お受験ママの一日
Added 2020-11-01 02:40:37 +0000 UTC『オンマ~』
幼稚園に迎えに行くと今日も元気に娘のヨナが抱き着いて来ます。
娘の通う幼稚園は先生すべてが韓国に留学して幼児教育を学んだ優秀な先生方が揃った素晴らしい幼稚園です。
朝鮮語での絵本の良き聞かせ、合唱などで朝鮮学校のお受験にはこういう幼稚園に通わせるのは必須と言われています。
『先生、今日もありがとうございました』
『せんせーさよーならー』
娘と2人先生に挨拶し幼稚園を後にする。
『オンマ―きょうねいっぱいおえかきした!」
車の後部座席に座る娘がそう言って画用紙に描かれた絵を見せてくる。
バックミラーでチラッと見るとそこには画用紙一杯に描かれた大きい太極旗と隅っこにバツ印で上書きされた小さな日の丸が。
『うまく描けたわね~♪先生も一杯褒めてくれたでしょう♪』
『うんっ!』
誇らしげに胸を張る娘の姿に私もとても感激です。
『はい、到着~』
『とーちゃくー』
幼稚園から車を走らせ辿り着いたのは家ではなく朝鮮語教室。
朝鮮語のお受験対策には幼稚園で教える以上のハングル文字対策が必須です。
『こんにちは~今日もよろしくお願いしまーす」』
『おねがいしまーす!』
いつものように受付に挨拶をすると娘も真似をして挨拶をする。
『ふふっ、ヨナちゃん今日はとっても嬉しそうね』
『うんっ!オンマにほめてもらったの!』
そう言って先ほど私に見せたように誇らしげに画用紙を見せる。
『素敵に描けてるわ~偉い偉い』
ふふんと胸を張る娘
『それじゃいってきまーす』
受付を済ませた後娘は教室へ入っていく。
教室内ではハングル文字の読み書きや受験対策用の勉強が行われている。
私の様に日本の学校に通わせる不幸を娘に味合わせる訳にはいかない。
幼稚園から受験対策とは子供には大変かと思われるかもしれないが少しでも早く、
小学生の内から朝鮮学校に通わせるためにはこれほど力を入れないとダメなのだ。
朝鮮語教室から帰る頃にはすっかり夕陽が落ちている
家に帰り、幼稚園に迎えに行く前にすでに作り終えていた夕食を暖め二人で食べる
私と娘のの会話は全て朝鮮語で行われる。
日本語なんてこの子には必要ないのだから当然です。
「ただいま」
夜も更けてきた頃、チョッパリの帰宅です
「お帰り。食事は冷蔵庫にあるから温めて食べてね」
育児雑誌を見ながら私はチョパリに話しかけます
『オンマおやすみなさーい』
「おっヨナ寝るのか。おやすみなさい」
娘のお休みに日本語で返すチョッパリ
娘が部屋に眠りに行ったのを見届けると私はチョッパリに怒りをぶつけました
「ヨナに日本語で話しかけないでって言ったでしょ!」
「ご、ごめんんさい・・・」
受験対策で1ミリも日本語入り込む隙間の無い生活を心がけているというのにこのチョッパリには困ったものです。