私はあの日、雷が落ちたかのような衝撃を覚えた…。 あの日…【篠原真央(しのはらまお)】さんのアートを見た時…。 私の名前は【神崎千里(かんざきちさと)】。 ある芸術大学に通う学生だ。 その私の大学の教授であり、現代アートでかなりの著名人である篠原麻央さん。 先日、私は彼女の個展に足を運んだのだった。 奇抜な発想、誰にも真似できない表現力。 私は篠原さんに憧れていて、この前の個展も、観覧希望の応募を出したところ、運よく当選したのだ。 そして、その個展で見た、篠原さんの公開アート制作。 それは、私に恐ろしい程の衝撃を与えた。 それはなんと、生きた人間に全身タイツを着せ、その上に彩色していくというもの。 その中身の女性は【生けるキャンバス】として扱われ、体中に色を塗られて行った。 その女性の顔は、お人形さんのようなマスクを被っており、その表情を変える事はなかった。 どんな状況に陥っても変えないその表情がまた、生きているの【人間】なのに、キャンバスという【物】であるという、中間具合を表現していた。 そして、最後には、そのキャンバスは、いわゆるまんぐり返しの状態にされ、上方へと突き出したお尻…いや陰部に蝋燭の燭台を差し込まれたのだ。 そして作品は完成した。 そのまま放置された作品は、絶えず動き続け、灯した蝋燭の蝋を体に飛び散らし続けた。 その結果、篠原さんの言う、【生けるキャンバス】、変化し続ける作品が出来上がったのだ。 私の目は、その作品に釘付けにされた。 そのキャンバスは、恐らく、陰部に差し込まれた道具が中で動き続けているのだろう。 それに快感を感じ、体を動かし続けている。 あんな、とてつもなく恥ずかしい恰好をさせられ、陰部を刺激され続けている…そして、そのまま公衆の面前で放置されている。 そして、拘束された体…それから逃げることは出来ないのだ。 きっと、死んでしまう程、恥ずかしいだろう…。 中身の女性は、どう感じているのだろうか…。 逃げ出したいのか…受け入れているのか…それどころではないのか…。 中身の女性の気持ちを考えてしまう。 そして、その中身の女性の事を考えているうちに、辿り着いた感情があった。 (うらやましい…) そう、その光景を見ているうちに、私の中で芽生えた感情。 私は、中身の女性に羨ましさを感じていた。 もし…あの中身が私だったら…。 私があんな事をされたとしたら…。 いや…そうされてみたい…。 そう頭の中で、思ってしまっていたのだ。 その放置されたアートを見ながら、私の陰部は濡れ始めていたのだ。 もちろん、その作品の芸術性は凄いものだという事も理解している。 しかし、その作品を見つめる私の目は、自らもそうされてみたいという、願望を浮かべていたのだった。 アトリエを出て帰る頃には、私の下着はグショグショに濡れてしまっていた。 あまりの濡れ方に、このまま電車に乗る訳にもいかず、気持ちを落ち着けてから、トイレ で愛液まみれの下着を脱ぎ、ノーパンで帰る事になったくらいだった。 それ以来、あのアート作品のように、自らが作品にされて恥辱的な行為を受けるという事に、心が惹かれていった。 しかし、あのアトリエでの約束通り、あのアートの事を他で口にしてはならない。 私はあの時、偶然一緒にいた友達である【未菜(みな)】とも話題にしていないくらいだ。 とは言え、一緒にあのアートを見た未菜に、【私もあんなアート作品になってみたい】などと言えば、引かれるに決まっている。 だから、この思いは私の中に留めておくしかないのだった。 そんなある日の事。 一人で、あのアートの妄想に耽りながら構内を歩いていた。 【ドンッ】 あまりにも妄想に耽りすぎて、前に人がいるのに気が付かず、ぶつかってしまったのだ。 「す…すいません!!!」 咄嗟に頭を下げて謝る。 「ん?…あなた…」 ゆっくりと下げた頭を起こすと、そこには篠原麻央さんの姿があったのだ。 「し…篠原さん!?すすす…すいませんでした!!」 憧れの篠原さんがそこにいる。 しかも、その篠原さんのアート作品になる妄想をしている時に、当の本人にぶつかってしまったのだ。 私の中での動揺がピーク達する。 (あわわわ…ど…どうしよ…どうしよ…) 「別に問題ないわ。あなた…この前の個展に来ていた子よね?」 「え!?」 あれだけの人がいた中、私を認知してくれているとは思いもしなかった。 「は…はいっ!わ…私…ここの学生で…。篠原さんに憧れていまして…」 「ふ~ん…で?どうだったかしら??」 「こ…この前の作品…凄かったです…。