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ほくろと星と将棋盤。

今日はツキニの掲載日でしたので、リゼロよりエルザ・グランヒルテさんをアップさせていただきました。


バストアップ気味の、やもすれば単調な構図だったかもしれませんが、彼女の豊かなバストと、それを強調する縄のエロスをお伝えするには最善だったと信じています。


少しでも皆様に楽しんでいただけていれば、幸いです。


さて、エルザさんの魅力といえば魅惑的なプロポーションの他に、あの美貌をさらに際立たせる泣きぼくろがありますよね。


ほくろというのは、そのキャラクターを象徴する重要なものであるのにもかかわらず、結構描き忘れが多いものらしいのです。


私も3月にアップした果林ちゃんでやってしまいましたし、他の絵師さんからも、ほくろを描き忘れた話を聞いたことがあります。


そりゃ見落としはないに越したことないけど、他の場所描いてるときは目に入らないことも多いし、小さいものだからある程度は仕方ないかな……なんて思っていたのですが、あるエッセイを読んで、観察することの大切さを改めて考えさせられました。


話はこうです。


スナックで将棋のプロ棋士が3人で呑んでいるとき、そのうちの一人がホステスさんにこんなことを言います。


『囲碁の盤には星と言ってね。盤に9つ、黒い点の印があるんだけど、将棋盤にそんな印はないんだ』


ホステスさんはなるほど~と、得心したようにうなずいていたのですが、もう一人の棋士が突っ込みます。


『いや。確か将棋盤にも、真ん中にそんな目印があったような……』


しかし、碁盤と将棋盤の違いを説明した棋士は引きません。


『いや、ないって。そんなもの見たこともない』


彼は、タイトルを取ったこともある大棋士です。


将棋盤なんて、子供の頃からそれこそ何万時間と見つめてきたであろう彼が、そんな点見たことない、と言い張るのです。


それからしばらく点のある・ないで論争になったそうですが……。


実は将棋盤にも9×9のマスを分かりやすく区切るために、市販されているほとんどのものには真ん中に4つ、黒い点が付いているんですね。


まぁこうして書くと、ただの笑い話なんですけど、この話は絵を描く者にとって大切なことを教えてくれます。


普段見慣れているものであっても、いやむしろ見慣れているものこそ、しっかり意識して観察しないと、あるはずのものを見落としてしまうぞ、ということです。


思わぬ赤っ恥をかいてしまったプロ棋士の方は気の毒でしたが……私はこの話を教訓にさせてもらって、観察力に磨きをかけていきたいと思っています。


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