぇデカい虫が出たって本当か!?」 最悪のタイミングで、シュタルクが帰ってきたのだ。 「おーいフェルン! 部屋にすげぇデカい虫が出たって本当か!?」 ドンドンドン! と扉を叩く音。 シュタルクの無神経な声が、静寂だった部屋の空気を一変させた。 僕とフェルンにとっては、まさに最悪のタイミングだった。 僕はまだ、彼女の太ももに白濁した痕跡を残したまま、賢者タイムの虚脱感に浸っていたのだから。 「……チッ」 頭上から、極めて低い舌打ちが聞こえた。 フェルンは瞬時に思考を巡らせていた。 (シュタルク様が入ってくれば、今の状況――私の太ももで彼が果てた惨状――を見られる。それは社会的に死です) (かといって、彼を適当な場所に隠せば、ガサツなシュタルク様のこと、誤って踏み潰してしまうかもしれません。今の彼は、小指の先ほどの耐久力しかないのですから) 「おーい、開けろよー!」 ノブがガチャガチャと回される。鍵はかけていない。突入まであと数秒。 「……緊急避難です」 フェルンは僕を太ももの間から乱暴に引き抜くと、立ち上がった。 「え、ちょ、フェルン!? まだ体がベトベトで……!」 「文句を言わないでください。シュタルク様を追い出すには、私は実力行使に出なければなりません」 彼女は真顔で、しかし頬を朱に染めながら早口で捲し立てる。 「ポケットや胸の谷間では、激しい動きの衝撃で貴方の骨が折れてしまいます。私の体で最も脂肪が厚く、どんな衝撃も吸収できる最高級のクッションの中に入れるしかありません」 「最、高級……?」 僕が問い返す間もなく、彼女は後ろを向いた。 そして、スカートの上から、自身のお尻のあたりに手を回した。 「一番柔らかい場所に、入れますから」 彼女はスカートごしに下着のゴムをグイと引っ張り、隙間を作った。 そこは、彼女の豊満な臀部と、純白のコットンの間に生まれた、秘密の防空壕。 「――失礼しますっ!」 「うわあああぁッ!?」 僕は宙を舞い、その隙間へと放り込まれた。 次の瞬間、フェルンが手を離す。 ムニュンッ。 そんな擬音が聞こえてきそうなほど、弾力のある音がした。 下着のゴムが戻り、僕は彼女の柔らかすぎる脂肪の奥深くへと沈み込んだ。 そこは、光の届かない白の世界だった。 視界を埋め尽くすのは、左右から押し寄せる圧倒的な肉の壁。 しかし、先ほどの太ももとは決定的に違う点が一つあった。 それは、硬さが微塵も存在しないことだ。 「……す、すごい……」 例えるなら、焼きたての高級食パンの生地の中に埋もれたような。 あるいは、最高級の羽毛布団に全力で抱きしめられているような。 お尻の脂肪は、液体と固体の間にあるかのように柔らかく、僕の体の形状に合わせて自在に変形し、優しく包み込んでくる。 「ん……っ。冷たい手で、触らないでください」 布地越しに、フェルンのくぐもった声が聞こえる。 彼女の下着――清潔なコットンの布地――が、僕を外の世界から隔絶するフィルターとなっていた。 不潔感など微塵もない。 あるのは、洗い立てのリネンの香りと、お風呂上がりのような石鹸の香り。そして、彼女自身の奥底から湧き上がる、甘く温かい体温だけ。 ここは、世界で一番安全で、そして理性を溶かす安全地帯だった。 「おいフェルン! なんで無視すんだよ!」 バンッ! ついに扉が開く音がした。シュタルクが乱入してきたのだ。 「……ノックもせずに女性の部屋に入るなんて。最低です、シュタルク様」 「うげっ、なんだよその顔……。虫退治手伝ってやろうと思ったのに……」 フェルンの声は冷徹だが、僕は知っている。 今、彼女のお尻の割れ目のすぐそばに、僕という異物が潜んでいることを。 その背徳感が、お尻の温かさと相まって、僕の意識を混濁させていく。 「言い訳無用です。出ていってください」 「わ、わかったよ! 押すなよ!」 フェルンが戦闘態勢に入ったのが分かった。 お尻の筋肉が、ギュッと引き締まる。 その瞬間、僕を包む脂肪の壁が収縮し、四方八方からプレスをかけてくる。 