XaiJu
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ロッティンフルート

注意・これはエロ2次創作SSっぽいなにかですが、原作にはないウソ設定がたくさん含まれています。何一つ真に受けないでください。



ハッ!……と目が覚める。

「気を失っていた」と気づくと同時に慌てて身を起そうとしたが、それは叶わなかった。

拘束されている……、不自然な体勢で……。

両腕は後にねじられ、背後の鉄板状の床の中へ呑み込まれるように嵌め殺されてびくとも動かせない。

両脚は左右に割り割かれ、太ももより先は産院の分娩台のような拘束具に堅く固定されている。

なんとか拘束から逃れようと身をよじらせるも、大股開きの恥ずかしい恰好のまま四肢を起点に虚しく腰を振ることしかできない。


「う、うううっ……!?」



あまりの状況の異常さにユイの額にじっとりと汗が浮き出てくる。

そこは狭い小部屋だった。ユイはそこに先述の窮屈な恰好で仰向けに寝かされている。

金属製の床ははユイの寝ているスペースとほぼ同じくらの面積しかなく、ミラー状の表面を持つシールドが八角形の囲いとなって部屋を形成している。

天井は、無い。八方の壁はどこまでも高く伸びあがり、無限遠の消失点でぼんやりした白い光の中に消えている。

現実にはあり得ないようなその光景に、ユイは自分がバーチャル世界・コムネットの中にいることを思いだした。


そうだ……、自分はコムネットでパトロールをしていたところだった。

ハルナと二人でパトロールを終え、別れて一人になった後も軽い気持ちでもう一回りして帰ろうと電子の空を翔けていたところで、あの男に出会ったのだ。

彼女が独りになるタイミングを狙っていたのであろうか。コムネットを祟る怨霊と化したあの男。過去一度ならずコムネットを崩壊寸前にまで導き、まだ中学生だったユイの身と心に深い凌辱の爪痕を残したあの男。

あの男が再びコムネットに現れたのか……。


事態の重大さと身体に刻み込まれたあの男への恐怖が、冷たい鉛の杭となってユイを貫いてゆく。

その恐れを振り払うように、ユイは虚空へ向かって声を張り上げた。

「く……、黒川博士! 黒川博士なんですね! 私を捕まえてどうするつもりなんですか?! 姿を見せてください!」


黒川の再来は、犬養博士らの調査によってかねてから予言されていたことではあった。

コムネットを呪って死んだ情報工学界の鬼才・黒川良。コムネット上に残存した彼の電子的自我は、自己のバックアップコピーをコムネット上に残していた。その数七体。

ユイの手でイニシャライズされたオリジナルと消滅が確認されたコピーの一体、これらを除いてまだ六人の「黒川良」がコムネットのどこかに潜んでいることになる。

そのコピーのひとりがついに現れたのか。

かつては成り行きで事件に巻き込まれた女子中学生に過ぎなかったユイも、今や高校生。精神的にも身体的にも成長し、コムネットの平和を守るコレクターズとしての自覚も強い。もしも本当に黒川が再来したのであれば、これを確認して対処しなければ……。


だが、そんな彼女の呼びかけに応える声は無い。

鏡貼りの柱状空間に凛としたユイの声が響くも、すぐに沈黙に吸い込まれて消えてゆく。

かつてユイは黒川のコピーに凌辱の限りを尽くされたことがある。コムネットに対する憎悪をユイ個人への執着へと倒錯させ、暴力的な激しさで襲い掛かってきた黒川コピー……。あれから時は経ち、ハルナやアイや仲間たちの支えもあって立ち直ることができたユイであったが、いまでもあの時のことを思い出すと身体中の穴という穴から「勇気」や「意思」が漏れ出してしまうような気分になる。

再びあの男と対面するのは怖い……。だが、姿を現そうとしないのも、それはそれで耐えられないほど不気味だった。

自分を此処に捕らえたのは本当に黒川なのか? 不安な時間が長引くにつれ、そうであって欲しくないという願望がユイのなかで膨らんでいく。


その心の弛緩をつくかのように、突然、何かがユイの身体に触れた。

「ええっ!?」

豊かな胸の陰になりユイには自分の下半身が良く見えない。だが、開かれた股間の中心、レオタードインナーのクロッチ越しに秘裂へ触れる何かがある。

それは床のハッチから伸びる、金属製の棒であった。形状はいわゆる電マ、電動マッサージ機に似ている。機能も恐らくそうだろう。全体的にクロームメッキの金属光沢を帯びた見た目に反して、触れる感覚は冷たくはない。むしろ人肌に近い温度がある。股布越しに触れてくるそれが何なのか見えていないユイは、始めそれを人の手だと誤解した。