心惹かれるというか…吸い込まれるというか…。わ…私も…作品になりたい…と…思ってしまうくらいでした!!」 (し…しまった…い…言っちゃった…勢いで口が滑っちゃった…。わ…私の妄想を…) 突然の出来事に動揺が納まらず、質問された事に対し、自らの願望を漏らしてしまった。 先ほどまで、その妄想に耽っていたから、つい言葉になってしまったのだ。 「そう…あなたの名前は??」 「か…神崎千里と言います!」 「千里さんね…」 すると、篠原さんは薄っすらと微笑みを浮かべた。 「千里さん…あなた…作品になる気はある??」 「え!?」 篠原さんの言葉に耳を疑う。 「私の作品になる気はあるか…って事…」 それは、私があのアトリエ以来、ずっと心に持ち続けていた願望。 それを、今、篠原さんから持ちかけられたという事。 「あ…あります!!さ…作品になれるならなんでもします!!」 「いいわよ…。ちょっとモデルをもう一人探していた所だから、あなたにお願いするわ」 「ホ…ホントですか!?」 「ええ…ホントよ…」 「そ…そんな光栄な事はありません!!よろしくお願いします!!」 「フフッ…嬉しそうね…。じゃあ…次の土曜日に私のアトリエに来てくれるかしら?」 「わ…分かりました!!是非!!頑張らせて頂きます!!」 「よろしくね」 そう言うと、篠原さんは去っていった。 「やったぁぁぁぁぁ!!!!」 あまりの嬉しさに、雄たけびを上げてしまう。 (こ…これ…現実だよね…うん…現実だ…夢じゃない…) あまりの理想の展開に、少し信じられない。 しかし、これは現実…。 (ど…どんな作品なんだろ…この前みたいなのかな…あぁ…楽しみぃ…) 私はこれまで溜まりに溜まった妄想が現実になる切符を手に入れたのだった。 そして、次の土曜日まで、胸を膨らませ、さらなる妄想に耽り、期待を募らせながら待つのだった。 ・・・ そして待望の土曜日を迎え、私は篠原さんのアトリエにやって来た。 「おはよう…千里さん」 「お…おはようございます!よろしくお願いします!」 挨拶を済ませ、私は篠原さんに誘導され、部屋の中へと入って行った。 アトリエの広間から、扉を開けて入ったそんなに広くない部屋だ。 「千里さん…トイレは済ませてきたかしら?」 「はい!言われていましたので、先ほど済ませました」 「長丁場になるから…」 来る前に言われていたので、水分もあまり取っていない。 そして、この篠原さんの言う【長丁場】という言葉。 それは、私がアート作品として、長時間展示されるという事に他ならない。 篠原さんの、その言葉だけで、気持ちが高揚してしまう。 「それじゃぁ、早速準備にかかるとするわ」 【ガチャ】 篠原さんがそう言うと、部屋の中に、女性が二人入って来た。 (あっ!?この人達…この前の個展の時にスタッフをしていた人達だ…) 前回の生けるキャンバスの時に、見た記憶があった。 「これから、私たちが着替えの手伝いをさせて頂きます。よろしくお願いいたします」 「こちらこそ、よろしくお願いします」 「それでは、まず服を脱いでください」 「はい」 そう言われ、私は着ていた服を脱ぎ始めた。 アート作品になる妄想に耽っていた私にとって、そのために服を脱ぐ事など、何のためらいもなかった。 そして、あっという間に、私は下着姿となった。 (下着もだよね…) 前回の生けるキャンバスのモデルは、確実に全身タイツの下には何も付けていなかった。 その証拠に、あの浮き出た乳首、そしてファスナーを開けただけで、陰部に棒が差し込まれた事が物語る。 私は指示なく、下着をも脱ぎ捨て、生まれたままの姿となった。 (う…それでも…やっぱり…ちょっとは恥ずかしい…な…) 覚悟はしていた事ではあったが、いざ全裸のまま、3人もの人に見られると、少し恥ずかしい。 「うん…千里さん…予想通りの体型だわ…。今回求めていた人材として申し分ないわ…」 篠原さんが私の裸を見て、そう言ってくれた。 (う…嬉しい…篠原さんにそう言われるなんて…) 「それでは、今回はこのスーツを着て頂きます」 そう言って、助手の女性が差し出したのは、真っ黒のラバー製のスーツだった。 「ラ…ラバー…スーツ…ですか?」 初めて見るものに、驚きが隠せない。 「はい。このラバースーツは特殊な素材で出来ており、神崎様の体にぴったりとくるはずです。着る前に、体にローションを塗布させて頂きます」 「はい」 私は助手の女性達に身を委ねる。 すると、女性たちがボトルから出したローションを手に取り、私の体に塗り始めた。 「ひゃっ!!」 