「うぐぅっ……!」 柔らかいとはいえ、その質量は凶器だ。 彼女のお尻の肉が、僕の顔を、胸を、手足を、むぎゅぅぅっと押し潰す。 「ゾルトラーク……は、部屋が壊れるので。手動でいきます」 「え、ちょ、蹴るの!? 魔法使いだろお前!?」 ドカッ!! フェルンが右足を振り抜き、シュタルクを蹴り飛ばした衝撃音が響く。 普通なら、ポケットの中の小人など、その遠心力で即死していただろう。 しかし、ここは最高級クッションの中だ。 プルンッ、プルルンッ……。 「……え?」 衝撃は来なかった。 代わりに訪れたのは、極上の揺らぎだった。 分厚いお尻の脂肪が、すべての重力加速度を吸収し、波紋のように分散させてしまったのだ。 僕はただ、柔らかいゼリーの中で揺すられているかのような、不思議な浮遊感を味わっていた。 「痛ってぇ! なんだよ今の蹴り! キレありすぎだろ!」 「さっさと出ていってください。シッ、シッ」 ドカッ! バキッ! フェルンは容赦なく連撃を繰り出す。 そのたびに、お尻の肉が躍動する。 右へ、左へ。収縮と弛緩を繰り返す巨大な臀部。 それは僕にとって、全身を揉みほぐされる極上のマッサージだった。 下着の布地で固定され、お尻の肉でプレスされ、揺さぶられる。 「あ、は……っ。これ、すごい……」 フェルンにとっては戦闘行動。 しかし、お尻の中の僕にとっては、これは愛撫以外の何物でもなかった。 彼女が動くたびに、僕の身体は彼女の最も柔らかい部分に擦り付けられる。 特に、敏感な股間は、下着の布とお尻の谷間の間で、執拗に摩擦を受け続けていた。 「出ていけと言っています」 「わー! 悪かった! 悪かったって!」 戦闘が激化するにつれて、お尻の中の温度も上昇していく。 フェルンが運動することで体温が上がり、じんわりと汗ばんでくるのだ。 お尻の谷間が湿り気を帯び、滑りが良くなる。 石鹸の香りが、より濃厚なムスクのような香りに変化していく。 「あ、あっ、フェルン……ダメだ、揺れが……強すぎる……ッ!」 彼女が無自覚に繰り出す蹴りの一撃一撃が、僕の理性の壁を破壊していく。 ドスン、という着地の衝撃が、心地よい振動となって僕の前立腺を刺激する。 「ぷるん」という脂肪の揺れが、僕の全神経を快楽へと誘う。 (もう、無理だ……。こんな柔らかい地獄で、耐えられるわけがない……!) 「――これで、最後です!」 フェルンが大きく振りかぶり、渾身の回し蹴りを放った。 ブンッ!! 遠心力が最大になる。 お尻の肉が遠心力で変形し、僕を布地に強く押し付ける。 最高の圧迫。 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!!」 外の騒音にかき消され、僕の絶叫は誰にも届かない。 白く、柔らかく、温かい闇の中で、僕は再び限界を迎えた。 ビクン、ビクンと身体が跳ねる。 しかし、お尻の脂肪がその動きさえも吸収してしまう。 ドピュッ、ドピュッ……。 僕の熱い奔流が、彼女の清潔な下着と、美しいお尻に放たれた。 「……っ!?」 蹴り抜いた姿勢のまま、フェルンが固まった。 「……きゃんッ」 小さな、可愛らしい悲鳴が漏れる。 お尻の奥深く、最もデリケートな部分で、熱い何かが弾けたのを感じたのだ。 「お、おいフェルン? どうした急に止まって……」 「……うるさいです。死んでください」 ドゴォォォォン!! 最後の一撃は、魔法強化でもしたかのような重い一撃だった。 シュタルクは廊下の彼方へと吹っ飛んでいった。 静寂が戻る。 フェルンは扉を乱暴に閉め、鍵をかけた。 そして、その場に崩れ落ちるようにへたり込んだ。 顔は、熟れたリンゴのように真っ赤だった。 「……最低です。本当に……」 彼女は震える手で、スカートの上から自分のお尻を押さえた。 その掌の下には、事後の余韻に浸りながら、彼女の温もりと柔らかさに溶けてしまいそうな、情けない僕がいた。 「……っ! 息が、荒いです。……やりすぎました」 光が戻った。 