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算盤とイラストと。

今日は昔話を少々。


今でこそなんとかイラストを定期的に描きつづけていますが、本来自分は飽き性で根性もない性格です。


部活はしたことないですし、ちょっとした運動や読書などを習慣化した、ということもありませんでした。


ですが今朝皿洗いをしていたら何故か急に、そういや小学生のころ何年間か算盤をしていたなあ……と思い出したんですね。


確か、習い始めたのは小学校2年の時だったと思います。


授業で算盤があって、パチパチ珠を弾くのが面白かったのですね。


基本うちの両親はシブチンでしたが、スポーツと学校の成績に関わりそうな事には、平均的な家庭ぐらいの出費は嫌がりませんでした。


算盤は確か8級くらいから始めて、1年くらいで4・5級になったと思います。


大した昇級スピードでもありませんでしたが、サクサク昇級するのが楽しくて、最初の1年は熱心に通っていたのを覚えています。


ですがどんなジャンルも中級まで来ると難易度が上昇し、今までのペースで昇級するのが難しくなります。


私もご多分に漏れず4級で初めての不合格を経験し、大きくモチベーションを失ってしまっていました。


今の家庭事情は分かりませんが、昔は【部活や習い事は途中で辞めてはいけない】と考える親が多く、どんなに辞めたいと思っていも、とりあえず進学までは辞めさせてもらえない、という子が多かったんですね。


よく言われたのが『習い事ぐらい続かないで、どうやって社会でやっていくの?物事に辞め癖がついてもいかん』という台詞です。


それを思い出して大人になってから思うのは、お金を払って生徒として習い事に通うのと、給料貰って社会人として働くのはそもそも比較対象としておかしくないか?ということなのですが、昔の子供は純情だったのです。


……ネットもありませんでしたしね(笑)。


余談で個人的なことをいうと、子供かなにか習い事を始めて辞めたい、と言い出したら、よっぽど才能に恵まれていて、周囲があの子は絶対大成する!と尋常でない期待が掛かってでもいない限り、もうすぐに辞めさせていいと思います。


ちょっと嫌になったぐらいで辞めたい、というジャンルだったら大して好きでなかったのでしょうし、好きで本気で取り組んでいる子供にはどうせ勝てないからです。


それがスポーツ、特にチームプレイが重要視されるようなものなら、なおさらだと思います。


その辞めたいと思っている子のモチベーションの低さがチームに伝染しますし、やる気のない状態でおざなりに競技や練習に取り組むと、最悪怪我したり相手に怪我させたりする可能性があがってしまいます。


そんなジャンルにお金や時間をつぎ込むなら、友人とゲームでもして遊んでいる方が有意義でしょう。


すみません、脱線が過ぎました。


話を私の算盤に戻します。


自分の場合、3級が大きな壁になりました。


もうはっきり覚えてないですが、3回以上昇級試験に落ちたはずです。


結局3級になれたのは、小学校卒業直前だったと思います。


中学生になっても惰性で続けていたのですが、ちょっとした病気で入院することになり、それを機会に足掛け4年続けた算盤を辞めることにしました。


最後のころはまったく興味がなくなってしまい、算盤塾で口癖のようにもう辞める、もう辞めると繰り返していました。


さすがに算盤塾の先生から親に連絡が行ったらしく、親からかなり怒られましたが、心情としては『だからなに?』といった感じだったと思います。


この時の経験があるからでしょうか、やる気がなくなったら何らかの責任がない限りは辞めてしまった方が自分のためにも周囲のためにも良い、という価値観が私にはあります。


ところで4年も算盤塾に通っていたにもかかわらず、自宅で算盤を練習したという記憶がほとんどありません。


昇級試験の前さえ、週2・3回通っていた塾で少し真剣に問題集をやっていただけでした。


……いま思うと、こんなメンタルセットと練習量では昇級できなくて当然ですね。


イラストではそうならないよう、向上心を忘れることなくがんばっていきたいと思っています。


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