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オカルトやネット怪談が好きなんだが「八尺様」って名作があって有名なんだけど、割と謎に包まれた話で解釈も難しい部分が多いんだけど、僕なりのガチ考察をまとめた備忘録的なものです

唐突なんですが(汗)今回は有名なネット怪談のついての考察とイラストの投稿になります。以下はSNSに投稿したテキトーな文章で、ネタバレも含みます。ご注意ください。もし興味あるよってかたがいらっしゃいましたら、オリジナルをご一読頂いてからのほうがよいかもしれません。そんなに長い話ではないですが面白い話だと思います。




八尺様」っていう人気のネット怪談があって、これをガチ考察してたんだが、創作であるということを前提に。実際に語り継がれてる伝承とか伝説とかと照らして、類型はあるかとか、どう解釈できるのかとか。


身長が大きい異形に関する怪異は多くて、実際、漂流してきた外人は大きかったろうし、ビックリした時に相手が大きく見えることもあったろうし、病気か何かで身長がすごく高くて、見せ物みたいにされて迫害されたり、逆に神聖な神の化身として利用されることもあったのだろう。


「山女」とか「山姫」とかいう伝説が日本全国にあって、山中で異常に背の高い人と出会って、血を吸われたり毒気にあてられたりHしたりというような話が多いのだが、実際そのようなことはあったのだろうし、八尺様に最も近い伝承として挙げて考察されてる人もいて、なるほどなと。


ただ、ドンピシャではないのかなと。話の中での八尺様の振る舞いは割と謎に包まれていて、矛盾点も多い。何十年ごとに現れて気に入った若い男や男児をさらうのだが、物知りのおばあちゃん一人の守りで防御できたり、道祖神の石像によって村内に封印されてて出れない、とか。


被害はそれなりに出てるのに、凶悪な怨念めいたものを感じさせない。目をつけた若い男の親しい人の声真似もできて、ターゲットを誘うのも唐突な感じがする。執念深く追い回すが、別に軽ワゴンで逃げれる、とか。不自然な点が多すぎる。本当に解釈が難しくて、なんとも解釈のしようがない。


ネット上の考察で一番腑に落ちたのが、この話はネット上でバズることを目的に創作された話でそれがたまたま成功した稀な例、というもの。なるほどなと。性質や振る舞いに一貫性というか合理性がなく、どこかちぐはぐな、やはり恣意的に造られたキメラなのだろうと。


前に「くねくね」を考察した時も同じような結論で終わったな。しかもくねくねは、見続けると発狂してしまう設定で、その現象を誰が観察したんだ?って話になって、これは話としても実は成立してないよな、ってなって。


で、八尺様だけど、それゆえ世界に一体しかいなく、類型のしようもないと。もっと言えば、当時流行ってたかもしれない「座敷女」とかの漫画作品に触発された可能性もあり、さらに言えば存在すらしない、ネット上で語られみんなの印象に強く残った新時代の都市伝説、まさに「新しい妖怪」なのだと結論するしかない。


とはいえ、ネット怪談の醍醐味とは、あるかなしかの知識を寄せ集めて、フィクションの話に合理性や一貫性を見出して類推したり恐怖の想像力を無限に膨らましていけたり、共有してみんなで盛り上がったりできる点にある。何かの形で理にかなった解釈をつけたいというのが怪談のロマンである。


そこで、僕が考えた解釈。「八尺様」という漂流する怪異、この「ぽ」しか言わず、好いた男をマイルドに求めて彷徨う流浪の邪神を今から読み解いてみせよう。ご笑覧ください。


「八尺様は、四国の犬神打ちと、中国の蠱毒を合わせたような呪術の産物である。そしてそれは、犬でも虫でもなく、山中に生活する人や鳥獣で、箱や壺ではなく「山」を器として行われた。その呪術がもはや術者の制御を離れ、好いた対象のみを求めてひとり歩きし続けている状態。それが八尺様の正体である。」


八尺様の振る舞いや身体イメージは、明らかに人間をルーツとするそれである。一方で声マネなどは狐狸妖怪の仕草であるし、全体としては零落した神のような印象。これらの見かけ上は異なる性質を獲得し得たのは蠱毒的手法によって合成された存在であるからと言えば、理屈としては通るのではと。


一つの山を物理的に封鎖するのは難しそうなので、霊的に封鎖するのとかはどうか。行き場を失った山の生き物の霊が互いに争ったり合体したりして、最後に残った一つを式神として打つ、と。いや、最後に女の術者自らがそれと合体したのかもな。男への強い思いを胸にしたまま。









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