創作とAI。
Added 2021-06-02 10:51:11 +0000 UTC昨今どんなジャンルや業種でもAI化の波が押し寄せて来ており、10年以内になくなる仕事の予想などもされていますね。
なくなる仕事は結構多用多種で、いろんな記事を調べていくとなるほど確かにそれはなくなりそうやなあ、というものから、いやいやそれはさすがになくならんやろ、というものまであります。
ただ、ほとんどの記事でなくならないとされているのが、画家や作家、音楽家などの創作の分野の仕事です。
私も基本的にはクリエイティブな仕事はなくならないと思っていて、人の気持ちを揺さぶるものはAIがいくら進歩しても作るのが難しい、というロマンチックな考え方も持っていますが……。
私らしく(笑)、もう少し違ったひねた視点も持ってるんですね。
どこで読んだか忘れてしまいましたが、覚えている限り、自動化・AI化する仕事は以下のような条件があります。
・自動化・AI化によって、飛躍的に生産効率があがる。
・そうすることによって大幅なコストダウン(人件費含む)が見込める。
例えば10人雇って一日1000個の製品を作り、一人日当1万円を払っていた仕事があった場合、一日一万個作れる機械が開発されたら少々お高くとも、マシーンを導入した方が効率もよくなるでしょうし、大幅なコストダウンも見込めるでしょう。
こうした仕事はこれからどんどん自動化・AI化されていき、最終的にはなくなってしまうだろう、というのがその話の結論でした。
それを考えると確かに、創作的な仕事は淘汰されにくそうです。
仮に人間の感情を遺伝子レベルで分析し、【科学的に必ず人間の心を打ち、必ず一定数売れる小説を書くAI】が開発されたとしましょう。
このAIは一日に10冊の新作を書くことができ、書いたあとからどんどんネットに新作をアップしていきます。
……これって【飛躍的に効率化され、大幅なコストダウンを実現】になりますかね?
いくら新作がたくさん出ても人間には読める量に限界がありますし、古今東西、創作の分野はそんなAIがなくとも才能を持った人たちが心血を注いで作り上げた、素晴らしいものに溢れています。
そんなスゴいAIを開発するのにも莫大な費用と時間と頭脳が必要でしょうし、100年後はさすがにどうなっているか分かりませんが、向こう半世紀は少なくとも、創作の分野で人間の仕事がなくなることはないんじゃないかなあ、と私は思っています。