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うまくなりたい。

昨日は今年初めての、ダテナオト先生の講義でした。


相変わらず実りの多い講義だったのですが、先生は今講師としてのお仕事の他にも複数のお仕事を抱えておられて大変ご多忙らしく、少し講義の機会が減ってしまいそう、とのこと。


そのお話を聞いて、少し、いや、かなり考え込んだんですよ。


私はもう、先生に丸7年も師事させていただいています。


長く教えても大してうまくならない不肖の弟子の私を、根気よく教え、導いていただいてきました。


もし、今回のことをきっかけにして私が【卒業】することにすれば、先生にも少しばかりスケジュールに余裕が生まれるでしょうし、私の代わりに若くて才能のある描き手が、素晴らしい講義を受けられる機会を得られるかもしれません。


それはそれでいいかなぁ、とも思ったんですが、今先生のもとから【卒業】してしまったら、たぶんもうこれ以上うまくならないだろうし、卒業後しばらくしたら、イラストをやめてしまうのではないか、という強烈な予感がしました。


私にイラストを教えてくださってフィードバックをくださる方がいなくなる、という理由もありますが、それ以上に【行き詰まったときに信頼を置いてイラストの相談をできる人がいなくなる】というのが、あまりに厳しいのです。


心理学の世界には【グリッド】という言葉があります。 


和訳すると粘り強さとかそういった意味になりますが、これを発揮できる一つの条件として、【困ったときに相談できるメンターや指導者がいる】というのはかなり上位にきます。


【今悩んでることがあるのに、相談できる人がいない。一人でなんとかするしかない】のように、自分が辛いときにサポートを受けられない人は、そういうときに心がポッキリ折れてしまう確率が高いのですね。


教えてくれる人や支えてくれる人がいつまでもそばにいたら成長できない、という考え方もありますが、科学的にはあまり当てはまらないようです。


というより、その成長は教える人や支える人の【やり方】に大きく左右されるのでしょう。


ともあれ、実際根性もなく飽きっぽい私がなんとか続けられてきたのも、しんどくなった時期に先生に相談(グチ?)させてもらい、温かく励ましていただけた、ということがあります。


もちろんいつまでも先生に甘えていることはできないでしょうが……ご指導いただく機会が減る中であっても、もうしばらく、先生には不肖の弟子の面倒を見ていただこうかな、と思っています。


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