フェルンの震える指先が、スカートの奥底――お尻と下着の間に作られた絶対領域から、僕を慎重につまみ出したのだ。 外界の冷たい空気が肌に触れる。しかし、僕の意識は朦朧としていた。 「はぁっ、はぁっ……! げほっ……!」 目が回り、視界がチカチカと明滅している。 あの最高級クッションは、確かにシュタルクの蹴りという致死的な衝撃を完全に吸収してくれた。 だが、その代償として気密性が高すぎたのだ。 ムニュンとした脂肪と、清潔なコットンに密封され、さらに興奮による酸素消費が重なったことで、僕は完全な酸欠――過呼吸状態に陥っていた。 「顔色が真っ青です……。ごめんなさい」 フェルンは僕を机の上に置こうとして、ハッとして手を止めた。 机の表面は、冷たい木の板だ。 今の弱り切った僕をそこに置けば、急激な温度変化によるショックで心臓が止まってしまうかもしれない。 かといって、あのお尻に戻すわけにはいかない。 「……処置を変えます。もっと通気性が良くて……それでいて、お尻と同じくらい柔らかく、貴方を温められる場所へ」 彼女の紫色の瞳が、瞬時に最適解を導き出す。 フェルンは自身の白いローブの襟元に手をかけ、大きく寛げた。 さらに、その下にある白いキャミソールの上部を、人差し指でグイと引き下げる。 パチン。 弾力のある布地が伸びる音がした。 そこに現れたのは、白く輝く双丘の割れ目だった。 「失礼します。……緊急避難です」 「え……?」 抵抗する間もなかった。 僕はフェルンの手から滑り落ち、新たな谷へと落下していった。 ボフンッ……。 モニュン……。 着地した瞬間、全身を包み込んだのは、極上の雲だった。 先ほどのお尻が重厚なパン生地だとするなら、ここは焼きたてのマシュマロだ。 あるいは、たっぷりと空気を含んだホイップクリームの海。 「……っ、ふぅ……」 頭上からは光と新鮮な空気が降り注いでくる。開放感がある。 しかし、左右には、空を覆い隠すほど巨大な白き壁が聳え立っている。 それは、フェルンの豊満なバストだった。 「う、わ……っ。す、すごい……」 僕の身体は、彼女の胸の間にすっぽりと埋まっていた。 動くたびに、左右の肉壁がプルン、プルンと愛らしく揺れ、僕の肌に吸い付いてくる。 お尻以上の弾力と、それでいてとろけるような柔らかさ。 そして何より、圧倒的な香りだ。 お風呂上がりのような清潔な石鹸の香り。 そこに、心臓に近い場所特有の温かい体温と、甘くミルキーな女の子の匂いが混ざり合っている。 息を吸い込むたびに、フェルンの存在そのものが肺を満たし、脳髄を甘く痺れさせていく。 そして、耳を押し付けられた肉壁の向こうから、とてつもない音が響いてきた。 ドクン、ドクン、ドクン……。 ドクン、ドクン……。 「ひっ……!」 音が、凄まじかった。 まるで巨大な和太鼓を、至近距離で打ち鳴らされているようだ。 一回脈打つたびに、プルルンッと谷間の肉が震え、僕の身体ごと揺さぶられる。 この巨大な心臓が、彼女という生命体を動かしているのだという、圧倒的な事実。 壁だと思っていたこの白い塊は、生きているのだ。 「……聞こえますか? 私の心音です」 フェルンが魔導書を片手に、頭上から静かに語り掛けてくる。 「パニックにならないで。このリズムに合わせて、ゆっくり呼吸してください」 「はぁっ、はぁっ……! お、大きすぎて……音が……!」 「静かに。……よしよし」 彼女は読書の合間に、指先で谷間をつつき、僕をより深く、自分の胸の奥――アンダーバストの谷間へと押し込んで固定した。 ムギュッ。 指で押されるたびに、胸の肉がムニュゥと変形し、僕を優しく、しかし強固にホールドする。 ここは、生命の源に最も近い揺り籠だった。 しかし、僕の過呼吸は治まらなかった。 胸の居心地が良すぎて、逆に興奮してしまっているせいもあるかもしれない。 「はぁ、はぁ……っ、く、苦しい……!」 自力での呼吸が浅くなっている。酸素が肺に入っていかない。 フェルンは眉をひそめ、持っていた魔導書をバサリと置いた。 