そのローションの感覚と、女性たちの絶妙な手触りに変な声が出てしまった。 「大丈夫ですか?」 「は…はい…大丈夫です…。ちょっと驚いただけです…」 「フフッ…」 私はなるべく平静を装うように心がけた。 何故なら、アート作品になる事を望み続けていた私は、もうこの時点で、体も心も出来あがっている。 そこに与えらえた刺激は、小さなものであっても、私にはかなりの刺激となるのだ。 そして、全身にローションが塗り終わられ、スーツを着る作業へと移った。 「体より先に、マスクをして頂きます。その椅子に座って下さい」 そう言われ、私はそこにあった椅子に腰かけた。 その真っ黒のラバーで出来たマスクは、首の所の入口に穴があるだけ。 恐らくそこに頭部を突っ込んで被るようだ。 そして、首の部分には長くゴムが垂れている。 つまり、首まで覆うような作りになっているようだ。 「それでは、被らせます」 「はい」 そのマスクの穴を二人の女性が大きく広げ、私の頭上に持ってきた。 そして、そのまま一気に私の頭部へと被せたのだった。 【ズボッ…】 私の頭部は、そのマスクに吞み込まれるように、入っていった。 そして、助手の女性たちが手を離した瞬間、首元が一気に締まってきた。 (うぅっ…ちょ…ちょっと苦しい…) 先ほどまでは、女性たちが大きく広げていた首元だったが、その手を離された瞬間、私の首を圧迫するほどに、縮んだのだ。 それと共に、頭部も少し圧迫感が感じられる。 黒いのっぺらぼうのゴムマスクだったが、目の部分には小さな穴が無数に空いているらしく、外の景色が認識できる。 鼻の穴は空いていて、呼吸はしっかり出来る。 口も大きくはないが、よこに切れ目が入っているので、空気の通り道にはなりそうだった。 首元を触ってみると、首を締め付けながら、かなり下方まで垂れている。 かなりフィットした首から下で広がっており、胸の直ぐ上くらいまである。 「問題ありませんか?」 「はい…大丈夫です」 比較的、顎は動かせるようで、言葉に支障はない。 「それでは次に、これをつけて頂きます」 そう言って助手の女性が取り出したもの…それは私が見た事もないものだった。 「な…なんですか??それ???」 「これは双頭ディルドと呼ばれるものです」 「そ…双頭…ディルド…!?」 初めて見るものだが、恐らくどこに付けるものかは想像が出来る。 何故なら、そこに生えている二本の棒は、男性性器の形をしているからだった。 真っ黒な色の男性性器が対となって生えた道具。 片方の性器はやや小さめな感もある。 「そ…それ…やっぱり…私のここに入れるものですよね…?」 そう言いながら、自らの陰部を指さす。 「ええ、そうですよ」 なんの表情も変えずに、さらっとそう言い放つ助手の女性。 それがどうかしましたか?くらいの空気を感じる。 オナニー用の道具すら使った事のない私にとって、こういう道具を差し込むのは初めての経験である。 不安と期待を交えながら、私はその道具を受け取った。 「大きい方を、神崎様の陰部に装着して下さい。ベルトは私たちで固定いたしますので」 「は…はい…」 双頭ディルドの片方を自らの陰部へと近づける。 (こ…これ…本当に入るんだよね…) 男性と性行為する時は、男性が挿入してくれる。 自分で物を突っ込んだ事などないので、何やら不安が過る。 「自らやりにくければ、私たちが挿入しましょうか?」 たじろいでいたのが見抜かれ、助手の女性が、そう声を掛けてきた。 「い…いえ…自分で入れますので、大丈夫です」 双頭ディルドをぎゅっと握りしめた。 (大丈夫…大丈夫…自分で出来るんだから……えいっ!!!!) 【ズリュッ】 「んうぅぅっ!!!」 思い切って差し込んで見ると、案の定、既に愛液でグショグショになっている私の陰部は、すんなり、それを受け入れた。 しかしながら、差し込む時の快感で、淫らな声が漏れてしまった。 「それではベルトを締めます」 差し込まれたディルドは股の下を通る紐と、腰の後ろに回されたベルトでギュッと固定された。 「んあっ!!」 ベルトを締めこまれる事で、ディルドが奥まで突き刺さり、声が漏れる。 (んぅ…へ…変な感じ…) 自らの股蔵に目を向けると、そこには男性性器が生えている。 その光景とは裏腹に、膣内に感じる異物感。 何とも言えない、不思議な感覚があった。 「それではこれを着て頂きます」 そう言って、助手の女性が先ほどの黒いラバースーツを手渡してきた。 そのラバースーツを受け取ると、背中のファスナーが空き、開口していた。 