※本作品はpixivで公開した、『狐様のお清め儀式』の栞奈サイドストリーとなります。本編をお読みいただいた事を前提にしておりますので、詳細等が省略されております。 本編を一読頂いたあと、お楽しみ頂けると幸いです。 尚、文字数制限をオーバーしたため、前編と後編に分けてアップさせて頂きます。 ・・・ 今日は年に一度のお祭りの日。 私こと、【榊原 栞奈(さかきばら かんな)】は神社の娘なので、今年はお祭りの手伝いをする事になった。 普段のお祭りでは、特に手伝う事もないため、毎年、のらりくらりと祭りを楽しんでいるだけ。 しかし、今年は100年に一度の特別な年に当たるため、私も手伝いをしなければならないのだった。 【手伝い】と言っていいものか…神社の娘としての【お役目】といったほうが正しいのかもしれない。 そして、私は生まれて初めて着る、巫女衣装を身に纏った。 (うん…結構…イケてる…。可愛いんじゃない??…これ…) 鏡に映った自分の姿を見て、自画自賛してしまう。 しかし、自分が可愛いというより、感覚としては、衣装が可愛いという感じ。 少し、コスプレをしてテンションが上がっているような感覚もあった。 (よし…がんばろう…) まだ朝も早いうちから、こうして気合を入れてお役目に臨むのだった。 そして私は社の大部屋の横にある、小部屋の扉を開いた。 【ガラガラガラ】 するとそこには、一匹の獣が二足の足で立ち、直立している。 もちろん獣と言っても、本物の獣ではない…着ぐるみだ。 中に人が入った、着ぐるみの【狐】がそこにいるのだった。 「お姉ちゃん、準備はいい??」 私がその狐に声をかけると、着ぐるみのマスクの中から声が聞こえて来た。 「うん、後は背中のファスナーを閉めるだけ。よろしく栞奈」 「分かった」 【ジーーーーー】 そして、私は背中のファスナーを上げ、着ぐるみの準備を完成させた。 そう…この着ぐるみの中身は、【百合(ゆり)お姉ちゃん】、私の姉だ。 決して、趣味などでこの格好をしている訳ではない。 実はこれが、私たち神社の娘の【お役目】なのだ。 「どう??お姉ちゃん??視界は悪くないの??」 着ぐるみというのは、視界が悪いとよく聞く。 「そうね…。大体の景色は分かるけど、やっぱり…はっきりは見えないね…」 「そっか…。じゃあ祭壇までは、私が手を引いてくね」 「うん、ありがと」 やはり着ぐるみと言うのは視界が良くないらしい。 そうなると、すぐ隣の部屋に祭壇があるとは言え、そこまではエスコートしないと危険だろう。 「それじゃ、行くね」 「うん」 そうして、私は狐様の着ぐるみに身を包まれた姉の手を取り、祭壇へと向かっていった。 狐様の手は、獣の手のようになっているため、人間のように物を掴んだりすることは出来ない。 だから、実際には扉を開ける事すら困難だろう。 そして、私達は祭壇へと辿り着いた。 その祭壇…そこには普段では考えられらないものが飛び出ていた。 それは、男性性器を模した【張形】である。 その張形が祭壇の下から上方に突き出しているのだ。 これこそが、私たちに与えられたお役目の本題である。 この100年に一度の祭りは、狐様が災厄を呑み込み静めてくれるという儀式を行うもの。 そして、昔から、災厄を男性性器に模した張形にして、狐様が自らの性器に取り込み祭るというのが習わし。 それで、狐様に扮した女性が、祭りの間、その張形を咥え込んでいなければならない。 昔は、狐様も狐のお面を被る程度の扮装であったが、現代において狐様をしっかり表現するため、着ぐるみが採用になった。 つまり、狐様の着ぐるみに身を包んだ姉は、今から、この張形を自らの性器に挿し込むという事になる。 【ゴクッ…】 今から挿し込むのは姉だというのに、不思議な緊張が私を包む。 すると、姉は祭壇の上へとその体を昇らせて行った。 祭壇には背もたれ的なものもあるが、挿し込んでしまえば、そこにもたれ掛かる事は出来ないだろう。 そして、張形の上にしゃがみ込むように座ろうとする姉。 そこでピタッとその動きが止まった。 「栞奈、全然、張形が見えないから、栞奈が位置を調整して」 「うん」 着ぐるみのマスクで視界が悪いので、張形の位置も分からないし、手も使えない。 挿し込むには私の助力が不可欠という事なのだ。 そして、私は姉の腰を持ち、張形がお姉ちゃんの陰部へ来るよう誘導した。 「いいよ…そのままゆっくり腰をおろして…」 「オッケー」 そう言うと姉はゆっくりと腰を下に降ろし始めた。 そして張形の先が姉の陰部に触れた。 「ぁっ…」 姉の声が小さく漏れ出た。 張形の位置を自らの陰部で感じ取った姉。 そのまま、ゆっくりと腰を降ろしながら、その張形を自らの陰部へと呑み込んでいった。 【ズブ…】 「んうぅぅぅ…」 お姉ちゃんの嬌声が聞こえた。 (ほ…ホントに…入って…る…) そして、張形を全部、自らの体内に呑み込んだ姉は、一瞬体をビクッとさせ、しゃがんだ状態で落ち着いた。 「んはぁ…はぁ…はぁ…」 張形を呑み込んだ姉は、大きく肩で息をしている。 やはり、この張形を挿し込むのはエネルギーを消耗するようだ。 「はぁ…はぁ…よし…それじゃ…お役目に就くね…」 「頑張ってね…」 すると姉は、祭壇の上にしゃがみ込んだ状態で両手を前に着き、その動きを止めた。 これにより、災厄を静める狐様の完成となるのだ。 ここから姉は動くことは出来ない。 ただひたすら、自らの陰部に張形を咥え込んだまま、そこに居続けなければならないのだ。 少し離れた所から改めて、その狐様を眺める。 (ほ…ホントに…お姉ちゃんなんだよな…) そこにいる狐様の着ぐるみ。 その中身が本当に自らの姉だと信じられない気もした。 しかも、その姉は、陰部に張形を差し込み、その感触に耐え続けているというのだから。 (な…なんだか信じられないや…) そう思ったとしても、これが私たち神社の娘のお役目。 100年に一度の祭りでのお役目なのだ。 張形を咥え込んだ狐様…。 そうそれがお役目…。 しかし、そのお役目は姉だけのものではない…。 午前中は姉の役目。 そして午後は、私の役目となるのだ。 そう、午後には私もこうして張形を自らの陰部で咥え込まなければならないのだ…。 【ゴクッ】 そう思うと、不思議な緊張感が私に走った。 しかし、やる事はこれだけではない。 相方である私は、決まった時間に狐様のお清めをしなければならないのだ。 (さて…やる事は色々あるしな…。お姉ちゃん…頑張って…) 狐様に身を包みお役目の始まった姉。 それに対し、私が出来る事は何もない。 気持ちを切り替えて、自らのやるべきことやるだけだ。 (さてと…。そうだ…頑張ってるお姉ちゃんには悪いけど…この巫女姿を【翔斗(しょうと)】に見せておきたいな) 翔斗とは幼馴染の近所の男の子。 そして、私が恋心を抱く相手。 だから、この巫女姿を、【午前中のうちに】見せておきたいのだ。 何故なら…午後は私は、もうこの服を着ていない。 私が身に着けているものは…狐様の着ぐるみになるのだから…。 そして、私は朝も早々より、翔斗を呼び出して、この巫女姿を見せるのだった。 そんな私の無茶ぶりにも答えてくれる翔斗の優しさがまた嬉しくも感じた。 時間が過ぎ、午前中の姉の狐様としてのお役目が終わった。 一度休憩を挟んだものの、この格好で張形を咥え込んだまま動けないのだから、かなり大変だっただろう。 「お姉ちゃん、お疲れ~。もう時間だよ」 「…ん…わ…分かった…抜くね…」 そう言って再び動き始めた姉は、しゃがんでいた腰をゆっくりと上に上げた。 【ズポッ…】 「んうぅぅっ…」 姉の体内から抜き出された張形。 その張形は姉の愛液でビショビショに濡れているのが分かった。 そして、ゆっくりと祭壇からおりる姉。 祭壇から降りた姉は、そのまま床へと座り込んだ。 「はぁ…はぁ…はぁ…。栞奈…これ…なかなか…大変だよ…」 予想通りの大変さが、姉の言葉だけではなく、その様子からも見て取れた。 そして、一段落したところで、私は着替えの為に、隣の部屋へと姉をエスコートして行った。 【ガラガラガラ】 そして部屋に入った私は、直ぐに狐様の背中のファスナーを降ろす。 【ジーーーー】 すると中から、恐ろしい程の湿気を帯びた熱気のようなものが漂い出た。 (やっぱ…かなり暑いんだ…) その着ぐるみの下、姉が着込んでいる全身タイツがグショグショに汗で濡れているのが見るだけで分かった。 そして、ボディを脱がすと、次はマスク。 この着ぐるみは先にマスク被る造りとなっているため、脱ぐときはマスクのほうが後になるのだ。 【ジーーーーー】 マスクのファスナーを外す。 すると、姉が自らマスクを掴み、自らの頭部からマスクを外した。 【ガポッ…】 「ぷはぁぁぁぁっ!!!」 マスクを外した姉の顔は暑さで火照りを見せ、赤みを帯びていた。 もちろん、その顔には流れ落ちるほどの汗が光っている。 「あぁ…空気が新鮮…」 「やっぱり、息って…しにくいの??」 次に自分が着ると思うと、先にその情報が知りたくなってしまう。 「ん?…まあ…苦しいって事はないよ。ただ、やっぱマスクの中に空気が籠ってる感じがするから、こうやってマスクを取った状態とは違うよね」 「そ…そうなんだ…」 「んで…栞奈は、もう準備出来てるの??」 「うん」 ここからはお役目は私。 先に昼食も済まして、トイレも行ってきてある。 更には、もう全身タイツは着ており、後は頭のフードを被るだけの状態にして、上にジャージを着て来ていた。 「じゃぁ…このまま着ちゃおうか?」 