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魚人観察記録 Side Story 【鳥人編】

私はまた、ある施設の試写室に来ていた。 そうここは、以前に友人であり映像監督の【沙耶(さや)】が私に【魚人観察記録】を見せたあの場所。 そして私は、またその沙耶に呼ばれここに来ていたのだ。 「で?沙耶、今日は何なの?」 「【日和(ひより)】に、今回の映像の作品を見てもらって意見が聞きたいの」 何やら、以前の時と全く同じ展開だ。 「またマニアックな映像でしょ…。それに、【今回は】私は中身じゃないわよ」 「もちろん、中身はあなたじゃないわ。それは保証する。だから客観的な意見が欲しいのよ」 中身とは前回の魚人観察記録の主役である魚人の着ぐるみの中身の事。 沙耶がそう言うなら、今回の映像の主人公は私ではなさそうだ。 前回は記憶が抜けていて、私が勝手にそう思い込んでいただけだが、沙耶は基本、余計な事も言わないし、嘘もつかない。 つまり、彼女がそう言うなら、今回の映像の着ぐるみの中身は私ではないだろう。 「分かったわ。それじゃあ、しっかり見て感想を言わせてもらうわね」 「ありがと」 そして、沙耶が部屋を出ていくと、試写室が暗くなり、前回のように私一人が残され、映像が始まった。 するとスクリーンに作品のタイトルが表示された。 【鳥人観察記録】 (ちょ…鳥人…って事は、鳥と人間のハーフって事よね…) その文字から察するに、鳥の着ぐるみを着せられた人という事が想像できる。 そして、タイトルが消えて映像が始まっていく。 すると、魚人の時と同じように、白衣を来た沙耶の姿が映し出された。 「え~…私こと加納沙耶は、前回の【魚人】に引き続き、とても貴重な生物の捕獲に成功した。よって、その生物の観察記録を残そうと思う」 沙耶が前回と同様に、真面目な雰囲気で進行する。 「まずは、その生物を見て頂きたい…こちらがその生物だ」 すると、カメラが沙耶の隣へとパンする。 そのカメラの向けられた先に、今回の主役が映し出された。 「こちらが、今回捕獲された生物…【鳥人】である」 そこには狭い透明のアクリルケースに入れられた、一匹の生物が映し出された。 上半身が鳥、そして腰から下、脹脛までが人間、足首からは先は鳥といった、地球上に存在するはずのない生物。 もちろん着ぐるみだ。 下半身のラインから、中身が女性だという事は間違いない。 なにせ、股間には性器がついておらず、女性特有のワレメを有している。 うまく特殊メイクをしてあるが、恐らく中身の女性のワレメは外に曝されているだろう。 そして奇妙なのは翼の部分。 普通【鳥人】という響きから想像するものは、腕が翼になっているものが多い。 しかし、今、スクリーンに映し出された【鳥人】は翼を折り畳み、体に添わせている。 なので、腕が翼になっているかは、はっきりとは分からない。 上半身を覆う着ぐるみは、大量の羽毛で覆われているので、きっと中は結構暑くなるだろう。 頭は体と一体になっているように見えるが、はっきりとした頭部になっているため、頭だけでも動きそうな造りだ。 なんにせよ、この【鳥人】の着ぐるみの中には、女性が入れられているのは間違いない。 (本当に…この中身…私じゃないわよね…) 前回の時の事があり、少し不安になる。 すると、沙耶のナレーションが始まった。 「安易ではあるが、私はこの生き物を【鳥人】と命名した。上半身が鳥類、そして下半身の足首付近までは、人類の特徴を有しているため、そのように名付けた。そして、この生物が鳥類と哺乳類の特性を有しているのかの検証に移りたいと思う」 すると、一旦カメラが止まり、シーンが切り替わった。 映像が切り替わり、どこかの倉庫の中のような暗い場所へと移る。 