構造から、おおよその着方は分かる。 (よし…着よう…) 私はゆっくりと、そのラバースーツに足を通して行った。 (あっ…これ…結構細いな…) ラバースーツは私では着られないと感じてしまう程の細さである。 しかし、私は思い切って、そのラバースーツに足を突っ込んでみた。 (あっ!入った!!) そのラバースーツは思ったより伸縮性があり、ローションを付けた私の足をスルッと呑み込んでいったのである。 そしてもう片方の足もラバースーツに潜り込ませる。 「よっ…っと…」 立ち上がりながら、ラバースーツを腰の付近まで上げた。 (す…凄い…あんなに細いスーツなのに簡単に入った…) 細いスーツが伸びて私の足を包み込んだ訳だから、逆にスーツの締め付け感も凄い。 (あっ…この穴…) すると、ラバースーツの股の部分に穴が開いている事に気が付く。 位置から考えて、この穴に私から生えた男性性器を外に出す事は間違いなかった。 (よっ…と…) 「んぁっ!」 穴に向けて、自らの男性性器を調整しようと動かした瞬間に、淫らな声が漏れてしまった。 (んぁ…そ…そうか…) 私に生えた男性性器は、私の中に突き刺さるディルドと繋がっている。 つまり、男性性器を動かせば、私の中のものも当然動き、私の膣内を刺激するのだ。 (むふぅ…ゆっくり…ゆっくり…やらなきゃ…) 私は自らを刺激しないように、ゆっくりと、その男性性器を動かし、ラバースーツの穴に通した。 (よ…よし…通った…) 少し声を出してしまった事に、恥ずかしさを感じる。 周りの三人には、確実に聞こえてしまっているだろう。 そんな、恥ずかしさに動揺していると、助手の女性が声を掛けてきた。 「どうですか?特殊なラバーを使っていますので、体にフィットすると思います」 「えっ!?ええ…フィ…フィットを超えて、少し締め付けられている感があるくらいです…」 すこし不意を突かれた感じで、返答がしどろもどろとする。 まるで助手の女性は、意図的に私の嬌声の事は流しているかのような内容だ。 「それでは、そのまま上半身を着て頂きますので、腕を通して、マスクの垂れた部分を中にしまう形でお願いします」 「は…はい」 そして私はラバースーツに腕を通し、マスクから垂れた部分をスーツの中に入るように上半身を着た。 「それではファスナーを閉めます」 「お願いします」 【ジーーーー】 背中のファスナーが閉められる。 閉められていくと同時に、体全体が一気に締め付けられる。 ウエスト…胸…体中から締め付けによる圧迫感が伝わってくる。 (むふぅ…) その締め付け…なんだか気持ちを高揚させられる。 初めての経験だが、この締め付けによる少し苦しい位の感覚に、不思議な安堵感を覚えてしまう。 快感とは少し感覚が違う…。 しかし、この感覚が【嬉しい】と感じてしまう。 「それでは首元を接着します」 「は…はい…」 マスクとスーツを接着するという事だろう。 それを行えば、私はこのスーツを容易に脱ぐことは出来なくなる。 しかしそれは自らが望んでいる事。 私はジッとして、作業が終わるのを待った。 「はい、オッケーです」 「え!?もう終わったんですか?」 接着と聞いて、もっと時間が掛かるものだと思ったが、ほんの一瞬で接着が完了した。 「はい、このラバースーツ用の瞬間接着剤を使いましたので、すぐに接着出来ます」 「そ…そうなんですね」 本当に一瞬だった。 付いたのか付いてないのか分からないくらいの速さに驚く。 ともあれ、これで私は完全にラバースーツに身を包まれた。 真っ黒なラバーマスク。 外見で言うと、目や耳などはない。 鼻の膨らみと、口の切れ込みのみある、のっぺらぼうだ。 全身は真っ黒のラバースーツ。 私の全身を締め付けながら、私のボディーラインをはっきりと表現している。 そして、そのラバースーツの陰部には、真っ黒の男性性器がそそり立つ。 自分が自分ではなくなったような感覚に陥る。 この黒い人間が神崎千里だと分かるアイデンティティーは何もない。 更には女の子にはない、男性性器を生やしているのだ。 全く違った何かになったような感じがした。 普段では考えられない姿…。 こんな姿にさせられたら、普通の女の子は嫌がるだろう。 しかし、私は違う。 むしろ、こんな姿にされる事に高揚する。 更には、これから私はどんな事をされるのだろうかと期待すらしてしまうのだ。 「準備が出来たなら行くわよ」 篠原さんがそう言いながら、私をアトリエの広場の方に誘導した。 【ガチャ】 小部屋を出て、アトリエの広場に向かった。 (え!?