※本作品はPixivに投稿した【ペットと泊まれるホテル】のサイドストーリーとなります。 本編をご覧になってから一読頂けると幸いです。 ・・・ 雄犬…そう…私はオスイヌなのだ…。 私は今、人間ではない…。 一匹のオスイヌ。 【天野 蓮花(あまの れんか)】という人間は消え去り、そこに存在するのは、【アレン】というオスイヌ。 膝を折り畳まれ、犬の着ぐるみに全身を包まれている。 お尻にはアナルプラグが挿し込まれ、そのプラグからは犬の尻尾が伸びている。 人間の言葉は奪われ、犬の鳴き声しか発する事は出来ない。 そして、私の陰部には双頭ディルドが挿入され、私の陰部内を圧迫しながら、体の外には、オスの性器をぶら下げている。 人間の性では女性である私だが、今はオスイヌとして、そこに存在しているのだ。 そして、私の主人である【左京 紗那絵(さきょう さなえ)】様に寄り添う。 いや…寄り添うという表現はおかしいかもしれない。 首輪を付けられ、リードを繋がれているのだから、紗那絵様に服従しているというのが正しい表現だろう。 ここは、通称【ペットと泊まれるホテル】。 ここでは、飼い主が人間をペットにして滞在出来るホテルなのだ。 私は紗那絵様のペットとして、今、四つん這いで歩みを進めている。 ホテルの庭園、そこは太陽の光が差し込む場所。 着ぐるみに身を包まれた私にとって、その太陽の光は、充分過ぎるほどの凶器である。 ただそこにいるだけで、着ぐるみ内の温度は上昇し、私を苦しめる。 【はぁ…はぁ…はぁ…】 両腕は曲げられていないものの、曲げられた両膝を使い、四足歩行で進むのは、やはりなかなかしんどいものだ。 もう既に、数えられない程イヌになっているが、やはり体力的にきついものはきつい。 暑さとそのきつい運動で、呼吸が荒れてくる。 「あら?アレン。もう疲れちゃったのかしら?」 紗那絵様が足を止めて、私に向かって言った。 【わうぅん…】 (い…いえ…紗那絵様…そんな事はありません…) 犬の鳴き声を発しながら、私は着ぐるみのマスクを横に振った。 「そう…それじゃあ…もう少しお散歩しましょうか」 【わんぅ…】 そう言って、紗那絵様はリードを引っ張り、再び進み始めた。 紗那絵様のこの行動、それは明らかに、私を追い込むための行動。 そう…紗那絵様は根っからのサディスト。 私が苦しい事を知っていて、敢えて心配する素振りを見せた。 そして、どんな返答であろうと、さらに苦境を強いろうとするのだ。 そんなに苦しめられて、何故私が紗那絵様に付き従うのか…。 それは、紗那絵様が私の願望を叶えてくれるからなのだ。 私は、女の子しか愛せない…そういわゆるレズビアンというものなのだ。 もちろん紗那絵様にも愛情を抱いている。 それ故、紗那絵様のいう事は何でも聞ける、何でも従う、何でも受け入れるのだ。 更には、この施設のおかげで、私は公にオスになる事が出来る。 そして、メスを可愛がる事が出来るのだった。 ここでオスイヌになる事にも慣れ、今やこの状態の時は、自分がオスイヌであるという事が当たり前の事になり、私は自らがオスだと思っている。 歩く度に、双頭ディルドが揺れ、私の陰部を刺激する。 その刺激すらも、今の私には、外に垂れ下がる男性性器から感じてると思っているくらいだ。 【はぁ…はぁ…はぁ…】 この呼吸の乱れ、それは、前述の通り、四足歩行と着ぐるみの暑さからだけで、来ているものではない。 紗那絵様に弄ばれているという悦楽、そして、陰部へと与え続けられる快感によるものの混ざっているのだった。 そんな自分の状況に浸って歩みを進めていると、紗那絵様が急に足を止めた。 「あら?これは…面白いものを見つけたわ…」 紗那絵様はそう一言呟くと、再び歩みを始めた。 そして、歩みを始めてすぐに、私たちと別の飼い主とイヌが目に入った。 そのまま進み、紗那絵様はその飼い主に声をかけた。 「あら?こんにちは。かわいいワンちゃんをお連れね」 「こんにちは。あなたの犬も素敵ですね」 「まあ…。フフッ…」 紗那絵様が声を掛けた相手。 それは若い男性で、誠実そうな空気を醸し出している。 しかし、もちろんの如く、足元には私と同じようなイヌを従えている。 そのイヌを従えている以上、簡単に【誠実】と表現するのはおかしいのかもしれない。 この男性が、このようなイヌを従えるのが趣味なのか、それとも、イヌ自体がそうされたい願望があるのか、どちらかなのだ。 