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練習は成果の12%しか寄与してないし、努力は実を結ばない。

最近買ってきた、【超勉強法】という本を読み終えました。


もちろん、なにかイラストの上達に寄与しないかな?と思って買ってきたものです。


皆さんのご支援のおかげで、こうした少しお高い実用書も気兼ねなく買うことができています。

ありがとうございます。


さて、イラストの上達と聞くと才能がすべてであまり座学は意味なさそうに思えますが、着色の技法や骨格・筋肉の位置、またはキャラが映えるポーズなど、描いているだけではなかなか身に付かない知識を学ぶことも大切です。


イラストの知識を学ぶのに、効率のよい勉強法があれば参考にしたいなあ、と思いつつ読み進めていっていた訳ですが、その本の最後の章に衝撃的なことが書かれていました。


【音楽やゲーム、勉強などの特定の分野をマスターする場合、練習の影響力は12%ほど】なんだそうです。


あとの88%は周囲の環境や始めた年齢など、結構本人の努力でどうにもならないことで決まっていたとのこと。


マジかよ。もう練習とか勉強とか意味ないやん。


そのあとには才能の違いは厳然としてある、とか書いてあるし、もう読んだ時間と金返せ!と怒りたくなりましたが、さすがにここから続きがあります。


この研究結果で大切なのは才能がなかったらなにをしても無駄、ということではなく、成果は練習の量だけに依存しない、ということです。


練習があんまり成果に影響してないなら、じゃあなにが大事なの?


やっぱり才能とか地頭とか持って生まれたものがすべてなの?と思ったのですが、こちらの本では【ワーキングメモリ】と【マインドセット】が大切だと書かれてあります。


ワーキングメモリも大切な概念なのですが、個人的にはマインドセットについて書かれてあったことの方が面白かったので、今日はこちらをご紹介します。


まず【努力は報われないものだ】ということを受け入れます。


なんだと、努力が報われないなら、誰も努力なんてしなくなるじゃないか!と怒り心頭になりそうですが……。


【努力が必ず報われる】と考えて頑張ると、もしそれが報われなかった時に『やっぱり自分には能力・才能がなかったんだ……』と落ち込むことになりますよね。


人間の能力は生まれつきの才能や能力で決まっている、というような考え方を【硬直マインドセット】と呼びます。


努力をすべて成果に結びつけてしまうとこの【硬直マインドセット】に陥ってしまい、なかなかモチベーションを維持して何かを続ける、ということができません。


反対に【自分の能力は学習などであとから変えられる】という考え方を、成長マインドセットと呼びます。


必要なのはもちろんこちらの思考法で、それを持つには【どれだけ努力したか】ではなく、取り組んでいる物事に対してどのような戦略を取ったか?に注目するんですね。


戦略の立て方はモノによって違うでしょうし、個人差がありますから一概に言えませんが……。


戦略を立てておくと物事がうまく行かなかった時に、その戦略を見直すことができます。


私のイラストの戦略に当てはめると。


3日でラフを仕上げるつもりだったけど、予定をオーバーしてしまった。

このスモールゴールを達成できなかった要因はなんだろう?


今回の色彩はこの資料イラストを参考にしたつもりだったが、全く似てこなかった。一体なにが原因だったのだろう?


こんな感じで戦略を立ててからうまく行かなかったことを見直すと、反省点や改善点が見えやすいんですね。


戦略の見直し➡自分を改善してスキルアップ、は成長マインドセットに符合します。


努力が足らんからや!と思い詰めて原因も考えずただひたすら繰り返したり、自分には才能がないんや!と諦めて投げ出してしまうより、よっぽど生産的で現実的な気がしませんか?


戦略があたり、うまくいった時は【戦略がよかった。次も頑張ろう】と自分を労ってあげればよいのです。


ちなみに、自分の成功を自分の才能のおかげた、と考える人は失敗を極度に恐れるようになるので挑戦が減ってしまい、そこから能力を伸ばすのが難しいそうです。


長くなってしまいましたが、あらゆるスキルアップに有利に働きそうな、『自分の能力はあとから伸ばせる』という【成長マインド】、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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