「う…うん…」 全身タイツの姉は、そのまま作業をしようと言った。 その姉…全身タイツは着ているものの、陰部は穴が開いており、露出した状態。 なんとも恥ずかしい状態だが、この部屋にいるのは妹の私だけだから良し、という所だろう。 そして、私は、着ていたジャージを脱ぎ去った。 姉と同じ全身タイツに身を包んだ姿を曝け出す。 もちろん私の陰部も、曝け出した状態だ。 (う…な…なんか恥ずかしい…な…) そこにいるのは姉だけだから、裸など見慣れた相手ではあるが、全身を隠しているのに、陰部だけだしているのが、妙に恥ずかしい。 「何モジモジしてるの??」 恥ずかしがっている事を姉に見抜かれる。 「モ…モジモジなんてしてないよ…」 「いいから、早くフード被って」 「う…うん…」 そして、私は胸の部分に垂らしていた全身タイツのフードを被った。 すると、姉がファスナーを上げてくれて、完全に全身タイツに身を包まれた。 「じゃあ、まずマスクね」 そう言って、姉が私にマスクを渡して来た。 マスクの開口部より、自らの頭部を滑り込ませる。 (よい…っしょ…っと…) すると、私の頭は狐様の頭部の中へとスッポリ入って行った。 狐様のマスクに頭を包まれる。 「閉めるね」 【ジーーーー】 そして姉の手により、マスクのファスナーが閉められた。 (へぇ…こ…これが…狐様のマスクか…) 思ったより、マスクの中に空間はない。 自らの顔にフィットする程、マスクの近さ。 呼吸は口の部分から出来て、それ程、苦しくはない。 姉が言っていたのが分かる気がする。 そして、視界は、斜幕のようなものがあり、おおよそのものは分かるが、細かい点は確かに見えにくい。 (ん??これって、こっちから外が見えるんだから、外からも見えるんじゃ…) 「お姉ちゃん、この目って、外から私の目は見えるの??」 「ん??どれどれ…」 そう言った姉は、私のマスクにキスをするのではないかと思うくらい近寄って来た。 「う~ん…全然見えないね…。中からは、あのくらい見えていたのに…外からは全く見えないんだ…」 先程まで中身だった姉の感想だから、間違いないだろう。 (そっか…外からは見えないんだ…) 着ぐるみというのは上手く出来ているものだと感心してしまう。 「じゃあ、次はボディね…」 「うん」 そして、次は狐様のボディ。 先ほどまで、姉が着ていた着ぐるみである。 背中の割れ目から、足を通し、腕を通していく。 (む…これ…思ったよりきつめに出来てる…。お姉ちゃんが余裕だったとしたら…私の方が太ってるって事になるよね…) 「お…お姉ちゃん…この着ぐるみ…結構タイトじゃない??」 「ん??そうね、着た時、結構締め付け感があったね」 「そ…そうだよね…」 (ホッ…よ…よかった…) 別に姉と張り合っている訳ではないが、気持ち的に楽になる。 「じゃあ閉めるよ」 【ジーーーーー】 そして、背中のファスナーが閉められ、私は完全に狐様の着ぐるみに身を包まれた。 先程まで見ていた姉の姿が思い浮かぶ。 その姿に、今、自らがなっているのだ。 あの、少しエロさを醸し出した狐様…。 姉の体の魅力感は、私にはないと思うが、先程の姿に自分がなっていると思うと、少し恥ずかしさも感じた。 そして、あっという間に、全身タイツが濡れていく。 そう…狐様に沁み込んだ、姉の汗。 その汗が私の全身タイツのほうに移ってきているのだ。 いかに、姉がこの着ぐるみの中で汗を掻いていたかと言うのが感じられる。 少し冷たさを感じる汗の感覚…他人の汗だが、姉のものだからなのか、私はそれに嫌悪感を感じなかった。 「さあ…じゃ、祭壇のほうへ行こうか…」 「うん…」 そして私は姉に手を引かれ、祭壇へ向かうのだった。 祭壇の前に辿り着いた。 私の視界に移り込む男性性器の形をした張形。 着ぐるみのマスクの視界の悪さから、はっきりと詳細が見える訳ではないが、その形はおおよそ視認できる。 そして、何より、さっきまでは何も着ていない状態で、その張形を見ていたのだから、映像は脳裏に映っている。 その張形を、今度は姉ではなく、私が自らの性器へと呑み込むのだ。 【ゴクッ…】 あまりの初めての経験に、その予測が立たず、緊張が体を包む。 (ほ…ホントに…あれを…挿れるんだよね…) 俄かに信じがたい事実ではあるが、先ほどまで姉がやっていたという事実が、それを裏付ける。 そしてそれが、私たち神社の娘のお役目なのだ。 躊躇している場合ではないのが実際の所。 (よし…) そして私は、ゆっくりと祭壇の上へと上がって行き、おおよそ張形のある位置の上にしゃがみ始めた。 (あっ…ホントに…全然…位置が分からないや…) この状態になってしまうと、着ぐるみのマスクを被っているせいもあり、位置的にも全く張形が見えない。 