その時点で、普通ではないのは間違いない。 そして、その男性の傍には、茶色い毛のイヌが寄り添っていた。 私はそのイヌに視線を向けた。 (メス…) 見た瞬間に感じ取る事が出来た。 イヌに成りきっている私の本能だろうか…。 その茶色いイヌが、【メスメス】のイヌであると確信した。 メスメスというのは、中身が女で外見がメスという事。 私のような場合は【メスオス】である。 極まれに【オスメス】というパターンもある。 しかし、私の本能がその茶色の毛のイヌがメスメスだと感知した。 (か…可愛らしい…) パッと見で分かる雰囲気…。 まだ、イヌになり切れてない初々しさ…。 そしてメスならではの、可愛らしさを醸し出している。 「あなたのワンちゃんはメスかしら??」 「ええ…メスです。あなたの犬はオスです??」 稀に、オスメスの場合もあり、飼い主はその場合でもメスと答える。 それは、飼い主があくまでそこにいるのが、メスイヌだとして扱っているから。 しかし私は分かる…そこにいるのはメスメスだと…。 「そう…私のワンちゃんはオスですわ」 そう…私はオスイヌ…。 紗那絵様が、そう私を扱ってくれるから…。 そして私が、そうあろうとするから…。 そして、私はそのメスイヌを凝視してしまう。 「まあ…うちのアレンが、あなたのワンちゃんと仲良くなりたいようですわ」 「それは嬉しい事で。【アサ】、アレンにご挨拶しなさい」 どうやら、そのメスイヌの名は、アサというらしい。 そして、アサは主人に言われ、こちらに向きを変えた。 【わ…わん…】 そして、弱々しい声で鳴き声を出した。 (ん…ぁ…可愛らしい…なんて…メスらしいんだ…) その弱々しい声に興奮してしまう。 【わんっ!!】 そして私は、大きな声で鳴き声を出し、アサに返答をした。 そのまま私はアサの方へと進み、体を擦り付け始めた。 少し、私の行動に戸惑いを見せたアサだったが、一瞬見せた警戒は解いたようで、私の行動を受け入れ始めた。 「まあ!アレンったら…あなたのワンちゃんを気に入ったようですわ…。ワンちゃんのお名前は?」 「うちの犬の名前はアサと言います」 「アサちゃんね…。なかなか可愛らしい名前だわ」 「そう言って頂けると嬉しいです」 「ところで、あなたはこちらのホテルは、結構、ご使用になられているのですか?」 「ええ…。そうね…常連って言っても過言じゃないわ。あなたは??」 「僕は今日が初めてで、いろいろ手探りでして…」 「そうなの?何か分からない事があったら、教えてあげるわよ」 「た…助かります…それでは…」 紗那絵様が相手の主人と話し込み始めたので、私とアサは放置される形となった。 そして、私は引き続きアサに体を擦り続けた。 (うぅ…可愛い…なんて可愛らしいんだ…) すると、私に気を許し始めたのか、アサの方からも私に体を擦り付け始めた。 (あぁ…この初心な感じ…また…たまらないわ…) 初心感があるのにも関わらず、私の行動に合わせてくる、この感じ。 たまらなく可愛らしさを醸し出す。 まだイヌへとなり切れていないなりの彼女の懸命さが伝わってきて、またそれが、私の心をくすぐる。 体の大きさは私と変わらない…。 しかし、どこかメスらしさを醸し出すアサ。 徐々に私の心を捉え、そして高揚させていくのだった。 (あぁ…可愛い…この子…食べてしまいたい…) そして、高ぶる心が私の理性を上回っていく。 私は、アサの後ろに回り込み、彼女の肛門付近の匂いを嗅ぎ始めた。 これは、本物の犬でも見られる光景だ。 すると私は驚くべきことに気が付いた。 (ん…この子…) アサの肛門付近から、あからさまに雌の匂いが漂っていたのである。 つまり、このメスイヌ…アサは、初々しいのにも関わらず、今、自分が置かれている状況に興奮し、感じ始めているという事。 四足歩行を強いられ、人間の言葉を奪われ、ペット扱いをされる事に、喜びを感じているのだ。 しかし、まだ本人は、その事実に気が付いていないようで、未だ人間らしさを残している。 (あぁ…そんな…この状況に興奮するなんて…なんていい子なんだ…) すると、アサは自らの肛門付近を嗅がれているのに気が付いたのか、プイっとお尻の向きを変え、私の鼻から逃れていった。 その照れながら、お尻を逃がす様が、また愛らしい。 (あぁ…たまらない…たまらなく可愛い…) そして私は、何度となくアサのお尻を嗅ぐために後ろに回り込み、鼻を寄せて行った。 しかし、その度にお尻を振り、それをかわし続けるアサ。 その様が、たまらなく私を刺激していった。 (あぁ…たまらない…んぅ…もう…もう…我慢できない…) そんな事繰り返しているうちに、双頭ディルドを差し込まれた私の陰部からも大量の愛液が流れ出ていた。 (あぁ…ダメだ…紗那絵様から…まだ許可は出てない…でも…もう我慢が…) 普段なら、【相手のペットに手を出してもいい】という合図は、紗那絵様が私のリードを外した時と決まっている。 しかし、相手の主人と会話に夢中になっていて、その許可が降りそうにもない。 そんな中、アサというメスイヌの雰囲気と行動、それが私を激しく誘い立てる。 欲情しきった私は、その誘惑に耐える事が出来なくなってしまったのだ。 匂いを嗅ぎに行き、それをアサがプイっとかわす。 それを続けていた時だった。 アサが、一瞬、自らの飼い主の方へと目を向け、私から注意を逸らしたのだった。 目の前にはアサの下半身。 そして、今、こちらに注意はしてない。 その瞬間、私の理性が吹き飛び、単なるオスイヌ…獣になり果てたのだった。 (もう…我慢できないわ!!!!) 【ガバッ!!】 私はアサを後ろから抱きかかえるように抑えつけた。 その瞬間、アサがあからさまに動揺をみせる。 下半身に飛びついた私に視線を向け、驚きを隠しきれていない。 一瞬、状況が理解できていないかのようにも感じられる反応。 襲いかかった私の欲望は、もう止める事が出来なかった。 (あぁっ!!!可愛い!可愛い!私が味わってあげるわ!!!) 私はアサを抑えつけ、自らにも刺さり込んだ双頭ディルドをアサに押し付けた。 その瞬間である。 【わんぅぅっ!!!】 アサが大きな鳴き声をあげ、私から逃れようとした。 「ア!?アサ!!!!」 「こらっ!!アレン!!やめなさい!!」 アサが大きな声を上げた事で、紗那絵様とアサの飼い主が、こちらの状況に気が付いた。 そして、紗那絵様が私の首に繋がるリードを思いっきり引っ張ったのである。 【きゃぅぅぅん!!】 (あぅっ!!!!) 首が一気に締められ、体ごと紗那絵様の方へと持っていかれる。 紗那絵様の細い腕とは言え、不意に後ろ向きに引っ張られ、首を締められた事で、私はいとも簡単にアサから引き剝がされた。 オスイヌとはいえ、私は女…。 男性ほどの体重や体つきがある訳ではない。 紗那絵様の力でも容易に引っ張る事が出来るのだ。 そして、私はアサから引き剥がされ、紗那絵様の足元へと転がり込んだ。 【ゲホッ…ゲホッ…】 首が一気に締められたせいで、呼吸がつまりむせてしまう。 アサの飼い主がアサの元へと駆け寄り、言葉をかける。 「大丈夫だったか!?アサ!」 【わんっ!わんぅ!わんぅぅぅぅぅ…】 アサは突然の事に驚いたようで、泣き声交じりの声を上げながら、弱々しく震えている。 「ごめんなさいね。うちのアレンが驚かしちゃったみたいで…」 「しょうがないです…。ペットのする事ですから」 「こら!アレン!あなたも謝りなさい!!」 【わぅぅん…】 (も…申し訳ありません…) その謝罪の声…それは、アサに向けて発したものではない。 あくまで、紗那絵様の許可なく、自らの欲望で他の犬に手を出そうとした私から、紗那絵様への謝罪。 「まさか…あなたたちが今日、初めての宿泊だとはアレンも知らなかったから…」 その紗那絵様の言葉。 それは、間違いなく私に向けての言葉。 許可なく行動に出た私への戒め。 「とにかく、分からずにそういう行動に出たアレンには、お仕置きが必要ね」 【わ…わ…わん…】 (お…お仕置き…!?) 紗那絵様が私に与える【お仕置き】。 それは、想像を絶するお仕置き。 何度も受けて、体がその恐怖を覚えているので、その言葉に体が強張った。 しかし、紗那絵様は絶対。 彼女がそう言った時点で、それはもう回避出来ない事なのだった。 すると、紗那絵様がタブレットに手を掛けた。 【ゴクッ…】 (うぅ…あれが…あれが…来る…) そして、紗那絵様はタブレットのお仕置きボタンの押した。 【わうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!】 (んああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!) 