「まずは、鳥類、哺乳類ともに、恒温動物であるため、その特徴が見られるかの検証である」 沙耶のナレーションが入っている間、映し出された鳥人は小刻みに体を動かしていた。 「恒温動物の特徴から、寒い状況でも活動が可能かの検証をする。現在、鳥人を気温0℃の環境に置いてある」 (気温0℃…って事は、この映像の場所は、大きな冷蔵庫の中って事??) 先ほどから小刻みに体を動かしているのは、寒さから身を守るために体を動かしているという事なのだ。 そして、映像に映し出された鳥人は、ただただ足を動かし、その寒さに耐えている。 姿勢としては、一番最初に見た時から変わってはいない。 その状況から憶測される事が一つあった。 この鳥人の中身の女性の腕は、翼に入っていて広げられる訳ではないという事。 翼に腕が通されている訳ではなく、体の前か後ろで手を組まされて、着ぐるみの中に入れられているか、もしくは、翼の中に腕を通され、その翼を体に固定されているかのどちらかだ。 何故かというと、これだけ寒い状況に置かれれば、肌が露出している部分が際立って寒さを感じる。 つまり、唯一露出した股間部分にその寒さをはっきりと感じているのはずなので、自らの陰部が外に曝されている事は理解できるはずだ。 そして、中身の彼女自身、撮影されているのは分かっているはず。 にも関わらず、彼女は自らの陰部を一切、手で隠そうとしない。 それは隠そうとしないのではなく、隠すことが出来ないという事なのだ。 つまり、彼女は陰部をカメラに曝しているものの、自らの手の自由は奪われ、どうすることも出来ないのだ。 ただただ、映像の中、彼女はとても寒い環境で、陰部を露出しながら、必死に寒さに耐えているのである。 【キュルキュルキュル】 すると、映像が早送りになった。 恐らく、画の代り映えがしないため、早送りになったのだろう。 そして表示時間が30分を迎えた頃に、また再び通常再生に戻った。 その頃には鳥人は必死に足を動かし、自らの体を温めようとしていた。 「このように、鳥人はこれだけの寒さでも活動が出来ることが証明された。次は逆の検証を行う」 すると、映像が再び切り替わった。 今度は、明るい場所…どうやら外のようだ。 日光が降り注ぎ、かなり明るい日向であった。 そして、その中、狭いアクリルケースの中に立たされた鳥人がそこにいた。 「次は恒温動物の特徴を確認するため、暑さに耐えられるかの検証である。現在の外気温は30℃、そして、太陽の光が降り注ぐこの場所で、透明なアクリルケースに鳥人を入れ、蓋をしてみる」 気温が30℃…太陽光の降り注ぐアクリルケースの中身は、どれだけ暑くなってしまうのだろう…。 空間が狭いが故、中の温度の上りも早い。 あんな暑そうな着ぐるみを着せられた彼女は無事でいられるのだろうか…? 【ゴクッ】 着ぐるみを着せられ、そんな暑さに責められる彼女の事を想像し、生唾を飲んでしまう。 そして、映像が進んでいった。 【キュルキュルキュル】 すぐに映像が早送りされていく。 そして表示時間が30分を回った所で、普通再生に戻った。 すると、鳥人が大きく体を揺らし始めているのが見て取れた。 立っているだけで、これといった動きはないが、肩で呼吸をしているのが分かる。 どうやらだいぶ暑さにやられているようだ。 (そうだよね…その状況で30分…着ぐるみの中は暑いよね…ゴクッ…きついんだろうな…) 中身の彼女が、かなりきついことが想像され、私の心をくすぐる。 私の頭の中で、中身の彼女の事を想像する…。 きっと、もう全身汗だくで、顔中も汗が流れ落ち、目に沁みたりしているのだろう…。 呼吸も大きく乱れ、更にはどれだけ新鮮な空気を取り込もうとしても、熱い空気しか入ってこない。 入ってくる空気にすら、苦しさを感じるだろう…。 手も拘束され、何も出来ない…。 その全身を襲う暑さから逃げようもないのだ。 