「……ただ心音を聞かせるだけでは、回復が遅すぎますね」 彼女は真剣な眼差しで、胸元の僕を見下ろした。 その瞳に、看護師のような使命感と、少しの加虐的な光が宿る。 「外から物理的にリズムを与えて、強制的に肺を動かします。……少し苦しいかもしれませんが、治療です。我慢してください」 「え、なにを……?」 フェルンが腕を組み、胸に意識的に力を入れた。 その瞬間、左右のマシュマロが意志を持った生き物のように動き出した。 ムギュゥゥゥゥッ!! 「がはっ!?」 左右からの強烈なプレス。 柔らかいはずの胸が、モチッとした弾力を伴って迫りくる。 肺の中の空気が、強制的に吐き出される。 「吐いて。……吸って」 彼女が力を緩める。 プルンッ! と胸が元の形に戻り、谷間が広がる。新鮮な空気が入ってくる。 「吐いて」 ムニュゥゥゥッ……! 再びの圧迫。 彼女は自分の胸を使って、僕に心臓マッサージを行っているのだ。 「ぐぅっ、ふぐっ……!」 「リズムに合わせて。……いち、に。いち、に」 フェルンは涼しい顔でリズムを刻む。 しかし、挟まれている僕にとっては、これは治療の域を超えていた。 ただ柔らかいだけではない。 フワフワの脂肪の下にある筋肉の波が、僕の全身をモニュモニュと揉みしだくのだ。 胸が寄るたびに、谷間の湿度が上がり、汗ばんだ肌がペタリと密着する。 ドクン、ドクンという心音と、ムギュ、ムギュという圧迫のリズムが完全に同期する。 それは、逃れようのない快楽のテンポだった。 「あ、あっ、フェルン……! そ、そんなに強く挟んだら……!」 「治療です。文句を言わない」 ムギュッ、モニュン、プルルンッ。 「ち、ちがう、気持ちよすぎ……っ! 柔らかくて、いい匂いが……!」 「……? 変態」 彼女は呆れつつも、プレスの手を緩めない。 むしろ、効果が出ていると判断したのか、さらに深く、強く、リズミカルに僕を締め付けてくる。 僕の顔が、彼女の胸の肉にムフゥッと埋もれる。 視界のすべてが白く、甘い香りのする肉壁で埋め尽くされる。 僕の股間は、お尻の中での絶頂から回復していないにも関わらず、再び限界まで膨張していた。 巨大な心臓の鼓動に煽られ、マシュマロのような極上のプレス機に扱かれる。 「あっ、あぁぁッ! フェルン、出るッ! 治療なのに、出ちゃうッ!!」 「……出しなさい。それで落ち着くなら」 ドクンッ! 彼女の心臓が大きく跳ねた瞬間、僕もまた跳ねた。 ムギュゥゥゥッ!! フェルンが最大級の力で胸を寄せた。 「い、いくぅぅぅぅぅッ!!」 ビクン、ビクン……! 三度目の放出。 僕の生命の源が、彼女の美しい胸の谷間に飛び散る。 白い飛沫が、プルプルと震える彼女の胸の皮膚と、心臓に近い神聖な谷間を汚していく。 「……っ。熱いのが、つきました」 フェルンは少し嫌そうな顔をして、プルンと胸を震わせた。 だが、それでも治療を止めなかった。 僕の呼吸が完全に整うまで、彼女はその柔らかく甘い凶器で、僕を挟み続けたのだ。 「……ん。呼吸は、戻ったようですね」 フェルンが胸の拘束を解き、深い安堵の息を吐いた。 彼女の谷間は、僕の放出した白い飛沫と、彼女自身の汗でぐっしょりと濡れそぼっている。 僕はその温かい肉の揺り籠の中で、賢者タイムの虚脱感に浸りながら、天井を見上げていた。 これで助かった――そう思った、次の瞬間だった。 「……!? 貴方、体が……!」 フェルンのいつも冷静な声が裏返った。 「え……?」 自分の手を見て、血の気が引いた。 僕の指先が、透けていたのだ。 まるで接触不良のホログラムのように、身体の輪郭がチカチカと明滅し、向こう側のフェルンの肌が透けて見えている。 「魔力切れです……!」 フェルンが焦燥の色を浮かべる。 「急激なサイズ変化による負担、そして……度重なる放出によるエネルギーの枯渇。このままでは、貴方の存在そのものが霧散してしまいます!」 「そ、そんな……どうすれば……」 「魔力を補給しなければなりません。ですが、手から流すのでは間に合いません。