な…何…??) するとそこには、驚くべき光景があった。 その広場に一人の人間が立っていたのだ。 その人間の姿…。 それは、真っ白のラバースーツに身を包んだ女性だったのだ。 そう、それはまるで私と同じような様相のラバースーツ。 体型からして、女の人だと分かるその人物は、私と同じように陰部から男性性器を生やしている。 しかも、その性器は、ラバースーツの色と同じく真っ白なもの。 つまり、私と全く同じ姿の色違いと言った感じだ。 そして、背格好、体型もほぼ、私と同じくらい。 中身が私と入れ替わっても分からないくらいに感じられる。 (この人…この前の作品の人かな…。それとも新しい人かな…) そんな疑問を抱いたが、その答えは分からない。 「準備は出来てるわね」 篠原さんがそう問い掛けると、白いラバースーツの女性はコクンと無言で頷いた。 「じゃあ、作品創りに入るわ」 (つ…ついに…私が…篠原さんの作品になる時が来たんだ…) 胸の鼓動が高まっていく。 「二人とも、そこに正座してくれるかしら…」 そう言われ、私と白い子は二人とも、そこに正座した。 「その足を折り曲げた形で固定」 「はい、ここですね」 篠原さんの指示に従い、助手の女性が作業を進める。 一瞬で足を折り曲げた状態で脹脛と太ももが接着された。 一応、足が伸びるか確認して見る。 (ん…凄い接着力…全然、離れないや…) 股を広げることは出来るが、足を延ばすことはもう出来ない。 「さてここからね…両方を横向きに寝かせてちょうだい。上下が対になるように」 そして私たちは助手の女性に動かされ、体勢を調整されていく。 横向きに寝かされ、お互いが向き合った状態になる。 そして、頭と足が二人とも上下逆になっているので、私の目の前に白い彼女の膝が来る形だ。 「それじゃ、まずは白のものを黒に咥えさせて固定」 「はい」 (ん!?く…咥える??) 一瞬、篠原さんの言った言葉を聞き流してしまったが、今、咥えると聞こえた気がした。 すると、私の頭部が掴まれ、白い女性の生やす性器のほうへと押し込まれた。 (え!?咥えるって…この性器を私の口に入れるって事!?) 少し動揺している私をよそに、どんどんと作業は進行していく。 すると、白い女性の性器が私の口付近に当てられた。 【ズボッ】 そして私の後頭部が押し込まれたと思った瞬間、私の口の中に、白い女性の性器が刺さり込んできたのだ。 「んうぅっ!!」 「うぐっ!!」 白い女性の喘ぎ声が漏れ、私の嗚咽が漏れる。 そして、口に性器を突っ込まれたかと思うと、直ぐに助手の女性が接着剤を付ける。 (んぐっ…も…もう…抜けない!) 私のマスクと白い女性スーツが接着され、私の顔は彼女の体から離れる事が出来なくなった。 そして、性器を咥えたまま接着されたので、私の口から、その男性性器が抜け出る事もなくなったという事である。 (んぅ…息が…口から出来ない…) 口の中に、男性性器を突っ込まれ、そこで白い女性のスーツとピッタリと接着されたので、口からの呼吸はほぼ皆無となり、呼吸は鼻だけとなる。 そして、私の目の前には白い女性のお尻が。 なんとかそのお尻の向こうに景色は見えていた。 「う~ん…そうね…。太腿の内側と、顔の側面も固定かしら…」 「はい、畏まりました」 篠原さんがそう言うと、私の頬は白い女性の折りたたんだ足で挟まれるような形で接着された。 これにより、私の頭部の自由はほぼ無くなった。 「じゃあ…反対も同じように咥えさせて…」 「はい」 (お…同じように…って事は…私に生えたものを…) そう考えているうちに事は一瞬で進む。 すぐに私の陰部に、刺激が訪れた。 「んうぅっ!!」 「うぐっ!」 つい、淫らな声が漏れてしまう。 白い彼女が私の男性性器を咥えた際に、私の内部に刺さったディルドが、膣内をえぐったのだ。 そしてすぐに、私の足も彼女に接着され、私の足の自由は奪われた。 私は白い彼女の生やした男性性器を咥え、白い彼女は私の男性性器を咥えさせられている。 つまり、私たちは今、いわゆるシックスナインの状態となったのだ。 実際には、お互いの本物の性器を咥えている訳ではない。 しかし、私が咥えているものが、白い彼女の陰部へと差し込まれたものと繋がっているのだから、【私が口で差し込んでいる】とっていも過言ではないのだ。 そして、太腿の内側に、白い彼女の頭部が感じられる。 彼女は今、どんな気持ちなのだろう…。 私の股蔵に挟まれ、私の陰部にキスをするような状態で固定されている…。 そして口にはディルドを咥えさせられているのだ…。 