「やだっ…! そんなとこっ……、触らないでぇっ!!」

恐怖に気を取られて失念していたが、今自分がどれほどはしたない恰好を強いられているのか、あらためてユイは思い出した。

棒状器具の先端が低い振動音を発しながら首を回し始める。足を閉じることも許されず、無防備に下腹部を晒したユイはいいように機械に嬲られ始めた……。

「いっ!? いやぁあああああっ……!!」



その妙な生暖かさゆえに肉感的ないやらしさを持ちながら、同時に機械的な勤勉さでもって器具はユイを責め立てる。

ユイも今や、それが振動するマッサージ器具であることを理解した。

バイブレーションのレベルを徐々に上げながら、振動する先端が女陰を押し広げるように右に左に、そしてまた上下に動きながら、ユイの股間をこねくり回す。もみくちゃにされた女性器越しに機械が恥骨に押し付けられると、激しい振動が骨身に染みて少女の唇から嬌声を絞り出した。

「ひぃあぁぁああああああ~~~!!!」

少女が激しく左右に首を振る。汗に濡れた前髪を額に貼り付けたまま、ユイは拘束された身を悶えさせる。

謎の敵の手に陥ちてしまったという危機的な状況にも関わらず、あまりにもたやすく性的に篭絡されてしまう、そのことをいぶかしむだけの余裕は今のユイにはなかった。

ひとつには、相手が姿を現さないこと。ひとつには、過去に受けた性的調教の残効。だがやはり、黒川に対する恐怖心にいまだ打ち勝ててはいないことが、その理由だった。

肉体の死後も増幅させ続けた己の憎悪を、凶暴に、情け容赦なく叩きつけてくる黒川の恐ろしさ。かつて受けたそれらの仕打ちに比べれば、無理やりに快感を引き出される恥辱程度はまだましなほうだ。黒川の幻影から逃げ出したい一心で、ユイはこの快楽を無意識のうちに受け入れ始めてしまった。


「ああっーーー! あーーっ……! はぁ、あああーーーっ……!!!」

じっとり汗ばんだ肌のうえに、ピンと張った太ももの筋が浮き上がる。背中をいっぱいに反り返らせて快感に耐えているユイに、「流されてはいけない」という心理的抵抗はもはやなかった。必然的に到達する快楽の極感点に、ユイは身を震わせて突入した。


「ああーーーっ! イクッ!あぁああああああああああああ!!!」


絶頂。失禁。勢いよく噴き出した少女の尿が棒状器具の先端に跳ね返ってしぶきを散らす。

その瞬間、ユイを囲っていた周囲のミラーシールドが一斉に上方へ跳ね上がった!



「うぉっ! くっ! 出るぅっっっ!!」

「ほわぁっ……。ユイちゃん、いくよぉ……っっっ!」

「くぉぉっ! コレクターにぶっかけ! ぶっかけ! ううっ……!」


小部屋のなかの、温度と湿度が一瞬でむせかえるように上昇した。ミラーシールドの後ろから現れた全裸の男たち、その何本もの起立した男根、それらが一斉に白濁液を宙に吐き出したのだ。


「えっ!? なっ…、いやぁああああああ!!!」

糸を引く粘液が少女の頭上から降り注ぐ。少女の体液と男たちの精液の臭いが狭い空間に充満して渦を巻いた。

あの鏡張りはマジックミラーだったんだ……!!。熱い粘液を全身に浴びせられながらユイは悟る。

バイブに責め立てられながら、心の片隅ではユイもこれがどこかでモニターされているであろうことは考えていた。考えてはいたが、羞恥よりも快感が勝ってしまうのを止められなかった。どこかで、だれかに見られていたとしても……。

だが、まさか! たった薄壁一枚隔てたすぐそばで! 何人もの裸の男たちから至近距離で見られていたなんて……!!!


