才能のない方が長く続けられる。
Added 2022-10-12 09:40:17 +0000 UTCもう長くイラストを描いていますが、自分に絵を描く才能がある、と思ったことは一度もありません。
努力できるかも才能のうち、なんて言ったりもしますけど、継続に関していうなら、これは完全にスキルの話です。
誤解のないよう少し自己弁護しておきますが、私はなにも『続けられない奴はそのスキルの習得を怠っているだけだ』と、言いたいわけではありません。
イラストに関していうなら、続けられない人には、やっぱりそれなりの理由があります。
私は今、少しばかり時間に余裕のある仕事をしているのでイラストに時間を使えていますが、前職の労働時間ではとてもそんな時間は取れなかったと思います。
厳しい人は『仕事しながらイラスト上手くなった人なんて、いくらでもいるんだよ!』なんていいますけど……。
体力や必要な睡眠時間、それに仕事から感じる精神的負担は人によって違うわけですから(私がもしクレーム専門のコールセンターのような、厳しい感情労働の仕事をしていたなら、帰ってきて仮に多少時間があったとしても『さぁイラストでも描くか』って気にはとてもならないと思います)、その厳しい人に対しては、はぁ、まぁ、そうですね、としか言えません。
話を戻しまして……SNSを見ていると、私よりはるかに才能がありそうなのに、ある時期からばったりイラストを見なくなった、もしくはそのアカウント自体がなくなっていた、なんてことが結構あったりします。
あ、才能という言い方はよくないですね。
非才の私には、絵を描く才能がどういうものか分かりませんから。
ですのでここでは【私よりはるかに早くうまくなった人】くらいにしておきましょう。
もちろんイラストを辞める理由はそれこそ人によって千差万別ですから、私が語るのは、その万が一のケースになります。
こういう成長の早い人達は、イケメンや美女が『自分は他の人よりビジュアルが良い』と自覚しているように、『自分はイラストに向いているかも』と自覚しているはずです。
しかし、どんな人にも、必ず【壁にぶつかる】時期がやってきます。
こういう時、『自分はイラストに向いている』と考えていた人はどう思うでしょう?
もちろん皆が皆そうではないでしょうが、『こんなところでつまづくなんて、自分はきっと本当はイラストになんか向いてなかったんだ!』と思い詰めてしまい、筆を折ってしまう人がいても何の不思議もありません。
幸いといいますかなんといいますか、私には絵を描く才能がありませんでしたので、成長の壁にぶつかったとしても、『まぁ凡人以下が描き続けてるわけだから、これくらいのことはしょっちゅうあるわな』と考えて、その壁に小さなノミを打ち続けることができるわけですね。
ただ、私のように才能のないことを続けることに、やりがいや幸せを感じられるかどうかはそれこそ人によって違うと思います。
少しやってみて、『向いてないから次にいく』というやり方も、私は大いにアリだと思うんですよ。
そうやってアレコレやっているうちに、
【自分にはこれが向いている】と心から思えるものに出会えるかもしれないのですから。