XaiJu
ドーン
ドーン

fanbox


冒険者ギルドの受付嬢を操って色々斡旋させる話。


 はじめまして!私はこのラティナムの街の冒険者ギルドで受付嬢をしております。

 こう見えて私は、このギルドでマスター、サブマスターに次ぐナンバー3なんですよ?

 他の受付嬢も管理して、ギルドの表の仕事はほとんど把握しています。

 ほら、そんな憂鬱そうな顔をしてはダメよ?

 受付嬢は笑顔が命。

 では、今日も頑張って仕事をしましょう!



「ふぅ、やっと落ち着いてきたわね」


 朝から始まった混雑する時間帯が終わり、ギルド内を見渡すと、人影はまばらになっていた。


「あなたたち、先に昼食を摂ってきなさい。しばらくは私1人で出来そうだし」


「「は~い」」


 私が声を掛けると、他の2人の受付嬢は明るく返事をして持ち場を離れた。

 それを見測ったように、男が1人、私のところにやってくる。

 その男は、私の顔や体付きを値踏みするかのように眺めては、頷いていた。

 受付嬢をしている以上、この程度のセクハラは日常茶飯事なので、大した嫌気も感じずに、いつも通り笑顔で話し掛ける。


「今日はどのような御用でしょうか?」


「この街で色々世話をしてくれる人物を探している」


 ここで改めて男の様子を観察する。

 魔法使いなのか、冒険者とは思えない程の軽装だが、身に着けている装備はかなり高級そうだ。

 それ以外の体つきや身長、顔などにはこれといった特徴がなく、もし指名手配するならその記述は困難を極めそうな容姿だ。


「お世話と言いますと?」


「ああ、主に性欲処理だな」


 男の返事に流石の私も一瞬固まってしまう。

 だが笑顔を崩すことなく言葉を続けられたことで、自分がプロであることを確認できて、内心、少し嬉しかった。


「……尋ねる場所をお間違えのようですが?娼館でしたらあちらの通りの奥でございます」


「いや、ここで合っている。俺が探しているのはこの街の綺麗どころを紹介してくれて、尚且つ、そいつ自身も上玉な奴、つまりお前だ!」


 歳は30を超えてしまったが、これでもギルドの受付嬢をしている以上、身嗜みは完璧にしているし、元々の容姿にも自信はある。

 だから、男どもに多少卑猥な目で見られるのは仕方がないことだし、給料の内だとも理解している。

 だが、こんな男のたわ言に大人しく付き合うのは、流石に論外だ。


「はぁ~、たまにいるんだよねぇ、こういうお馬鹿さん。アンタ、自分が何言ってるのか分かってるの?」


「いいねぇ、その感じ。綺麗な顔して、結構なヤリ手みたいだな」


 被っていた猫の皮を何枚も脱ぎ捨てた私をみて、男はむしろ嬉しそうだ。


「こう見えて、ちょっと前まで冒険者をしてたの。アンタみたいな妄想男にアタシが靡く訳ないでしょ、馬鹿にしないでよ!」


「へへっ!ますます気に入ったぜ!ほら、俺様の目を見るんだ!」


「何を言って……うっ!!!」


―――――――――


 はじめまして!え?はじめましてですよね?ワタシはこのラティナムの街の冒険者ギルドで受付嬢をしております。

 ……というのは建前で、実はご主人様に奉仕する女奴隷候補を斡旋して、ワタシ自身も専属の性奴隷なんです。秘密ですけどね。

 こう見えて私はこのギルドの……え?ナンバー3なのは知っている?あれ、おかしいな?

 じゃあ他の受付嬢も奴隷化されていて、ご主人様への裏の斡旋を完璧に把握していることは?それは知らなかった?ふふん、凄いでしょ!


 今日もこの街に滞在する女冒険者の中から、ご主人様が好みそうな女を見繕っています。

 もちろん、ワタシ自身がフリーの時は率先して奉仕を……って恥ずかしいわ。


 ご主人様はこの街で一番高級な宿のスイートルームに滞在されております。

 もちろん、斡旋した女冒険者たちが貢いだお金を使ってですわ。

 そうやって貢ぐ女が居なくなったら次の街へ行かれるそうです。

 ワタシも全財産貢ぎ終えたので、ギルドのお金を流用させてもらってます。

 大丈夫、ご主人様が次の街へ行くまでバレませんよ?

 ワタシ、これでもここのナンバー3ですから。

 でも、ご主人様がこの街を去るとご奉仕できませんから、もっともっと女たちを斡旋しないといけませんね。

 気に入った女は連れていくこともあるらしいので、ワタシ自身ももっと奉仕しないとですね。

 じゃあアナタたち、ワタシは外回りに行ってくるので、後はお願いね。

 ほら、そんな恨めしそうな顔をしたらダメよ?

 受付嬢は笑顔が命。

 では、今日も頑張ってご主人様の為に働きましょう!


―――――――――


コンコンッ!


「入れ!」


「失礼します」


 俺が許可を与えると、冒険者ギルドの制服を着た女が入室してきた。

 ちなみに今の俺は全裸だが、女はそれを気にする様子もない。


「今回のお金です」


「うむ、ご苦労」


 当然のようにその金を受け取ると、女は少し表情を曇らせ、言いにくそうに口を開いた。


「ご報告があるのですが……」


「その前に脱げ!」


「はい!」


 部屋中にメスの臭いが立ち込めていることを気にもしないで受付嬢は嬉しそうに制服を脱ぎ始める。

 臭いの原因は、俺が部屋に侍らせている裸の女冒険者たちだ。

 特に気に入っているのは、今、四つん這いになって俺の椅子となっている赤毛の女戦士と、綺麗な形と十分な大きさを持った乳房を背中に押し当てている黒髪の女魔法使いと、股間に顔を埋めて懸命に奉仕している金髪の聖女の3人である。

 目の前の受付嬢がこの街で斡旋してくれた女たちの中で飛び切りの上玉だった3人組だ。


 全て脱ぎ捨てた受付嬢の裸体で目を楽しませながら、俺は彼女の報告を受ける。

 それによると、そろそろ横領がバレるかもしれないらしい。

 そして、もし次の街に行くなら、自分を連れて行って欲しいとの嘆願だった。


 この受付嬢も流石にギルドの顔を務めているだけあって相当な上玉だが、歳も30を超えているし、顔が売れすぎているので、連れて歩くのには向かない。

 そもそも、ギルドの金の横領の責任を取らせる必要があるので、無理だ。

 完全に証拠を消すのは不可能なので、俺たちが十分ここから離れるまで時間稼ぎが出来ればいいのだ。

 だから、こいつを含めた受付嬢たちには、全身全霊で隠し通すように命令して、どうしようも無くなったらその場で精神が壊れるように仕掛けてから置いて行く。


「そうだな、次は南の方でも行ってみるか」


 金髪の聖女に代わって、俺を悦ばせようと股間のモノを咥えて懸命に奉仕を始めた受付嬢の頭の上に手を載せながら、俺は呟く。

 それに連れて行ってもらえると信じている女は、呟きを聞いて笑みを浮かべる。


(まあ、これだけやってるんだ、夢見るくらいのご褒美はやらないとな……)


 俺の充実した旅はまだまだ続くのだ。



More Creators