猛烈な羞恥心に身を焼かれ、連続した二度目の絶頂がユイを襲う。

「うぅぅ…!! イクぅーーーーーーーぅ!!!!」

濃厚な精臭とぬめる触感にまみれながら、ユイの身体が跳ねる。

欲望に濁った目をした男たちは、さらにその痴態を視姦しながら己の肉棒をしごき立てた。



バシュン!!


突如、空気を吐き出すような音とともにミラーシールドが周囲を閉ざした。ユイと男たちの間を再び遮って、小部屋の中にはユイと大量の精液溜まりがとり残される。

「!?!?!?」

荒い息をつきながら、ユイは一体今のはなんだったのか、混乱した頭で理解しようとつとめた。

拘束され、小部屋につながれて嬲り者にされた。そして機械にイカされた瞬間、マジックミラーの後ろで射精の瞬間を待っていた複数の男たちに体中を穢された。高校生になってから新調した新型のエレメントスーツにもいまや精液の匂いが染みついてしまった。

しかも、この状況を用意した何者かはいまだに姿を見せてはいない。先ほどの男たちがそうだとはあまり思えなかった。首謀者は他にいて、しかも、その意図が分からない。


ヴィ………ィン……


そのとき、ユイの絶頂とともに動きを止めていたバイブレーターが再び息を吹き返した。

「ヒッ!?」

短い悲鳴を上げて、ユイが身体をこわばらせる。

「いやぁ! また……、またなの!? もう止めっ……、やめてえ! 誰かあぁ!」

小水と愛液とぶっかけられた精液がしみ込んで、レオタードインナーはもやはぐっしょりと濡れそぼっている。

そこに振動棒が押し付けられると、しみ込んだ混合粘液がぶじゅる!と細かい泡を立てながら押し出されて、震える柔肉の上に筋を作った。

(これ……、これって、まさか……また……!?)

恐ろしい想像に思い至り、ユイの心が急に冷たくなる。だが、その一方で身体の方は無慈悲な機械の蹂躙でふたたび無理やりに快楽の階段を絶頂に向けて登らされていく。

そして、また絶頂に至ってしまったらどうなるのか……。この部屋に備え付けられた何らかのセンサーがユイの絶頂を感知すると、連動してふたたび八方のシールドが解放される。そしてその向こうには興奮しきった男たちがいて、再びユイに向って欲望をぶちまける。

そして、そのあとは? 三度目があるのか? 四度目は? 首謀者の意図が分からない。分からないことが恐ろしい。

「だっ……、誰か、たすけ、て……!」

焦点のあわない瞳を虚空にむけたまま、ユイの唇から哀願が漏れた……。




バシュン!


男が精を放ち終えると、間を置かず再びマジックミラーの壁が上方から降りてきた。

「あっ、くそっ! もう時間かよぉ! 短すぎるぜ!」

男は今射精したばかりだというのにまるで萎える様子のない男根をしっかり握り込むと、ミラーの内側に亀頭を押し付けるようにして再び激しく摩擦し始めた。

ミラーの向こうでは、ふたたび機械に責められはじめたコレクターユイが、悩ましく身をよじらせている。最初の激しい絶頂で体力を消耗したのか、その身悶えする様子も先ほどに比べるとどこか弱々しい。そんな少女の姿にいっそう嗜虐心を掻き立てられ、男のペニスはビキビキを音を立てそうなほどに張り詰める。

「くっそぉおお、たまらねえ! あの胸! ぶるぶる震わせやがって! ユイちゃん! ユイちゃん! はあはあ!」

最初、「本物のコレクターにぶっかけし放題」という話を聞かされた時は、もちろん男はそれを信じたりはしなかった。

だが、彼にその話を持ち掛けた謎の男は、彼が何年も前からのコレクター少女たちのマニアックな追っかけであり、彼女らをネタにした非公式なポルノデータのコレクションの持ち主でもあることをも調べつくしていた。そして、そういった、「同好の士」のみを対象に面白いイベントを開くので来てみないかと誘われたとき、彼の好奇心は不信感を上回った。

そして今、彼はここに居た。

マジックミラー一枚隔てた向こうで、自由を奪われたコレクターユイが可愛らしい喘ぎ声を上げ続けている。

「ちっくしょ! でも、これ話が違うぜ! たまらねえ! こんなのってよぉおおおお!」

「話が違う」ということは無かった。すべて話の通りだ。

至近距離で、イカせつづけられるコレクターを鑑賞できる。ただしお触りは無し。コレクターが絶頂したあとの十秒間だけシールドが開くので、その間はぶっかけし放題。ただし、次にシールドが開くのは再びコレクターが絶頂するのを待たなければならない。

これは生殺しだ。むしろ拷問じゃねえか。もっと楽しいイベントだと思ったのに! 手を伸ばせば届くほどの距離でユイちゃんが喘いでいるっていうのに!!