そして、手は狐の手のようになっており、その中に自らの手を入れているので、物を掴む事は出来ない。 姉の助力を得なければ、それを挿し込む事が出来なかった。 すると姉が私に声を掛けて来た。 「後は私が誘導するからね」 「うん…」 「あと、張形にはたっぷりとローションが塗ってあるけど、痛かったら無理しないようにゆっくりね…」 私はその姉の言葉に、無言で大きく頷いた。 姉が私の腰を持ち、位置を調整してくれる。 「オッケー、そのままゆっくりしゃがんで」 そして言われた通り、私はゆっくりとそのまま腰を降ろし始めた。 「んぅっ!!」 すると次の瞬間、張形が私の陰部へと触れた感触があった。 見えない状態で訪れるその感触に、驚きと快感で声が漏れてしまう。 (ぁ…さ…先っぽが…当たってる…) そして、ゆっくりとその先っぽを自らが咥え込むように、挿し込んでいった。 【ズプゥッ…】 「んあぁぁぁぁ…」 (あぅぅぅ…入って…入ってる…入ってるよぉぉぉ…) 張形が私の体内へと入り込んでくる。 決して動く訳でもないその張形。 しかし、体内に入り込んだその存在感は、かなりのものである。 (んあぁぁ…これ…すごい…凄い…よぉぉぉ…) そして、張形が私の体の内部の膣壁に触れながら、奥部まで到達した。 「んはぁ…はぁ…はぁ…」 挿れるだけで、かなりの体力を消耗した。 呼吸が荒くなり、つい肩で息をしてしまった。 「栞奈、大丈夫??最初は、やっぱりかなり違和感があると思うけど…」 「ん…だ…大丈夫…」 「少しすれば慣れると思うよ」 「うん…」 午前中、経験した姉がいうのだから間違いないだろう。 「それじゃ、時間になるから、後は動かないように、頑張ってね」 「分かった…」 そして、私は狐様になったのだ。 着ぐるみの狐を体を包み、そして張形を自らの陰部に咥え込んだまま、狐様の置物として祭壇の上に祭られたのだ。 (んぅ…私は狐様…もう…動いてはいけない…) そう、これから私は置物…。 決して動いてはならない。 ほとんどここに人が来る事はないだろうけども、仮に誰かが来たとしても、置物であり続けなければならない。 そう、朝、翔斗がここに来た時の姉のように、置物として動かずにいなければならないのだ。 しゃがんでいる状態で動かないというのは、なかなか難しいものである。 時々、重心が少しズレてしまい、腰を少しだけ動かしてしまう。 (んうぅぅっ!!) 少しだけ動かしただけなのに、張形は私の膣壁を刺激し、快感を与えてくる。 (んぁ…ダメだ…少しでも動くと…か…感じちゃう…) 本当に体を動かさないように、必死に耐える。 動いてしまえば、刺激を与えられてしまい、声も出そうになるし、体も反応してしまう。 中に入っているだけで、その存在感で、かなり高ぶらされている体、 そこに与えらえる刺激は、私にとっては大きな快感となるのだ。 ただただ、出来る限り動かないように耐えるしかないのだった。 (うぅ…こ…これ…お姉ちゃん…午前中の間…耐えてたんだ…) この状態で午前中のお役目を果たしきった姉に尊敬の意を浮かべる。 (んぅ…がん…頑張らないと…) そして私は、その張形の与える刺激に耐えながら、ひたすら狐様であり続けた。 私が耐えている間、姉が何度かお清めの儀式を繰り返していった。 もうどれだけ経っただろう…。 こうしてひたすら耐える時間は長く感じる。 そして火照り続ける体…。 微妙な刺激を与え続けられる苦しさは、欲求不満を蓄積させる一方だった。 そんな苦しさに耐えていると、とんでもない事態が訪れたのだった。 祭壇のある部屋に人が入ってくる気配がした。 (ん?お姉ちゃんが来た??) 声のするほうに着ぐるみのマスクを動かさずに目線だけを向けた。 「いやぁ…今日、私と栞奈の二人で、狐様のお清めをしてるんだけどさ…。この大麻が重くて、重くて…」 「あっ…朝、栞奈がやるの見てました。大変そうですよね」 (え!?しょ…翔斗!?) 姉と一緒に翔斗が部屋に入って来たのだった。 (う…嘘でしょ!?や…やばい…やばいよ…こんなの…張形…挿し込んでるの…ばれちゃったら…) 私は今、着ぐるみに身を隠しながらも、張形を自らの陰部へと挿し込んでいるのだ。 こんな事態が好意を抱く相手に見つかってしまったら、大変なことになる。 (も…もう…お姉ちゃん…なんで…連れてくるのよ…やばいってぇぇぇ!!) 冷汗が出そうな程の焦りが私を襲う。 しかし、この状態では、何もする事は出来ない。 私に出来る事は、ただひたすらバレないように動かないだけ。 「おっ!!それなら話が早い!!という事で、お清め…翔斗君に手伝ってもらえないかな…と思って…」 「ええっ!!手伝うって…。俺、巫女さんとかじゃないですし…」 「大丈夫、大丈夫、部屋を閉めておけば、誰も入らないし、誰にも見られないから」 「そんな…俺とかがやっていいんですか??」 