そんな事をさせられている彼女の事を考える。 (…そうか…私も同じだ…) そう、彼女の状態は、私も同じ。 つまり、股蔵の彼女は私自身でもあるのだ。 「さてと…腕は…んっと…後ろで組んで固定しようかしら?」 そんな事を考えていると、篠原さんがそう言った。 すると、私の腕は後ろで組まされ、肘を曲げた状態で、背中に横一文字に固定された。 (う…ぅ…これで…本当に動けなくなった…) 背中で腕を組まされた事で、一段と自分が【拘束】されているという感覚が強まる。 (んぅ…あっ…わ…私…拘束…されてる…) 自らの自由が奪われていくごとに、気持ちが高ぶっていく。 足も動かない、手も動かすことが出来ない、頭は白い女性の股蔵に挟まれ動かなくされている。 もう私に自由はない。 ただされるがまま、篠原さんの思うがままになるしかないのだ。 (あぁ…嬉しい…私は…篠原さんの…【もの】…) そうされることに喜びを感じてしまう私は、かなりの変態だと思う。 しかし、それが私の性癖なのだ。 そんな官能に浸っていると、篠原さんが最後の仕上げに入った。 「さて、それじゃあ…これを二人の間に入れて固定してくれるかしら」 そう言って、運ばれてきたのは、大きな青く丸い物体だった。 それを助手の女性達が、私と白い女性の体の間に押し込み始めた。 (うぐっ…んぅ…) その青く丸い物体は、それ程巨大という訳ではないが、シックスナイン状態の私たちの体の間にギリギリ納まるサイズのものだった。 それが、無理矢理押し込まれた事で、私の体は少し背中を丸めた状態となる。 頭は白い女性と繋がり、また私の陰部は白い女性の頭と繋がっている。 そのため、その青く丸い物体は私たちの体を、内側から外へ圧迫するような力を加えてくる。 それは全身を内側から締め付けるような感覚であった。 そしてその青く丸い物体と私たちの体は接着され、完全に固定された。 (うぐぅ…か…体が…) 先ほどまでは、まだ自由はなくなったものの、体を少し捩らせる事は出来た。 しかし、丸い物体に体ごと接着されたため、体を少し動かす自由すらも無くなったのである。 「さあ…ほぼ完成ね…後はアトリエの外の装置に設置するだけね」 (そ…外…??) 確かに今日は、アトリエ内にお客はいない。 しかし、この状態で、外に出されるとは想像もしていなかった。 【ゴクッ…】 アトリエの外には、普通に行き交う人達が沢山いる。 その人達の前に、この状態で曝されると想像して、更に心が高揚していった。 そして、私たちは、その状態で台車に乗せられる。 ゴロゴロと車輪の音を立てながら、台車により運ばれていく。 そう…その扱いは既に【物】。 女の子二人ではなく、アートとして創作された【物】なのだ。 (あぁ…わ…私…物として…扱われてる…) その扱いに、更に気持ちが高ぶっていく。 そして、台車はアトリエの外に出ていった。 外は快晴…とてもいい天気だ。 アトリエの外に出ると、まだ人はそれ程見当たらず、外には何やら大きな機械のような物が設置されていた。 その機械の前まで運ばれると、私たちは突然助手の女性たちに持ち上げられた。 そしてその四角い機械のようなものから横に伸びる一本の棒に、私たちの間に挟まれた青く丸い物体を差し込んだ。 【ガチャ】 何かロック音のような音がしたかと思うと、そのまま私たちを掴んでいた手が離れていった。 今の私は頭が地面方向、そして股蔵が空を向いた状態だ。 白い女性はその逆という事になる。 (うぅ…この体勢…結構…きつい…あ…頭に血が登る…) すると、篠原さんが私たちの前に寄ってきた。 「今回の作品のテーマは【世界の理】。地球上にあるもの全てが、表と裏、陰と陽がある。そして、それは表裏一体…。陰と陽も全て【繋がっている】。そう…地球というものがその陰と陽で出来上がっているの…」 その意味…。 つまり、黒く包まれた私はその言葉の中での【陰】、白い女性は【陽】という事。 そして、私たちが抱くように挟んでいる丸いものは地球という事だろう。 「その意味が理解できたかしら?後は作品を完成させるのは、あなたたちの表現力次第よ。千里さん…美乃梨さん…」 その篠原さんの言葉に、私は驚き一瞬体がビクッと動いてしまう。 それと同時に、白い女性がビクッと動いたのも感じられた。 (え!?い…今…篠原さん…み…美乃梨って…言った…) 篠原さんの言葉に耳を疑う。 (えっ…じゃ…じゃあ…白い女性は…美乃梨だっていうの!?) 美乃梨とは親友で、学内でもかなり仲がいい。 確かに美乃梨の背格好は、私と瓜二つ。 