【キュルキュル】 すると再び早送りされ、更に20分程が経過した。 アクリルケースに鳥人が閉じ込められてから50分程経ったという事になる。 すると、もう真っ直ぐ立つことが出来なくなった鳥人がアクリルケースにもたれ掛かる。 (ぁ…も…もう…限界なのね…。暑いよね…苦しいよね…) そう思って見ていると、ついに鳥人が動きを見せた。 「うぅぅぅっ!!ううっ!!!うぅうっ!!」 【ドンッ!ドンッ!ドンッ!】 呻き声を上げながら、アクリルケースの壁に体当たりをし始めたのである。 その呻き声、それは初めて発せられたが、間違いなく中身の女性の声だ。 恐らく言葉を制限されているため、呻き声しか出せないのであろう。 その呻き声を上げながら、壁に体当たりをする様子…。 それはまるで…【暑い!もう無理!お願いだから…ここから出してぇぇぇ!!】と叫んでいるかのようだ。 「うぅうっ!!うぅ…ううぅぅ!!」 【ドンッ!ドンッ!】 全く周りからの反応が無いのにも関わらず、必死に呻き声を上げながら体当たりをする鳥人。 中身の彼女には、視界に沙耶を含むスタッフの姿が見えているだろう。 そのスタッフたちに必死に出してくれと懇願しているのだ。 しかし、そんな事をする沙耶ではない。 むしろ、この画が欲しくて撮影をしているのだ。 すると、鳥人が今までになく、激しく呻いた。 「ううううぅっ!!うぅうううっ!!ううううぅぅ!!!」 【ドンッ!!!ドンッ!!!ドンッ!!!】 【ムリィィィ!!ホントにムリィィ!!!出してぇぇぇ!!死んじゃうぅぅ!!】 そんな言葉が聞こえてきそうなほどの光景。 本当に暑さの限界が来て、少しパニックを起こし始めているのだろう。 出して欲しいと心から懇願しているのだ。 (あぁ…たまらない…たまらないわ…) 私もその光景に心がキュンとしてしまう。 (暑いでしょ…もう限界でしょ…でもね…まだ出しては貰えないのよ…) 沙耶の性格上、ここで出すはずがないのだ。 そしてもちろんの事、カメラは回り続け、鳥人はそのまま放置される。 暫くすると、その動きも納まり、鳥人から力が抜けて行った。 「うぅぅ…うぅ…うぅぅ…」 【…ドンッ………ドンッ………】 半分泣き声じみた声が混ざり、壁に体を打ち付ける鳥人。 しかし、その打ち付ける勢いも次第に弱くなっていった。 段々と足の力が抜けていき、体勢が下がり始める。 そしてついには、体を打ち付けるのを止め、壁にもたれ掛かるように、床へと崩れ去って行った。 「うぅぅ…うぅう…うぅぅ…」 崩れ去っても尚、弱々しい呻き声だけが、鳥人から漏れ出ている。 そして、うずくまるように崩れ堕ちた鳥人は、とても大きく肩で呼吸している。 壮絶な暑さに蝕まれ、激しく呼吸も乱れる…。 しかし、着ぐるみの中に取り込める空気すら熱くて、呼吸もままならない…。 もう立っている事も出来ないほど、彼女は追い込まれているのだ。 (暑いよね…苦しいよね…出して欲しいよね…あぁ…) 私は、そんな壮絶な状況に置かれた中身の彼女に興奮する。 もし…その中身が私だったら…そんな妄想に耽ってしまう。 知らぬ間に、私の陰部が濡れ始めていた。 しかし、魚人の時と違い、今回の中身は私ではない…。 その中の彼女の苦しみを想像し、私の心が踊る。 そして暫くすると、鳥人から呻き声が消え、目だった動きはなくなった。 どうやら、中身の彼女の本当の限界を迎えたようだ。 すると、沙耶のナレーションが再び入った。 「観察した通り、鳥人は暑さの中でも活動は可能なようである。つまり、鳥類と哺乳類と同様に恒温動物である事が見て取れた。それでは次の検証に移る」 そして、再び映像が途切れ、シーンが変わった。 どこかの建物内のような雰囲気、そして画面には再び沙耶が登場した。 「さて、鳥人が鳥類と同様に飛ぶことが可能かという検証に移ろうと思う。