「形式上のものだから、問題なし。お願い手伝って!!」 「もう…百合さんったら…。しょうがないですね…」 (ちょいちょい!!翔斗がお手伝いって!!何考えてるのよ!!) 翔斗がお清めの手伝いをするという事は、私のすぐ傍まで来るという事になる。 そんな事になれば、狐様の真相がバレかねない。 私にとっては一大事な内容である。 (やばい…それはやばいって…どうしよ…) しかしどれだけ焦ろうが、私はひたすらバレないように動かないようにするしかない。 「はい、これが大麻。やり方は、栞奈の見てたなら分かるよね」 「はい、大丈夫です」 そんな私を他所に、翔斗は大麻を持って私の傍まで近づいて来た。 (やばい…やばい…) 心臓の鼓動が恐ろしく早くなっていく。 バレてしまうかもしれないという不安と恐怖が私を包み込む。 すると次の瞬間だった。 (ひぃぇっ!!!) 翔斗が自らの顔を、私の顔にぐっと近づけて来たのである。 その距離、僅か50cm程。 そして、その距離で私の顔をジロジロと見始めたのだった。 (うっ…近い…近い…近すぎる…ばれちゃうよぉぉぉぉ!!) 好きな人の顔がすぐ目の前まで近づいているというドキドキ。 それを上回る、バレるかもしれないという危機感が私に襲ってくる。 姉の話では、外からは中の目は見えないと言っていたが、それでも見えているのではないかという不安が浮かぶ。 (やばい…やばい…近い…近いってばぁぁぁ!!) すると、私の顔をマジマジと見た翔斗が言った。 「なんか、凄いですね…この造形…。決して本物の狐とは違う造形だけど、息遣いを感じるほどの顔をしてますね…」 「まあ…かなりお金も掛かってるみたいだしね…」 (き…気付かれて…ない…) 会話の内容からするに、目の前の狐様の中に人が入っていることに気が付いていないようだ。 そして、翔斗は顔を私から離し、少し距離を取った。 「じゃあ、とりあえず、お清めします」 「よろしく」 そして、翔斗はお清めの儀式の手伝いを始めた。 (ふぅぅ…と…とりあえず…バレてないよね…。良かった…) とにかく難は乗り切ったようで、一安心する。 そして暫く翔斗がお清めを続けていると、隣にいた姉が翔斗に質問した。 「ところでさ、翔斗君。栞奈とはちょとは進んだの??」 「ぶぅっ!!」 (お…お姉ちゃん!!何を!?) 相変わらず唐突な姉だが、これはかなり突っ込んだ質問だ。 私の視界から外れているが、恐らく翔斗も動揺しているだろう。 「な…何をいってるんですが…栞奈とは幼馴染ってだけですよ」 「え!?付き合ってないの??」 「付き合ってる訳ないじゃないですか!栞奈ですよ。…栞奈なんか、学年でも一番の人気女子ですよ。俺が付き合える訳ないじゃないですか!」 「えっ?そうなの??」 (え??しょ…翔斗…。そんな風に思ってたの…私の事…) 翔斗が私に対し、そんな評価と距離感だったのかと感じる。 近すぎるからこそ、気が付かない感覚だ。 狐様の中身として、ここに隠れていなければ聞けない翔斗の感覚だ。 少し、盗み聞きした感じもあって、悪い気もした。 「そっか…そうなんだ…」 「そ…それより、百合さん。お清めって、このくらいでいいですか??」 「あっ…うん…オッケー。ありがと、助かったよ」 「これくらいの事なら、手伝いますよ。ご近所さんですし」 そう言って、大麻を元の場所へ戻した翔斗は、再びこちらに視線を向けた。 「ふぅ~…それにしても、この狐様って、雌なんですか??」 【ドキッ!】 (えっ!?な…何??突然!?) 突然放たれた【雌】という響きに驚きを示してしまう。 「へっ!?な…なんで…そう思ったの??」 姉もその発言に驚いたようで、少し声色に動揺が見えた。 「え…っと…なんとなく何ですが…雰囲気が色っぽいというか…女性的な感じがしたので…」 (い…色っぽい…) 着ぐるみを見られて出た感想ではあるが、翔斗が私を見て、色っぽいと言ってくれた気がして、少し嬉しくも感じる。 しかし、反対に、狐様イコール女という感覚は、中身がバレる事に一歩近づく気もして、焦りが生まれる。 「正解!!凄いね翔斗君は。狐様は雌の狐の神様なの」 「な…なんとなくですよ…」 すると、その感想に、否定する事もなく、正解と言う姉。 変にはぐらかさない方が、確かに怪しさは無いのかもしれない。 「え?」 「翔斗くん、ちょっとこっちの部屋に来てくれる??」 すると、姉は翔斗の手を引き、別の部屋に向かって行った。 (な…なんだろ…??お姉ちゃん…。ま…とにかく…バレなかったから、良しとしよう…) 翔斗が祭壇の部屋から出て行った事で、ようやく一安心する。 (はぁ…焦った~…。まだ心臓のドキドキが収まらないよ…。お姉ちゃんったら…もうっ!!