一気に襲い来る刺激。 陰部の中に仕込まれた双頭ディルドが私の内部で暴れまわる。 そして、そのディルドは動くだけだは無く、内部でその形状をも変化させ、私の中を掻きまわす。 それだけでなく、お尻に差し込まれたアナルプラグもまた、そこで拡張収縮を繰り返し始める。 そして、更には私の胸には沢山の電極が貼られていて、その電極が私の胸に電気を流す。 乳首の部分にも局所的な電極が付けられていて、乳首を刺すような刺激を与える。 つまり、紗那絵様のお仕置きは、私の体中を責めてくるのだ。 それは、性感的な刺激はもちろんの事、いわゆる【痛み】という刺激も私に与える。 それらの刺激は、とても耐えられるものではなく、私はその場で転げまわり、悶絶した。 【わううぅぅっ!!!わぅうぅぅぅっ!!わぅぅぅぅぅ!!!】 (んあぁぁぁぁ!!痛い!!んあぅっ!!か…掻きまわされてぇぇぇ!!!いやぁぁぁぁぁ!!) 体の内部からディルドに掻きまわされ、壮絶なる快感を与えてくる。 そして、電極による痛み…。 その痛みは次第に、快感へと変わる。 乳首への電気も痛みという快感になるのだった。 【わうううぅぅぅぅ!!!ううぅぅ!!わぅぅううっ!!!】 (あぅぅっ!!!こんなっ!!こんなのぉぉぉ!!耐えられないぃぃぃぃ!!!) その刺激に耐えられずに悶絶しながら転げまわる。 頭の中がおかしくなるくらいの刺激が与えられる。 しかし、その刺激から逃れる事は出来ない。 何故なら、それは全て着ぐるみの中に装備されたもの。 つまり、着ぐるみを脱がない限り、私から外れる事は無い。 停止のスイッチが押されない限り、この刺激が止むことは無い。 何度も経験してきたお仕置きではあるが、決して慣れる事などない。 分かっていても、この刺激には耐えられないのだ。 【わぅぅぅぅっ!!!わぅっ!わぅっ!わぅっ!んうぅぅぅぅぅぅぅ!!!】 (んあぁぁぁ!!!止めてえぇぇ!!止めてくださ…いぃぃぃっ!死んじゃっ!!死んじゃウゥゥゥゥゥゥ!!!) もう私に周りの様子を伺っている余裕など無かった。 本当に死んでしまうのではないかと思う程の刺激。 それに頭の中を占領され、私はただひたすらに悶絶し続けるのだった。 それから暫く、その刺激が続き、私の精神が崩壊するギリギリの所で、それは止まった。 (…ん…ぁ……ぁ……と……止まっ…た……) 私はその場に力なく崩れ落ちた。 陰部からは大量の愛液が溢れ出し、その場をビショビショに濡らしている。 体の力が入らない…かろうじて首を紗那絵様の方へ向ける事が、精一杯の力だった。 もう既に、アサとその飼い主の姿はなかった。 その二人が去って行った事に気が付かない程に、私の体と心は責められていたのだ。 すると紗那絵様が、私を見下ろし、薄っすらと笑みを浮かべていた。 「アレン…だめじゃない…。私が【いい】と言っていないわよ…」 【…わ…ん…】 (も…申し訳…ありませんでした…紗那絵…様…) 「いくら欲情したからとはいえ、私の許可なくあの行動に出るのは許しがたいわ」 そう言った紗那絵様ではあるが、その表情に怒りは読み取れなかった。 「まあ…とはいえ…アレンはそれだから、私のペットとして面白いのだけど…」 そう言った紗那絵様は、やはり笑みを浮かべている。 「さてと…立ちなさい…アレン」 【…わ…わん…】 私は力の入らない体で、精一杯の力をふり絞り、よろよろと立ち上がる。 まだ、腰から下が無くなってしまったかのような感覚が残る。 四足で立ち上がるものの、直ぐに崩れ落ちてしまう。 (うぅ…たた…ないと…) それでも、私は紗那絵様の言葉に従い、なんとか立ち上がる。 「部屋に戻るわよ…。欲情したアレンには、メスイヌが用意してあるわ…。部屋でなら、いくらでも楽しめばいい…思う存分に…」 【わうぅ…】 そして、紗那絵様と私は、私たちの部屋へと戻っていくのだった。 紗那絵様は、私を弄ぶのが大変好きである…。 私が他の犬と交わるのを見るのも大変好きである…。 そして私は、そんな紗那絵様に支配される事に幸福を感じる。 私はそんな紗那絵様やメスイヌが好きな、オスイヌなのである。 私がオスイヌでいられる間は、メスを愛していいのだ。 何故なら、私はオスだから…。 ---------------------------END------------------------------------------