私はイラストを描き始めたばかりの時、30分続けて絵を描き続ける、ということができませんでした。
資料をみてアタリを描いて……とこの辺で10分ぐらい使ってしまい、もう描き続ける気力が残っていませんでした。
しかしこんな体たらくで中学生の時、美術の時間とかどーしてたんやろ……と思い返していたのですが、50分の授業のうち、ほとんどの時間をボーッとしていたのでしょう。
いつも課題の提出はクラスのなかでも最後の方で、とにかく色をつけて画用紙を提出、というのを繰り返していたのを思い出しました。
困ったなあ……俺にはやっぱり無理なんかなあ……と諦めかけたのですが、ある日、本屋で続けるための心理学、というものを見かけます。
まー、ダメもとで試してみるか……とその本をとりあえず読み始めました。
なるほど、最初は少しの時間でいい。
人間ののーみそは物事を習慣化するのにだいたい2ヶ月ぐらい掛かるから、それまでは頑張れ的なことが書いてありました。
勉強の例えが分かりやすく、誰でも経験があると思うのですが、勉強の習慣がないのに受験の学年になったから、と言っていきなり2時間も3時間もまともに勉強できるわけがありません。
勉強の習慣がなかった人がある程度しっかり学習できるようになるのは、梅雨が本格化してくる頃か(6月ぐらいでちょうど2ヶ月に当てはまる)、私のような勉強嫌いだとようやく夏休みに入る前、という人もいることでしょう。
話をイラストに戻して、私の場合とりあえず30分スケッチブックの前にいる、というところから始めました。
まーでも、これがきついんですね。
冒頭でも書きましたが、最初の10分でもう絵を描くのが嫌になります。
それもうまく描けるなら救いはあるんですが、仕上がってもこれでしたからねぇ……。
我ながらよく続けてこれたものだと思います。
ただ、本に書いてあったことは私には当てはまったらしく、確かに2ヶ月も経つと描く前から憂うつになって描くのを止めたり、最初の10分で鉛筆を投げ出したりすることはなくなりました。
まーそれから1時間の壁にぶつかったり、そもそもの画力の壁にぶつかったりしながらもよろよろと描き続け、今ではなんとか一日2・3時間は描けるスタミナが身に付いています。
時間に余裕があって、なおかつ取りかかっているイラストが完成間近など、モチベーションが高い時はもう少し描いたりしますが、5時間以上絵を続けて描く、という経験は私にはありませんね。
絵のスタミナの問題もありますが、仕事や家事などの生活とのバランスを考えると、一日にイラストに使える時間はこの辺りが上限かもしれません。
ちなみに私は体質的に徹夜ができない(睡眠時間が削れない)ので、スケブ的なイラストの依頼を頂くときはかなり余裕を持ったスケジュールをいただきますし、締め切りのある即売会イベントなどの参加は難しいと思っています。
仕事が立て込んでイベントまでに原稿が仕上がらないから徹夜で……ということができないんですね。
もう少し画力やスキルが上がって早く描けるようになったりしたら、そのあたりも検討したいと思っています。