皮膚接触では伝達効率が悪すぎます」 フェルンは僕を谷間から掬い上げ、掌に乗せた。 僕の体は、いまや幻影のように頼りなく、フェルンの掌の熱さすら感じられなくなっていた。 彼女は決断した。 最も効率よく、大量の魔力を、短時間で流し込む方法。 それは、乾燥した皮膚ではなく、湿潤な粘膜同士の直接接触しかない。 「……医療行為です。勘違いしないでくださいね」 彼女の顔が、熟れた果実のように真っ赤に染まる。 しかし、その瞳に迷いはなかった。 巨大な顔が近づいてくる。 視界いっぱいに広がるのは、潤いを帯びた桜色の巨大な肉壁――彼女の唇だった。 「んっ……」 フェルンは躊躇わなかった。 巨大な唇が、僕の全身を覆い尽くすように押し付けられた。 ムチュッ……。 チュパッ……。 「うぐっ……!?」 世界が一変した。 今までのお尻や胸といった乾いた皮膚とは、決定的に違う感触。 そこは、ヌルヌルとした湿り気と、焼け付くような熱気に満ちた粘膜の世界だった。 「ん、ちゅ……、れろ……」 水音が、脳に直接響く。 フェルンの唇は、驚くほど柔らかく、そして吸い付くような吸引力を持っていた。 彼女は単に唇を当てるだけではなく、効率的に魔力を浸透させるために、舌先を使って僕を舐め上げ始めたのだ。 ジュワッ、レロレロ……。 「あ、が……っ! フェルン、食べ……!?」 「じっとして……! 魔力を、飲んで……!」 彼女の口内の味がする。 甘く、少し酸味のある唾液の味。そして、彼女が朝食に食べたパンの残り香。 巨大なピンク色の肉の絨毯が、僕の背中を、お腹を、そして顔面をベロリと舐め取る。 そのたびに、大量の唾液が僕の全身に塗りたくられ、糸を引く。 「んむ……、ちゅぅぅぅ……」 魔力が流れ込んでくる快感と同時に、「このまま捕食されて消化されるのではないか」という生物としての根源的な敗北感。 彼女の熱い吐息が台風のように吹き付け、僕は唾液の海で溺れる。 それは、あまりにも甘美で、背徳的な治療だった。 「ぷはっ……!」 長い、長い接吻が終わった。 フェルンが顔を離す。 トローリと銀色の糸が、僕と彼女の唇の間で伸び、切れた。 僕は彼女の唾液で全身ベトベトになりながら、肩で息をする。 「……はぁ、はぁ。どう、ですか……?」 点滅は収まった。体も実体を取り戻している。 だが、フェルンの表情は晴れなかった。 彼女は僕をまじまじと観察し、眉をひそめる。 「……足りない。表面の粘膜接触だけでは、まだ魔力の定着が弱いです」 「え……?」 「もっと深く、長時間、全身を粘膜で包み込んで……魔力を循環させないと。このままでは、またすぐに消えてしまいます」 彼女は自身の濡れた唇を親指でヌグッと拭いながら、焦りを含んだ瞳で僕を見た。 そして、彼女の視線がゆっくりと下へ――自分の下腹部へと向けられる。 そこには、先ほど太ももの実験で僕が汚し、そしてお尻の実験でさらに汚した、スカートの奥の聖域がある。 「口よりも、もっと魔力伝導率が高く……貴方を全身ですっぽりと包み込める、体内で一番温かい場所……」 フェルンは意を決して立ち上がった。 スカートの裾を、再び掴む。 今度は、太ももや布の上ではない。 その奥にある、生命の入り口へ向かうために。 「……入ってください。私の、一番奥へ」 フェルンは下着をずらし、その濡れそぼった入り口を露わにした。 太ももの実験、お尻の実験、そして胸での興奮を経て、彼女の秘部はすでに準備万端の状態――いや、溢れ出る愛液でグチョグチョになっていた。 「いき、ます……」 彼女は震える手で僕をつまみ上げると、その熱い裂け目へとあてがった。 ヌルリ……。 「ひっ……!」 「んっ……」 足先が、吸い込まれる。 そこは、口の中以上の高温と、圧倒的な密着感だった。 ニュルニュルとした粘液が潤滑油となり、僕は抵抗なく彼女の胎内へと滑り込んでいく。 腰まで、胸まで、そして頭まで。 外界の光が遮断され、僕は完全に彼女のナカへと消失した。 ズブブブッ……。 「あぁ……っ。入っ、た……」 フェルンが天井を仰ぎ、熱い吐息を漏らす。 