検証方法としては、5m程の高さから鳥人が羽ばたきを見せるかどうかを見る」 沙耶がそう言うと、映像が切り替わり、鳥人のアップが映し出された。 そして、鳥人の後ろには黒服の男が二人いる。 カメラがグッと引いて行く。 (ん!?こ…これは…飛び込み台!?) カメラが引いて行くと、鳥人はプールの高飛び込みの台の上にいる事が見て取れた。 「今回は、鳥人が飛翔しなかった場合の事を考え、プールの飛び込み台を使用する事にした。まずは5mの高さで検証する。その高さから飛び出した場合、鳥人が羽ばたいて飛翔するかを見るものである」 なんとも非情極まりない検証だろうか…。 今までの経緯から、恐らく鳥人の着ぐるみは翼が開かないようになっている。 つまり、この実験をした所で、鳥人が羽ばたかないのは明白…いや、羽ばたかないのではなく、羽ばたけない。 という事は、鳥人の中身の彼女は、あの高さから、否応なしに落とされるしかないという事なのだ。 まあ、羽ばたけたとして、着ぐるみが飛べる訳でもないのだが…。 すると、カメラが飛び込み台の上の鳥人の方に寄っていった。 台の上に立たされた鳥人。 着ぐるみを着せられて視界も悪い状況だ。 5mの高さはかなりの恐怖を覚えるだろう。 その証拠に、鳥人の膝がガクガクと震えている。 「ううぅぅ…ううぅ…」 力なく呻きながら、首を横に振る鳥人。 やはり、かなりの恐怖に包まれているのだろう。 それはそうだ…着ぐるみの視界の悪さ、そして両腕は拘束された状態。 ただでさえあの高さに、普通の人は恐怖を感じる所、さらに追い詰められた状態で立たされているのだ。 私だったら、おしっこを漏らしてしまいそうなくらい恐怖を覚えるだろう。 「ううぅう…うぅぅぅ…」 泣き声交じりの呻き声を上げながら、鳥人がその場から下がろうとした。 すると、後ろに立っている黒服の男がそれを許さない。 すっと鳥人の背後に入り、下がる事を止める。 しかしなかなか飛び出すことの出来ない鳥人。 (そうだよね…怖くて…とても踏み出せないよね…) すると、鳥人が先ほどまでよりも大きな呻き声を上げて首を振り始めた。 「ううぅぅぅぅっ!!ううぅっ!!ううぅぅ!!」 【こんなのムリだよぉぉ!!こわい!怖すぎるよぉぉぉ!!】 そう言って叫んでいるように私には映った。 鳥人が激しく抵抗を見せた次の瞬間だった。 【ドンッ!!】 鳥人の体が宙を舞った…。 そう…そろそろ煮えを切らした沙耶が、黒服の男に合図を出したのだ。 黒服の男に背中を押された鳥人は、強制的に飛び込み台から飛び出させられたのだ。 「うううううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 悲鳴にも近い呻き声を出しながら、鳥人が台から落下していった。 もちろん羽ばたくことはない。 ただ落ちていくだけ…。 最初から分かっていた事…そこから【落とされる】のだ。 スローモーションのように落下していく鳥人、そして、ついに水面へと辿り着いた。 【ザブーン!!!】 激しい水音と共に、プールに落下する鳥人。 そして一度、勢いで沈んだ鳥人が浮かび上がる。 【バシャ!バシャ!バシャ!】 必死に体と足を動かし、藻掻く鳥人。 そう、彼女は今、腕を拘束された状態。 動かせる足を必死に動かさないと、溺れ死んでしまうのだ。 恐らく、着ぐるみの中に水が入ってきて、呼吸も出来なくなっているだろう。 なんとか浮き出て、着ぐるみの中の水を抜かなければならない。 【バシャ!バシャ!バシャ!】 必死に藻掻く鳥人…。 しかし、一向に状況が良くなるようには見えない。 (苦しいでしょ…死んでしまうかもしれない…そう…死の恐怖が訪れているかも…怖いわよね…) 必死に藻掻き苦しむ鳥人の姿に、私は心を高揚させる。 そして鳥人の動きが次第に弱くなって行った。 