しかも、篠原さんがいる大学の生徒なのだから、条件は揃っている。 すると不意に前回の個展の作品の姿が頭を過る。 (えっ…ちょっと…待って…この前の作品のスタイル…) あの時、鮮明に私の心に焼き付いた姿が、今日見た白い女性と重なる。 今考えれば、あんなに篠原さんの事が好きな美乃梨が、この前の個展の時にいなかった。 あの個展の後にも先にも、個展の話をしていなかった。 つまり、美乃梨は個展の参加に応募して、落選したのではない…。 そう…個展の主役だったのだ…。 (この前のあれ…美乃梨だったんだ…) そして、その美乃梨が今ここにいる。 (そ…そんな…じゃぁ…私は美乃梨の股に顔を埋めて、美乃梨から生えたものを咥えているってことなの?) 先ほどまで、赤の他人だと思っていた白い女性が美乃梨だと分かり、その光景が違って見えてきた。 よく知った女の子が、白い女性だと思うと、妙にリアルに想像が出来る。 そして、今私の目の前にある、白いラバーに包まれたお尻が、美乃梨のものだと思うと、なんだか恥ずかしさも感じる。 そして、先ほどの篠原さんの言葉を聞いた時の、美乃梨の動き…。 美乃梨も相手が私だと知り、驚いたのだろう。 そう…私たちは親友二人で、今お互いの陰部に頭を繋げ、相手の中に刺さった道具に繋がる棒を咥え合っているのだ。 そして、二人はアートという【物】として、ここに設置された。 「さあ…後は任せたわ…完成するかしないかは、あなたたち次第ね…」 【ウゥゥゥン】 篠原さんがそう言うと、外に設置されていた機械が音を出しながら、作動し始めた。 すると、私たちの体がゆっくりと回転し始めたのだった。 二人の間に挟まれた、地球を模したアートを中心に、縦方向に回転を始める。 設置時に地面方向にあった私の頭が、今度は空に向かう方向に動く。 そして美乃梨の状態は逆に。 私たち【陰】と【陽】は、地球を抱きながら、地球と共に回っているのだ。 すると、その回転と共に事態は動き始めた。 【ブウゥゥゥン】 (んああぁぁぁぁっ!!) 私の中に刺さり込んだ、道具が内部で動きを始めたのである。 全身を拘束された状態であっても、少しだけ体がビクッと動いてしまう。 その動きは私の全身に及ぶ。 私が感じてしまい、動いた事で、私が咥えた美乃梨のものも動く。 するとそれは繋がった美乃梨の内部で、彼女の中をえぐり、彼女にも快感を与える。 私が少し動くたびに、美乃梨の太腿が私の頭部を締め付けるのだ。 (あんっ…ぁうっ…んうぅ…) この状態にされただけで、感じてしまっていた私にとって、その刺激はかなりの威力があった。 (あんっ…み…美乃梨…ごめん…あんっ…うご…うごいちゃ…う…) 私が感じるたびに、美乃梨を刺激し続ける。 私の口には振動は伝わってこない。 つまり、美乃梨の中の道具は動いていない。 美乃梨のこの動きは、私が快感を与えているからに他ならないのだ。 (あんっ…んんぅっ…こ…こんなの…耐えられない…あっ…) すると、周りには次第に人が集まり始めていた。 篠原麻央のアトリエの前、こんなに奇抜なものが設置されたとなれば、彼女の作品だということに間違いはない。 人目を引くのは当然の事である。 回転しながらも、私の視界からは外の景色が確認できる。 多くの人達が、私たちに視線を向けている。 恐らく、完全に自由は奪われているとはいえ、快感を与えられ、ビクビクと動いてしまっている事で、そこに設置されたものが、【物】ではなく【人間】だという事はばれているだろう。 篠原さんの奇抜なアートなら、人間をアートに使うという事自体は、それ程驚かれる事ではない。 しかし、まさか、アートにされた女の子が陰部をお互い責め合っているとは、誰も思わないだろう。 接続部は全く見えていない…つまり、単に固定されているだけとしか、人の目には映らないのだ。 人知れず、その中で、私は道具により快感を覚え、さらに親友に快感を与えてしまっている。 (あぁ…ん…み…見られて…る…んぅっ…は…恥ずかしい…恥ずかしいよぉ…) こんな姿で曝され、更には感じてしまっている様を、他人に見られている。 恐ろしい程の恥ずかしさと背徳感が私を包む。 しかし、その恥辱感と背徳感は、私を更に高揚させるのだった。 (んあっ…恥ずかしい…んうぅっ…でも…あんっ…いいっ…) そして暫くすると、私の中のものが動きを止めた。 (んはぁ…はぁ…はぁ…と…止まった…の…) 陰部の中のものが動きを止め、少し気が抜けた次の瞬間だった。 【ブゥゥゥゥン】 私の口に振動が伝わってきたのだ。 (んあぁぁぁっ!!) それと共に、私の膣内が私に刺さったディルドにより突き上げられた。 ディルドは振動はなく、私の膣内の壁を描き回す様に動く。 (あんっ!あぅっ!んあぁぁっ!) 美乃梨の中のものが動き始め、美乃梨が快感を覚え動き始めたのだ。 先ほどの振動による快感とは、また別種の快感が訪れる。 体の中を突き回されるような感覚。 先ほどの責めが、継続的なものであるのに対し、間隔を空けながら、強大な一撃をくらっているような快感。 (んあっ!あぅっ!こ…こんな…んあっ!) 自分が責められている時と、美乃梨が責められている時で、違う種類の快感が私を襲う。 この緩急がまた、与える快感を倍増させる。 そして、そんな快感に襲われながらも、もう一つ別のものが襲いかかって来る。 それは…暑さ…。 全身をラバースーツに覆われ、体の熱気が逃げることはない。 その状態で、アトリエの外に設置された。 外は、見事に太陽光が降り注ぐ日向。 どんどんと私の体温を上昇させていくのだった。 更には、色の問題で、この体中の暑さの上がり方は、黒色に包まれた私の方が格段にきついものだろう。 ラバースーツの中は、もう既に恐ろしい程に、汗でグチャグチャである。 その襲い来る暑さは、意識を朦朧とさせ、包み込む快感をより強く感じさせるのだ。 (んあっ!んぅ…あ…暑い…んうぅ!…でも…あんっ!) そんな、快感に包み込まれている中、薄っすらと篠原さんの声が聞こえた。 「ええ…触れて頂いて結構ですよ…。この作品は丈夫につくられていますので…」 (あんっ…ふ…触れる…んあっ…だ…ダメ…こんな…んぅっ…状態で…触られたら…) 篠原さんが許可してしまった以上、もう誰も止められない。 お客の手が、私のお尻に触れる感覚があった。 (んむぅぅぅぅっ!!!) 既に全身が性感帯と化す程、火照り切った体。 優しくお尻を触られるだけで、かなりの刺激が与えられた。 (んあぁっ!!いやぁ!!ダメェ!触っちゃ…触っちゃぁあああ!!) その快感に耐えられず、心の中でそう叫んだ。 しかし、実際は違う。 全身ラバースーツで曝されて恥ずかしい…。 感じている姿を曝されて恥ずかしい…。 体を完全に拘束されて苦しい…。 ラバースーツの暑さで死にそうだ…。 知らない人に体を触れて、感じさせられている…。 アート作品として扱われ、とても人として扱われていない…。 それら全てが、耐えがたいものだというのに、心の奥底で…私は【望んでいる】。 そうされる事が、本当は嬉しくてしょうがないのだ…。 心の表面では、嫌がっていても、奥底では欲している。 つまり、極度のMだという事。 そう、この状況にたまらない程、満足しているのだ。 辱めを受ければ受けるほど、苦しさを与えられれば与えらえるほど、私の心が満たされていく。 そして、この快楽を共にしているのは親友…。 (んあぁっ!み…美乃梨!美乃梨!美乃梨!美乃梨!!!!!) 相棒である美乃梨を、心の底から欲する。 その美乃梨と私は同じ境遇にいる。 彼女は、私のようにMではないかもしれない。 しかし、今の私は彼女を欲し、彼女を必要とした。 そして、それを思えば思うほど、快楽の波は高まっていくのだった。 (んあぁぁぁぁ!!いやぁぁぁ!!イクっ…イク…イっちゃうぅぅぅ!!) ・・・ そして私は絶頂をむかえた。 拘束され、接着された体…。 絶頂を迎えたとしても、それ程激しい動きは見せない。 その絶頂は、外で【アート】を見ている人達には気が付かれないだろう。 そう人知れず、私はその人たちが見守る中、絶頂を迎えたのだ。 しかし、絶頂を迎えたところで、【アート】の展示が終わる訳ではない。 炎天下の中、そのアートは動き続けている。 地球を抱く【陰】と【陽】…その黒と白の物体は、ぐるぐると地球の周りを回り続ける。 ビクビクと小刻みに動くその様から、それがオブジェではなく、中身は生物だと感じさせる。 【物】であり【生物】でもある、その中間的な存在が、地球を構成する【全てのもの】という事を表現している。 多くの人が見守る中、そのアートはそこにあり続けるのだった。 (ぁ…ぁ…さ…最高…んぁ…ぁ…ぅ…) 篠原さんのアートになった気持ち…。 これが…その答え…。 ---------------------------END------------------------------------------
ももぴ
2022-05-19 10:13:17 +0000 UTC欽一
2022-05-18 12:15:43 +0000 UTC