彼女の体内は、生きていた。 ドクン、ドクンと脈打つ血管。 ギュウゥゥと収縮し、僕を締め付けてくる肉壁。 無数のひだがイソギンチャクのように蠢き、僕の全身を愛撫してくる。 「……聞こえますか? ここなら、私の魔力が一番濃く流れています」 肉壁を通して、フェルンの声が直接脳内に響いてくるような感覚。 ここは、音のない世界。 あるのは、彼女の内臓の音と、僕を包む羊水のような温もりだけ。 「ん、く……。貴方が動くと、お腹の奥が……うずきます」 フェルンははベッドに腰掛けて、僕を受け入れていた。 彼女が呼吸をするたびに、膣内の壁が収縮し、僕をムギューッと圧迫する。 その圧力は、胸やお尻とは比較にならない。 全方向からの、逃げ場のない愛の抱擁。 「あ、そこ……! そこに当たると……っ!」 僕の身体が、彼女の敏感なスポット――いわゆるGスポットと呼ばれる隆起に触れたのだろう。 フェルンの肉壁が激しく痙攣し、僕を押し潰さんばかりに収縮した。 「あぐッ!? フェルン、つ、潰れっ……!」 「ごめん、なさい……でも、気持ちよくて……止まらない……ッ!」 彼女の快楽は、直結した神経のように僕に伝播した。 魔力のパスが繋がったのだ。 彼女が感じる快感は僕のものとなり、僕の感じる安らぎと興奮は彼女のものとなる。 逃れられない運命共同体。 僕の萎えかけていた彼自身は、この究極の密室の中で、魔力充填の影響もあり、限界を超えて膨張していた。 「……魔力が、満ちていきます。でも、これじゃ……私が、保たない……っ」 フェルンの理性が、快楽の波に飲まれていく。 「だめ……もう、いく……。貴方も……出しなさい! 私の中に、全部!」 その命令は、僕の本能のトリガーを引いた。 治療? 魔力補給? そんな理屈はどうでもよかった。 ただ、この巨大な少女と一つになりたい。 「は、はいッ! フェルン、僕も、イきま、すッ!!!」 暗闇の中で、閃光が走った。 僕の小さな身体が、彼女の胎内で海老反りになる。 ドピュッ、ドピュッ、ドピュウッ……! 四度目、そして最大量の放出。 僕の生命の源――白く熱い魂の奔流が、彼女の子宮口に直接叩きつけられる。 それは微量な液体かもしれない。 だが、この閉鎖空間においては、それは灼熱のマグマとなって彼女の最奥を焼き尽くした。 「いくぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!」 フェルンの絶叫が、肉壁を通して轟く。 彼女の膣壁が、万力のように僕を締め上げ、痙攣の波が襲い掛かる。 ビクン、ビクン、ギュウゥゥッ! 何度も、何度も。 僕の放出したものと、彼女が分泌した大量の愛液が混ざり合い、温かいスープとなって僕を包み込む。 意識が遠のく。 自分が誰なのか、ここがどこなのかも分からない。 ただ、巨大な魔法使いの少女の一部になれたという、至上の幸福感だけがあった。 フェルンはガクガクと膝を震わせ、その場にへたり込んだ。 しかし、その顔は――今まで見たことがないほど、幸せそうに蕩けていた。 僕たちは、言葉ではなく、魔力と体液で完全に繋がり合っていたのだった。 僕とフェルンは、完全に溶け合っていた。 彼女の胎内という、世界で最も温かく、狭く、そして安全な場所。 僕の放出した熱い奔流は、彼女の肉壁から吸収され、枯渇していた彼女の魔力回路を満たしていた。 互いの呼吸が重なり、余韻に浸っていた、その時だった。 ガチャリ。 唐突に、乾いた音が部屋に響いた。 扉が開く音だ。 「……ただいま。シュタルクが廊下で伸びてたけど、何かあったの?」 その声は、あまりにも日常的で、気の抜けたものだった。 千年以上生きるエルフの魔法使い、フリーレン様だ。 彼女はボロボロの魔導書を小脇に抱え、あくびを噛み殺しながら入ってきた。 「……っ!?」 フェルンの身体が、ビクリと硬直した。 彼女はまだ、ベッドの端に腰掛け、スカートを捲り上げ、僕をナカに受け入れたままだ。 今の状況を見られれば、社会的に死ぬどころの話ではない。 