興奮を抑えきれぬまま、男は勢いに任せて「絶倫プログラム」をもう一本自分に注射した。イベントを十全に楽しむために例の男から購入したものだが、なに、もし足りなくなったらまた追加購入すればいい。

「おい、黒さんよぉ! 聞こえてんだろ! 応答してくれよ! こんなの耐えられねえよ、ぶっかけだけだなんてよぉ!

なあ、ユイちゃんと直にヤらせてくれよおぉ! 頼むよ! 金は出す! 薬ももっといっぱい買うからよぉ!!!」

「黒」氏と名乗った例の謎の男に向かって、通信回線を開いて呼びかける。だが、返事はなく、男の欲求不満はいたずらに膨れ上がっていくばかりであった。



「頼むよ! 金は出す! 薬ももっといっぱい買うからよぉ!!!」

「無論、買ってもらうさ。」

「イベント」のすべてをモニターしながら、暗がりの中で「黒氏」が嘲った。

通信回線からはイベント参加者の男どもから情けない哀願の声が流れ込んでくる。だが、こちらの声は向こうには聞こえない。

「ああ、もしもし? 黒さん聞いてます? いっかいだけ、いっかいだけユイちゃんのお胸を触りたいな~……なんて。あっ、あっ、もしダメなら、舐めるだけでもいいんですけどぉ~?」

「おっ、おっ、おい! こんなの犯罪だろ! いいのかよコレ、警察に通報しちゃうぞ! 警察に言われたくなかったら、おっ、俺だけコレクターと二人きりにしてくれたらそのつまりは通報するというのは考えなおしてやらんこともないぞ? おっ?」

「あ~、わたしとしてはですね、こんな素晴らしいイベントがあるなら、つぎは是非コレクターハルナさんをご招待したいと思うわけでしてね。もちろん、今回のイベントはイベントとして最後まで参加させてもらうわけですがね。それでその、イベントルールの緩和に関して具体的な金額をまじえて交渉したいと、さっきからそう思っておるわけですがね……」

男たちの欲望がぶくぶくと膨れ上がっていくのを観察しながら「黒氏」は沈黙をつづける。圧力鍋はもうすこし火にかけたままにしておこう。

「黒氏」が襟に手を伸ばして少しネクタイを緩める。ディスプレイの光を反射して、淫桃色のネクタイが暗がりの中に鈍く光った。

ロッティンフルート ロッティンフルート ロッティンフルート ロッティンフルート ロッティンフルート

Comments

感想ありがとうございます! 厳密に整合性を取ってるわけではないのですが(^^; なんとなく同人誌とか同人ゲームで描いたお話つながってるような、つながってないようなそんな感じですw

小原臥雲

感想ありがとうございます! なんかこう、普段は元気だったり気丈だったりするけど実はトラウマを抱えているという設定が好きなんですよね(^^; 黒川に関してはまた近いうちに何か書くかもですw

小原臥雲

感想ありがとうございます! なぜかゲス男どもを描写するときってすらすら筆が進むんですよね~w なぜだ?

小原臥雲

同人誌から続いてる時間軸上のお話なんですね。 読み応えのある展開で、成長したユイちゃんが欲望に嬲られていく姿もそそります。 この『黒氏』もなかなかな策士で、少女が堕ちるまで当面はこの方向性で凌辱を続けていく筈なので、想像が捗ります。

T_birth

 黒川の恐怖から逃れきれていないユイ殿がとても良いですね。その結果完全に屈服してしまう展開も期待します。  しかし残り6人の黒川コピーによるユイ殿争奪戦、というのも面白いかもしれませんね。

DAT

男サイドのゲスなやりとりが良いですねー。 もちろん官能小説として「使う」ことはないパートではあるのですが、ヒロインの悲惨さが強調されてグッときます。 大変結構なお点前でした。

おーまいおーの


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