人に話すと楽になる?
Added 2023-06-21 09:26:52 +0000 UTC嫌なことやつらいことがあった時って、どうしても人に聞いて欲しい!という気持ちになりますよね。
私も例外ではなく、仕事で嫌なことがあったり、家族といさかいがあってイライラしているときは、少ない友だちに連絡をとって愚痴を聞いてもらったりしていました。
ただこれ、実はあまりよくないそうなんですね。
愚痴を人に話したり、なんならSNSでつぶやいたりするだけでも、言ったその瞬間は気持ちがスッキリします。
しかしその後長期間に渡って、その嫌なできごとに対する反芻思考・自動思考が却って増えてしまうことが研究によってわかっています。
つらいことがあった時、人に愚痴をもらすと『愚痴なんか言うな』と怒られてしまうことがありますが、あれは科学的にも正しかったわけですね。
じゃあ辛いことがあっても全部腹の中に収めて我慢しろってことかよ、ともっと怒りたくなってしまいますが、『辛い出来事を人と共有する』というのがまずいらしく、それを頭の外に出してしまおうというアプローチは間違っていないのです。
そこで私が最近よくやっているのは、『辛いことや嫌だったことを紙に書き出す』『反芻してしまった時はそれを他人事のように、頭の中でその感情を実況中継してみる』という方法です。
紙に書くのはわかるとして、後者はいったいどういうこと?と言いますと、例えば職場で上司にミスを指摘されてイヤミ言われたことが反芻してきたら、『ああ、彼はさっき上司にイヤミ言われたことにかなりイラ立っているようだ』のように、【自分以外の視点】から感情や物事を考えてみるのですね。
それって結局、外に吐き出すという意味では人に愚痴るのと一緒じゃね?と思われるかもしれませんが、人に愚痴るときは当然そのできごとを【自分ごと】として伝えますが(このようなことがあって私は苛立っているんだ!のように)、紙に書いたり、【彼】のような二人称を用いて考え直すことで問題から自分をズームアウトさせることができ、結果的に反芻思考や自動思考が少なくなって早く嫌なことから立ち直れる、というわけです。
私もこの方法を色々マイナーチェンジして試して見ましたが、一番立ち直りが早かったのは、紙にとりあえず延々と書くことがなくなるまで感情を書きなぐってしまう、という方法でした。
ただ、まぁそこまでするほどムカつかないとか、今すぐ感情をなんとかしないと爆発しそう、というときは、【彼もなんや大変やなぁ】みたいに、【他人事視線】で脳内でつぶやきます。
この二人称は色々試してみましたが(ソースケは、あいつは、(本名)さんは……etcetc……)、私の場合は【彼】が一番距離を置くのに最適でした。
これは多分人によってかなり違いがありそうですから、もしこの方法を使う時はいろんな人称や呼び方を試してみるのがいいかもしれません。
その方法を試すのに夢中になってるうちに、嫌なことから距離を置けるというおまけもついてきますから。
参考書籍︙【Chatter〈頭の中のひとりごと〉】
最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。
今日は少し、いつもと毛色の違う記事をお届けさせていただきました。
ここのブログを書く時は『できるだけイラストに関したことを書くようにしよう』と心がけてきましたが、2年以上も書き続けていると、さすがにネタが尽きてきたんですね。
掲載する回数を減らして今までどおりイラストに関することだけを書いたり、なんならやめてしまってもいいかなぁ、とも思ったのですが、せっかく長い間続けているわけですし、私の考えていることや実践していることを皆様にお伝えしたいという気持ちもありますので、これからは読んだ本の要約や、その本から得られた役に立つ知識などもここに書いて皆様と共有していきたいなぁ、と思っています。
今までとはブログの方向性が少し変わってしまいますが、タイトルをご覧になって『面白そうだな』と感じられたものを読みに来ていただけると嬉しいです!