フェルンは瞬時にスカートの裾を下ろし、掛け布団を腰まで引き上げた。 そして、上気した顔を隠すように俯き、震える声で答える。 「あ、お、お帰りなさいませ……フリーレン様」 「うん。……部屋、なんかすごい匂いするね。魔法の実験でもしてた?」 フリーレン様は鼻をヒクつかせながら、無防備に近づいてくる。 フェルンの心拍数が跳ね上がるのが、肉壁を通して僕に伝わってくる。 「は、はい……。あの、少し、魔力の循環効率を試す実験を……」 「へぇ。熱心だね」 フリーレン様は疑う様子もなく、近くの椅子に腰を下ろして魔導書を広げ始めた。 距離にして、わずか数メートル。 フェルンは必死にポーカーフェイス――いつもの無表情を作ろうとしている。 だが、その体内では、緊急事態が発生していた。 (う、うわっ……! 締め付けが……!) 緊張したフェルンの膣壁が、ギュウゥゥッと収縮し、僕を強烈に締め付けてきたのだ。 無意識の筋収縮。 それは僕にとって、逃げ場のないプレス機に挟まれるようなものだ。 「……んっ!」 フェルンが小さく声を漏らす。 「どうしたの?」 「い、いえ……なんでも、ありません……」 フェルンは額に脂汗を浮かべながら、必死に耐えている。 しかし、彼女の体内は正直だ。 緊張で収縮するたびに、僕という異物の存在感が際立ち、敏感な内壁を刺激してしまうのだ。 僕もまた、極限状態にあった。 フリーレン様に見つかったらどうなるか分からないという恐怖。 そして、フェルンが僕を隠すために必死になっているという事実。 彼女の体内に隠されているという背徳感が、僕の本能を刺激する。 (だ、ダメだ……体が、勝手に……!) 緊張で身体が震え、意図せずビクンと動いてしまった。 その動きは、フェルンの体内では胎動となって伝わる。 しかも、最悪なことに、僕の頭が彼女の最も感じやすい部分――子宮口付近をグリッと擦ってしまった。 「――っ、んぁっ!!」 フェルンが口元を押さえ、身体を海老反りにさせる。 「フェルン? 顔赤いよ。熱でもあるの?」 フリーレン様が心配そうに顔を覗き込んでくる。 「ち、違います……ただの、魔力あたりです……。す、少し、休めば……っ、くぅ……」 フェルンは必死に言葉を紡ぐが、その下半身は限界を迎えていた。 僕が動くたびに、内壁がウネウネと蠢き、愛液が溢れ出してくる。 スカートの下で、太ももが小刻みに震えている。 彼女は動かないでと念じるように、さらに強く僕を締め付ける。 だが、締め付ければ締め付けるほど、密着度が増し、快感が増幅するという悪循環。 「ふうん。まあ、無理しないようにね。……あ、そうだ。この魔導書なんだけどさ」 フリーレン様が、無邪気に本を見せてくる。 「ここの術式、フェルンならどう解釈する?」 質問された。答えなければならない。 しかし、快楽の波は最高潮に達しようとしていた。 「そ、それは……複層構造に、なっていて……あっ、んぅ……」 「うんうん、それで?」 「魔力の、流れを……逆流させて……っ、だめ、もう……」 限界だった。 僕の震えと、彼女の締め付けが共鳴する。 フェルンの脳内物質が爆発する。 (い、いく……っ! フリーレン様の前で、変な声だしたら……っ!) 彼女は唇をきつく噛み締め、スカートの布を握りしめた。 そして、フリーレン様がページをめくった一瞬の隙に。 「――ンッ、……!!!」 声にならない絶叫。 フェルンの身体が、弓のようにしなり、硬直した。 体内では、天変地異が起きていた。 ドクン、ドクン、ドクン!! 膣壁が激しく痙攣し、僕を押し潰さんばかりの圧力で締め上げ、波打つ。 僕の放出したものと、彼女の愛液が混ざり合い、熱い奔流となって内部を洗い流す。 僕は彼女の胎内で、彼女の沈黙の絶頂を全身で受け止めた。 彼女の魂が震えるような快感が、直接流れ込んでくる。 「……っ、はぁ……、はぁ……」 数秒にも数時間にも感じる痙攣が収まった時、フェルンはガクリと項垂れた。 瞳は潤み、焦点が合っていない。 