で…ところで、お姉ちゃんと翔斗はどこへ行ったんだろ??) 着替えの部屋でもない、別の部屋へと向かって行った二人。 しかし、私はまだお役目の最中。 何かが気になったとしても、ここから動く訳にはいかないのだ。 そして、難を乗り切った私は、その体勢を維持したまま、姉が戻ってくるのを待ち続けた。 難を乗り切ったといっても、張形が私の陰部に刺さっている事には変わりは無い。 この微妙に与えらる快感は、持続的に続き、私を苦しめるのだった。 暫くして、姉が祭壇の部屋に戻ってきた。 「お疲れ~~。一旦休憩にしよ」 入って来た姉が私にそう声を掛けた。 「ん…そ…それじゃ…抜くね…」 私はゆっくりと腰を上げ始め、自らに刺さり込んだ張形を抜き出し始めた。 「んっ…」 いままで全く動きの無かった張形が出ていく事で、膣壁を刺激し、快感をもたらす。 微妙な快感を与え続けられた私は、そのちょっとした刺激ですら、やられそうな状態だ。 ゆっくりと、一気に刺激がこないように抜いて行く。 【ズポッ】 「んあっ…」 そして、張形は私の陰部からすべて抜き出た。 張形を抜いた私は、そのまま祭壇を降り、床へと足をつけた。 「えっ…」 その瞬間、立とうとした足に、おもったより力が入らず、よろけてしまう。 そして、そのままゆっくりと床へとへたり込んだ。 「あ…あれっ…足が…」 「うん…だいぶ来てるみたいだね。着替え部屋で、一休みしよっか」 そうして私は姉に連れられ、着替え部屋に入り、一休憩する事にした。 「じゃ、ちょっと休憩してて、私はやる事があるから」 そう言って、姉は着替え部屋から、祭壇の部屋の方へと出て行った。 「ふぅ…いろいろ疲れたなぁ…」 陰部へと与えられ続けた刺激が、思ったより私の体を浸食しており、だいぶ足に来ているようだ。 しかし、まだ半分の時間のお役目が残っている。 こんなところでへこたれている訳にはいかない。 ここでしっかりと休憩を取って、後半の部に臨まなければならないのだ。 (にしても…なんとか乗り切ったけど…。凄いな…お姉ちゃんは…ちゃんと半日、これをやり切ったんだから…。私も頑張らなくちゃ…) 思った以上の疲労感、そして、微弱に与え続けらえる快感は、気持ちと体を欲求不満状態にしていく。 なにか、不思議な悶々とした感覚が私の中に溜まっていった。 そして、暫く休憩をしていると、再び姉が戻って来た。 「どう??だいぶ休憩できた??」 「うん」 「こっちも準備できたから、後半の部に行こうか」 「うん…頑張る」 そして、私は再び立ち上がり、姉にエスコートしてもらいながら、祭壇へと向かうのだった。 姉が先程言った【準備】という言葉を、私は聞き逃していた。 祭壇に近づき、再び張形のシルエットが目に映る。 (さて…もうひと踏ん張り…頑張って行こう…) 気を引き締め、私は再び祭壇の張形の上へとしゃがみ込んだ。 すると姉が私の腰を持ち、また調整してくれる。 (んっ…) すると私の陰部に張形が当たった感触があった。 (よし…じゃぁ…またゆっくり…) そして私はゆっくりと腰を降ろし始めた。 【ズポッ…】 「んっ!!」 張形が刺さり込んでくるのは分かっているのに、声が漏れてしまう。 そして私は再び、張形を自らの性器へと咥え込んだのだった。 (んっ…ふぅぅ……) 前半、これを咥え込んで、もう慣れたかと思ったが、やはり、そんな簡単に慣れるものでもない。 張形が体内に入り込んでいるという存在感を凄く感じてしまう。 (ん…な…なんか…凄く…熱い気がする…) 前半の時より、張形が熱気を持っている感じがして、膣内に不思議な熱さを感じてしまう。 なんというか、張形が息づいているような感覚だ。 その感覚が妙に私の心を高ぶらせる。 (な…なんだろ…。わ…私…は…張形に…感じちゃってる…) 前半、焦らされ続け、悶々としていたせいだろうか…。 後半になって、体が火照っているのか、その張形に感じてしまっているのだ。 (ダメだ…ダメだ…。私…こんな張形で感じるんなんて…。お役目の最中なのよ…。こんなのに感じてしまうなんて…私…変態じゃない…) 自らがお役目の最中だという事を再認識し、自らを律する。 こんな道具で、欲情してしまうなどしたら、道具で自慰しているのと変わらないのだ。 これはお役目。 決して、そんな気持ちにはなってはいけない。 (ふぅ…落ち着いて…私…。これはお役目…。で…でも…お腹の中が…ジンジンする…前半と全然違うよぉ…) あまりの感覚に少しだけ腰が動いてしまう。 (んうぅぅっ!!) 少し動いただけだが、張形が膣内で動く感覚が、段違いに私に刺激を与えた。 前半までの同じ動きの刺激とは、比べ物にならない程の快感。 ちょっとの動きの刺激が、恐ろしく大きく感じる。 (んうぅっ…ダメ…ちょっと動いただけで…) 少し動いただけで、腰が砕けそうな程の刺激。 こんなのは前半には無かった感覚。 私が火照り、欲情しているせいで、こう感じてしまっているのだろう。 (わ…私…おかしくなっちゃってる…。落ち着け…落ち着かなきゃ…) 自らの感覚が高ぶりすぎているのを、なんとか収めようとする。 しかし、陰部から伝わる熱さと、その快感に変わりはなかった。 (うぅ…これ…最後まで…もたないよぉ…) 恐ろしい程の存在感を醸し出す張形。 その張形に欲情を膨らます私。 それを意識すればする程、私の感覚は研ぎ澄まされ、余計に張形を感じてしまう。 その熱さと存在が、私には気持ちがいいと感じられ、その存在に心を持っていかれてしまいそうな程だ。 しかし、それは私が前半で欲情し、欲求不満になっているから…。 私がおかしくなっているから…。 お役目を全うするには、自らの心を静めるしかないのだった。 そして、私はその張形を咥え込んだまま、狐様としてあり続けた。 しかし、静めようとした心は到底静まらない。 その張形の感覚に頭が支配されてしまいそうな程、感じてしまっていた。 (んぅ…これ…ダメ…んぁ…お腹が…キュンって…んぅ…あ…頭が…おかしく…なりそう…) どれだけの時間が経ったのだろう。 暫く、この感覚に支配されながら耐え続ける時間は、恐ろしく長く感じる。 快感に耐える事に必死で、全くといっていい程、時間の概念が私から無くなっていた。 すると、姉が大麻を持って私の方に近づいて来た。 (お…お清め…の…時間…。…ん!?…) そこに現れた姉の姿。 何故かショートボブのはずの髪が、ロングヘアーになっている。 顔を見ると、確実に姉であるが、何故か長髪。 (な…なんで…お姉ちゃん…何?その髪…んぅっ…ぁ…) 姉の長髪に疑問を浮かべるも、そんな事に気を回している余裕は、今の私には無かった。 張形から伝わる快感に呑まれないよう、必死に意識を保つので精一杯だ。 (んぅ…な…なんか…凄い…感じ始ちゃって…る…) しかも何故だか、姉がお清めを始めた辺りから、私の陰部に伝わる快感が増して来ていた。 張形から与えられる刺激が増しているようにも感じられる。 その快感が、どんどんと私の心と体を支配していく。 お腹の中がキュンキュンとその刺激に反応してしまう。 何故だろうか…? 姉にお清めをされて、私は興奮しているのか…? これだけ興奮していることが姉にバレそうなので、その緊張感にさらに興奮しているのか? 何にしても、私がおかしくなっている事は間違いなかった。 (んぅっ…あん…あぁ…ダメ…これ…こんなの…最後まで…んぅっ…ぁ…) そんな強められた刺激の中、私はひたすら耐え続けた。 そして、暫くて姉はお清めを終わらせ、その場を去っていった。 姉が去って、少しすると、先ほどまでの強い刺激は収まった気がする。 つまり、私はやはり姉にバレそうな緊張感に興奮していたということなのだろうか…? しかし、姉が去って行って、少しは収まった興奮も、決して終わったわけではない。 私は、未だその張形に感じてしまっている。 そしてその刺激は、決して絶頂を迎える事は出来ないが、私を極限まで高ぶらせる。 つまり、お預け状態で、永遠と焦らされ続けているのだ。 (んうぅ…ぁ…これ…つらい…つらいよぉ…んぁ…イきたい…イきた…!?んぁ…だ…ダメ…お役目…なんだから…そんな事考えちゃ…んあっ!!) 焦らされ続け、絶頂を迎えてしまいたいという気持ちが芽生え始める。 しかし、これはあくまでお役目、そんな事を考えてはならない。 そうはいうものの、考える考えない以前に、絶頂を迎えたくても、その刺激はそこに至らせる決定的な刺激には成りえないのだ。 結局のところ、イくことは許されず、そのまま耐えるしかないのだった。 (んあぁ…これ…むり…つらい…つらいよぉ…んあぁっ…お腹が…お腹が…) それからどれくらい耐え続けただろうか…。 欲求不満に駆られ続ける、私の心も限界を迎えようとしていた。 【ガラガラガラ】 すると扉の空く音がして、姉が祭壇の部屋へと入って来た。 「お疲れ様~~。終わりの時間よ」 私にお役目の終わりを告げる姉。 (お…終わった…) 「ふぅぅ…それじゃ…抜いて…いい?」 「うん、いいよ」 その言葉を聞き、私はゆっくりと腰を上げ始めた。 【ズポッ…】 (んうぅぅっ!!!) 張形が私の中から出行く刺激だけで、イきそうになる。 今まで焦らされ、高ぶり続けた私には、張形が私の膣壁に軽く擦れるだけでも相当な刺激に感じられるのだ。 しかし私はその刺激を必死にこらえ、完全に張形を抜き去った。 そして、そのまま祭壇を降りると、床にペタンと座り込んだ。 ここまで与えられ続けた刺激により、体に力が入らない。