すると、プールに待機していた男性二人が鳥人の元に泳いで近づいていった。 その瞬間、映像が切れ、再び沙耶が現れた。 「5mでの検証では羽ばたかなかったので、次は7.5mでの検証に移る」 そしてカメラは再び飛び込み台の方へとパンした。 するとそこにはもう、鳥人の姿があった。 先ほど、プールに落ちてから、映像ではすぐではあるが、どうやらあの後、プールから引き上げられ、再び台の上まで連れていかれたらしい…しかも先ほどよりも高い所へ。 台の上にいる鳥人は、もう膝に力が入らず、しゃがみ込んでいた。 そして、体を震えさせながら、必死に頭を振って呻き声をあげている。 「うううぅぅっ!ううぅっ!!うううぅぅっっ!!」 先ほど落とされたのがよほど怖かったのだろう。 必死で、やめてくれと懇願している。 その震える体からも、恐怖が伝わってくる。 (そうだよね…怖かったよね…もうやめて欲しいよね…でもムリなのよ…) そう、どれだけ恐怖し、抵抗した所で沙耶はやめない。 すると、黒服の男たちが鳥人を両脇から抱え上げ、強制的にその場に立たせた。 「うううぅっ!!ううぅっ!!うううっ!!」 必死に首を振り、やめて欲しいと抵抗する鳥人。 その足はガクガクと震え、とても力が入っていない。 現状、立っているというより、黒服の男たちに持ち上げられていると言ったほうが正しい。 「ううううっ!!うぅうっ!!うううううぅぅぅ!!!!」 イヤイヤともげそうな程に首を横に振る鳥人。 当然だろう…先程よりも高い場所から落とされる恐怖、そして落ちた後も溺死するのではないかという恐怖が待ち構えているのだ。 しかし、黒服の男たちの歩みは止まらなかった。 「うううぅぅぅっ!!ううぅぅ!」 最後まで必死に首を振り懇願する鳥人…。 そして、台の先まで連れられて行った鳥人は、容赦なくそこから突き落とされるのだった。 【ドンッ…】 「ううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…」 落下する鳥人の悲鳴がこだました…。 そして、プールに落下した鳥人が水から引き上げられた所で映像が途切れた。 「このように、どうやら鳥人に飛行能力が無いことが判明した。その点に関しては、哺乳類の割合が影響しているのかもしれない。それでは次の検証に移るとする」 そして、再び画面が切り替わった。 「それでは次の検証だが、この鳥人という生き物は、下半身に哺乳類の特性を有しているのにも関わらず、鳥類に見られる産卵が確認できた。なので、その検証をして見ようと思う」 (は…産卵…!?) 沙耶の放った言葉に、驚きが隠せなかった。 すると映像が映し出された。 そこには、台の上にM字開脚の状態で拘束された鳥人の姿があった。 「うぅうぅぅ…」 何やら弱々しく呻き声を上げる鳥人。 少し苦しそうな雰囲気を漂わせる。 すると画面内に沙耶が現れた。 「さて、鳥人の産卵についてだが、卵の排出口については人類の子を産む場所に酷似しており、ここから排出される」 そう言って、鳥人の陰部を棒で指し示す沙耶。 「ただ、なかなか自ら卵を出しにくいらしく、少し手伝ってやらないといけないらしい」 すると、沙耶が親指位の太さの棒を取り出した。 「それでは、これから産卵の観察を行うとする。この器具を、鳥人の肛門と思われる器官へと挿入する」 (え!?こ…肛門へ…!?ほ…本気でやるの…!?) この拘束された鳥人の中身の女性は、今から、身動きが取れない状態で、肛門に異物を挿入されようとしている。 そんな恥辱的な行為に、私の胸の鼓動が高鳴る。 すると、沙耶はローションを手に持った棒にふりかけ、そしてその先を鳥人の肛門へと当てがった。 「んうぅっ!!」 肛門に異物を当てられた鳥人が、その感触にビクッと体を震わせた。 そして沙耶は躊躇いもなく、その棒を差し込んでいったのだった。 