口元からは、細い銀色の糸が垂れている。 「……フェルン? 大丈夫?」 「……は、はい。……解釈は、以上です……」 彼女は虫の息で、なんとか会話を成立させた(つもり)。 「そっか。……まあ、よくわかんないけど、解決したならいいや」 フリーレン様は不思議そうに首を傾げたが、深くは追求しなかった。 彼女は「まあ、フェルンなら大丈夫でしょ」と呟くと、興味を失ったように魔導書に視線を戻した。 助かった。 フェルンは大きく息を吐こうとして、止めた。 まだ、終わっていない。僕はまだ、彼女のナカにいるのだ。 「……フリーレン様。私、少し……顔を洗ってきます」 「ん? ああ、いってらっしゃい」 フェルンは立ち上がった。 その瞬間、彼女の胎内――僕がいる空間が、重力に従って形を変える。 ギュウゥッと膣壁が収縮し、僕を落とさないようにホールドする。 「……失礼します」 フェルンは不自然なほどゆっくりとした動作で、すり足気味に歩き出した。 一歩進むたびに、彼女の太ももの筋肉が動き、骨盤が揺れる。 その振動は、胎内の僕にダイレクトに伝わる。 ドプン、ドプン……。 愛液と精液の混合液の中で揺られる感覚。 彼女が歩く振動で、僕は内壁に何度も擦り付けられ、彼女自身もまた、異物感と余韻に耐えているのが分かった。 パタン。 部屋の扉が閉まり、静寂な廊下に出た瞬間。 フェルンはその場に崩れ落ちるように膝をつき、壁に手をついた。 「……っ、はぁ……、はぁ……!」 彼女は荒い息を吐きながら、スカートを乱暴に捲り上げた。 もはや、なりふり構っていられない。 「……出します。……じっとしていてください」 彼女は下着をずらし、濡れそぼった秘部を露わにした。 そして、いきむように下腹部に力を込める。 「んっ……! くぅ……!」 ヌルンッ……。 強烈な排出感。 僕は粘液の滑りに乗って、彼女の胎内から滑り落ちた。 ボトッ。 フェルンが慌てて差し出した両手の上に、僕は着地した。 「……っ、ぁ……」 フェルンは涙目で僕を見下ろしている。 僕は全身、彼女の愛液と、僕自身が放出した白濁液でドロドロのベトベトになっていた。 外の空気が冷たい。けれど、彼女の手のひらは火傷しそうなほど熱かった。 「……信じられません。こんな……こんな量……」 彼女は僕の身体を覆う「証拠」を見て、顔を真っ赤に染めた。 「歩くたびに……お腹の中で貴方が動いて……変になりそうでした……」 彼女はハンカチを取り出すと、震える手で僕の身体を拭い始めた。 優しく、けれど執拗に。 まるで、自分の匂いを擦り込むかのように。 数分後。 フェルンはおおよその汚れを拭き取り、衣服を整えた。 僕は彼女の掌の上で、ハンカチにくるまれている。 「……行きますよ。絶対、余計なことは言わないでください」 彼女は頬を「むっすー」と膨らませて僕を睨むと、深呼吸をして表情を引き締めた。 いつもの「冷静な魔法使い」の仮面を被る。 ガチャリ。 再び部屋の扉が開く。 「フリーレン様。戻りました」 フェルンはすまし顔で、ハンカチに包まれた僕を差し出した。 「ここにいます。……あの、フリーレン様。解除魔法をお願いできますか? 私の魔力では、微調整が難しくて」 「いいよー。どれどれ」 フリーレン様は僕を覗き込むと、杖を向けた。 「……なんか、すごい魔力の匂いするね。フェルンの魔力でベタベタじゃん」 「……治療のために、魔力供給を行いましたので」 フェルンは眉一つ動かさずに嘘をついた。 その耳だけが、真っ赤に燃えているのを除けば完璧な演技だった。 「ふーん。まあいいや。……解除(ディスペル)」 ボンッ!! 白い煙とともに、視界が広がる。 僕は元のサイズに戻り、床に両足で立った。 「あー、戻った戻った。よかったね」 フリーレン様はあくびをしながら、再び本に目を落とす。 僕は自分の手足を確認し、そしてフェルンを見た。 彼女は僕と目が合うと、サッと視線を逸らし、紅茶の準備を始めた。 だが、その背中は雄弁だった。


More Creators