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 (んぁ…な…なんとか…乗り切った…。か…体に…力が…入らない…) 絶頂を迎えずになんとか全うしたお役目。 悶々とした気持ちは収まってはいないが、陰部から与えられる刺激がなくなり、少しホッとしていた。 しかし、ホッとする反面、未だ感覚の残るその刺激に気持ちよさを覚えていた自分もいる。 (はぁ…はぁ…はぁ…もう少し長かったら…私…耐えられなかった…かも…) そして、そのまま床に座り、なんとか体を元に戻そうと休めていると、姉が私に質問してきた。 「どうだった??最後の回は??」 「どうって…なんか…前半より…張形が…凄く…熱くて…全然違う感じだった…」 「そう…じゃ…気持ちよくなれた??」 「き…気持ちよくって…。ち…違うよ…こ…これはお役目なんだから…」 快感を感じてしまっている事を姉に見透かされているようで、少し動揺してしまう。 「と…ところで…お姉ちゃん…なんなの、その髪??」 姉の髪が長くなっている事に気を向けた。 「ああ…これ??ちょっと面白いかなと思って…」 そう言った瞬間、姉が自分の頭に手を置いた。 【バサッ】 すると、いまそこにあった黒い長髪が頭から取り外されたのだ。 「かつら??なんでお姉ちゃんが??」 「まあまあ、私的な楽しみ方っていうのかな??」 「な…なにそれ…」 全く持って姉の意図する事が理解できない。 「それよりさ、やっぱり最後の回のほうが良かったでしょ??」 「ん…良かったっていうか…かなりきつかった…なんか…凄く…感じちゃって…」 「やっぱりね…」 「ん…お姉ちゃん…何かしたの??」 すると姉は不敵な笑みを浮かべながら、私の問いに答えた。 「何か??う~ん…じゃあ答え教えてあげよっか??」 「答え??」 すると、姉は祭壇のほうへと向かって行った。 そして、祭壇の脇にある留め具をカチャカチャと外し始めた。 (ん??なに…祭壇に…なにか秘密があるの…??) 私が後半のほうが、強く刺激を感じていたことと、祭壇に何か関係があるのだろうか? 単に私の体がおかしくなっていたという事ではないのだろうか? 恐らく、その答えを私に教えてくれるという事だろう。 姉の行動をおとなしく見守り続けた。 【カチャン】 姉は最後の留め具を外した。 そして祭壇の縁に手を掛ける姉。 「こういうことなんだな~~~」 【ギィィィィィィ…】 姉はそう言うと、祭壇のを上部を開き始めた。 (え!?) 祭壇の上部が開く事すら驚きだったが、それよりも驚きの光景がそこにあった。 「しょ…翔斗…!?」 そこには全裸で拘束された翔斗の姿があったのだった。 「んむむぅぅぅぅぅぅ!!」 口はテープで塞がれているので、言葉にする事は出来ないらしい。 「え??お…お姉ちゃん…これ…どういう事…??」 状況から考えるに、どうみても、これは姉の仕業と言う事は明白だ。 「実は、最後の休憩の間に、張形と翔斗君をすり替えてたってわけ。どう、張形とは全然違ったでしょ??」 (え!?) その瞬間、私は再び翔斗の方に目を向けてしまう。 「す…すり替えた…って…。え!?…じゃ…じゃぁ…私…翔斗のものを…ずっと…」 確かに先ほどまで、わたしが咥え込んでいた張形があった位置に、今、全裸の翔斗の性器がある。 つまり、私が自らの陰部で咥え込んでいたのは、【張形】ではなく、【翔斗の性器】という事になる。 (そ…そんな…じゃ…私…翔斗と…繋がってた…って事…。じゃ…じゃあ…強く快感を感じてたのは…翔斗のものだったから…って事…) その事実に、様々な思考が頭の中で入り乱れ、にわかに信じがたい気持ちにもなる。 しかし、その感触は…その感覚は…未だ…私の性器が覚えている…。 つまり、それは事実に他ならないのだった。 「そういう事。だから聞いたでしょ…気持ちよかった??って」 「だ…だから…じゃないでしょ!!な…何してるのよ!!お姉ちゃん!!」 「はいはい、まだ祭りはここで終わりじゃないのよ。もうひと盛り上がりしなくちゃ」 「な…何を!!」 (え!?) そう言って私が姉に詰め寄ろうとすると、突然、私の顔の前にスプレーらしきものを突きつけた姉。 【プシューーーー】 そして、そのスプレーを私の着ぐるみのマスクの口に向かって噴射する姉。 「な…なに…を…」 (な…何…この…スプレー……) スプレーが着ぐるみのマスクの中に入り込み、中で籠ったため、効率よくその気体を吸い込んでしまった。 すると、直ぐに体の自由が利かなくなる。 (…か…体が……う…ご…か……) 【ドサッ…】 そして、そのまま床に倒れ込んでしまった。 (ぁ…だ…だめ…意識…が…………) そして、色々と考える間もなく、私は意識が薄くなり、そのまま意識手放すのだった。 ・・・後編に続く・・・