【ズプッ…】 「んうぅぅぅぅぅっ!!!!」 その衝撃に体を大きくビクつかせる鳥人。 お尻に物を差し込まれたのだ、当然の反応である。 「んううぅっ!んううぅっ!!んううぅぅっ!!!」 必死に唯一動かせる頭を横に動かし、嫌がる素振りをする鳥人。 肛門を責められるのは初めてなのだろうか…。 その必死さに、とても真剣味が感じられる。 すると、沙耶は肛門に差し込んだ棒をグリグリと動かし始めたのだった。 「んうぅぅぅぅぅううぅぅぅ!!」 その責めに、何とも言えない反応を示す鳥人。 そう…何か肛門を責められているだけの反応でもないような雰囲気だ。 「んうぅっ!!んうぅっ!!」 鳥人の呻き声が一段と大きくなり、体のビクつきも激しくなっていく。 沙耶も肛門を掻きまわす手を止めない。 「んううぅっ!!んううぅっ!んうううぅぅぅぅ!!」 そして、その声が限界という程に大きくなった瞬間であった。 【ズポッ!!】 「んうううぅぅぅぅぅ…」 なんと、鳥人の陰部から卵が排出されたのだ。 それは鶏の卵と同サイズの卵。 着ぐるみの中身は人間…本当に卵を産むはずは無い。 という事は、中身の女性は、あらかじめ陰部に卵を挿入されていたという事。 先程の不思議なリアクションは、肛門を責められ感じているだけでなく、出そうになる卵を我慢していたという事だったのだ。 無理矢理入れられたものだから、出さなければいけない。 しかし、正面から映像に取られている中、自らの陰部から卵を放出するというは、相当恥ずかしいだろう。 だから必死に我慢していたのだ。 しかし、沙耶に肛門から刺した棒で、お腹の内部を掻きまわされ、その結果、我慢していた卵を出してしまったのだ。 (あぁ…そう…そうなのね…無理矢理…卵を入れられて…そして産まされる…他人の見ている目の前で…あぁ…なんて恥ずかしいの…) その恥辱的行為にうっとりとしてしまう私がいた。 そして、産卵ショーが終わったと思っていたが、沙耶の肛門を責める手が止まらない。 「うううぅっ!!うううぅぅっ!!ううううぅっ!!」 必死に頭を振り嫌がる鳥人。 「うううぅぅぅぅぅぅ!!!!」 【ズポッ!】 なんと、もう一つ卵が陰部から出てきたのだった。 (ふ…二つ目!?) しかも、鳥人の苦しんいる様子が、まだ終わりを見せない。 当然のように沙耶の手も止まらない。 頭を振る様子が更に激しいものとなり、泣き声交じりの呻き声を上げ始める鳥人。 「んぐぅうううぅぅぅっ!!んうううぅっ!んううぅっ!」 すると次の瞬間、鳥人の叫び声と共に、再び卵が飛び出て来たのだ。 「んうううううううぅぅぅぅぅ!!」 【ズポッ!】 【ズポッ!】 【ズポッ!】 そう…続けざまにいくつもの卵が排出されて行ったのだ。 (う…噓でしょ…い…一体…いくつ入れられてたというの…??) その光景に目が釘付けになってしまう。 そして結局、卵は合計7個もその中に収められていた。 全ての卵を排出した鳥人は、大きく体をビクンと跳ね上がらせ、静かに崩れ落ちた。 (そうか…始まった時の雰囲気…卵をこれだけ陰部に詰め込まれて、お腹が苦しかったって事か…) なんとも残酷な仕打ち…。 大量の卵を詰め込まれ、お腹が苦しくなっているのにも関わらず、それから逃れるためには、カメラの前で産卵をしなくてはならない…。 さすが沙耶と思わせる残忍っぷりである。 すると沙耶が肛門に刺さった棒を抜き取った。 鳥人のほうはM字開脚で拘束されたまま、大きく体で呼吸をしていた。 産卵時にイってしまったのかもしれない…グタっとした雰囲気で、そこに生気が感じられない。 壮絶な刺激と、恐ろしい程の恥辱感を与えられた彼女。 心も体もグチャグチャになってしまっているのだろう…。 すると、再び沙耶が現れた。 「いかがだったであろうか?どうやら鳥人は一度に多数の卵を産卵するようだ。