イラストの技法書の謎。
Added 2024-02-02 09:30:32 +0000 UTCプロを含め、上手い人のイラスト講義の動画を見ていると、『私が学んだイラスト技法書』みたいなのが紹介されることがあります。
でも、何人もの上手い人がオススメする本を見て、ふと気づいたんです。
……同じ本を違う描き手さんが紹介することって、ほとんどないな……。
私は多趣味なもんですから、色々なジャンルの技法書を読んできました。
囲碁・将棋・麻雀・ポーカー……。
こういうジャンルは、このゲームをプレイしている人なら誰でも一度は読んだことがあるような、いわば【バイブル】のような本がありました。
でも、ことイラストにおいてはそんな本は聞いたことがありません。
いや、もちろん美大生や絵の専門学生のような人の間になら、そういった本もあるのかもしれません。
しかし、こと私の描いているようなカジュアルイラストに関して言うなら、「イラスト描いてる人なら誰でも一度は読んだことあるよね」みたいな本は、私と交流のあった数少ない他の描き手さんからも、聞いたことがないのです。
このことから想像するに、うまくなる人というのはどんなイラストの技法書からでも知識を吸収し、ちゃんと自分の絵に応用できるのでしょう。
あと、『自分は数十冊、数百冊の技法書を読みまくったおかげでうまくなった』という人は、私は少なくともリアルでもネットでも見たことがありません。
このことから本を使って上達するには、たくさんのイラスト技法書を読みまくるより、その時の自分に必要なものをきちんと見分けて学ぶことが大切なんでしょうね。
私はもう二十冊くらいの技法書を読んでいるのですが、私の上達を鑑みるに、それぞれの本から学ぶべきことがあったなぁ、と思う反面、単に広く浅く学んであまり自分の絵の血肉になっていないのかぁ……と、落ち込む気付きでもありました。
まぁでも、私は本を読むということ自体が好きなので、これからもきっと『これ読んだら絵うまくなりそう!』と感じた本は、懲りずに何冊も読むんだろうなぁ、と思っています。