同種族が見つかっていないため、この卵は恐らく無精卵だと考えられる。この卵を有精卵に出来るかは、今後、生殖機能がどんなものなのか…そして、哺乳類との受精が可能かなどの検証をしなければならない。とにかく、今回の検証はここまでとする。先に述べた検証については後日、また行う。本日の検証は以上…また報告する」 沙耶がそう言うと映像が途切れ、今回の映像が終わりを迎えた。 試写室が明るくなり、部屋の中に沙耶が入ってきた。 「どうだった日和??」 「ん…感想よりなにより、確認だけど、今回の中身は本当に私じゃないわよね?」 つい前回の事があったので、疑ってかかってしまう。 また記憶が飛んでいたなんていう結果は恥ずかしすぎる。 「何度もいうけど、違うわ、あなたじゃないわ」 「そう…そこまで言うなら、間違いないわね…。感想か……かなり恥辱的かつ残酷で良かったと思うわ。暑さに苦しむ様子…飛び込み台の上で怖がる様子…そして産卵を我慢する様子…全部、心に刺さる表情だったわ…」 「それは良かったわ。そこを表現したかった所だから」 「まあ…心残りはというと、生殖機能の検証が見てみたかったくらいかな…」 すると沙耶がふと口角を上げた。 「日和がそういうと思って…検証の続きを日和としようと思ってね…」 「え!?」 【ガチャ】 すると横の大きな扉が開き、スタッフにより荷物が運び込まれてきた。 その運び込まれて来たものに私は目を疑った。 「んううぅぅぅ…」 そこには、M字開脚で拘束された鳥人の姿あったのだ。 「え!?ど…どういう事…なの…」 「だから、さっき言ったでしょ…。これから、生殖機能の検証をするって…」 私は再び鳥人の方へと目を向けた。 そこには、未だ必死にやめて欲しいと首を横に振り続ける鳥人がいた。 ここに鳥人がいるという事は、私が中身で無い事は証明された。 この鳥人はどういう状況なのだろうか…。 撮影が終わった後も、このままにされているのだろうか…。 いや…撮影が終わり編集されているのだから、相当時間が立っているはず。 だとするとその間も着ぐるみを着させられっぱなしという事はない…。 いや…沙耶の事だから、それもあり得る。 しかしながらこの鳥人の中身がどうというのは関係ない…。 そう…沙耶は言った…【これから、生殖機能の検証をする】と…。 つまり、今から、生でその恥辱的行為を見る事が出来るというのだ。 その獲物がどういう状況であれ、私には関係の無い事。 ただひたすらに拘束され弄ばれる彼女を観察するだけ…。 いや彼女ではなく、着ぐるみの鳥人として弄ばれる姿を…。 「あぁ…それじゃあ…始めましょ…沙耶…」 「さすが日和、物分かりがいいわ」 そうして私たちの魔手は鳥人の元へと伸びて行った。 「んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 もげそうなほどに必死に首を横に振る鳥人。 しかし、魔手から逃れる事は出来ない…。 実験対象として…され放題されるしかないのだった…。 そして、この映像も、もちろん特典として収録されるのだった…。 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魚人観察記録 Side Story 【鳥人編】

Comments

コメントありがとうございます!! そ・・・それは面白いですね^ ^ 妄想が膨らみそうです!

ももぴ

このシリーズ、グッときます! 食虫植物ならぬ食虫人間とか面白そうだなと思いました!

Sakura you

コメントありがとうございます♪ ご期待に添えるよう頑張ります!

ももぴ

続きが気になります、急ぎません。

isyoya


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